今季は暖冬と言われ、ほっとしていたら、
降る時にはしっかり降る、津軽の冬は甘くありません。
新年に入り、30センチほどの降雪がありました。
しかし、晴れが続いたりするとたちまち雪が溶けて、
現在は積雪20センチ以下です。
昨年の今頃は50センチほどあったと思います。
やはり暖冬と言えるのかも知れません。
さて、市内の菊ヶ丘公園も、12月までは
雪が全く無く、散歩ができるほどでしたが、
1月に入るや、雪が降り、人影も少なくなりました。
雪の公園もいいものです。
「静寂」という言葉が合います。
空気が澄み、清々しい。
耳を澄ませば、人声の代わりに、
数種の小鳥の声が聞こえてきます。
小川のせせらぎも。
いつものように、ドラミングの音。
キツツキがいます。
アオゲラです。♂
羽が黄緑色です。アカゲラとの違いです。
頭が赤く、♂であるとわかります。
別の日に、またこの公園に行くと、
今度は・・・
アカゲラがいました。♂
白と黒と赤。
なんとコントラストの美しいこと!
アカゲラは、どこでもよく見かけますから、
ドラミングの音がしたら、木の枝を探すと、
見つけられると思います。
いつもの「ウソ」もいました。
隣のつがる市の沼には白鳥や鴨が来ています。
人や車に敏感で、近づくと対岸へ行ってしまうので、
なかなか近くは撮影できません。
首が緑色をしているのがマガモです。♂。
隣り合う茶色の鴨が♀です。
♀はどの鳥も目立ちません。狙われないように。
ここには珍しくカルガモよりマガモが多かったです。
冬は野鳥を見つけやすい季節です。
雪と寒さで大変な北国でも、
このような冬の楽しみも与えられています。
津軽の冬は、これからが本番です。
皆さんの地域にも、津軽と同じあるいは全く別の、
かわいい小鳥たち、精悍な猛禽類たち、
ユニークなキツツキたちがいるはずですよ。
運動不足の解消にもなる散歩兼鳥見、
いかがでしょうか?