・突然ですが、1月ってほかの月に比べて長く感じるのは私だけでしょうか? 毎年そう思うんです、1月は。今月なんかかなり忙しかったので、普通なら短く感じるはずなのに「えっ、まだ25日なの?」って感じなんですよ。どういうわけなんでしょうねえ?
・さて今夜はテンシュテットとロンドン・フィルの演奏でシューベルトの「未完成」を聴きました。1984年にこのコンビが初来日した際の東京でのライヴ録音です。「未完成」、もう何回となく聴いてきた曲ですが、今回聴いてみて改めてこの曲の特異さを実感しました。
・未完であるということ自体が特殊なのはもちろんですが、シューベルトの曲の中でこれほど厳しい表情を持っていて激しさと静けさの対比が大きい曲も珍しいのではないでしょうか? 交響曲に限っても短調の第4番だってこれほどの激しさはないと思います。シューベルトは一体どんな思いでこの曲を書いたのでしょうね。テンシュテットのこの演奏を聴いていたらそんなことを考えてしまいました。
・CDの再生ボタンを押してから7、8秒あって最初の音が聴こえるのですが、その間がいいんです、このCD。聴衆の緊張感が伝わってくるようで。そして聴こえてくる第1楽章、有名な主題を吹くオーボエの音色が魅力的です。テンポはややゆっくりといった感じでしょうか。この演奏、全曲のどこをとっても真に迫った音が聴こえる素晴らしいものだと思うのですが、私が特に印象に残ったのは第1楽章で音楽が徐々に高潮して楽章のクライマックスを迎える辺り(トラック1の7分過ぎから10分過ぎにかけて)。奏者一人一人が力をこめて懸命に弾いている様子がありありと伝わってきて感動しました。
・惜しむらくは第2楽章の最後の音が消えてからすぐに拍手が起こるところ。もう少しこの素晴らしい演奏の余韻を味わいたかったところですがライヴ録音ですから仕方ないですね・・・。
・さて今夜はテンシュテットとロンドン・フィルの演奏でシューベルトの「未完成」を聴きました。1984年にこのコンビが初来日した際の東京でのライヴ録音です。「未完成」、もう何回となく聴いてきた曲ですが、今回聴いてみて改めてこの曲の特異さを実感しました。
・未完であるということ自体が特殊なのはもちろんですが、シューベルトの曲の中でこれほど厳しい表情を持っていて激しさと静けさの対比が大きい曲も珍しいのではないでしょうか? 交響曲に限っても短調の第4番だってこれほどの激しさはないと思います。シューベルトは一体どんな思いでこの曲を書いたのでしょうね。テンシュテットのこの演奏を聴いていたらそんなことを考えてしまいました。
・CDの再生ボタンを押してから7、8秒あって最初の音が聴こえるのですが、その間がいいんです、このCD。聴衆の緊張感が伝わってくるようで。そして聴こえてくる第1楽章、有名な主題を吹くオーボエの音色が魅力的です。テンポはややゆっくりといった感じでしょうか。この演奏、全曲のどこをとっても真に迫った音が聴こえる素晴らしいものだと思うのですが、私が特に印象に残ったのは第1楽章で音楽が徐々に高潮して楽章のクライマックスを迎える辺り(トラック1の7分過ぎから10分過ぎにかけて)。奏者一人一人が力をこめて懸命に弾いている様子がありありと伝わってきて感動しました。
・惜しむらくは第2楽章の最後の音が消えてからすぐに拍手が起こるところ。もう少しこの素晴らしい演奏の余韻を味わいたかったところですがライヴ録音ですから仕方ないですね・・・。