自由人

 己を『”親も無し、妻無し、子無し”職も無し、ローンもなければストレスもなし』と詠んで、六無斎清々を僭称。

向後、三年間の憂鬱、、、

2015年09月11日 11時30分56秒 | コラム

 政権与党の自民党の総裁が無投票で決まった。任期は三年間とのことで、何か異常なことが起きない限り、政権を担当し、議会制民主主義に基づく、首相の座を維持するのかと思うと、憂鬱でならない。国籍離脱の自由も保証されているし、この国の憲法を先取りして軍隊を保持しないと定めているコスタリカにでも3年間移住でもするか、、、と考えないでもないが、、、。

 8月30日の国会周辺のデモで、”お前馬鹿か!”とのプラカードを掲げていた人がいたようだが、真理とはいたって単純なものだと納得がいった。安倍氏の小学4,5年の頃、当時の東大生の平沢勝栄氏が家庭教師をしたそうだが、彼曰く”俺が家庭教師をしたからあの程度で済んでる、、、。”

 ふと自分の小学4,5年の頃を考えると、一人の友のことを思い出してしまった。クラスは違ったが(小さな学校で学年2クラス)おとなしく、あまり目立つ存在ではなかった。ところがある時期から、そのクラスのトップに立ち、それまでのクラスのボスを従え、時には騎馬戦の馬を作らせ、騎乗でのし歩くこともあった。貢物もあり結構いい思いをしていたようだ。そういう状態が半年ぐらい続いたのではないかと思う。ところがある時から、”落ちた偶像”となってしまった。そのアップダウンの原因が分かったのは、彼の近所に2年先輩の大ボスがいて、その生徒をいじめると承知しない、との伝言があったようだ。そのためそのクラスのそれまでの小ボスたちが彼を持ち上げたため、”権力者”になり、しばらくの間そのクラスを支配した。元に戻ったのはその大ボスが、前言を翻したからだった。

 大ボスがアメリカ、小ボス(アメリカには逆らえない)が政権与党の派閥のボスたち、担いだ神輿は軽いほうがいい安倍ちゃんなのだろう、、、。参議院での山本太郎の質問に対しての首相の答弁、聞かれたことにはまともに答えず、役人が書いた文章を棒読みするだけ、それでこの国の総理が務まるこの国は、、、。向後3年間、憂鬱となる、、、。