・ロシアの名ピアニストであり、また名教師としても有名だったヤコフ・フリエールがメロディア・レーベルに残した録音。前半はモーツァルトとシューマンの幻想曲、後半はショパンの小品集なので、LP2枚分の録音をまとめたものだろう。現在入手できる音源の少ない人だが、この一枚を聴いて頂ければどれほど素晴らしいピアニストだったかお判り頂けるのではないだろうか。音色もテクニックも申し分ないし、スタジオ録音ながらライヴのような熱気も伝わってくる。それに選曲も見事! モーツァルトの幻想曲の後にシューマンの幻想曲が始まるなんて洒落ているじゃないですか。後半のショパンも素敵。おすすめです!
『ロシアの芸術 20世紀の伝説 ヤコフ・フリエール(1912-1977)』←タワーレコードへリンクしてます
『ロシアの芸術 20世紀の伝説 ヤコフ・フリエール(1912-1977)』←タワーレコードへリンクしてます
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