一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「せんとくん」

2008-05-21 | よしなしごと

天漢日乗経由のネタ です。

私は知らなかったのですが、一部でその大不評が話題になっているらしい平城遷都1300年祭のオリジナルキャラクター「せんとくん」

確かに「微妙」などというレベルを超えたインパクトがあります。
こちらに4ポーズの絵柄があります)

「鹿と大仏」をそのまま合体させたコンセプトと妙な写実性は、クローン全盛のご時勢にふさわしいというかなんと言うか・・・


これに反対する奈良県在住のデザイナー達が「クリエイターズ会議・大和」を立ち上げ、独自のキャラクターを募集した結果600件以上の応募があり、そのうち30件でWeb投票を行っています(候補作はこちら)。

ただ、新しい候補作も「鹿」や「大仏」をモチーフにしたものが多く、目新しさには欠けます。
また、素人目には携帯ストラップやぬいぐるみ・着ぐるみなどへの展開が難しそうな細かい絵柄が多いのもどうなんだろうと思います。


私が面白いと思ったのは(天漢日乗さんと同じ)平城京をそのままキャラクターにしたこれ

 

色を変えて平安京とか藤原京などのシリーズにするのも面白いかもしれません。


または「キモかわいい」系のこれ

 

頭のツブツブの部分と耳たぶの部分が商品展開上の可能性を感じさせます(遷都記念にふさわしい商品かどうかはさておき)。


おまけに「せんとくん」のネーミング自体にもこんな話が
ぼくが元祖「セントくん」 奈良「平城祭」と同名
(2008年4月18日 9:40 神戸新聞)


このへんのごたごたは、そもそも平城遷都1300年記念事業協会のシンボルマーク自体が





 








ちょっと待った












 




になっているあたりにも遠因があるのかもしれません(そんなことはないか(笑))。


 


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