「桃の節句」ともいうように、ひなまつりの花として有名な桃の花ですが、3月3日頃には、まだほとんど開花していません。
その後桃の花たちは、サクラと競い合うように咲き続けております。
東京で見られる桃の花たち、ほとんどがハナモモで、いわゆる桃の実が生るものには、なかなかお目にかかれません。
私の花マップには2本の木があったのですが、1本は伐採されてしまいました。
唯一残ったのが、この株です。
詳しく調べてのことではないので、かなりいい加減な発言ですが、八重の花の桃には、実が生らないのではないのかな。
生ったとしても、食用にはむかない実だと思います。
一重の花にだけ、実が生るんだと思っておりますが、まあ、聞き流しておいてください。
ここから、観賞用に作られた、ハナモモたちを紹介いたしましょう。
そうそう、桃は中国原産ですが、観賞用の改良は、ほとんど日本で行われているようですよ。
【ゲンペイモモ・源平桃】
すっかりお馴染みになった花です。
1株中に、紅白、絞りなど、いろいろな花色のものを咲かせます。
枝中鈴なりに、八重の花を咲かせる品種です。
【テルテシロ・照手白】
【テルテモモ・照手桃】
【テルテアカ・照手赤】
【テルテモモ】のシリーズです。
全体を【テルテモモ】といい、2番目の【テルテモモ】のモモは、桃色という意味です。
神奈川県が改良した品種ですって。
あの照手姫から名前を拝借したんでしょうね。
枝がひたすら上を目指すタイプの品種で、【ホウキモモ・箒桃】 という別名もあるようです。
この品種は増えるだろうと毎年言ってますが、やっぱりなという場面を目にしております。
このお宅のテルテモモは、立派なものでしたよ。
6~7メートルはあったでしょうかね。
ここまでのものは、なかなかお目にかかれません。
枝垂れるタイプの品種です。
【キクモモ・菊桃】
菊咲きの品種です。
ご近所のちょっと貧弱な木です。
豪華に咲き誇るキクモモの写真は、後日改めて紹介出来ると思います。
「テルテ」とは何ぞや?って思ったものの
その後は桜に気をとられてしまいすっかり忘れとりました。
なるほど、照手姫のお話からきてるのですね。
緑化センターのものはまだ私の胸の辺りほどの背丈でした。
どんどんノッポさんになるんですね。
こちらのキクモモも間もなく見頃を向かえそうです。
見れば見るほどキクモモってキレイだな~って惹かれてます。
それも遠目に…
庭などに植えられているのは大抵観賞用のハナモモですよね。
近所で見かけるのは八重がほとんど。うちのも八重です。
んでもって、うちの八重のハナモモには実がなりますよ。
梅酒を作る青梅くらいのが。い~ぃ香りがします。
齧ってみたことはまだありませ~ん。食用にはならないと
聞いたのと、なかから虫が出てきそうな気がして…
でも、あの香りには大いにそそられます。
ハナモモやテルテモモというプレートが、木によってかけられているのをみてたので、テルテった何?くらいに思ってました。
ちょびママさんと同じです。
今回調べて、照手だとわかった次第です。
今回アップしたもの、かなり大きいでしょう?
立派だなと、見上げてしまいました。
記事中にも書きましたが、ここまでのものには、なかなかお目にかかれません。
キクモモもそれなりに咲いているのは見かけているのですが、撮影チャンスに恵まれなくて、ちょっと貧弱なものになってしまいました。
豪華は花付きのものを、是非アップしたいと思っております。
★ポージィさん
なかなか実の生る、食べられる実の生るものは、少ないですよね。
こちらもそうです、ハナモモの木が圧倒的に多いです。
実が生ると後始末が大変ということもあるんでしょうが、観賞用のハナモモの改良が進み、より豪華さが増して、人気も出ているということなんでしょうかね。
テルテモモの実は、私も見ますよ。
花数のわりには少ない実付きですが、たまに見かけておりました。
そうなんですか、そんなにそそられる香りなんですか。
虫が出るかどうかはともかくとして(笑)、果実種にするといいかもですね。