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黄金伝説展・古代地中海世界の秘宝

2016-02-16 | 歴史・考古
 宮城県美術館で開催中の特別展「黄金伝説展・古代地中海世界の秘宝」に行って来た。地中海地域の古代文明がもたらした金の傑作の数々と、これを題材とする絵画などを展示している。
 黄金伝説展の見所は、1972年のブルガリアの東部ヴァルナ集団墓地遺跡から発掘された43号墓出土の骸骨と金の装飾品である。出土品は、紀元前5000年紀(銅石器時代)までの遺跡からで、金の装飾品では世界最古との事。6,000年前というと、エジプトの原始王朝と同じ位かそれ以前だな。


 宮城県美術館南側から川内にかけてユリノキの並木が続いている。葉も花もない、実だけが付いている・・多くの実は弾けている。実は集合果・翼果(扁平の翼状)で、1つの花に約100個の実がマツカサ状に集まり、直立する。
 開花は6月半ばで、チューリップの様な花が咲く。秋には黄葉して見事な景色となる(杜の都・緑の名所100選に選ばれてる)。 ユリノキはフウ(楓:マンサク科フウ属)とイチョウ(銀杏・公孫樹:イチョウ科イチョウ属)と並んで、”生きている化石”と呼ばれる。ユリノキは、白亜紀(はくあき、凡そ1億4550万年前~6550万年前、恐竜が繁栄)にはすでに生育しており、被子植物の誕生頃の姿を留めているからである。
 ユリノキ(百合の木)
 別名:半纏木(はんてんぼく)、奴凧(やっこだこ)の木、軍配(ぐんばい)の木
   チューリップツリー
 モクレン科ユリノキ属
 落葉広葉樹、高木
 北米原産で明治時代初期に渡来
 開花時期は5月~6月
 花径は5cm~6cm、黄緑色のチューリップに似る


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