あるところにはあるのに、無いとなると血眼になって捜しても見つからない花があることは、経験則でわかっているんですがね。
キキョウソウもそんな花のひとつです。
私の生活圏にはありません。
昨年からそれとなく気にしながら探していたのですが、出会えないままでした。
それがです、やっと出会えました。
先週の井の頭公園行の途中の神田川沿いで、ようやっと出会えたのです。
これなんですけどね。
これで全てです。
1輪だけ咲いていましたが、ご覧のような状態の花でした。
五弁のはずなのに、どう数えても1、2、3・・・
でもこの個体に出会えたことで、キキョウソウがどんな容姿で野にいるのかとか、大きさなどがわかりましたのでね、概要が掴めました。
その甲斐あって、わが町を見回してみると、キキョウソウらしき姿があるのに気付きました。
そんなに多く見かけられるものでもありませんし、花も咲いてはおりませんでしたが、これなどはキキョウソウに違いありません。
今までにも見てたはずなんですが、見ていなかったんでしょうね。
間延びしたホトケノザくらいにしか、思っていなかったのかもしれません。
葉が、四角っぽい茎を巻き込むように付いているのは、キキョウソウの特色のひとつでもあります。
間違いなくキキョウソウに出会うことは出来たのですが、肝腎要の花が見られません。
見かけた数株全てに、花は咲いておりません。
ひょっとして露草のように、早い時間に開花して、すぐに萎んでしまっちゃうのかな?
それだとおじさんの生活時間帯では、キキョウソウの花に出会えることは難しいのかな、ぶつぶつ・・・
なんてね、そんな思いでマイカーをチンタラ流していたら・・・
いましたよ、青い花が。
間違いなさそうです。
紹介いたします。
【キキョウソウ・桔梗草】キキョウ科
いい状態の花ではありませんでしたが、充分です、私には。
出会えた喜びや、いかばかりか・・・です。
北米からやってきた帰化植物ですが、もともとは観賞用に導入されたものが、野生化したんですって。
キキョウの花に似ている草花というのが、名前の由来でしょうね。
キキョウ科ではありますが、属は違うようです。
1~1.5センチくらいの小さな花ですが、野草系?としては、すっきりとした青い花色が新鮮です。
わが町に、ようこそいらっしゃいました!
帰化植物というと、眉をひそめるご仁もいらっしゃるでしょうが、あなたなら大丈夫、受け入れてもらえますよ。
もともとは鑑賞されるべく、遠い国からやってきたんですからね、堂々と胸を張って勢力を広げてください。
あるところにはあるんですね。
本日(2日)中目黒の公園に行ってきたんですが、文字通り、うじゃうじゃしていました。
花壇や植栽のなかから、可憐な青い顔を出しておりましたよ。
本家のキキョウは、ただ今こんな様子です。
今年はまだ見ていませんよ。セリバヒエンソウと同様、
私にとっては幻の花のごとき存在です。
悟郎さんはやっと会えた!という状況だったと思ったら、
次にはうじゃうじゃ咲いているのに会われちゃったんですね!
綺麗な青紫にほぉ~っと溜息が出ます。
羨ましい~ 私も今年も会えないかなぁ…(^^)
今回は前置きが長かった~~(笑)。
にとっても、やっぱりあるところにはある花ですか?
私の近所には無い、と諦めていたところでしたが、数株ですが確認できました。
今後どのように展開していくのか、楽しみになってきました。
アップした花の咲いていない全体像写真の株は、アスファルトの隙間にありましたのでね、逞しく勢力を伸ばしていくんだろうなと、そう予感しております。
あるところにはあるということも、目の当たりにしましたしね。
キキョウソウ全体としては、ジワジワ勢力範囲を広げていることは確かなようです。
そのうちポージィさんの回りでも、いくらでも見られる花になる可能性、大でしょうね。
★noodlesさん
がアップしてから、必死になって青い花を探していたんです。
あそこもここも無しで、まだ私の近所には進出していないのかなって、諦めていたところでの出会いでした。
北の丸公園でのエピソードを加えたら、プロローグだけで大事になっちゃう量です。
これでも端折ったんですよ(笑)。