廣華物産 KRP-109V

戯休「今日は廣華物産のアナログレコードプレーヤー『KRP-109V』のお話をしませう。」
公爵「はっはっはっは・・・・。　順調にアナログ盤のコレクションも増えているみたいじゃないか。」
戯休「ソウデスネー。　デアゴスティーニから送られてくるのがスタックしてるだけですケドネー・・・。」
君主「誰もが容易に予想できた状態で、ある意味ほっとしましたよ。」
戯休「うっさいわ！　とはいえまぁ・・・俺としても予想通りなのだが。」
公爵「だろうねぇ。　でなきゃ、もっと本腰入れて動いていただろうし。」
戯休「最近ちょっと余裕が無いってのもマイナス材料だね・・・。　心と体の疲労具合が中々よろしくない領域に・・・。」
君主「その辺の大多数の人にはまるで関係ない事情はさておくとして。」
戯休「酷し！？」
公爵「そろそろ本題に入るとしようか。　アナログプレーヤーということだけど、購入候補でも出たのかい？」
戯休「いんや？　これはもう写真参照のこと。」
君主「・・・壁掛けですか？」
戯休「無論、据え置きでも使えるけどね。　いやはや、正直、アナログレコードの壁掛け再生機なんて・・・俺のチンケな知識では斜め上としか・・・。」
公爵「ふむふむ。　我等にしたって主殿以上の知識は持ち得ないわけだけれど、過去にはそういうのもあったのかい？」
戯休「さぁねぇ・・・。　あったかもしれないし、無かったかもしれない。　わざわざ調べることもないとは思うけれども・・・。」
君主「と、すると・・・主殿としてはこの方式を否定する側ですか？」
戯休「少なくとも、高音質に対するアプローチじゃないと思うわなぁ。　本当に見せかけだけの方式というか・・・。」
公爵「実際、商品のジャンル的にはそういう括りに属するものなのだろう？」
戯休「針付属の、アンプ・スピーカー内蔵で、約1万円という価格でお察しを。」
君主「価格が全てではないとは言うものの、限度もありますからね・・・。」
戯休「単にその価格のアナログプレーヤーというのであれば本当に問題ないんだけどねぇ・・・。　どうなんだろう・・・。」
公爵「はっはっはっは・・・・。　逆にそうであれば、ここで取り上げることもなかっただろうけれどもねぇ。」
戯休「ちなみに・・・ワウフラッターは0.35%で、SN比は40dBだそうな・・・。」
君主「・・・・ある意味凄いですね・・・。」
戯休「まあ音質云々についてはこの際どうでもいいや。　それより、色々と破損しないかがとても不安に思えるからやけに気になるんだよ。」
公爵「うんうん。　良くも悪くも回転するディスクの溝へ物理的に針を当ててゴリゴリしようというのだから、条件が悪くなるほどに危険性は増すよねぇ。」
戯休「無印良品にあるようなCDプレーヤーだったらまだ判る。　特別有利ではないだろうけど、レーザーを当てるだけなんだから、等速回転してれば問題ないし、壊れもしない。」
君主「よしんば再生品質は何とかなるにしても、ディスクを傷つけるのは恐ろしい話です。」
戯休「そんな貴重盤をこういうので再生するとも思えないけどさ・・・。」
公爵「ここで心配していても仕方が無いさ、うん。　メーカー側が問題ないと判断したから売るのだし、消費者側が問題無いと思えば買う。　それだけだよ。」
戯休「うむむむ・・・。　俺の見識がまだまだ狭いということを教えてもらえただけでも良かったという事か・・・。」