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チョコレート年間消費量は約4500億円、バレンタインシーズンは500億円超え

2015-02-14 | 日記・エッセイ・コラム
 朝起きたら雪が降っていた。直に止み、晴れて青空が広がる。
 今日(2月14日)はバレンタインデー、日本ではチョコレートを女性から男性に贈る日となっている。でもこの日は、ローマ皇帝の迫害下で殉教(西暦269年のこの日)した聖ウァレンティヌス記念日であり、バレンタイン司教の記念日として”恋人たちの愛の誓いの日”になった。キリスト教国では、この日を”愛の日”として花やケーキ等を贈ると言う・・日本で少し変化したんだ。
 日本人は贈り物が好きな民族で、徒然草(吉田兼好:鎌倉時代末期~南北朝時代の歌人・随筆家)では、「善き友三つあり。一にはものくるる友、二には医師、三には智惠ある友。」とある。
 バレンタインデーに贈るチョコレートは、流通業界・製菓業界の販売促進で普及し、1970年代前半から増加し定着した。現在では、贈る方も恋人・思い人(本命チョコ)だけでなく友人(友チョコ)、義理がある方(義理チョコ)、お世話になった方(世話チョコ)、家族(ファミチョコ)、両親・祖父母(親チョコ)、自分へのご褒美(自分チョコ)と”チョコ贈の日”となっている。因みに、1月後の3月14日は「ホワイトデー:バレンタインデーにチョコレートを贈られた方が、返礼のプレゼントをする日。キャンデーやクッキー、マシュマロなどをお返しする」と言う事で、もはや贈答の国民的行事日となった感がある。
 日本のチョコレートの年間消費量(小売額)は約4500億円、バレンタインシーズンだけで500億円超えと1割以上が消費される。日本のチョコレートの消費量は世界的には少なく、最大消費(1人当たりで)国ドイツの1/5である。
 ◆主な菓子の小売額(平成25年)
  菓子   生産量(トン)  小売額(億円)
 和生菓子   304,500     4,670
 チョコレート 220,080     4,520
 洋生菓子   191,401     4,248
 スナック菓子 225,784     4,135
 米菓     216,524     3,413
 ◆チョコレート菓子の消費量(2012年)
      国際菓子協会/欧州製菓協会より
  国     国内消費(トン)  1人当たり(Kg)
 ドイツ    942,770       11.7
 スイス     84,915       10.6
 オーストリア  83,330        9.9
 ノルウェー   46,990        9.3
 イギリス   549,180        8.7
 日本     236,474        1.9

 早朝に降った雪は、幼稚園建物の屋上に設置された仏像を白く化粧した。


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