・往年のベルリン・フィルのコンサート・マスターとして活躍したというジークフリート・ボリース(ボリス)が残した数少ないソリストとしての録音の一つ、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を聴きました。リーガー指揮のミュンヘン・フィルとの共演です。
・実に渋い組み合わせによる演奏ですが、いいですねえ・・・。解説でも触れられているように、音程などは少々甘いのかもしれませんが(私は全然気になりませんでしたが・・・)、凛とした気品のある美しい音色がとにかく素晴らしいです。のどかな、というほど鄙びている訳でもなく、シャープな、というほどすましている訳でもない。これはリーガー指揮のオーケストラもそうなんですが・・・。でも、聴いていて「ああ、いい演奏だなあ・・・」としみじみ思うんです。相変わらず上手く表現できなくて悔しいですが、素敵な演奏に巡り合えて嬉しかったので取り上げました。
・実に渋い組み合わせによる演奏ですが、いいですねえ・・・。解説でも触れられているように、音程などは少々甘いのかもしれませんが(私は全然気になりませんでしたが・・・)、凛とした気品のある美しい音色がとにかく素晴らしいです。のどかな、というほど鄙びている訳でもなく、シャープな、というほどすましている訳でもない。これはリーガー指揮のオーケストラもそうなんですが・・・。でも、聴いていて「ああ、いい演奏だなあ・・・」としみじみ思うんです。相変わらず上手く表現できなくて悔しいですが、素敵な演奏に巡り合えて嬉しかったので取り上げました。