シーブレ日記

愛艇と綴る釣り日記
最近は登山や自転車へと 遊びの範囲が拡大中

北海道釣り旅 ヒラメ編

2024年06月26日 15時13分47秒 | 国内遠征
昨年、五島列島や東京湾シーバスでご一緒した北海道の釣り船のキャプテンから、6月頃に船からヒラメのキャスティングゲームが出来るんですよと聞き、それは面白そうだ、是非お願いします!という流れで今回の釣行は決った。
今回も、札幌在住のIさんがアテンドしてくれます。
場所は噴火湾豊浦のマジカルアワーさんです。
 https://www.magicalhour.net/

Iさんの仕事の関係で、釣行は土日の二日間。僕はその前後一日を余計にとって釣り以外のぶらり旅もしてみようかと。実はこの釣りに絡めて2回目のバイク北海道ツーリングを当然(笑)考えたが、今チョット長期間家を空けられない状態なのでそれは諦め、パックロッドを持って気軽に出掛けることにした。


6月21日(金)
昼のスカイマークで羽田から新千歳に飛びます。国内線でLCC使うのは初めて。ANAの株主優待券がキャンセル待ちになってたので、試しにスカイマークを使ってみたが、予約も搭乗もサービスも特に不満有りません。直時間乗る国際線じゃないなら、LCC全然ありですね。雨の中、定刻に羽田を飛び立ちました。



14時新千歳空港着。電車で札幌に向かうのですが札幌は散々歩き回ったので、目先を変えて二つ目の千歳駅で降りて初めての町をブラ歩き。
町中に千歳川が流れてます。



川を覗くと、河床は水制ブロックが敷き詰められてるけど大小のウグイがめちゃ泳いでます。てか大は50cmぐらい有りますって!サイズおかしいよ。
思わず持ってきた渓流パックロッドを取り出してミノーを投げる。がブロックに根掛かり連発で釣りにならない。盛んにハッチライズしてたから、毛針流したらさぞ面白かったかも。



夕方札幌に移動し宿を探すも、、、
ビジホクラスでもメチャメチャ高額!平気で2~3万円だって!! 札幌なめてました。。。
深夜2時に出発ゆえ短時間滞在でこの値段はアホらしい。今宵は快活クラブに転がりこむことにした。
20時過ぎに仕事終わりのIさんと合流し、スープカレーを食す。北海道飯はやっぱ美味いねぇ!

Iさんは一旦ご自宅へ。僕は快活クラブで3時間ほど仮眠。
1時半起床、2時出発。さあ、釣りモードに入ります。


6月22日(土)

Iさんの車で豊浦へ。下道でも一時間半ぐらいです。定山渓、中山峠、留寿都、洞爺と一昨年バイクで走った道も車で通るとあっけない。
マジカルアワーの亀田船長と再会。よろしくお願いしまーす!



釣り方はバケといって北海道特有の仕掛けで船下を釣る人が大半のようです。
あとはジグヘッドにデカワームのキャスティングがあるが、バケの方が圧倒的に釣果は出るそうです。



300gぐらいの三角のオモリとデットベイトを付け、船下でシャクルと、ぎゅんぎゅんと円運動をするとのこと。なるほどねぇ。
エサはチカやイワシを使うみたいです。
僕はワーム+ジグヘッドで挑みます。家にあった琵琶湖バス用のデカワームの在庫処分をしようかと。(笑)



僕のタックルは、ABUの7ft、MクラスのパックロッドにPE1.2号。ジグヘッドは21g。これでちょうど良かった感じかな。
水深は10m~15mぐらいの本当にシャローエリアでした。岸に比較的近いですね。本当にこんな所にヒラメがわんさか居るんだろうか?



4時出船。8名乗船。ルアーは僕を含め2名かな。無風ペタペタです。
船はどてら流し。開始早々バケの人のロッドがアチコチで曲がる。概ね40~50cmサイズがポンポン上がる。本当にヒラメ濃いんだなぁ。
僕はボトムワインディングでしゃくり上げてはテンションフォールで攻めてみる。ルアーセレクトは、、よく分からない(笑)
ググンと来てやや遅めに合わせるとフックアップしました。



定番サイズ。
その後もアタリの数は多いが、乗せるのがムズイ。マゴチと同じだね。
案外追い食いも多いので、一回のアタリを大事に大事に扱い、最後にフックアップにまで持ち込むのがなかなか面白い!
それだけ魚が多いし、スレてないと言うことなんですね。素晴らしい! スレッカラシの関東の海とは違うなぁ。。。

ポイントは砂底です。たまに多種のカレイや、根淵を流すと根魚も食ってくる。



カジカといってました。あまり人気は無いようだけど美味そうなんだよなぁ。。。



アイナメ。当地ではアブラコ。かつて東京湾の冬の風物詩だったのに温暖化でしょうか姿を消しました。再び出会えて嬉しいよ。

ひときわ強い引きで上がってきたのは本日最大62cm。 60越えると大型の部類らしいです。



嬉しいなぁ!

惜しいバイトを逃したり、ルアーの傾向が少し分かってきても手持ちが無かったりと、初めての釣りはこういう悩みが満載で、僕なんかこういう展開の方が釣りを面白く感じちゃいます。

11頃終了。
僕はヒラメ6枚。他根魚数本。これぐらいの釣れっぷりが一番好きかな。
船中50~60枚は上がったのかな。この日は好調な日のようでした。いい日に乗れて良かったなぁ。

再び札幌に戻り、この日も快活クラブの小部屋を確保。シャワーを浴びて一眠りし、夕方、Iさん行きつけの寿司屋にて本日の釣果を持ち込んで食す。













今日上がったヒラメは当然熟成されてないので、コリコリを楽しむ感じだが、マツカワカレイは極旨でした。他にはムラサキウニとバフンウニの食べ比べとか、ヒメマスの焼きとか、勿論握りも堪能。素晴らしい夕食でした。
札幌いいねぇ。



快活クラブで3時間ほど仮眠し、再び2時に出発。二日目のヒラメ釣りに向かうのです。


6月23日(日)

再びIさんの車で中山峠越えて豊浦へ向かいます。今日は鹿児島から参加のTさんMさんもご一緒です。



今日も無風。
今日も僕はルアーキャスティングで行きます。

ポイント到着第一投、いきなりIさんヒット!
オー今日もいいぞと思った刹那、僕にもゴゴンとヒット!!
いきなりのいきなり、開始第一投でIさんと僕のダブルヒットで、この日の幕は切って落とされた。船長も大喜び。(写真無い~)

がそうは甘くない。バケ釣りはそこそこヒット有るが、ルアーは昨日ほどの当たりが出ない。
当たっても乗らない。明らかにバイトが弱い感じ。その辺の前日との違いも実に興味深いのです。ルアーを変えたり、フォールの感じを変えたり、レンジを変えたりといろいろ試す。

結果として、ブルブル動くシャッドテールより、ピンテールの方がアタリも食いも良かった。ではピンテールのルアーをやや曲げてセットフックして、トリッキーな動きはどうかというとイマイチ。結果としてスーッとした動きが良いようだ。食べてるベイトの動きがそうなのかな。
で、昨日一番良かったピンテールのドライブスティックが残りあと一個。。。ウウッ

シャッドテールは沢山あったので、テールをカットして動きを抑えたりして使ってみるも。。。



君じゃ無い。。。美味そうなんだけどねぇ。

時間も迫ってきたので、最後のドライブスティック投入。
フグに囓られてる場合じゃ無い。コンニャロ。

ややあって、一枚ひねり出しました。



これでピンテールが良さそうだと言うことでほぼ確定かな。
6、7インチのワームって使う機会少ないけど、次回はもう少し持ち込んであれこれやってみたい気がします。こういう試行錯誤がオモロイのです。

昼で終了。ああ楽しかった。亀田船長、有り難うございました!
港の横にある温泉でひとっ風呂浴びてサッパリ。極楽じゃ~
ここで皆さんとお別れ。僕はJR洞爺駅で降ろしてもらいました。



さて釣りは終了。これからぶらり旅にシフトチェンジ。駅弁買って電車で函館へ向かいました。



バイクや車と違って、電車は自分で運転してないので、本当にぼんやり流れる景色を眺めていられます。こういう緩~い感じもいいねぇ。
噴火湾沿いに長万部、八雲と走る。駒ヶ岳の姿は学生の頃自転車で走った時の記憶が薄ら残ってる。五稜郭駅で降りて知らない町をプラプラ歩いて五稜郭へ。
函館は何度か来てるが、青函連絡船で渡ってきて北海道の入り口って感じでいつもサラッと通過。五稜郭も初めてです。

たっぷり時間掛けて眺めました。



この地で江戸幕府が完全に終焉したんだなぁ。展示してあった箱館戦争の史実を改めてじっくり読みました。
市電に乗って函館駅へ。記憶にある駅舎は何処へやら。。。



函館港に夕日が沈んでた。傍らには青函連絡船摩周丸が退役し展示係留されていました。かつてはここが本州と北海道の出入り口として栄えていたんだよな。カモメのもの悲しい鳴き声が沁みるよ。



札幌で食べ損ねたジンギスカンを一人で食す。やっぱり北海道に来たら一回はラム肉食べたいよね。



この日は新しいスマイルホテル泊。函館は通常料金でした。
今夜は目覚まし掛けず、ゆっくり寝ました。



6月24日(月)

ゆっくり起きシャワーを浴びて10時頃ホテルを出る。霧雨が降ってるので近くのカフェに入って遅い朝食。
雨雲レーダーみて、市電乗って終点の谷地頭へ。箱館山は低く垂れ込めた雲に隠れてる。
ロマンス坂、函館公園、護国神社など、このエリアは観光客は皆無です。







