【オキザリス・ボーウィ】カタバミ科カタバミ(オキザリス)属
すっかりラジオ派になってしまったおじさんですが、帰宅してNHKのラジオ深夜便を聴くのを楽しみにしています。
実際には、4時台のインタビューが視聴出来るかどうかなんですけどね。
番組は5時で終了ですが、最後のコーナーが「今日の花、誕生日の花」です。
毎日ひとつの花が紹介されます。
紹介される花の名前を聴きながら、花の姿を一致させるいい勉強の時間だったりしています。
出会いの場所まで思い起こすこともありますしね。
初めて耳にする花もありますが、見知った花がほとんどです。
これもひとえに、花追っかけをやってきたおかげですね。
1週間前のことです。
今日の花として「ハナカタバミ」が紹介されました。
カタバミの仲間たちは野草系も園芸種も、都会の街角でも目にすることが出来ます。
可愛い葉っぱをしているものが数多くありますのでね、花時期ではなくても存在をアピールしています。
ハナカタバミ? ムラサキでもイモでもなくて?
「ハナカタバミ」ってどんな花だったっけ?
記憶の回路を巡らせても、ハナカタバミの花が思い描けません。
ピンクの花色のムラサキカタバミやイモカタバミはポピュラーですが、ハナカタバミとは言わないよな。
ひょっとして別名として使われているのかな。
モヤモヤとした思いが残りましたので、調べてみました。
「ハナカタバミ」で検索すると、「オキザリス・ボーウィ」がヒットしました。
トップの画像(05年10月24日にアップしたものの再録です)がその花です。
「オキザリス・ボーウィ」の和名が「ハナカタバミ・花片喰」です。
goro’s 花 Diaryで名前を紹介するときは、出来るだけ和名を使うようにしています。
これは原則としてであって、いくら和名が付けられていても、あまり聞いたことがないと判断したときは(あくまで主観ですが)、流通名など、よりポピュラーな名前を表記することにしています。
「ハナカタバミ」と「オキザリス・ボーウィ」、どちらが一般的なのかわかりませんが、最初にインプットされたのは、どうも「オキザリス・ボーウィ」のほうだったようです。
だから「ハナカタバミ」と聞いても、すぐに花を思い出せませんでした。
なおも調べているうちに、「ハナカタバミ」=「オキザリス・ボーウィ」の図式は、狭い範囲のようで、広義には園芸種のオキザリス全般を指すこともあるようです。
もっと広げれば、「カタバミの仲間たち」すべてを、「ハナカタバミ」と呼んでも差し支えないようです。
文中「カタバミ」と「オキザリス」という名前をランダムに使用しておりますが、
両者は同じ意味です。
カタバミ(Oxalis)科カタバミ(Oxalis)属ということです。
ラジオ深夜便で紹介された「ハナカタバミ」は、この時期に見られる「カタバミの仲間たち」全般でいいんじゃないかと、そう思いました。
先週の日曜日に出かけた公園で、いくつかのカタバミ(オキザリス)の仲間との出会いがありました。
深夜便で聞いて間もなかったのでね、思わずニンマリです。
紹介する花たちは、あまりいい状態とは言えないものもありました。
花倉庫には、春先から収集している状態のいい写真がありますが、今回は敢えて11月30日に出会った花だけで構成しています。
【カタバミ・片喰】
【ムラサキカタバミ・紫片喰】
【オキザリス・ボーウィ】
【オキザリス・トリアングラリス】
【同定不能】
多分イモカタバミの白花だと思います。
1~2㎝ほどの花の大きさやロゼットの形は、イモカタバミそのものなんですけどね。
【オキザリス・プルプレア】ホワイト
冬咲きのオキザリスです。
今頃から来春にかけての長い期間、花の少ない季節に咲いてくれるありがたい花です。
今回は白花を紹介しましたが、他にも紅、赤、桃、黄、紫、橙など、多彩な花色のものがあります。
「バリアビリス」とも呼ばれ、「フヨウカタバミ・芙蓉片喰」の和名もあります。
イモカタバミだったんだ~。
思わず叫びました。
わが畑に咲くショウモナイ美しい花。根茎が重なり重なってヤツガシラのようになるんです。
ところでヤツガシラってご存知ですか。里芋の一種で赤いズイキが出来るやつ。とても美味しい里芋。
種子は出来ませんが根茎がそりゃぁしぶといし、抜いても抜いてもひょっこり可愛らしい花が咲き、あっというまに大株になるんです。
