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光コム(超短光パルスレーザー)で、気体の温度を測る技術を開発

2017-11-09 | 科学・技術
 産業技術総合研究所・周波数計測研究グループ清水祐公子主任研究員、稲場肇研究グループ長は、「光コム」と呼ばれる超短光パルスレーザーを2台用いて気体の温度を測定する新たな技術を開発した(8月23日発表)。
 光コムとは、スペクトルが等しい周波数間隔で櫛(コム:Comb)状に並んだ超短光パルスレーザーで、周波数間隔の正確さから、超高精度な周波数計測や長さ(波長)計測に利用される。気体分子は、分子種に固有の周波数の光を吸収し、その吸収量は気体分子の温度と相関がある。今回、2台の光コムを用いるデュアルコム分光技術を活用し、気体分子の吸収スペクトルを測定して、気体の温度を測定する新たな技術を開発した。
 アセチレンガスの光吸収スペクトルを、1.5 μm を中心とした波長帯域で測定・解析した結果、±1 ℃以内の精度で温度を測定可能であることがわかった。
 今回のデュアルコム分光技術は、1.0 μm ~1.9 μm(周波数では、約158 THz ~300 THz)という広い波長範囲を短時間に、高分解能で測定することが可能である。そのため、水(1.38 μm、1.87 μm付近)、二酸化炭素(1.44 μm付近など)、メタン(1.67 μm付近)、アセチレン(1.04 μm、1.52 μm付近)などの複数の気体の混合気体であっても、広い範囲に存在するそれぞれの気体分子の吸収スペクトルを、同時に高精度測定できる。それぞれを解析することで、従来技術では不可能であった燃焼ガス点火後の分子種ごとの温度やその変化などの観測もできると考えられる。
 この技術は、既存技術では困難な温度計測ができる技術としての応用が期待される。

 天気は晴れ~曇。気温は低く、最高気温13℃とか。立冬(11月7日)が過ぎたから、これから冬の寒さに留意。
 我が家の鉢植えの”レウィシア”に花が咲きだした。花芽が沢山出ているので次々に咲いていく。春先に幾つかの鉢植えを購入したが、生き残ったのは、赤い花の”レウィシア”。
 レウィシアは、多肉質の葉が放射状に広がりサボテン風だ。葉の中心から幾つも花茎を出し、花茎の先に花が咲く。少し離れて見ると、咲く花の様子が花火の様に見える、岩花火(いわはなび)の名の由来。
 レウィシア
 学名:Lewisia cotyledon
 別名:岩花火(いわはなび)
 スベリヒユ科レウィシア属
 耐寒性多年草 
 原産地は北アメリカ
  (主に高山の岩などで生育)
 昭和初期の頃に渡来
 開花時期は4月~6月
 花弁は7~10枚、花径は3~4cm前後
 花色は、赤・白・橙・ピンク・青


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