さらに歩いて洋館街の元町エリアへ行って建物巡り。こちらは観光客も程々居ます。



















いいですね。町並みを細かくみて歩きました。ツーリングとかだと、どうしてもここまでじっくりと見れないよな。。。

坂を下り赤レンガ倉庫街へ。



港前の朝市で定番の海鮮丼も食べておこう。18歳のとき青函連絡船下りて、この辺で輪行袋から自転車出して組み立てて、最初に朝市で海鮮丼食べたの覚えてますわ。これは儀式です。(笑)
いまはもう完全に観光客用ですが、以外と悪くない内容でした。





函館ではなかなか味わい深い時間を過ごすことが出来ました。坂と市電のある街は外れないなぁ。一泊したの正解でした。
夕方、新函館北斗駅に移動し、北海道新幹線はやぶさに乗って帰ります。



北海道行くには今は飛行機で新千歳ほぼ1択ですよね。でも今回は新幹線で青函トンネル走ってみたくてこのコースをチョイス。
こんな機会でも無ければまず使うことないものなぁ。函館を出ると、途中新青森、盛岡、仙台、大宮しか停まらず、約四時間で東京駅に着いちゃいます。案外早いですね。
日が長いので盛岡辺りまで景色を眺めることが出来、普段中々来ることの無い東北の景色も味わうことが出来て案外良かったです。


こんな感じの四日間で、北海道の釣り&歩き旅完結です。相変わらず行き当たりばったり感は否めないけど、それが旅の面白さを増加させるのです。
どこで一日が終わってるのかよく分からないような、相変わらず場面展開も激し目で、かなか濃厚な四日間でした。


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CERTATE

2024年06月17日 21時30分35秒 | 釣りに関するエトセトラ
僕の所有しているリールのうち、ベイトリールは、目下様々なメーカーのを使ってます。DAIWA、SHIMANO、ABU、PENなどなど。

一方スピニングリールは、概ねDAIWAに落ち着いてます。
ステラやツインパワーも使ったけど、現場でのタフさという点でDAIWAかなぁと。何よりシマノのスローオシュレートが僕には馴染めなかった。

で、スピニングとしては大型はソルティガ、小型はセルテートが僕のメインストリームです。
今日、そのスピニングリールを一台新調しましたー!

ジャーン!
24CERTATE LT4000-CXH



セルテートシリーズって、ステラやイグジストみたいに、所有すること自体が喜びであり、傷一つ付けたくない、ひたすら滑らかに回る、、、てな程ではなく、とにかくあらゆるフィールドでガンガン使い倒し、想定外のデカイ魚が掛かってもびくともしない信頼感、てな感じのリールであると僕は理解してます。

ここで僕の歴代セルテートのラインナップを全部出して並べてみた。



左から、
 初代04CERTATE 2500 R-CUSTOM
   13CERTATE 3000
   16CERTATE 2510PE-H
   21CERTATE SW 5000XH
   24CERTATE 4000-CXH

初代セルテートが出てからちょうど20年なんですね。それ以前はTOURNAMENTシリーズがフラッグシップだったなぁ。懐かしい。。。

各モデルの使い方を、僕の当時の釣りと照らし合わせて思い出してみよう。


【初代04CERTATE 2500 R-CUSTOM】



マイボート「たから丸」でアシカ島を中心にシーバスやワラサを開拓しまくってた頃です。当時の常識を覆すが如く日中にトップで釣りまくってました。
ボート以外にも干潟やサーフのシーバスもやりこんでたなぁ。村越さんにRーCUSTOMが僕の釣りには合うよってアドバイスもらって、即購入しました。海外のライトゲームでも活躍。このリールは本当によく使いました。
それまでのスピニングリールにはあり得ない剛性感に感動した覚えがあります。主にPE1.0~1.5を巻いてました。今は引退して棚に飾ってあります。


【13CERTATE 3000】



初代が全く壊れず、9年も使ってたんですね。本当に初代はタフだった。
このリールは、モンゴルのタイメン釣行の為に一番手上げたリールとして購入しました。それを皮切りに北海道のイトウ、マレーシアのトーマンなど、結構ワイルドな釣りに使ってました。青物のライトジギングなんかにも使ったなぁ。確かこのモデルからマグシールドが搭載され、自分でメンテナンスすることは無くなった。このリールはPE2.5が定番。現在も運用中。


【16CERTATE 2510PE-H】



この頃に初代が引退して13との併用だったので、主にシーバスを主目的に購入。初のハイギアモデルだったけど、巻き重り感は全くなくて、とにかくオカッパリでもボートでも、シーバス釣りにドンピシャでした。PE0.8~1.0を巻いてます。現在も運用中。


【21CERTATE SW 5000XH】



これはサワラキャスティングのため、とにかくハイギアモデルが欲しくて導入。一巻き104cmは強力な武器となりデビュー戦からサワラキャッチとなった強運のリールです。デザインがグッと精悍になりましたね。今後はサーフジギングやヒラスズキなど、結構タフな使い方を想定してます。
現在PE2.0で運用中。


【24CERTATE 4000-CXH】



今回ラインナップに加わったのがこれ。デザインは21SWとほぼ同じ。今日来たばかりなのでまだ使ってないけど、とーても滑らかな巻き心地です。このリールは16CERTATEの後継的な位置づけ。北海道釣行を前提にPE1.2を巻きました。かなり汎用性が高そうです。


こんな感じで僕のセルテートコレクションが続いています。この他にルビアスやカルディアの2000番台に3~4ポンドライン巻いて、バスや管釣り、渓流などフィネスな釣りに使ってます。

こうして歴代のCERTATE遍歴を書いてみると、当時の僕の釣りが思い出されてとても面白い。
僕は基本的に道具にはあまり拘らない方で、要は信頼の置ける少数精鋭の道具で、様々な場所へ出掛けるスタイルが好き。
CERTATEシリーズは、そんな僕の相棒としてドンピシャなんです。

今日仲間入りした24セルテとも、この先どんな感動を共有できるか、とても楽しみです。


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ちょいちょいボートで

2024年06月13日 15時15分14秒 | オフショアの釣り
前記事が渓流釣りでしたね。その後の3回ほどボートでオフショアの釣りに出掛けたので、このブログにもザッと残しておこうと思います。


5月22日

レンタルボートにてキハダ狙い。同行はH/Hさん、J君、某メーカーテスターのTさんと僕の四人で出船。
僕のボートによく乗っていたJ君、僕がボート手放しちゃったせいか自らシースタイルの会員になっており、今日は彼のレンタルでサニーサイド芦名からの出船です。このマリーナはレンタルボート数が滅茶苦茶多いですね。



ガチ勢なんでタックルも凄いね。総額百万ぐらいするんでないの。。。



出て直ぐにもの凄い鳥山。 ですが…サバサバサバw



潮の勢いはあまりないですね。大分前に相模湾に流入した黒潮も名残が滞留してる感じです。
薄らとした潮目でたまにシイラが遊んでくれる程度。

それでも、可能性のある所ではみんな気合いが入る。さすがガチ勢。
僕も一応投げるが、力半分のチョイ投げ感覚っす。



若き船長はアチコチ走り回るも、レンタルボートで行ける範囲にキハダの気配は無い感じ。。。
昼頃にはピーカンべた凪となり、この上なく気持ちよい。僕なんかはこんな日に沖に居られるだけで大満足だよ。
見てこの写真。これぞ相模湾って感じだよね。



ああ、やっぱり海は良いねぇ。
また誘って下さいまし。乗ってるだけで満足できますので。。。


6月8日

北海道の釣友Iさんがお仕事で東京に来るので、何か釣りましょうという流れ。
この時期タイラバが安定するので、事前に息子艇を押えておいた。
ところがですよ、このところ東京湾のタイラバが絶不調で、今週は名うてのタイラバ船ですら船中ゼロ行進。。。
前日にタイラバは止めて、この時期に遊べるマダコ、クロダイ、マゴチ、シーバスあたりを適宜狙いに変更。この辺も融通が利くボート釣りの良さかな。

息子船、今期はエアコンも付いて快適度上がってた。



今日もべた凪でキンモチいいなぁ~



最初はクロダイの落とし込み。
てか、岸壁沿いに見えクロダイ多数で、落とし込むって言うより完全にサイトの釣りですな。本当にクロダイ増えてるね。
見えクロダイの近くにカニワームを落とし込むと、クロダイがスーッと追って行き、糸ふけでアタリを取り掛けるというたいへん情緒ある釣りです。
僕は今日は3.5ポンドのフロロ(リーダー無し)に、ロッドは霧雨で挑んでます。超ライトタックルでこんな魚を釣ると大変面白いのです。



40cmぐらいのクロダイの引きって、50upのバスと同等ぐらいかな。この釣りはバス釣りファンには絶対お勧めです。
同じ場所でバイブレーション投げるとシーバスも釣れちゃったりと。



ひとしきりクロダイ、シーバスで遊んだ後、息子のポイント開拓ってことで航路筋のやや深めの場所でマゴチ狙い。こちらは潮がどよーんとしててイマイチ。潮止まりのタイミングで大きく移動し、シャローエリアへ。

マゴチは普通ジグヘッドが定番だが、僕はクロダイと同じライトタックルに、ダウンショットをリギング。マゴチをバス釣りの手法で釣れないモノかと試してみたかったのです。
Iさんは北海道サイズの特大ワームだし、息子は定番スタイルで。

全員あっさり釣れました!







ダウンショットはアタリ多め。
ニベなんかも食ってきた。


仲間内のボートフィッシングは、いろいろな釣り方で遊べるので面白いね。
クロダイやマゴチも、バス釣りの要領でアプローチするとより繊細な楽しみ方が出来ますな。オモロかった!

