【キョウチクトウ・夾竹桃】キョウチクトウ科
こちらがキョウチクトウ科の基本の花です。
昔から真夏の花木の代表選手のような花です。
インドが原産で、中国を経由し、江戸中期にはすでに日本にやってきてたようです。
セイヨウキョウチクトウという流れもあるようで、徐々にその園芸種が増えてきているように見受けられます。
中国名の「夾竹桃」を、そのまま「キョウチクトウ」と音読みしてます。
竹のような葉をもち、桃に似た花を咲かせるところからの命名です。
東京の街路樹や公園の木で、夏に花を咲かせるものでは、キョウチクトウはサルスベリと双璧だと思います。
サルスベリは百日紅で、百日もの長い間花が咲いているという意味でしょうが、キョウチクトウにも半年紅(ハンコンコウ)という別名があることを、今年初めて知りました。
100日どころじゃありません、半年ですよ。
確かに花期は長いです。
梅雨入り前に咲き始め、梅雨時に一旦姿を消し、梅雨明けと同時に盛りと咲き、初秋過ぎまで花が見られるのが、キョウチクトウのサイクルだと理解しております。
キョウチクトウも例に漏れず、今年は早くに咲き出してました。
私は5月24日に先始めを確認しましたからね。
今年は梅雨入りが遅れ、入梅したと思ったら雨が一向に降る気配なく過ぎちゃいましたのでね。
既に満開状態のキョウチクトウを、よく目にしております。
八重のピンクのものを一番多く目にします。
こちらの花期が長いんですよ。
今年は花びらに白い斑入りのものをアップします。
珍しいのかなと思いましたが、そうでもないようです。
白の一重は、ピンクの八重についで多く見られます。
こちらは初夏の花ですかね。
昨年も出会った八重の白花のキョウチクトウです。
今年のもののほうが八重の風情がはっきりわかるものに出会いました。
まだまだ数は少ないようです。
真紅の一重
オレンジピンクの一重
黄色の八重
どれが西洋のキョウチクトウなのか、イマイチわかっておりませんが、オレンジピンクの一重などがそちらのお仲間なんだろうなと、漠然と思ってます。
有毒植物ですからね、くれぐれもご用心を。
雨はどこに行ったの?・・・
青空をバックにしたキョウチクトウの花を見るのは
もう少し先でいいんだけどな
いま住んでいるところの近所には意外と少ない、というか
ほとんど見かけないんです。よく通る道路沿いのお宅に植えられている
淡いピンクの可愛い~キョウチクトウは、住人には嫌われているようで
いつもバツンバツンに切られていて滅多に花を咲かせられずにいます。
可哀相に…。有毒ではあるけれどそんなに嫌わなくたって。
そんなわけで、先日車で走っていたとき、ある工場の敷地に植えられた
キョウチクトウたちがたくさん花を付けているのを見て、
あぁもうこんなに咲いているんだね、と認識したにとどまっています。
悟郎さんのエリアでは毎年たくさんの、それも珍しい色や八重のものまで
色んなキョウチクトウが目を楽しませてくれますね。
へぇ~西洋からの流れのものもあるんですか。その西洋のものも
元をたどれば中国なんてことはないのかな?アジサイのように。
オレンジピンクの一重、可愛いです~
ところで、お父さん達の記事、見事ですね!すばらしいです。
私は日本のお父さんをいまだ見たことが無い(多分)のですが、
悟郎さんはアメリカのお父さん達も交えてツーショットの撮影に
成功されてる。素晴らしい力作に惜しみない拍手を贈らせていただきます(^^)
胸のつかえが落ちました。
ついてる、ついてる!
確かに昔に比べると、キョウチクトウの姿は減ってきているのかもしれません。
街路樹や公園などで、新規に植えられるところはあまり見かけませんね。
それでもまだまだ見かけますよ。
排気ガスはじめ、公害には強い植物でしょうからね、それが評価されているんでしょうか。
そいう意味からすると、都市向きの植物なのかもしれませんね。
ご近所のピンクのキョウチクトウ、そんな運命ですか。
思うんですが、キョウチクトウって、あまり大きな幹にはなりませんよね。
ほとんど地面から1本ずつが立ち上がってますよね。
その段階で間引いて、それも思いっきり整理して、すっきりした姿にしちゃえば、爽やかな印象になるんじゃないでしょうか。
勝手な思い込みです(笑)。
西洋の流れは、中国のものとは違うようですよ。
あるサイトの記事では、聖書に出てくるバラで(どの伝かは忘れましたが)、明らかにバラと書かれてはいるが、この場合はキョウチクトウだろうっていう記述がありましたよ。
匂いも中国産のほうが強いって書いているサイトもありました。
チチコグサの記事、お褒めいただきありがとうございます。
なんとか纏めてはみましたが、書いてる本人が理解出来ていない節がありますのでね、なんとも曖昧な記事になってしまってます。
そうですか、日本のお父さんの記憶がありませんか。
子供時代には、チチコグサといえば日本のものしか見ておりませんでしたのでね、それだけは自信があります。
すっかり陰を潜めてしまっているのが現状ですが、それでもまだ見かけることが出来ます。
たまたまツーショットの写真が撮れましたのでね、並べると違いがわかるだろうと、今回の記事には役にたったようです。
この場では、お褒めのお言葉、有難く頂戴いたします。
ありがとうございました。
★noodlesさん
キョウチクトウ科の基本花ですからね、しっかり押さえておいてくださいね(笑)。特に一重の花を押さえておくと、他のキョウチクトウ科の草木に出会ったとき、ヒントが貰えますからね。