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生きること:過去と未来とエスペラントと

40代50代は不惑、70代は戸惑いの時

2016-10-14 15:42:58 | エスペラント
 エスペラント日本大会に参加しました。最近大会への興味は失せています。ただ、関西とは縁がなかったのでその土地への興味で出かけたのでした。プログラムに私の興味を引くものはほとんどありませんでした。大会遠足は水郷を手漕ぎの船でのんびりと楽しみました。カイツブリ、おしどりなどを眺めながら船頭さんの説明を聞いたり、同乗者とお喋りしたり、結構楽しかったです。会場を抜け出し、ひとりで八幡山に上り美しい琵琶湖の景色を堪能しました。
 
 年齢とともに若い人との活動に参加しにくくなっている方もいるようでした。最近エスペラントとの縁がなく、エスペラントが恋しいと云う知人にぜひ、私達の音読の会にいらっしゃいと誘いました。久しくお会うことの無かった友人にも会いました。最近夫君を無くされたそうで落ち込んでいました。以前関西に住んでいた頃の友人に会うために大会に参加したとのことでした。エスペラントは忘れたと云うことでしたが、私達の会は音読だから、読んでいるうちに思い出すでしょうから、おいでと誘ったら、相続の手続きがすんだら、連絡するとのことでした。

 若いころからの活動家で今もバリバリと働いている友人に、これから先どう生きてゆけば良いかわからなくなったどうしたらよいでしょうと云われたのは驚きでした。彼ももう70歳半ばになっていたのです。70歳を超えると自分の人生がいつ終わるかわからないことに戸惑うように思います。あと1年に生きられるとか、10年生きられるとか確定していたら目標が立てられますが、活動的であればある程先が見えないことに不安になるように思います。人に助言をしてあげられるような生き方をしているかどうか分かりませんが、私なり生き方を話しました。

 今後の目標を持つ。但し、いつまでにやり遂げると云う時間的制限はつけない、やり遂げられなかったら誰かに託すつもりで心に余裕を持つ等々。参考になったかどうかは別として弱音を吐いたことで彼の心は軽くなったようでした。
コメント (2)
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