Iさんとは近々北海道で、地元ならでは珍しい釣りをやる予定です。楽しみだなぁ~


6月12日

J君から、相模湾のキハダが絶好調なのでスクランブル発進しませんか!? と緊急招集。僕はいいけど君仕事大丈夫なんか…?
今日は僕も知らなかったレンタルボートなんだけど、J君が手配してくれました。
23F艇です。荒れてない日なら十分ですね。



平日のスクランブル発進なので、乗船はJ君と僕の2名だけ。これでキハダ祭りになったらエライこっちゃなw
早朝5時出船。こんなレンタル屋もあるんですね。

今日の潮をザックリ言うと、相模湾の東から入る潮と西から入る潮が、湾央部でぶつかってるイメージ。その潮目目指してGO!
エリア一帯は鳥がアチコチにいて、雰囲気プンプン。
ただし鳥山にはなりきれず、魚はやや沈んでいる感じ。

朝からべた凪なので、潮目もくっきり。



固まりきらない鳥を追いつつ、それらしい所で投げると、メーターシイラがワラワラwww
即ヒット



やればいくらでもシイラ釣れちゃう。。。
困った困った

魚探を見るとシコイワシが大量に入ってる。
当然キハダも付いていると思うのだが、捕食スイッチが中々入らないようで、水面に持ち上がることもなく反応はずっと10m以深。
跳ねも出ないし、鳥も固まれない。

誘い出しでルアーを引くも、食うのはシイラ。
困った困った

食い気のある群れを探して、フラフラ走る。
今日もキャプテンはJ君ゆえ、僕はあまり口出ししないでおく。
悩め、悩め、悩んで育つのだよ。。。



海はこの上もなく穏やかで、日差しは夏そのもの。
遊漁船は何本か獲ったらしい。
これだけベイトが居れば、キハダやカツオも居るだろう。
ただね、捕食モードに入ってないキハダにどう口を使わせるか。。。 難しいよね。

昼頃に終了。
例によって、僕は穏やかな洋上で一日過ごせて、大満足なのです。

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こんな感じで、結構なペースで沖にも出ておりますが、その合間合間で、伊豆のアジト界隈で、相変わらず渓流行ったり、波気があればヒラスズキ狙ってみたり、



凪ならムラソイで遊んでみたり。



もちろん仕事も合間合間にしてる、、、よな。

ボート手放して一年近くになるけど、結局釣り好きは変わらず、ボートに掛けてた分が新しい釣りの世界に置き換わった感じです。
変化を楽しめるタフな心があるなら、どんどん前進した方がオモロイ!

今日は昼からアジトに来たけど、雨降ってるからこのブログを書いてます。
上に書いたような出来事は、日々Xにアップしてます。釣り以外の戯言やつぶやきも多いですが。(https://x.com/Ladakh_biker
そしてこのブログの方は、自分の活動記録や記憶の代わりに、適宜残して行こうかなって思ってます。
これらSNS上のデータがいずれどうなるのかは分からないけど、それもまた人類の遺産の一粒にでもなるのかな。。。

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渓流アマゴ釣り

2024年05月20日 23時01分26秒 | 淡水の釣り
5月16、17日

伊豆のアジトには月2回ぐらいのペースで来てます。毎回3、4泊ってところ。
今の時期は庭の雑草取りが主要任務。この時期に新芽を摘まないと夏にはジャングルと化してしまう。
午前中はこんな作業をして、天気が良いと昼からカブに跨り、近所の磯やら渓流やらへと出かけるのがパターンです。

この日は先月入ったいつもの渓流へ。前回は時期尚早だったのかルアーへの反応が全くなかった。だいぶ水温も上がったのでもう一度この渓でルアーを試してみようかと。
いつもの定点ポイントに入る。
こんな場所や、



こんな場所。





うーん、前回同様アマゴの反応がない。。。
ライズなども一回も見なかった。
昨年まではポロポロ、時にはガンガン釣れた場所なのに、どうしたんだろ…?
山は新緑に包まれ、空は青く、まったくもって渓流釣りには最高に心地よいんだが。。。

何か所かやってみたが何処も同じ。別の沢に移動する気にもなれず、この日は2時間ほどで終了。




翌日は大きくエリアを変え、別の水系に入ってみた。
ここは去年一回来たことあるが、小型多かった印象。今回は別の初めての沢を探索してみる。
沢沿いに延々と林道が付いており、かなり奥まで車で入れちゃいますね。
ワサビ田が沢山あった。さすが本場っすね。



ワサビ田の畔みたいな所から入渓できます。小堰堤だらけで足場が良く、ポイントは各堰堤下って感じ。分かりやすいっちゃあ分かりやすい。



釣れそうなところでちゃんと釣れてくれる。



いい調子。



ちっさいのも多いかな。針掛かりしないチェイスも多数。
ここらで気づいた本日の傾向と対策。
日向ではヒットやチェイスが多いが、日陰では出てこない。つまり伊豆のアマゴにとってはまだ水温チョイ低めなのかもしれない。
この仮説の元、日向の瀬のちょっと水深のある場所にルアー通すと、一投目はほぼチェイスがあって、時にはフックアップもするって感じ。



このパターンでずんずん釣上る。
500mぐらい釣り上ったところで一旦脱渓し、隣の沢に移動。
やはり同じパターンだ。





きれいなアマゴが程よくつれてくれました。
サイズは15~23cmって感じ。平均サイズは18cmぐらい。やっぱりこの水系は小ぶりが多めかな。20cm超えるとプリプリの立派な魚体が多い。



なんやかんやで10匹ぐらい釣れました。今日は楽しかったなぁ。
渓流釣り最強アイテムのクロスカブで、今年も伊豆の釣り場を探索して回ろう。



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池原ダム遠征 2024

2024年04月26日 21時07分05秒 | バス
4月21日〜23日

今年も行って来ました、奈良県池原ダム。
言わずと知れたBIG BASSの聖地。

今回もバス釣りベテランアングラーmm17さんと同行。
初日は移動日。2日目が山岡プロのガイド艇。3日目は各々一人でボートで繰り出し独自ワールドでバスと戯れるというもの。
バス釣りたっぷり二日間&往復1200kmドライブという、なかなか濃厚な3日間なのです。

結果はバッチリ!



1日目

今日は移動日、10時にmm17さん宅でピックアップして東名高速で西へ。
四日市あたりから土砂降り。紀勢自動車道で海沿いに紀伊半島を南下し、尾鷲北から一般道で紀伊半島の山深くへ入り込んでゆく。この行程が僕は大好き。

人も車も殆どいない山道を1時間ほど走ると池原ダムと双璧をなす七色ダムに到着。
今年も来たなぁと実感。バス釣りのスイッチが入るのです。



池原ダムから奈良吉野に通じ大阪方面に抜けれるR169が、昨年発生した斜面の崩壊で半年近く通行止めが続いており、今なお開通の目処が立っていない。尾鷲方面からのみアプローチ出来る地域となってしまい、観光客等は激減中。それでなくても秘境感いっぱいなのに、更に人っ気がなくなってて大丈夫かと心配になる。
夕方、いつものカーブの店(ゲストハウス)に到着。


ちなみに僕は一週間前にも奈良吉野山の壮大な桜を見に来ました。一目千本、そりゃあもう世界遺産の絶景桜でした。2週続けての奈良ですな。



芳醇な吉野山からさほど離れてないのに、池原には絶対的な秘境感が漂ってる。このコントラストも面白い。



きなりの湯で温泉入って、雨音を聞きながら早めの就寝。



2日目

5時起床。霧に包まれてるが雨は上がってた。
7時、トボトスロープから山岡プロのバスボートでテイクオフ。言わずと知れた現役トッププロにして、ここ池原七色がホームレイク。これ以上池原を知り尽くしている人はいません。
毎回お世話になってるが、その時々の旬の釣り方、最新のテクをレクチャーしてくれる。



今回はノーシンカーシャッドテールの表層引き。いわゆるi字系。



釣り方もさることながら、僕は毎回プロの魚の探し方、ポイントの見切り方、正解への辿り方がもの凄く勉強になる。
何カ所か廻って水の善し悪し、バスの活性、ベイトの付き場など、様々な状況が分かって来る。そして今日のパターンはこれだなと絞り込まれて行くのだ。



ルアーを静かーに引いてくると下からバスが浮上して来て、ルアーにアタックしてくるのが丸見え。超ドキドキもの。
今回もチェイスは多数。しかし直前で見切ってUターンが多い。

mm17さんも僕も、ポツポツ数を伸ばして行く。



明らかに50オーバーも浮上して来るがことごとく見切られる。釣れてくるのは概ね30cm前後が多い。
たまに40UPも混じります。



終日曇り空で無風。バス釣りとしては悪くない日でした。(クリアレイクなんでドピーカンは厳しいのです)
丸一日、i字系で水面を引き倒しバスを引き出す釣りを貫徹。僕的にはかなり満足。こういう見える釣りは填まりますね。
あとは下から出てくるデカイのに口を使わすことが出来れば、数、サイズとも上がるんだけど、その壁をどうやって越すかが明日のテーマとしよう。



3日目

今日は4時起床。ガイドなしで一人1艇ずつに分かれそれぞれ自分の釣りを展開する。
昼ぐらいに上がり、神奈川まで一気に帰るので、実釣時間は半日です。前日のガイドフィッシングをプラティクスに見立て、今日が本番といった所。



朝から小雨が降ってます。
昨日の状況から、僕は人気エリアを捨て、ベイト(稚鮎)の多いエリアに絞ることにした。

i字系からスタート。
見える範囲に誰~れも居ない。関東ではあり得ませんよね。これも池原の大きな魅力です。

今日は雨のせいか、30cm前後の小バスの活性がやたら高い。Uターンせずに躊躇無く食ってきたり、下から7、8匹ぞろぞろ付いてきたりする。これはこれで楽しいのだが。。。昨日ちょいちょい見えたデカバスが出てこない。

前半こんな感じで釣り続けて、今日の傾向を自分なりに整理した。

・昨日よりローライトで魚の活性は高い。
・魚の付き場に偏りがある。昨日は岬が良かったが、今日はやや内側に魚が溜まっている。
・立木にも居るが、立木に依存してる感じはしない。
・小バスのチェイスは多いが、デカバスが全然浮上してこない。
・この後、本降りの雨に変わる。

この辺が今日の状況と見なし戦略を考える。そして小バスの数釣りに走らずサイズアップを狙う!
デカイのが上に出てこないのが昨日と大きく違う点だ。
その点に着目し、昨日来の表層の釣りを止め、レンジを下げる作戦に大きく切り替える。

ジャークベイトを投げまくる。なんか違う。
クランクで岩盤を擦る。行けそうな気もするがヒットせず。
ジグヘッド+シャッドテールでレンジを引く、これなら行けるだろうと思ったがヒットせず。
思い切ってネコリグでボトムで食わせを狙うも、これは違う、、、というかテンポ悪すぎて短時間勝負には向かない。
DSで岩盤沿いに落とし込んだり、カーブフォールさせたりしたら→→→ ゴゴンっとヒット!