富山ばあちゃんはこの花を見ると敵意丸出しにして
根を堀上げて、廃棄処分にします。そこらにおいて置くと、乾燥していてもすぐ生き返るのです。焼き捨てたつもりでも、焼けこげたひしゃげた薯のまま再生するんです。
「お前、インベーダーか」
時として怖くなります。
ほかにミヤマカタバミがあります。楚々とした白い花です。(ちっとも殖えない~)
黄色い花の小さいものはすぐはびこり草むしりしていて触るとパチパチ種子を飛ばします。が、これは意外なことに、根切り虫の宿になります。だからやっぱり、敬遠します。
いずれも都会と田舎で捉えかたが違うものですね。
今夜はイモカタバミが分かったことでとてもうれしい~。
実は夕べ、寝違えて、首が回らない富山ばあちゃんです。
タ ス ケ テ ~ ~
畑のインベーダーの正体がわかりましたか。
可愛い花ですけど、強い生命力を持ったヤツですよね。
こちらでも大群生になっているところがありますよ。
私などは見るだけですので、もっと大きな群生になれ~なんて、お気楽なことを言っていますが、当事者にとっては厄介な植物でしょうね。
カタバミの仲間は、概して強いですね。
生育環境に恵まれない都市部でも、しっかり適応しています。
ヤツガシラ、知ってますよ。
ねっとりした食感で、美味しいですよね。
寝違えちゃいましたか。
痛いのもイヤですが、とにかく鬱陶しいですよね。
お大事に。
朝まで雪が降って、この分では相当積もりなと覚悟したのに、11時ごろから突然、空に雲ひとつない晴天になりました。
例年、雪の中で行われるこのイベントがピーカンで、日差しが暑いくらいになりました。
富山ばあちゃんは鰤街道のイベントに行く暇がありませんでした。行きたかったのに(泣)
選挙関係の300人あまりの集会に呼ばれて、会場で演説なんぞやらされておりましたよ。
あの蜃気楼の町、魚津まで行ってきましたが、お天気がいいので立山連峰が息を呑むくらい美しく、帰宅は4時30分くらいだったので、今度は帰りの車の中から夕日が沈むまでを堪能致しました。
ひょいと東の空を見たら雪の立山が桃色に染まって、この世のものとも思えない美しさ…
桃色浄土とはまさしくこの情景です。
今回の雪は里雪で、わが家の周辺より海岸に近い地区の雪が多かったようです。
畑のホトケノザもどうしているものやら。
相変らず、寝違えた首が、イ、タタタ…
そのとき、黄色の小さな花を咲かせるカタバミ以外はハナカタバミと
いうような印象を受けたものですが、ブログにアップする際に
調べたらイモカタバミやらムラサキカタバミやらなにやらかんやら。
でも、今日の悟郎さんの記事を拝見して、そう思っていたのも
決して間違いじゃ無かったんだなーと安心しました(^^)
どの子も可愛いですけど、すばらしく逞しいですね!
の季節ですね。そこそこの収穫とはハナカタバミたちでしたか。この時期にはこれも貴重な花ですね。
>今回は敢えて110月30日に出会った
110月になってます。。
今年の鯖街道のイベントは、晴天の下での開催になったんですね。
関係者にとっては、楽だったでしょうね。
富山ばあちゃんは選挙関係の集会でしたか。
演説もなさったのですね。凄いですね。
さぞかし美しい夕景なのでしょうね、立山がピンクに染まるなんて。
富山ばあちゃんへのご褒美ですね。
寝違え、お大事に。
★ポージィさん
耳に新しい言葉でもありませんが、「ハナカタバミ」と聴いた途端、??でした。
思い浮かぶのは「ムラサキカタバミ」と「イモカタバミ」。
はてさてと調べましたら、本文に書いたようなことがわかりました。
ポージィさんが最初に「ハナカタバミ」という言葉に出会った頃認識していたのは、間違いではなかったようですね。
大きな意味での「ハナカタバミ」で、一般的には充分ですよね。
園芸種のオキザリスも含め、みんな逞しさを持ってますね。
そうじゃなきゃ、野には出て行けませんよね。
★noodlesさん
いつでも咲いているように思ってますが、カタバミの仲間たちもちゃんと時期を選んで咲いているんですね。
そうです、こちらが例の公園での収穫物です(笑)。
110月になってましたね。
どんな月やねん~~(笑)
0をこそっと消去いたしました~~