ただいま、席巻中~~
8月の終わり頃、顔を出してるなと思って見てたら、気が付けばあちこちで大繁殖してます。
用心してくださいね。
特にワンちゃんの散歩中には、思わぬ貰い物をしてしまい、後で往生いたしますよ。
なにせ、名に負う「引っ付き虫」の、第一人者ですからね。
【イノコヅチ・猪子槌・亥の子槌】ヒユ科
イノコヅチは、大まかにヒナタ・日向とヒカゲ・日陰の2種類あります。
単純に、日向と日陰に成育するからだけの区分は出来ないようですが、目安にはなります。
ふたつを並べて比較すればわかるでしょうが、goro's Diary では、それも必要ないかなと思ってます。
イノコヅチには変わりありませんし、ヒナタ、ヒカゲ、どちらも引っ付き虫くんですしね。
今回アップしているのは、ヒナタイノコヅチだと思います。
ほぼ間違いありません。
よくよく見ると、なかなか乙な花でしょう?
花がビッシリ付くのも、ヒナタイノコヅチの特徴のひとつです。
名前の由来を説明する前に、この画像を見ていただきましょうか。
茎の節の部分が、ポッコリと膨らんでいるでしょう。
虫(ちゅうえい)とよばれるもの、いわゆる虫瘤(むしこぶ)です。
虫は「イノコズチクキマルズイフシ」とよばれ、入っているのはおそらく「イノコズチウロコタマバエ」という「タマバエ」の幼虫だそうです。
この部分を、猪の子供の膝頭(一説に、かかととの記述もあり)に見立てたのが、イノコヅチの名前の由来です。
漢名では「牛膝(ごしつ)」といい、牛の膝に見立ててます。
生薬名では、「牛膝」が使われるそうです。
トビツキグサ、ドロボウグサなどと呼ぶ地域もあるようですが、これなどは「引っ付き虫」くんの性質から名付けられたものです。
かなりしつこい引っ付き虫ですよね。
経験者ならわかると思いますが、スニーカーの中にまで侵入してきます。
フリーズでも着てようものなら、えらいことなりますよ。
くれぐれも、ご用心を。
そこらじゅうに咲いていますが、なんとなくね。
とにかく、タデ科追跡中です(笑)。
イノコヅチは、今現在では一番目立つ存在です。
なんとなく、撮らないのですね(笑)。
この秋は、タデ科に精力を注ぎ込んでいるのですね。
楽しみにしてます~~