40ぐらいのが食ってきた。



場所を少しずつずらしながら攻めると、それから40台後半がほぼ入れ食い!
ハマッタネ!!
このサイズらへんが釣ってて一番楽しい気がする~!!!

深さ的には5~7mレンジがヒットゾーン。岸から10mぐらい離れた場所からキャストし、岩盤伝いに落として行く感じ。
昨日デカいのがあれだけ水面まで出てきたのに、今日は水面まで出てこなかったというのがヒントになりました。

最大は52cmでした。





8Lbライン、シンカー3/32、ルアーGテールサターン(リグの写真撮り忘れた)
ルアーよりもシンカーのサイズが良かった気がします。

13時ストップフィッシング。
土砂降りです。

mm17さんもバッチリ釣ってました。



昨日はガイド艇で、自分が釣ると言うよりプロのポイントの絞り方、攻め方を解説付きで見れて非常にためになった。
今日は自分なりの考えで釣りを展開し、狙ってサイズアップできたのが素直に嬉しかった。
僕はいろんな釣りをやってるけど、バス釣りって試行錯誤の結果が比較的素直に出るので、改めてゲームフィッシングの面白さが詰まってるなぁと思いました。


14時に池原ダムを後にし、一路高速をツラツラ走り続け、22時には自宅に到着。
片道600kmあるけど、A4だと特段疲れることもなく、ドライバー交代なしで普通に走り切れちゃいます。
因みに帰りは新東名使ったんだけど、相変わらずトラック街道でビジネスモード。旧東名の方がドライビングプレジャーを感じます。

ここ数年、チョイチョイ行ってる池原遠征。
今回も面白かったなぁ!



このブログは主立った釣行とかを不定期にアップするだけにしちゃいました。
実況、細かな釣行、活動などは”X”にちょいちょい上げてるんで、そちらもどーぞ。
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中部・北陸ツーリング(後編)

2024年04月07日 22時55分28秒 | 車・自転車・バイク
三日目

7時、鯖江のビジホを出発。
気温は9℃ 寒い! やっと北国感が出て参りました。
明日中に帰らないと雨にやられるので、今日は石川県方向へ行けるだけ進んでおいて、明日新潟経由か松本経由で帰ろうかなぁとザックリ考えた。

取り敢えず、真っ直ぐ海岸方向へ走り越前海岸へ出る。
日本海じゃ~!
浜松スタートした時点では、このツーリングで日本海を見ることになるとは思ってなかったわ。



ペタペタの凪。昨日までの黄砂は概ね収まったようだが、春霞でホワッとした視界。
海岸線を北上する。素朴な漁村がポツポツとあるだけ。たまーにすれ違う車がいる程度で、のどかで快適な道です。

長く続く越前海岸の最西端、越前岬に到着。
丘を駆け上り越前岬灯台に行ってみる。なかなかの急坂で、バイク停めるの結構怖かった。



さっさか進み、超有名スポット「東尋坊」行っておきましょう。
流石の観光地、海岸に出る手前は全て有料駐車場にガッチリガードされてて、どこかの駐車場に入れないと海に出られない構造。(笑)
駐車場のオッちゃんに聞くと、バイクならタワーの下が安いよって親切に教えてくれた。(200円也)

例の断崖絶壁に行くには、はっちゃけた土産物街を歩いて行く。ほぼ江ノ島です。



着きました。東尋坊!



サスペンスの舞台ですね。
要するに柱状節理の海岸なんで、伊豆の城ヶ崎海岸とビジュアル的に一緒。



階段や通路が磯に張り巡らされてて、観光客がそこら中うろうろしてる。週末とかなら結構な人出でしょう。
この賑わいの中で海に飛び込めるメンタルあるなら、絶対に生きてゆけると思うよ。
逆に、観光客が大勢押し寄せてれば、なかには滑って転ぶ人もいるだろさ…

岩の入り江には観光船の発着所がある。



入り江の中に入り込んだ波で船は大きく上下してるが、転回するスペースは無くそのまま後進で出て行った。暗礁もあるのに、1軸船じゃたいして舵効かんやろ。。。
慣れと操船テクで日々運行してるんだろうが、予期せぬうねりで揉まれたら、普通に衝突や乗り上げ有ってもおかしくないと思うがどうなんだろ。

東尋坊はサラッと流し、さらに海岸伝いに北上。ひなびた漁村風景が続きます。
橋立港のあたりに海鮮処が沢山あったので、そのうちの一軒に適当に入ってみた。地元ライダーに聞いたところ、この辺りなら何処の店に入ってもハズレは無いとのことだった。

刺身定食。美味い!



カレイの唐揚げも絶品!



特別珍しい魚が入ってるわけでは無いが、明らかに東京湾モノより旨味が濃いね。相模湾モノでは到底太刀打ちできない。
魚は日本海側がやっぱ良いね。
お店の方に地震の影響聞いたら、この辺りは殆ど被害は無かったそうです。

雪を戴いた白山を右に見ながら引き続き海岸沿いを北上。いつの間にか石川県に入ってた。
ここまで来たら、千里浜も走りたいよね~

来ました、千里浜なぎさドライブウェイ今浜口!
全長約8kmに亘って、リアル砂浜を走れるのです。
かのSSTRのラストステージです。(SSTR:日の出を太平洋側の好きな所でスタートし、その日の日没までにこの千里浜にゴールするバイクラリー)



千里浜は何十年か前に車では走ったことはあるけど、バイクは初めてです。
スタート前に撮った写真が上の一枚。
スタンドは潜っちゃうので、こんな板を敷くと良い。僕は不整地用に一枚バックのポケットに入れてます。石とか缶を踏み潰したものでもOK。



走り始めると砂はシッカリ締まっており、スタックする感じはありません。
アクセルを急に開けたり、ハンドルを変にこじったりしなければ大丈夫。ひたすら砂浜を一直線に爆走します。
最高だー!

8km先の千里浜なぎさドライブウェイの出口、ここがSSTRのゴールゲートが設置される所ですね。
砂浜の出口を上がった所にレストハウスがあり、僕もゴール気分。
中に「SSTRCAFE」がありました。これはバイカーにはかなり嬉しい感じ。



SSTRの中心人物、風間深志さんのパリダカで使ったバイクが展示されてました。





バイクと日本海を眺めながら、千里浜の余韻を楽しむ。
なんて素敵なCafeなんでしょ。バイク乗りの人にはお勧めスポットです。



ちなみに、この千里浜の夕日は本当に最高らしいです。
それだけを見にまた来よう!

これ以上先は能登半島に入り込んでしまい、震災の復旧が続いています。
遊びのツーリングで入って良いエリアでは無い気がしたので、そのまま能登半島の付け根を横切り氷見へ出ました。
途中の道の路肩が真新しいアスファルトだったりします。おそらく地震で陥没や崩壊の補修でしょう。今は問題なく通行できました。

富山湾に出ると、そこから先は人家や工場が増える。
新湊の越の潟という富山港の先端に進む。

実は実は、僕が23、4歳の頃、大学出て就職もせず西表島とかでフラフラしてたんだけど、そこで知り合ったダイバー達とこの新湊に来て、半年ほど戦時中に設置された水中機雷の探査の仕事をしてました。毎日作業船に乗って、水中に潜って金属探知機で海底の機雷を探すというとんでもなくファンキーな仕事です。(笑)
当時の面影は僅かに見え隠れしたけど、ずいぶん変わってました。







先のことなの何も考えもせず、心配もせず、興味のままに生きてましたなぁ。(今も基本同じような気が若干するが…)

北アルプスが遠くに見えた。
山は変わってなかった。



この日は富山駅のそばのビジホ泊。
夜遅くまで、富山の町歩きを楽しみました。なかなか良い町でした。



四日目

明日から雨なので今日中に帰らないといけません。昨夜のうちに帰路を考えました。
白川郷、高山を訪れ、安房峠を越えて松本に出て、そこから高速で一気に帰るコース。今日は余計なことはせず計画通りに走るつもりだけど、富山からだから結構な距離があります。

7時に富山駅近くのビジホを出発。今日は先が長いので平野部は高速でパス。五箇山で高速を下りR156で飛騨の風情を味わいながら白川郷へ。
広い駐車場にはすでに大型バスが何台も来ています。その全てが外人さん。



歩いて白川郷の合掌造りの家々を巡って行く。歩いている人のはほぼ全てが外国人観光客です。世界遺産の威力は凄いですね。
皆さん結構真剣に写真撮ってました。雪も少しあったりして日本文化的に映えるんですね。



僕もここは来る機会が無く初めてですが、もう少し素朴な佇まいの頃に来たかったな。
古い町並みや文化を観光資源として残そうとすると、どこか不自然になっちゃうのは仕方ないのかな…
外国人には良い所だと思います。



この白川郷の家々は、基本的に今でも住民が住んでるらしい。大きな和田家の住宅が内部が見れるようになってるので入ってみた。
寒そうで手入れが大変そうだが、昔の暮らしはこんな感じだったのでしょう。(豪農家です)



