5月の初めの頃、神宮外苑に雪が積もる・・・
それを知ったのは、昨年の雪が終ったばかりの頃だったのです。
桜の撮影には何度も通ったのですが、しばらく足が遠のいてしまい、久々に行った時に得た情報です。
残念でしたが、こればかりはしょうがないですね。
外苑にはそれほど多くの種類の樹木があるわけではありませんが、数本の命名木があります。
そのひとつ「二代目六道木(ろくどうぼく)」の上に、雪が積もるらしいのです。
桜も終わり、そろそろかなと、心待ちしておりました。
ついにその日がやってきました。
先日の予告編でお見せした、1年待った花とは、これです。
いかがでしょうか?
真っ白な雪が降り積もっているのがおわかりですよね。
もちろん私は今年初めて出会った雪です。
1年待ったことだけではないある種の感動で、胸がいっぱいになりました。
青空をバックに輝くこの雪の花、英語の通俗名でも「Snow Flower・Snow Blossom」(雪の花)」と呼ばれる花です。
「ナンジャモンジャ」モクセイ科の、繊細で清楚な花です。
伝わりますよね?
この花で覆われているんですよ、全体が。
名前はかなり面白いでしょう?
ズッコケたかた、いませんでしたか?
正式には「ヒトツバタゴ・一葉田子」なんでしょうがね。
田子とはトネリコのことだそうです。
複葉であるトネリコにたいして、一葉のトネリコという意味ですね。
なんじゃもんじゃとは、「何なんだこれは、訳分らんよ」くらいな意味かな。
初めてこの花を見た誰かさんが、思わず言っちゃったんでしょうかね。
このあたりの詳細については「ナンジャモンジャに花咲く頃・・・」というサイトを覗いてみてください。
六道木についてもわかりますよ。
中から見上げるとこんな様子です。
初めてこの花を見た私が言うのも口幅ったいことですが、是非お薦めしたいですね。
みなさんに観ていただきたいです。
神宮外苑の絵画館前で咲いてます。
写真は今日(5月3日)撮ったものです。
満開になったばかりですから、連休中ならまだ大丈夫でしょう。
いつまでも観ていたい花です。
愛おしさは募るばかりです。
デイゲームで行われていた「広島-ヤクルト」戦が終って、たくさんの人が出てきたので、私は心を残して、なんじゃもんじゃと別れてきました。
1枚目の人と木を比べると、この木の大きさが分かりますよ。
写真でもこれだけ見事な雪の積もり具合です。
実際に見るとそれはもう感動するでしょうね。
私、動けなくなっちゃうかも。
私も今日、見てきました。
今年は花つきが悪くて木の上の方にちょこちょこっと。。。
がっかりでした。
そうじゃなくてもまだ小さなしょぼい木なんですよ。
ハナミズキより背が小さくて(涙)
悟郎さんのおかげで堪能出来ました、ありがとです。
先日の予告編のときのちょびママさんのコメントで
名前は分かっちゃってたんですけれど、見るのは初めてです。
人々は、雪が降り積もったようと、洋の東西を問わず
共通の感覚で愛でているのですね。
いつの日か実物を見てみたいです。
大きな木なんですよ。
花が咲いてなくても、堂々とした風格がありあります。
大事に育てられているようですし。
それがこの状態ですからね。感動モンです。
そうなんだ、あまり花つきがよくなかったんですか。
今日も含めると、5本のナンジャモンジャを見てますが、こちらでは花つき、いいですよ。
大雪です(笑)。
ポージィさん
気に入っていただき、嬉しいです。
私は記事通り、昨年この花のこと知ったのですが、出きるだけ情報を入れないようにし、検索もしないでいたんです。
新鮮な気持ちで会いたかったのでね。
爽やかな雪の花でした。
ほんとよかったです。
チャンスがあったら是非観ていただきたいと、こころよりそう思います。