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つれづれの記

日々の生活での印象

ショウブ湯

2010年05月05日 10時11分07秒 | 日記
5月5日(水)  ショウブ湯


 この連休、初夏らしい、いい天候が続いている。昨日の日中は、屋上庭園で土いじりをしたが、夜の風呂は、恒例のショウブ湯にした。風呂場全体が、久々に、いい香りに包まれ、季節感が蘇る。
 この時期になると、何処のスーパーにも、ショウブが出回るので、一昨日、買い求めたものだ。勿論、柏の葉に包まれた、柏餅もセットだ。


 
 ショウブと言えば、通常は、ハナショウブのことで、江戸時代、江戸や肥後や尾張で改良され、見事な花を咲かせて、楽しませてくれる。種としては、アヤメ科になる。近くに、堀切菖蒲園やしょうぶ沼公園があり、時期になるとお祭りもあるので、楽しみにしている。
 これに対し、端午の節句に風呂に入れるショウブは、サトイモ科の植物で、別種だ。株の根元が、赤紫色をしていて、強い芳香がある。身体を温める、などの薬効があるとされ、子供の健康を願って、利用されてきた。幼い頃に育った田舎では、沼地の岸などに、よく生えていたものだ。黄色い、蒲の穂のような変わった花をつけるのを、良く記憶している。
 以前は、旧暦だったため、旧端午の節句は、現在よりも、1ヶ月ほど遅くなり、今年は6/16になるようだ。

 古来、美人の形容に、“いずれを菖蒲(あやめ)、杜若(かきつばた)”というが、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブ、ショウブ、ジャーマンアイリス、ダッチアイリス など、一旦気にすると、それぞれの区別は大変難しい。牡丹と芍薬、椿と山茶花、ウルイとギボウシ等の区別も、同様だ。その内、触れてみたい。


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