せっかく近くまで来たのだから、世界遺産を訪問できて良かったよ。

白川郷から高山へ抜けるR360は全線冬季通行止め。豪雪地帯の峠越えだから仕方ないね。
ただそこも東海北陸道が並行して走り、飛騨トンネルが一気に峠を貫いている。かつて白川郷は冬は隔絶された場所だったのだけど、時代は進んでいる。

高山は30年ぐらい前に泊まったこともあるんだけど、、、何処だったか全く面影が無い。
取り敢えず美味いそばでも食べようと、それらしい店に入る。
かなり拘った店で、異なったそば粉で造ったそばを三種類食べてみた。こうして食べ較べると確かに違いが分かって面白い。



高山の旧市街なる所へ行ってみる。この一角に古い町並みが残っており、当然の如く外国人観光客でごった返している。
確かに古風な家が連なってるが、軒並み食べ歩きの飲食店であり、ぶっちゃけテーマパークだね。(笑)



ここは早々に引き上げ、一路安房峠を目指す。
飛騨山脈(北アルプス)が実質的に日本列島の東西を分ける感じであり、そこを越える道路は限られる。
高山~松本を繋ぐ安房峠越、日本海沿いを大回りする海岸ルート、木曽に出る野麦峠(冬季通行止め)の3ルートしかない。

峠に近づくにつれ道ばたに雪が増える。平湯まで来ると登山で足繁く通った場所だ。北アルプスの槍ヶ岳がすぐ近くに見える。
何年か前にテント担いで飛騨沢から登ったなぁ。なじみのエリアに戻ってきた感じ。

県境の安房峠(トンネル)を越え、長野県側へちょいと下ると上高地の入り口、釜トンネルの分岐だ。
勿論釜トンは冬季閉鎖中でひっそりしているが、バイクで来ると感慨もひとしおだね。



さすがに寒くて、毎度おなじみの沢渡で温泉に浸かる算段で下ると、なんとなんと沢渡の温泉全て冬季休業中…
上高地も北アルプスも今の時期は人来ないからだ。あー
がっかりしつつ、頑張って下り新島々の竜島温泉に転がり込み、速攻で湯に浸かる。
ほわー、、、この旅も一段落したなって感じた。

たっぷり温まり、あとは勝手知ったる道を松本まで出て、最後の給油を終えそのまま松本ICから中央道に乗る。

そこからはひたすら高速。
セローだと95~100km/hあたりのスピードで巡航するのが丁度いい感じ。追い越しの時だけガバッと開ければOK
毎度ながら高速はツマラナイ。
自由に止まることも曲がることも出来ない。時間の経過と距離が比例する何とも主体性の無い運転作業。
車だとあんまり感じないんだけど、バイクという自由な乗り物に乗っているとその不自由さをとても強く感じる。
高速って冬季閉鎖の峠も通れちゃうし、短時間でパッと移動できちゃうし、時間も読めるし、路面も綺麗で日本中同じ道路構造だし、SAがちゃんとあるし、、と便利一辺倒。予定調和の世界。逆に何があるか分からないワクワク感がないんよ。
てな事をつらつら考えながら、緊張感と忍耐で中央道を走りきり、余計な所で下りること無く、八王子~圏央道と真面目に走りきり、無事藤沢へ帰還しました。

今回はツーリングマップルのRouteってアプリでログを取ってみた。エラー無かったみたいです。
四日間の走行ルートはこんな感じ。



総走行距離 1,350km
岐阜県辺りをくるっと廻ってこようかいなと思ってたのに、なんか随分遠くまで行っちゃったなぁ。まあ自由なバイクだからって事で。
行きと帰りの高速区間は、税金みたいなもんだね。

ともあれ、中部・北陸ツーリング、なかなか内容の濃い四日間でした。

あー面白かった!
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中部・北陸ツーリング(前編)

2024年04月03日 22時15分50秒 | 車・自転車・バイク

3月30日~4月2日

3月は雨ばかりでサクラの開花が足踏してるなか、土曜から数日間晴れが続く予報になった。
これは逃す手は無い。 ”バイクで走ろう!”と決めた。
場所はどこでも良い。土曜は早起きしてとにかく出発する事を決めた。

取り敢えず走り出す方向を決めなきゃならないので、先月、御前崎から浜松まで行って、ライハとテントの二泊で廻ったから、今回は前回の続きで浜松スタートにして、どっかその辺を1、2泊で走ってみようかと。
例によって走るコースや宿泊地は現地で決めながらの毎度のフリープランです(笑) 今回は身軽にテント装備はなし。

結果、放浪癖発動しちゃって、中部地方から北陸地方にまで足を延ばしちゃいました。
前編、後編に分けて、足取りを記して参りまーす。



1日目

6時自宅を出発。西に向け西湘BP、箱根新道を走り、沼津から東名に乗って浜松西ICで降りる。ここまで休みなしで一気に走っちゃいます。高速はツマラナイから変に休むよりとっとと走りきってしまいたい派です。
インター近くのカフェでモーニング食べながら地図見。これ以上西へ進むとどんどん家から離れちゃうから、北へ上って岐阜辺りをウロチョロしようかなーっと、、この時点では考えてた。



浜名湖は昨日までの大雨で濁ってます。



最初の訪問地は長篠城趾。歴史の舞台だねぇ。



山里のワインディングロードを気分よく走る。設楽、稲武など初めて来たよ。
ほんとに天気が良くって、週末と言うこともあり道の駅は地元ナンバーのバイクが沢山居ます。大型バイクが多いですね。



昼食食べながらこの先のルートを検討。恵那峡や木曽辺りかなって感じで、その日の宿をパパッと検索。中津川のビジホを確保。本当に便利な時代になりました。

恵那峡に着いてオドロイタ。
古びた土産物店やら、出店やら、観光船やら、、、かなり痛い感じ。そもそも”渓谷”ってどこ? 目の前にはだだっ広いダム湖が広がってます。そりゃ観光船も走れるわ。
外国からの観光客も多いが、これは無いわ~





気温はぐんぐん上がり、インナーなしの冬ジャケでは暑い。
春全開です。

中津川のビジホにチェックイン後、暮れゆく中津川の町を歩き回ってみる。人影が殆ど無い。。。
旧中山道の宿場を再現した”真新しい”町並み(セット?)があった。インバウンド狙いで町の振興を図っているのだろうか。うまく行くと良いね。



駅前も、チト寂しいかも。地方都市の現実。
駅前の古い食堂に入ってみる。店のオバチャンとお話ししながら古風なとんかつを戴きました。



何やかんやで中津川の町を5、6km歩いた。町の様子がよく分かったよ。
ビジホでコンビニ弁当食べても町の様子は分からない。僕は道中の人々の生活や息吹を感じたい。そんな旅が好きなのです。二度と来ないかもしれないから、そんなふれ合いを大事にしたいのです。

ちょっと旅人スイッチ入ったかも。。。



2日目

木曽路を辿って塩尻に抜けることをイメージして中津川に泊まったが、昨日の恵那峡や観光用宿場町セットに抵抗を感じ、以前行ったことのある馬篭、妻籠なども同じだったので木曽路を敬遠。進路を下呂方面に進むことにした。

早朝のR256は川沿いや山村風景の中を気持ちよく走れた。
程なく下呂温泉に到着。日本三大温泉の誉れ高いがここも古さは否めない。同じ三大温泉でも草津は上手く時代に即して更新されてるが、下呂は追いつけてないかも。



撮影スポット(笑)



せっかくだから温泉入りたかったが、朝は入れる日帰り温泉無かった。。。残念
名湯に入れれば、ここの印象も変わったかも。

進路を西に取り郡上八幡を訪れた。ここは初めて来ます。戦国史の舞台だし、何より鮎釣りの聖地みたいな場所だから以前から興味があった。



郡上八幡の町中をぐるっと一回りした印象は、明るくて、精気があって、町が生きてる感じです。



この町のシンボル、郡上八幡城を訪問。駐車場から城までは結構登ります。



城からは郡上八幡の町が一望。
川を挟んだ対岸の山には赤谷山城が対峙している。戦国武将達はこの景色を見ながら何を想ったのだろう。



木曽方面を止めてこちらに来て良かったかも。
時間はまだ10時。ここまで来たんだから、、行っちゃいますか”日本海”!

美濃白鳥から福井に抜けるR158油坂峠は冬季通行止め。でも峠部分だけ開通してる中部縦貫道が無料で通れました。いずれ旧道は無くなっちゃうかもね。
この時期、峠道は冬季通行止めが多くてルートが制約されます。それゆえ、まだ車も少ないとも言える。
で、峠を越えると、、福井県じゃー!!

岐阜側の春めいた山里風景からガラッと一変。太平洋と日本海の分水嶺を越え九頭竜川の源流地帯です。そこら中雪積もってる。豪雪地帯なんだなぁと改めて認識。



渓流沿いのR158は車は殆ど走って折らず、雪山を眺めながら渓流沿いのワインディングロードはかなり楽しめた。良いコースだね!
ちなみに路面凍結はもう無い感じでした。



越前大野の道の駅で昼食取りながら今日の宿を探す。福井のビジホがやたら高かったので、ちょいと隣の鯖江でキープ。メガネの生産地として有名だね。どんな町なんだろう。宿が決ると気が楽だ。

越前高田で右折。
やっと来れました、”曹洞宗総本山 永平寺”。かの道元禅師が開祖。



ここ前から来たかったんです。
以前、仕事で近くまでは何度も来てたんだけど、当時は小松空港の飛行機の時間が限られてて永平寺に寄ることが出来ないでいた。
ここらは関東から一番来にくい場所だったけど、新幹線が開通して良かったね。









流石です。奈良京都の大伽藍とはまた違う、禅寺の厳しさがひしと感じる。実際大勢の修行僧が庭掃除してた。
九頭竜川沿いの辺鄙な道をバイクで走った先に辿り着いた禅寺は、荒涼たるラダックのゴンパと一つの線で繋がってるんだなぁ。
仏教に限らず宗教の力って凄いよね。人類が生み出した偉大なる文化だ。
座禅の一つもして行きたかったが、そこは気持ちだけ置いて行きます。

大分満足したが、まだ少し時間があるので丸岡城に行ってみます。
丸岡城は、当時の天守閣が現存する12城の一つです。(参考:弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城) 大阪城とかはレプリカってこと。





思いの外小さい、、、まあ当時の建築技術では姫路城クラスはそうそう作れないわなぁ。

福井駅を表敬訪問。



さらに西へ走って鯖江駅に到着。



宿は駅前のビジホなんだけど、店何も無い。。。
この辺は車社会なので、食事できる店とかは国道沿いに行っちゃってるみたいで、駅そばは寂れちゃってました。時代の流れでしょう。
でも、この町を知りたくて頑張って歩いて、やっと見つけましたわ食事処。シャッター街の中に一軒だけぽつんと明かりが点いてた。洋食屋的な感じかな。店構えではよく分からないが、食事処と書いてあるしここを逃したら夕食抜きになっちゃう。突入!

