自由人

 己を『”親も無し、妻無し、子無し”職も無し、ローンもなければストレスもなし』と詠んで、六無斎清々を僭称。

三食、昼寝付の21日間。。。

2021年05月30日 09時12分35秒 | コラム

 後期高齢者の仲間に入っているのだが、知人を訪ねる途中で、変則五差路の交差点を右折にあたって、前方からの車の走行がなかったので、右折走行をしたのだが、その際、横断歩道を自転車でで走行していたご婦人と接触し、転んだその方に軽傷を負わせてしまった。そのことに気が付かなかった私はそのまま走行し、用件を済ませて帰宅途中で、パトカーに止められ、”ひき逃げ犯”として逮捕された。

 走り去った車ののナンバーが通報されたので、指名手配中のパトカーに止められ、容疑内容は認めたのだが、気が付かなかったので、ひき逃げではないと主張し続けたし、被害を与えた人には申し訳ないのでただちに謝罪したい旨を伝えたのだが、”ひき逃げ”を主張する刑事とのやり取りは、当方は冷静におのれの言い分を主張続けたが怒鳴り声をあげたり、免許証を直ちに返納しろと迫ったり、めったに体験できない貴重な時間帯となった。高齢者の交通事故を無くさんとする警察の仕事には理解を示すが。何せ車がないと生活に支障をきたすし、今も週一のサッカーの練習会のためにも車は必需品だし、何時かは返納しなくてはならなくなるだろうとは述べたのだが、、、、

 逮捕されると、私物はすべて取り上げられてしまう、最初は弁護士は必要ないと思って断ったのだが、まず困ったのは毎日配達される新聞、郵便物、豆乳を一時止めてもらう必要があるのだが、その連絡は一切やれなくなる。幸い翌日の新聞記事で、住所、氏名、年齢、ひき逃げの容疑内容、等が報道され、それを読んだ知人がすぐ面会に来てくれたので、それらの件は解決した。

 さて三食の内容だが、朝は食パン4切れにヨーグルト、ジャムかマーガリンが付いてくる。昼は米食、おかずは大きな容器に盛られてくる。夜はそれn味噌汁が加えられる。”冷たい飯”とのことだったが、昼の米食は暖かいときが多く、夜の場合は冷や飯であった。高齢者の小生にはやや残す場合が多かったが、働き盛りの人にとっては足りないのではないかと思った。連休中とあって、取り調べも行われることもなく、再拘留もなされたので、考える時間はたっぷり保つことが出来た。しかも18日間は独房だったし、、、。

 最高の屈辱は、取り調べに出向くときの犯罪者扱いである。独房のカギが開けられ、20メーターも離れてない取り調べ室に出向く際の対応である。手錠を掛けら、腰ひもをつけられ連行される。逃亡の恐れがあると判断されるのかもしれないが、、、、。