【オトコエシ・男郎花】オミナエシ科
noodlesさんのブログで紹介されていたオトコエシを拝見して、ひょっとしたら今まで見たことは無いんじゃないかなとの疑問がありました。
でも実際に出会ってみると、ああ、この花はよく知ってると、朧な記憶の彼方から、はっきりとした姿で蘇ってまいりました。
故郷の山野で、よく見かけておりました。
もちろん、goro's Diary には初登場です。
生育環境にもよるんでしょうが、この株は1,5メートルもありましたよ。
絡み付いてるハート型の葉は、ヤマイモです
誤解無きよう
オトコエシ・男郎花とは、秋の七草のひとつ、オミナエシ・女郎花に対比して付けられた名前です。
オミナエシに比べると、茎が太く葉も大きく、強く男性的な印象があることからの命名だと言われておりますが、もし現在名前が付けられるようなことがあれば、いかが相成ることでしょうね。
オトコエシの白い花を白飯(しろめし)、オミナエシの黄色い花を粟飯(あわめし)(黄な粉ご飯とも)に見立てることもあるようです。
よってオトコエシにはコメバナ・米花という別名もあるようです。
蟻さんがたくさん集まってきていましたよ
オミナエシの花は自生種が激減し、野生のものに出会える機会は減ってきているといわれています。
実際夏の初めから、オミナエシの花たちにはたくさん出会いましたが、全てが園芸種だといってもいいでしょう。
その点オトコエシは、花時期はオミナエシよりずっと遅くなりますが、まだ山野で見かけることが出来るそうです。
逞しさについては、オトコエシのほうが上だと言えるんですかね。
命名については賛否あるところですね。
他の白い小花が密集する花の中でも、郡を抜いて華麗だとおもうんだけどな~。。
僕も否を唱えたいです。
出会いました、オトコエシに。
オミナエシがあるのでオトコエシも受け入れられますが、この花が特別男性的な花だとは思えません。
小さな白い花の集合体は、清純なイメージがあると、思うんだけどな。
そういうことであれば、この名前は否ですね(笑)。