ウッ!? 古い店内は地元の人でほぼ満席なんだけどシーンとしてる。意味分からず若者に聞いてみると、時間掛かってるみたいですと。
辛うじて空いてた片付けの終わってないテーブルに座って様子見すると、腰の曲がったおばあちゃんが一人でやってるようだ。
そりゃあ無理だわ。。。
せかしても仕方ないのでそのまま静かに座ってると、お茶を持ってきてくれたんで注文だけして、あとは事の成り行きに任せる。
忘れた頃に先客の食事が出てくる。

30分ぐらいたった頃に若夫婦が厨房に合流し、急に捌けだした。
この店というか、この町のシステムは謎だ。
コンビニも何も無い。
この時、ずいぶん遠くまで来たんだなぁっと実感したよ。旅情ってやつだ。。。

今日はなかなか充実した一日でした。
明日中には帰れそうも無いが、天気はあと二日もつはずだからいいっしょ。

(後編に続く)
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早春の渓流

2024年03月18日 19時16分37秒 | 淡水の釣り
3月17日

3週間ぶりかな、アジトに来ました。
前回来たときは寒い上に雪まで降り、バイクで雪道走行やってみたりした。
でも今回は20度越でむちゃくちゃ暖かい。春本番の陽気。

3月1日に解禁になった渓流釣りに早速行ってきました。
一昨年は結構釣れたけど、昨年は同じ渓でも少し渋かった。今年はどうだろう!?

国道を離れ川沿いに少し進むと、普段誰も居ない川なんだけど沢山の釣り人が居るではないか。



聞くと先週、ここらにニジマスを放流したとのこと。それを狙ってみんな来てるんだそうだ。
数年前、解禁直後に奥多摩に行ったとき、放流箇所に釣り人が林立し管釣り状態で放流魚を釣ってるんです。で、それ以外の場所には釣り人は全く居ない。。。最近の渓流釣りはこんな感じみたいっす。
僕の中の渓流釣りは、誰も居ない渓に入り込み静かに釣り上がるもので、もし先行者がいたらそのエリアは止めて他の渓に移る。そんな世界観なんです。
放流ニジマスを他の釣り師と並んで釣るっていうのは、僕には無理~! まあ人それぞれなんで良いんですが。

僕は源流域のいつものポイントに入ってみる。今回はルアータックルだけ持ってきた。



少し減水気味かな。早春ゆえ淵を丹念に探って行く。
うーん、魚の姿が全く見えない。チェイスも無し。。。



バイクに戻り他のポイントにどんどん移動して行く。この釣りに関しては本当にクロスカブの独断場です。
機動力を生かし、本流、支流のMyポイントを何カ所も廻ったが、いずれも魚影、チェイス一切無し。



チョット気になったのが、石が動いて渓相が少し変わってたり、大きな倒木が無くなってたりと、出水があったことが伺われたこと。
にしても、この渓でここまで生命感が無いのは初めて。



どういうことだ。。。
1.時期が早すぎてアマゴはまだルアーを追わない? → 確かに5月位からが良いかも
2.解禁直後で叩かれ警戒してる? → 足跡ちょいちょいあったな
3.大雨出水で魚が流された? → 昨年の不調も加味すると何回か出水有ったのかも

次回はエサ釣りか、新緑の季節までもう少し待つか、まったく別の水系に行ってみるか。
昼に終了とした。



おにぎり食べて帰ります、、、いや、素直には帰らない(笑)

一旦国道まで戻り、そこから見える山の上の風車目指して初めての道を進んでみる。敢えて地図を見ず、自分の嗅覚で目的地を目指してみるゲーム。
行きつ戻りつして、稜線上の風車群に出れました。



フェンスも何も無くて、足元まで入れます。バカでかい!
なんと、風車の足元に予備?のブレードがドーンと置いてあるのには驚いた。



チト廃墟感が漂ってる…





建設時に一気に荷揚げしたんだろうが、なんかいろいろ置いてある、というか放置してある。
これ、様々な思惑とともに造るだけ造ったが、、、あとは壊れても直す気ないような気がするんだけど。どうなん?
景観を壊してるのだけは確かだゼ!

さらに道を進むと、ダートに変わり、谷を下り、また山に登りと案外奥まで続いてる。林道発見だわ!
落石がガンガン落ちてて、作業車など全然使われてない道ですね。渓流の原頭部ですな。



大分進んだ所で、倒木が何本も行く手を塞ぎ最早ここまで。



あー面白かった、来た道を戻りつつ、途中にあった支線もチェック。
こちらはゲート出現。近年の林道はこればかり。



渓流釣りから林道探検になっちゃったけど、暖かいのでいろいろ遊んじゃいました。
次は渓流魚の姿を見たいな!

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オフロードブーツを新調

2024年03月09日 16時52分36秒 | 車・自転車・バイク
3月9日

たまにはこっちのブログも更新しましょう。

今セローで履いてるシューズはデイトナヘンリービギンズライディングシューズです。ちょうど一年前に購入しました。
足によくフィットし、見た目もスッキリしていてとても気に入ってるのだが、ベルクロが弱くて、毛羽立ってきてしまった。
このモデルは防水性は無く、基本カジュアルな街乗り用といったモノでしょう。



伊豆のクロスカブはシーソーペダルなんで、どんな靴でも乗れるけど、セローはリターン式なんで登山靴とかだとアッパーが痛んで勿体ないのです。

そこで、セロー用にオフロードブーツを購入することにした。
とはいえ、僕は今更本気でオフロードを攻める気は”ほぼ”無く、フラット林道や廃道、農道をガサゴソ入り込む程度。
その程度とはいえ、人の居ないそこそこ危ない道だし、ラダックみたいなガチのアドベンチャラスな場所も行くし、行った先で山や渓や町中を歩き回ることも多い。

基本単独なので、転倒してバイクの下敷きになったときなど、足首の保護はとても重要。
腕とか折っても歩いて脱出出来るだろうけど、足をやってしまうと身動きできず万事休すとなってしまう。

さっそく店でオフロードブーツを履いてみたところ、つま先から膝下までガッチガチ。これならかなり激しく転倒しても足首や脛を保護してくれるでしょう。
でもね、、ほぼ歩けない。

始めて横浜の「ラフ&ロード」に行って、僕の要望をスタッフさんに話すと、的確なアドバイスを頂きつつ何モデルか試着。
ズバリなものがありました。



イタリアのブランドFORMA社製の「アドベンチャー・ロー」

チト高いけどぉ~

買っちゃいました!



存在感あるね~

脛の半分ぐらいまでの長さで、足首の前後の屈曲は適度にあるも、左右のねじれはガッチリ保護。ソールはブロックパターンでグリップが秀逸。
全体が分厚い本革で、内側に防水透湿皮膜が張られた防水仕様です。

履いて歩いた感じは、ほぼガッチリ系の雪山登山靴。スポルティバのネパールエボみたいな感じとでも言いましょうか。(例えがマニアックすぎるか)
この手の靴は、やはりイタリア製がレベル高いですね。僕の山靴もほぼスポルティバかスカルバになってます。

スニーカーのような軽快感があったヘンリービギンズとは違い、どこでも走破できそうな信頼感が凄い。
両者を並べてみても、その指向の違いは歴然。





さっそく履いてセローに乗ってみた。

皮や靴底が厚いのでシフト感覚が全く違う。
てか、ステップとペダルの間隔が、この靴にはチト狭い。
レンチをポケットに入れて、走っちゃ止まってアジャストを繰り返し、丁度いい感じのシフトペダルの高さを探しました。



なんかガシガシと問答無用な感じでシフトチェンジが出来ます。
あとソールが厚いので、足付きが良くなっちゃいました。
今までは両足降ろすと足裏半分は浮いてたけど、このブーツだと両足が踵まで付いちゃう。オフ車なのに…

あと意外なことだけど、グリップが良いのと足首がガッチリ固定されるので、バイクの取り回しが凄く楽。力が逃げないんですね。
当たり前だけど、足元って重要ですわ。



このデザインなら道の駅などでも、ガチのオフブーツほど悪目立ちしないでしょう。
クロスカブで履いても全然違和感ないかも。

山遊びが少し過激になるかもね(笑)


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サイレントヒルズ(静岡)ツーリング(2)

2024年02月15日 21時12分25秒 | 車・自転車・バイク
2月12日

三連休最終日、今日も寒くなく良い天気。
朝7時、ライハ出発。
同宿の千葉の二名、愛知の方もそれぞれの方向へ。またどこかで!

