夏野菜の中では、何がお好みですか?
キュウリ、ナス、トマト、オクラ、シシトウ、ゴーヤ等々、全て夏野菜ですよ。
1年中どこにでも売ってますからね、わかんなくなってしまうかもしれませんが、これらの野菜の旬は、今ですからね。
身体を冷やしてくれる、これら実ものの野菜たちをたくさん食べて、夏バテに備えましょう。
今日紹介するのはナス科の花たちです。
ナス科の花は、野菜から観賞花から野草系まで、いろいろです。
夏野菜の花も、少しだけ入ってます。
そうそう、最初にお断りしておきます。
ナス科の花を集めたといいながら、肝心要のナスの花、みなさんに一番お馴染みの茄子紺といわれる花の画像がありません。
出会わなかったわけではありません。
庭の中で咲いているのも見かけましたがね、写真を撮れる環境になかったのです。
可能な限り探してみたのですが、駄目でした。
ごめんなさい。
3枚ともナスの花です。
デリシャスとかゴールデンとか、そんな名札がありました。
一言でナスといってもいろいろですものね。
白やオレンジのナスだってあるんだからね。
ピンボケですが「ジャガイモ」の花です。
こちらも白から濃い紫まで、花色も多様です。
「赤い実同盟」の会員さんです。
「トマト」の黄色い花です。
上の写真の同じ株に生ってた実です。
東京では、ナスよりトマトを育てているお宅のほうが多いかな。
やっぱり赤い実の持つ魅力に惹かれるのかな。
赤い実強し!
中型の、デリシャストマトです。
甘いトマト、お値段高めですが、どんどん増えてますね。
こちらの2枚は「トウガラシ・唐辛子」です。
下のほうは、ひょっとしたら観賞用唐辛子かもしれません。
野菜系の花はお終いです。
「イヌホウズキ・犬酸漿(鬼灯)」
植物界でイヌとつくのは、役に立たないとか、つまらないとかの意味がありますよね。
史前帰化の植物で、かなり大昔に日本に入ってきたものです。
確かに道端のそこかしこで見かけることができます。
2枚ともイヌホオズキの実なんですが、違いがわかりますか?
「テリミノイヌホウズキ・照リ実?の犬酸漿」という種類もあるらしいんですよ。
私には両者の区別がつきません。
確かに上のほうの実は、光っているような気もしますがね。
下のほうは、茎も黒いし。
どっちにしても、「イヌホウズキ」には違いがないでしょう。
このあたり、かなり乱暴ですかね。
白花と薄紫の「ワルナスビ・悪茄子」です。
悪いヤツなんですよ。
写真でわかりますかね?
鋭い棘を持ってるんですよ。
地下茎で増えるもんだから、抜いても抜いても生え続けて、退治するのは大変のようですよ。
こちらでも、植栽の中などで、勢力を伸ばしてますね。
「オニナスビ・鬼茄子」とも呼ばれる、北アメリカからの帰化植物です。
花はいかにもナス科ですって様子で、私は好きなんですがね。
「フユサンゴ・冬珊瑚」
花は知らなくても、実は見たことあるんじゃありませんか?
こちらも「赤い実同盟」の会員さんです。
こちらです。
真ん丸の赤い実が、この先長い間楽しめます。
名前の由来は、赤い実を珊瑚玉に見立てて、冬にもまだ残っているという、そのあたりからきてるんでしょう。
近所では、木質化したものがアスファルトの隙間から生えていて、1年中青々としてます。
「ツルハナナス・蔓花茄子」
「ヤマホロシ」とも言われますが、いまやツルハナナスのほうが一般的なんでしょうか。
こちらは、咲き初めから最後まで完全に白花です。
昨年6/20撮影
昨年初めて出会ったんですが、そちらは咲き始めは紫で、その後色の変化があり、最後には白になる種類だったんですがね。
何株かがわが街にもあるのですが、今のところ白花系のものにしか出会っていません。
蔓性ですから、涼やかな印象のある花ですよ。
「ルリヤナギ・瑠璃柳」
こちらはね、言われなければナス科だとは思わないかもしれませんね。
葉が柳に似ていることと、きれいな紫の花色からの命名です。
紫という色は難しいと思いますが、こちらは品のある花色です。
「キダチチョウセンアサガオ・木立朝鮮朝顔」
「エンジェルストランペット」という呼び名も有名です。
昨年まで私はこの花を「ダチュラ」と呼んでいましたが、少しお勉強?して、今年からはキダチチョウセンアサガオと呼ぶことにしました。
この先、何回も咲くのですよね、この花は。
怖いくらい大きくなった株もありますね。
写真だけ見て何か分かるかな?ってクイズのつもりで拝見しました。
結構分かって感激。でもトウガラシが分からなかった。
考えてみたら、トウガラシを栽培しているのを間近で見たこと
ないんですよ。やっぱり見て無いようでいて見てるんだわ。
(逆のことも多いですけどね ^^;)
近い線はいきました。ピーマン?って思ったので。
茄子紺のナスにはよく会いますが、他の種類のナスには会ったことないです。
ワルナスビにもまだ会ったことないですねぇ…
花はナスそのもので、なかなか見栄えもします。
でもこのものすごい棘は…抜くにも厚手のゴム手袋が要りそうです。
ぼくら何が何でも殖えるもんね、近寄ったら痛い目に合わすからね、
って言ってるみたい。まったくワルですな(^^)
最初からクイズにすればよかったですかね?
次にチャンスがありましたら、考えてみます。
そうですね、ピーマンにかなり近いですよね、トウガラシは。
この株ではないんですが、前のお宅のお年寄りが、風物詩のように毎年トウガラシを鉢植えにしてます。
あとの鉢はお嫁さん担当のようですが、1鉢だけはお年寄りのもののようです。
ハトウガラシの佃煮を作ってるんじゃないかと、他人さまの食卓のことを推測してます(笑)。
ワルナスビ、そちらではまだ悪さしてませんか?
こちらでは確実に勢力を伸ばしてます。
植栽荒らしはナガミヒナゲシやドクダミたちといますが、ワルナスビも名乗りを上げてますよ。
昨年と較べても、かなり目につきます。
マイリビングには、ワルナスビの群生があるんですよ。
そのうち、ワルガキどもをアップするつもりです。