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キリスト教国家(軍事)と教会(信仰)がセットの世界征服スペイン方式で統治されるより東インド会社の経済交易を選ぶのは至極

2021-01-30 | 歴史

この時代 ヨーロッパに、君臨していたのは 各国の国王と、キリスト教の指導者である、ローマ教皇で、領土を広げ 信者を増やすことを目指していました。
オランダの目的は、純粋に利益を追求しました。
大航海時代、世界最大の帝国を築いたスペイン

新たに採掘したものの、半分はスペインのものとすること、
オランダ人を国外追放すること。キリスト教の教会を建て、宣教師を置くこと

貿易とともに、強く布教を求めたスペイン。そこには 隠された狙いがありました。
ビベロが、ひそかに国王に送っていた文書です。
日本には数多くの銀の鉱脈があります。軍事力に秀でた、日本を征服するのは、容易ではない。キリスト教の布教を広めるべきです。キリシタンの数が増えれば、家康の死後、陛下を新たな王と仰ぐことでしょう。

スペインの野心を察知したオランダは、家康に訴えます。
フィリピンもメキシコも、この方法で支配下に置き、植民地にしてきたのです。
交渉を打ち切り、更に キリスト教の全面的な禁止に、踏み切りました。

NHK SP 戦国 激動の世界と日本(2)▽こんな話 ★ 家康・銀・オランダ | うすもえぎ里暮らし

 


1 コメント

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Unknown (使徒ヨハネ)
2021-02-02 22:11:22
かつて西洋帝国主義のヘゲモニーとカトリック教会のヘゲモニーの分かちがたい結びつきがあったのは歴史の事実です。
特にカトリック教会が奴隷貿易を福音宣教事業の中に組み入れたことは、この日本において禁教令と黙示録的迫害という悪しき実りをもたらしました。
教皇に従うカトリック文明からの征服と隷属のターゲットにされた日本国民のカトリック教会への不信感と警戒感と敵意は、今なお完全には消えていません。
この日本とカトリック教会との間にある、約四百年にも及ぶ敵意の壁は、教会が自らの歴史的罪科と正面から向き合うまで消え去ることはないでしょう。

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