僕は天竜川を渡って浜松市街へ。
浜松城。



コメダで名古屋系モーニングセットの朝食。



浜松には生まれたての孫4号が里帰り出産の流れでまだ居るけど、こんないで立ちで訪問したら、向こうの親御さんも驚くだけなので止めとく。(笑)

ライハのお母さんに勧められた、袋井の可睡斎という家康ゆかりのお寺に行ってみる。



多くの修行僧が行きかう大きなお寺で、何よりも庭や伽藍がとても良く手入れされている。
そして今は「ひな祭り」ということで、供養を終えた雛人形が大広間に壮大な雛段飾りで飾られている。なんでも32段だそうだ。
各地に類したものはあるが、これはけた外れです。



これ以外にも、いろいろな部屋に雛人形が飾られてました。
これは見る価値あると思います。

さて、次の予定地はないので、あとは雪もっさりの富士山を眺めようかなと、R1を富士宮方向へ走る。
来るときはR150、帰りはR1はアリですね。
とにかく快走路です。バイパスといってもほぼ高速道路ですな。あっという間に清水着。

なんとなく興津川沿いに見延の方へ進みつつ、昼食場所を探す。但沼町の信号で止まった時に小さな食堂が目に留まったので、ソロっと入ってみる。
メニューを見るとトンカツ屋さんみたいです。



お母さんと娘さんの二人でやってるようで、娘さんにお勧めは?って聞くと、メニューにはないけど嫌いじゃなければ今はカキフライがお勧めですって。
だだ大好物です!それ下さい!!



ビックリしました。
ここ数年、もしくは過去記憶にないぐらい美味い!
大粒で、ぷりっぷりで、とろっとろで、じゅわじゅわで、、、揚げ加減も絶妙。
こんな裏メニューに出くわすとは、なんという幸運。聞いてみるものですねぇ。

聞くと、知る人ぞ知る今時期限定の裏メニューで、はるか遠くからもこのカキフライを食べに来るお客さんが居るとのこと。
産地を聞くと広島の、とある魚屋さんから取り寄せてる牡蠣だそうです。
これは来年、いや来月も来ようぞ。

大満足のまま外でバイクの支度してると、娘さんがわざわざ出てきてくれて、時間あったら近所で後輩がコーヒーショップやってるから寄ってみてって。
これは行くしかないと行ってみると、GSを改装してコーヒーショプに。 これまた美味い!





カキフライ「一休茶屋」、コーヒーショップ「望月竹次郎商店」です。

失礼ながら、こんな田舎町で絶品カキフライと美味しいコーヒーにありつけるとは。
人づての情報の暖かさ、これだからぶらり旅は止められんのよ。

峠を一つ越え、富士川を渡ったところに、稲子川温泉という小さな日帰り温泉施設があったので、ひとっ風呂浴びます。



あー、シアワセ
このまま昼寝したーい、、、のをぐっとこらえ、あとは寄り道せず一気に富士山へ向います。

殆ど車の走ってないのんびりした田舎道を、まさにのんびり走る。セローやカブにはもってこいの道。

16時、毎度おなじみ朝霧高原の「ふもとっぱらキャンプ場」へ到着。
ここは年一のペースで来てるけど、とにかく富士山を日がな眺めて過ごすのに、これ以上の場所はない。

キャンプブームで一時は激混みだったけど、だいぶ落ち着いたみたいです。
ガラガラのふもとっぱらを、今日の泊地とする!



いいねぇ。

暮れ行く富士山を眺めながら、チロチロと焚火を嗜む喜び。



キャンプでの暑さは御免だけど、寒さは楽しみになるのがキャンプという遊び。
僕は不要なモノをなるべくそぎ落とし、椅子すら無しの山屋スタイル。昨今のキャンプブームの流れとは明らかに違うかも。



最近はストーブ付きのテントやキャンピングカーも増えました。
趣味だから人それぞれでOK。エンジン掛けるとかして他人に迷惑かけなきゃ、みんな好き好きで良い。

夜は氷点下だけど、暖かい寝袋に包まって安眠をむさぼる。
草原を走るわずかな風の音が心地よい。

今日も良いツーリングだった。


2月13日

夜明けの気配で目が覚める。
意を決して寝袋を出て、凍り付いたテントのジッパーを開ける。狭いテント内から外界に出るこの瞬間、毎度どこのテント泊でもちょっとドキドキする。

ピキーンと凍り付いた空気に顔を出すと、、、
僕の語彙を遥かに超える、超絶シルエットがそこにあった。神々しいとしか言えない。



秒単位で光のグラデーションが変化してゆく。
こんな光景が、ほぼ毎日のように繰り広げられてるのに、、、みんな見ないの?



やがて富士山の六合目あたり、完璧な位置から御来光。



そこから出るんかい!

パーフェクト!

昼近くまで富士山をずーと眺めてた。





これだけ富士山を眺めると、本当に胸が一杯になりますね。
さあ、そろそろ帰ろう。



また来よっと!

いつもは富士五湖周りで戻るけど、今日は南回り。
スカイラインはちと凍結が怖いので、R469で御殿場へ。ここも快走路だ。

乙女峠の入り口にある富士八景の湯で今日も温泉に浸かります。
露天風呂が工事中とかで、今は500円でOKとのこと。
昨夜の焚火の煙臭さを綺麗さっぱり洗い流し、無料のリクライニングチェアーでまどろむ。ここでも窓越しに富士山や~



十分温まり、ゆっくりしてから、あとは箱根を越えて、小田原経由でサッサカ帰宅。

3日間で536kmでした。
1日の距離を短めにして、その分寄り道やらのんびりするやら、何時もの如く行き当たりばったりのツーリングを楽しんできました。

早春のサイレントヒルズ(静岡)ツーリング、これにて完了!






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サイレントヒルズ(静岡)ツーリング(1)

2024年02月14日 11時44分39秒 | 車・自転車・バイク
三日間ポカンと時間ができた。天気も良さそうなのでショートツーリングに行くことにした。
この時期、北や内陸方面は雪や路面凍結でバイクは無理。
神奈川からだと、おのずと海岸沿いを西へ走る感じになる。伊豆はいつも行ってるからパス。

基本下道で三日間で行って帰ってくるとなると、浜松辺りかなぁといった目星で出発。
特にコースや泊地は決めてないので、なんとでもなるようテントも積んで出発した。


2月11日

天気はまずまず。さほど寒くない。
三連休の中日なので渋滞にはまらないよう注意したものの、箱根峠で少し嵌ってしまった。ここは伊豆へ行く車も通るから仕方ないよね。
てか、この辺りから小雨→小雪→ミゾレとなる。カッパ着るほどじゃないところが悩ましい。
峠を越えて沼津を過ぎても小雨が続く。。。

新富士のあたりでやっと雲のエリアから外れたので、コンビニで一服。
さて出発とエンジン掛けると... ナニ!? エンジン警告灯が点灯してる!



スマホでマニュアル見ると、「お近くの販売店へお持ち込みください」とだけ。エラーコードも何もないので、何が不具合なのか全然わからんが、取り合ずエンジンは普通にかかってる。
一番近くのヤマハがYSP静岡東。約30㎞。電話して状況説明すると、受け入れOKとのこと。心強い!



到着と同時に作業開始。
15分で終了。
ECU接続で診断機で調べたら、O2センサーが何らかの異常を検知したとのこと。これはコネクターの瞬断などでも出る症状で、警告灯は消したのでこのままツーリング続けても大丈夫。ただ帰るまでにまた点くかもしれないので、その場合はO2センサー自体の不具合と考えられるので交換して下さいとのこと。

うーん、なんだかスッキリしないけど大事では無さそう。
店を出て10m走るとまた警告灯点灯! → Uターンして店に戻ると、、、、これは消してもすぐ点く状況ですね。帰るまで点きっパで走るしかないですねと。
配線の瞬断ではなく、O2センサー自体の故障のようです。
後で調べたら、セロー250FEではままある症例らしく、排ガス規制に対応させるための後付け対策の結果なのかもって。。。

先に進みます。
R1はバイパス化されており、実に快調に走れます。
正直、沼津から焼津あたりは景色も微妙なので、東名とあんまり変わらない感じで飛ばせるのはありがたい。

焼津からR150に移り、大井川を渡って吉田、相良とローカルな感じを楽しんで走る。
で、先日来たばかりの御前崎に到着!





ここは、かつてウィンドサーフィンに狂ってた頃さんざん通ってました。ウェイブの聖地です。
今日は西風10m/s、波は頭ぐらい。厳し過ぎないコンディションでウェイブ日和ですな。
しばし眺めてました。



御前崎、好きだなぁ。。。



日も傾いてきたので、今日の宿を確保しなければならない。
エンジントラブルで時間を取られたため、今からキャンプ場探しはしんどい。今日は手軽にライダーハウスにしけ込むことにし、ネットで探すと磐田のライハが近そうだ。
電話すると来ていいよ~と。ありがてぇ。
僕の旅は基本行き当たりばったり。出会いやハプニングが面白いのです。

強烈な西風と西日に突き進むが如く150号線を西進する。
暗くなる前にライハ「KEN」に到着。



ライダーハウスとは、旅するライダーに民家の一部屋を貸すような簡易宿泊施設?
相部屋が基本。



今宵は併設の居酒屋で、同宿のライダー三人と宿主のお母さんとでバイク談義、旅談義、人生談義(笑)
一期一会のバイク乗りが一夜を共にし、浅く深く語り合う文化は、バイクという孤独で自由な乗り物を愛する自立したライダー同志故に成立するのでしょうね。
世界の旅人ご用達のゲストハウスも同じ。
安心のお友達文化とは対極かもね。



サイレントヒルズツーリング、初日完了!
今宵、男四人の相部屋で爆睡。。。

(続く)



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早春の伊豆

2024年02月01日 19時30分36秒 | 車・自転車・バイク
1月31日(水)

XはちょいちょいUPしてるけど、こっちもたまには、ね。

今週はアジトの白物家電入れ替えのため、伊豆に来てます。
今日は天気も良いし暖かいので、カブツーリングの日としました。

普通に起きて、朝食済ませて出発すれば、そこはもうツーリングスポット。毎度ながら二拠点生活はもの凄く気に入っています。

先ずは今日の目的1、本場の河津桜の様子を見に行きます。
R135をタッタカ走って河津着。河津駅から川沿いに掛けて、花見用の屋台村の設置作業がわんさかやってます。
川沿いの桜並木はまだチラホラ程度。一分咲き未満かな。





観光客も疎らな川沿いをゆっくり進むと、何故か一本だけ八分咲きのサクラがありました!



