秋の花木は春咲く花木とは少し違います。
春の花木は、長い冬の寒さに耐え、暖かくなってきたぞという信号を受けて、一斉に開花します。
その後葉が育ち、エネルギーを蓄えて寒さに備えます。
秋に咲く花木は開花の仕組みが違います。
春から夏にかけて蓄えたエレルギーを、寒くなるよという信号を受けて、開花にいたります。
この考えかた、すべてのものに当て嵌まるとは思いませんが、専門に植物のことを学んだわけじゃなく、日々花に接している私が、そうなんじゃないかな勝手に思ってるだけの話ですからね。
それは違うぞ、正しい開花のシステムはこれだぞとご存知のかたがいらっしゃったら、私の話、笑い飛ばしてくださいね。
本日は秋の声を聞いて咲き始めた、黄色い花を咲かせる花木の紹介です。
「キンモクセイ・金木犀」モクセイ科
やっぱりこの花を挙げときますね。
もう既に香りを満喫なさってますよね。
今年こそ「ギンモクセイ」とセットで紹介したいと思って探してみたのですが、どうしても出会えないままにきてます。
またまた課題を残して、3年目に期待ということですね。
キンモクセイの花、個体差があることは、昨年の経験で知ってます。
この先の開花を控えているものもあります。
普段足を踏み入れることのない道を通ると、あの香りに再度包まれる機会が、もしかしたらあるかもしれませんよ。
「キントラノオ・金虎の尾」キントラノオ科
この花のこと、憶えてますか?
昨年初めて出会って、名前を特定するのに、かなり苦労した花です。
そのあたりの経緯は「あなたのお名前は?」のタイトルで昨年アップしたものをみてください。
名前にトラノオとある花たち、いろいろありますが、これは花の咲き方から付けられたものです。
花序が立って、下から順次花が咲いていくものに、トラノオという名称が与えられてます。
まさにキントラノオもそうですよね。
コウシュンカズラという名前の植物があるのです(未見です)が、花だけ見るとキントラノオにそっくりです。
カズラということは、蔓性だってことですよね。
私が出会ったこの株は、どう見ても蔓性に見えません。
だから、キントラノオと特定してます。
アセロラもキントラノオ科なんですが、花に出会ったこと、まだありません。
もう少しキントラノオの花、人気が出るんじゃないかなと予感してるんですが、あまり見ることがありません。
私が出会ったのも、この1個体だけです。
耐寒性の面で問題があるのかな?
沖縄などでは、普通に見られる花のようですから。
「ヒメノウゼンカズラ・姫凌霄花」ノウゼンカズラ科
この花も昨年初めて出会いました。
こちらの株は、昨年のものとは違います。
こちらも南方系の花のようです。
葉っぱを見ると、ノウゼンカズラなどと同じですね。
カズラと呼ばれることには、キントラノオ同様、疑問が残ります。
固まって咲いている花を見てみると、叫んでました。
叫んでいる花たちを纏めた記事「何みて吼える」もどうぞ。
9月20日の早すぎる開花からしばらくして、香らなくなっていたのですが
新しい蕾が育っているのを確認していました。
そして昨日10月3日から再びです。やっぱり~(^^)ブイ
でもお天気が… 去年のキントラノオの記事も懐かしく拝見してきました。
ヒメノウゼンカズラはすっかり忘れていました~(^^;)
あれから1年ですが、どちらにもまだ出会っていません。
アオイ科の花たちの、色づき始めたスイフヨウ。
久々登場のポージィーカラーです
こちらもです。
金木犀の第2陣、香り始めました。今日確認しましたよ。
こちらが本来の花時期なんでしょうかね?
諦めてたギンモクセイ、チャンスがあるかもです。
雨がね、心配ですけどね。
昨年の記事、読んでいただけました?ありがとうございます。
怖いくらい早いですね、時の流れは。
スイフヨウ、確かにポージィカラーですね~~
こちらでも咲いてますよ。
noodlesさん
実はね、1月にも咲いてたんですよ↓。
http://blog.goo.ne.jp/goros05/e/c9f00010a11bbb10ec56c8700564658e
キントラノオ、記事にも書きましたが、なかなか出会えないんですよ。
どこかにあるといいんですがね。