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分解速度30倍の高性能光触媒を開発

2017-11-21 | 科学・技術
 信州大学工学部の錦織広昌教授と(株)アシスト&ソリューション(ビルメンテナス事業)は、高性能の光触媒を開発したと発表した(11月20日)。
 錦織広昌教授が開発したもので、光触媒は銅イオンが付いた酸化チタンの微粒子。コーティング剤として使えるように液体に入れると塊になり、光が微粒子の表面にあまり届かないため性能を発揮しにくい。教授は液体に微粒子が分散するように工夫して、課題を解決した。普通の部屋程度の明るさの中で有機物の分解実験をしたところ、分解速度が従来の光触媒に比べて30倍程度速くなった。
 ◆光触媒
 光触媒は太陽などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる有機化合物や細菌などの有害物質を除去することができる環境浄化材料。
 現在、実用化されている光触媒(光触媒活性物質)は、酸化チタン(TiO2)と酸化タングステンだけである。

 散歩道沿いのマンションの玄関先に”クサギ”が植えられている。9月頃に花が咲いた。花は枝端から伸びる大型の集散花序。萼は始め5角紅紫色の袋状で、これが5裂して中から花冠(かかん)が伸びてくる。花冠は白色で、花筒から細長い5裂片、やや反り返り気味に開く。この長い花冠から雄しべ4本と雌しべ1本の花柱が突き出る。
 今日の散歩で見つけた果実。萼(がく)は赤く、果実は藍色~黒色で、赤と黒の対比で目立つ(二色効果)。果実は鳥に食べられ、種子分散する。
 名(クサギ:臭木)は、葉・茎が傷つけられると悪臭がするから、と言う。でも悪臭と言うより独特な匂いと思うけど。花にはユリに似た芳香がある・・!!。
 クサギ(臭木)
 クマツヅラ科クサギ属
 日本全土に自生する落葉性小高木
 開花時期は8月~10月
 花冠は5裂、花色は白、雄蕊4本で雌蕊1本
 結実は10月~11月、秋に瑠璃色の丸い実が熟す、実の周りは赤色の萼


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