湯谷川という島根県のある地域に「えぐいも」なるものがあるんだそうです。
久々のTV(NHK)からのネタです。
名前からして凄いです、「えぐいも」ですから。
川に自生し、葉っぱも芋も見た目は里芋とそっくりです。
あまりのえぐさに地元の人も食べたことはないそうです。
この芋には、全国各地に伝承されている弘法大師がらみのエピソードがあります。
旅の途中の大師が川で芋を洗っていた老婆に、腹が減っています、芋をいただけないでしょうかと所望したところ、老婆は内心こんな旨い芋はやれないと、「この芋はとてもえぐくて、あなた様のようなかたが食べるものではありません」と拒絶したんだそうです。
その夜炊きあがった芋を老婆が食べたところ、殊の外旨いはずの芋がえぐくてえぐくて、とても食べられたものじゃなかったそうです。
それから後、村では、誰もこのイモを食べる者などいなくなった。
「旅人には親切にするべし」という教えが、かの地に残ったという次第です。
その「えぐいも」を利用して観光客を誘致しようという話は、いかにもの今どきの話。
1300年食べていなかった禁断の味です。
料理されたエグイモの試食があり、レポートをした女性の感想は・・・
「食感は里芋と変わらずとてもおいしいのですが、食べたあと3分後から口のなかがえぐくなる」というものでした。
なんか魅かれるな…食べてみたいな…
3分後にえぐくなるなんて、どんな感覚なんだろう。
みなさんはどう思いますか?
本日の花には、おじさんも初めて出会いました。
「キササゲ」です。漢字だと「木大角豆」。
読めませんよね。
豆の字が含まれているように、確かにマメ科の花だとわかります。
かなりの大木でしたよ。
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