国際情勢が揺れ動いている今、重要案件について日米首脳同士話し合ったり、伝達することが最も望ましいが、生命を狙われたり、情報漏洩(気球やドローンも情報収集)する危険を考えれば、総理にとって信頼できる身近な人が代理を務めることはあるだろう。
話はかわるが、このところ金正恩総書記は娘を同行しての行動が多い。狙撃を回避するために幼い娘を同行しているとしか考えられない。
今回の岸田総理狙撃未遂事件も、一見そのように見えるが、ローンオフェンダーによる事件と決めつけるのは早いのではないか。安倍元総理暗殺事件も然り。自衛隊機墜落やら、次々に執り行われる各国の軍事演習。事故なのか謀略なのかわからないが、エントロピーは高まるばかりだ。
ウクライナ戦争は東アジアに飛び火するかもしれない。
ロシアが直接米国に報復できるとしたら、在日米軍基地ということか。ウクライナの場合のように原子力施設を脅かし、米軍を退去させようしても不思議はない。
誰でも多かれ少なかれ政府政権に不満があるだろう。しかし、東アジアにおける軍事的緊張が高まっている現在、国内で足の引っ張りあいは避けたいものだ。
岸田総理夫人の訪米のタイミングを考えれば、G7前に伝えておきたいことがあるだろう。岸田夫人が信頼されたこそ、単独でホワイトハウスに呼ばれたのだと筆者は思う。