やっぱりサクラはいいやねぇ。パッと明るくなります。

同じ所にある菜の花。こちらは今が盛り。



近くに河津桜の原木があるので行ってみました。
さすがに貫禄有りますね。こちらは三分咲きぐらいかな。





車では何度もこの前を走ってるけど、この原木の存在は知らなかったです。カブでゆっくり廻るとこういうモノも見えてきますね。
あと一二週間もすれば、河津サクラは見頃になるでしょう。


さて、今日の目的の2番目は松崎で海鮮丼系を食すこと。
県道下田松崎線で婆娑羅峠を越えて松崎へ。このルートは空いていて、山間を気持ちよく走れる快走路です。
途中の農家の庭先などにも、白っぽいサクラが結構咲いてました。山あいのサクラは映えるね。

松崎手前の長大なソメイヨシノ並木はまだまだです。春爛漫の季節にまた来ましょう。
程なく松崎港到着。
対岸にマリーナらしきものを発見!ここに船置いたら、かなり面白そうだ。。。 調べてみよう。



目的2の海鮮丼なんだけど、それらしい店がことごとく休み。小さな町の中を三往復ぐらいしちゃいました。
仕方ないので目に入ったラーメン屋へ。伊豆では珍しい喜多方ラーメンの旗が立ってる。
店内は地元の高校生でごった返してたが、この辺の子は礼儀正しくてほのぼの。
味噌ラーメンを食べたけど、これに入ってたチャーシューが信じられないくらい美味かった!



こんな店に出会えるのも、ゆっくり走れるカブならではだなぁ。
海鮮丼は逃したが、思いがけ無い場所で激ウマチャーシューに出会えるんだからカブツー冥利に尽きます。


目的3は大沢温泉の露天風呂。温泉宿は何軒か有るんだけど、一番山奥の「野天風呂山の家」に行ってみたかったのです。

なんか凄い所です。ハンターカブが来てたので隣に停めさせてもらう。



橋を渡ったその先は、昭和というか、もはや明治大正の風情です。。



ここは露天風呂しか無く、湯船の底からボコボコと豪快に源泉が湧き出てました。
それがまた適温で、いくらでも入っていられる。
泉質もサッパリ気味の気持ちよいお湯です。

先客が上がった後、誰も居なくなったので写真撮ってみた。



洗い場とか殆ど無く、基本お湯に浸かるだけ。
渓流沿いの露天(野天)風呂。ポッカポカになれます。
秘湯であることは間違いないですね。この方面に来たときは毎回寄っても良いな。
目的3なかなかの結果でした。



伊豆は温泉が無数にあるので、渓流釣りと合わせ技で秘湯開拓もかなり面白そうだ。


帰りルートだが、この山の家の辺りでも車だとチト厳しめだが、この先は?
温泉の方に聞いてみたら、この先は車は無理。バイクでも止めた方が良いとのこと。現在繋がっているかは不明とのこと。。。

GoogleMapでは天城山の南側の山奥を越えて河津辺りに繋がってる。行けるところまで行ってみたいよね。僕の悪い癖発動です。

すぐに道は細くなり、舗装はガタガタ。でもクロスカブなら大丈夫。



標高が上がるとなかなかの山深さ。
霧も出てきたし。



だいぶ走って大鍋越峠を越えると、、、辛うじて残っていた舗装が切れ、完全なダート。



山仕事の車も来て無いようで、それなりに荒れてます。落石や崩壊の跡もある。ジムニーでなんとかぐらいな感じ。
クロスカブは、、、行けます。行けると信じて進みます。万が一パンクでもしたら歩きます。ガードレール無いから絶対落ちないように。。。
こんな事を考えながら走るのは、、、なんて楽しいんでしょう!(笑)



分からない、知らない、未知、、、なんて魅力的なワードだろう。

かなり下ったあたりでワサビ田が出てきて、やがて人家が現れ、舗装路に変わる。
素直にホッ。 
無事峠越え出来ました! 冒険は身近なところに幾らでもありますね。

図らずも、なかなかのロングダートを発見した次第。
オフ車以外の人、或いは普通の神経の人は、大沢温泉の帰りは先に進まず、引き返した方が良いですよ。

アジトに帰るまで、体の芯はポカポカのままでした。

三寒四温の季節、一足早い春気配のカブツーリングでした。
プチ田舎暮らし、面白いっす!

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クロスカブの簡単ロッドホルダーを作ってみた

2024年01月16日 18時15分43秒 | 車・自転車・バイク
いつまでもトップページに「明けましておめでとうございます」ではのんき過ぎるので、記事をアップします。
例年なら、釣り納めからの釣り始めとなるのだが、ボートが無くなると、寒い中わざわざ行かなくても良いか…ってなっちゃいます(笑)

で、アジトでごそごそやってます。
伊豆はもう早咲きのサクラがチラホラ咲き始めました。



一方、庭のクヌギの木などは枯れ葉も全て落ち、今は枝のみ。このタイミングで伸びすぎた枝を切り落とすのです。
高い所はクライミングの道具を使って安全確保。
クライミングの技術は、アウトドアのシーン全般でかなり有効だと思います。例えば、釣り人が到達できない断崖絶壁の釣り場にも入ることが出来るはず。まだやってないけどね。




アジトに置いてあるクロスカブで釣りに行くとき、ロッドは基本的にコンパクトロッドを荷台に括り付けていたんだけど、ボックスが付いてるので微妙にやりにくかった。
そこで、専用のロッドホルダーを付けることにした。

定番は塩ビ管などをタンデムステップと荷台に固定し、ロッドを縦に差し込むんだけど、こうするとリヤボックスの蓋が開かなくなる。
そこでサイドバックサポートを利用して、横置きにすることにした。
これがサイドバックサポートね。



これに60cmのアングル材を水平に固定するだけ。
ウィンカーなどに干渉しない高さとした。

材料はホームセンターで簡単にそろいました。
材料費は千円チョット。



アングルをこんな感じで取り付けます。
取り付け方法は、Ω型のサドルを裏に当てビス留め&結束バンドでガッチリ固定できました。



このアングル材にロッドを乗せて、マジックテープとかゴムバンドで固定するだけ。
金属製のアングル材にロッドが直接触れるのがチョット嫌なので、クッション材としてアングルの内側に10mm厚のL型ゴムを両面テープで貼り付け。これでムニムニになりました。



早速ロッドを取り付けてみます。



いい感じ。
シッカリ&スッキリ!

この位置なら運転者の足に触れることもないし、乗降時や取り回し、スタンドの上げ下ろしの邪魔にもなりません。
勿論荷台はフルに使えます
最長1.5mぐらいの長さでも何の違和感も無く積載できますね。
何なら、リール付けたままでも大丈夫でしょう。



どうです、見た目もスッキリしてて違和感ないっしょ!
簡単だけどいい感じに仕上がりました。
これでカブ釣行がさに楽しくなりそう。
渓流の解禁が楽しみです。

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明けましておめでとうございます

2024年01月01日 14時15分34秒 | 釣り以外のエトセトラ
 
明けましておめでとうございます

湘南は穏やかなお正月を迎えております。
写真はザンスカールの7000m峰、今頃は雪と氷に閉ざされていることでしょう。

このブログも2005年開設以来19年目に突入しました。えらい続いたモノです。
ブログの時代はとうに過ぎているのは承知してるけど、僕自身のための記憶、記録のために書き綴ってます。
僕自身全編を読み返したことはないけど、いつか読み返した時にその時々の光景が鮮明に蘇れば良いなぁと思ってます。

「シーブレ日記」というタイトルの通り、僕の4台目のボートとなるシーブレインが来てから以降の、僕の船遊びや釣りを軸に、その他の遊びの事をツラツラと書いて来ました。

一方、船を手放しシーブレインが存在しないいま、このブログの芯を失ってしまったような気もます。
なので、今後このブログは大きなイベントの詳細を記録する場にし、日常的なことは短くX(旧Twitter)にアップする感じで使い分けようかと考えました。

先般、2011年から運用しているX(旧Twitter)アカウントを鍵アカにしてしまい、昨年たまたま作った別アカがあったので、ポストを整理して開示アカウントにしてみました。
今後、このXアカウントで日常の出来事を呟いてみようかなって思ってます。

@Ladakh_biker  https://twitter.com/Ladakh_biker

良かったらこちらも覗いてみてください。

誰かが言ってましたが、美味いものを喰らい、友と語らい、良き人と出会う。
こんな日々を送りたいと思います。

今年も感動の出来事に多く巡り会えたら良いなぁと思ってます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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今年もお世話になりました

2023年12月31日 17時31分42秒 | 釣り以外のエトセトラ

2023年も無事終わりました。
今年は中盤にはコロナも5類となり、行動制限も大幅に緩和。以前の生活の自由さを改めて実感しました。
僕も活動をポツポツ再開出来ました。

主なところでは、セロー購入、九州ツーリング、五島列島ヒラマサ遠征、そして何よりインドラダック、ザンスカールバイク旅と、なかなかチャレンジングな一年でした。

一方、40年近く乗り継いできた船遊びを卒業という一大決心もありました。これはインドバイク旅が少なからず人生を賭す部分もあり、万が一帰国できない事態も想定して船を整理した次第。
元気がなくなって船を降りたんじゃなく、次に向かう上でのアクションなので、自分的には良かったのかなぁと思ってます。

今年も多くの方にお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
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