12/24(日)の午後、
工藤篤子クリスマスコンサートをしました。
雨予報でしたが、天気も支えられ、
各地(遠くは上北・南部方面からも!)から
たくさんお越し頂きました。
地中海ソプラノ工藤篤子さん。
全8曲とアンコール1曲歌って下さいました。
地中海ソプラノを聴いた事がある方は、
あまりおられないと思います。
地中海地方の、柔らかい温かな声質をさす言葉で、
イタリア歌曲の声質を金管楽器にたとえるなら、
地中海ソプラノは木管楽器にたとえられます。
工藤さんのお話しされる声と、歌の声とは
全く違う印象がありました。
よく響くあのすばらしい声は、
一体どこから出るのかと思われるほど、
すばらしい声でした。
以前はメゾソプラノだったようですが、
アドバイスによりソプラノに転向されたとか。
工藤さんの著書「賛美のこころ」には、
声というものは、神が与えるものというような
表現をしておられます。
まさに声は神の賜物ですね。
歌もすばらしいですが、率直な証しやメッセージに
心が動かされました。
歌の作曲者、作詞者についても教えて頂きました。
特にJ.S.Bachについても触れてくださり、
♯は主の十字架と個人の十字架を示し、
♭はへりくだりを示し、
今回歌った「主よ人の望みの喜びよ」の1拍目の
八分休符は「主が人を休ませる(平安)」という
意味が込められているようです。
また、三連符は、喜びを表すようです。
これを覚えていると、
J.S.Bachの曲ももっと味わい深く歌えそうですね。
アンコールの後は、みんなで
「良き力に守られて」を立って歌いました。
作詞はボンヘッファーという、ナチス時代の教会の牧師で、
やがて殉教してしまいますが、
亡くなる少し前に婚約者のマリアに送った
クリスマスカードに書かれていた言葉なのです。
実は、この曲は私が個人的に好きな曲で、
今年、友人から楽譜を取り寄せました。
いつか教会でみんなと賛美したいと
思っていて、実現に至りませんでした。
それが、工藤さんの方から、
この曲を皆さんで賛美してはどうかとの
打診があったので、迷いなくOKを出して、
この実現に至ったというわけです。
もちろん、工藤さんは私の願いを
全くご存じないのですが。
神様は、私の小さな願いを聞き入れて
このような形で実現して下さったのでした!!
主に感謝です!
板柳のカフェ・イリスで販売していたお菓子の家。
ある姉妹が買ってきてくれました。
まだこのままの形です。
来週の日曜に皆で食べる予定です。
MERRY CHRISTMAS TO YOU!