ススキです。
言わずと知れた、秋の七草のひとつです。
とは言いつつ、過去、goro's Diary では、ススキをきちんと紹介しておりませんでした。
「つぶやき・・・」の記事中で、イメージ画像のようにはアップしてますけどね。
今年は秋の七草を揃えようと思っておりますので、花が咲くのを待っていましたよ。
早いものは、8月の半ばあたりから花穂が出てきていました。
【タカノハススキ・鷹の葉薄】イネ科
園芸品種として人気沸騰の、斑入りのススキです。
ススキは、秋の七草のなかでも、知名度、認識度は1、2を争うんじゃないでしょうか?
万葉集にも数多詠われております。
日本のどこにでもある植物ですが、東京都心ではなかなか見かけることが難しくなっています。
十五夜に飾るススキも、花屋さんで買う時代ですからね。
線路の土手などでは、たまに見かけられるかもしれません。
セイタカアワダチソウに追いやられたとの説もあります。
おじさんが出会えるススキたちは、すべて公園に植えられているものばかりです。
生活環境を考えれば、仕方無いことですかね。
【ススキ・薄・芒】イネ科
ススキとは、「すくすくと立つ木(草)」との意味で、それが転訛したとか、神薬に用いる鳴物用の「スズ(鈴)の木」からの転訛とか,ススはササに通じ、細い木(草)という意味だとかの説を見つけました。
はっきりとはわかっていないというのが、ほんとのところです。
漢字の「薄」は、草が茂っている様子を表しているそうです。
「オバナ・尾花」という呼び名は、花穂を動物の尾に見立てたもので、ニワトリとキツネの両説が言われているようですよ。
私は、キツネ説のほうに軍配を上げたいな。
文学の世界では、オバナはよく使われますね。
「カヤ・萱・茅」という別名は、ススキで屋根を葺いていたことに由来します。
「(ススキを)刈って屋根を葺く」という意味の刈屋根(かりやね)の、「り」と「ね」を取って転訛し、カヤになりました。
私は、カヤという呼び名で育ちました。
いつの間にか、ススキに移行してましたね。
十五夜にススキを飾るのには、ちゃんとした意味付けがあるんだそうですよ。
単に秋の風情を演出するためだけではありませんでした。
ススキは、ツキ(月)を家に招くと言われているんですって。
今年こそ飾らなくちゃ!
今年の中秋の名月は・・・今月の25日だそうです。
メモ、メモ。
穂が出ていない葉だけのときの観賞価値でしょうか。
ふぅん、月を招きよせてくれるんですか。
ついでにツキも招きよせてくれるんですよね。
こりゃ是が非でも飾らなくちゃ(^^;
その辺に生えているのを採ってきてもいいかしら?
尾っぽとして見るとき、フワフワになる前のさらりと
弧を描いている様子は雄鶏の尾羽にも見えますね。
花が咲いてフワフワになってしまったらこれはもう
狐の尾っぽで決まりです。
(昨日コメントに書いたヨモギの大きな株、切り倒されてました。
ちょっとがっかりです。)
マイリビングにあるタカノハススキなのですが、年々立派な株になってます。
一昨年は、この3分の1しかありませんでしたから、毎年1株づつ増えている勘定です。
このまま増え続けて、あこがれの薄ケ原になってくれないかな・・・(笑)。
タカノハススキの人気は、何と言っても斑入りの葉にありますからね。
秋の花と合わせて寄せ植えしてるものを見かけましたが、なかなか素敵でしたよ。
そうなんですって、十五夜にススキを飾ることは、月を招くという意味があるんですって。
もちろん、ツキを招きよせてくれるんですよ。
ね、ね、是非とも飾らなくちゃですよね(笑)。
その辺に生えているススキが、本来のススキです。
花屋で買うのは、邪道でしょう(笑)。
こちらでは仕方無いですが。
ポージィさんは雄鶏の尾羽をイメージ出来ますか?
私はどうもそこまで持っていけません。ポリポリ・・・
あらら、ヨモギの株、処分されちゃいましたか。
がっかりでしょうが、これも受け入れるしかありませんね。
他のどこかで出会えるといいのですが。
今年は仙石原まで、追いかけるつもりです♪
そう、25日ですよ。お忘れなく~(笑)
この株は、殊更早かったようです。
すっかり枯れ尾花状態になってました。
仙石原のススキの群落、凄い風景でしょうね。
楽しみに待ってます。