6日ぶりの日替わりになった。お盆は過ぎて随分凌ぎやすくなったが、後半の2週間に檀務が続き、土日はすべて法事に出掛けている。といいながら、先日は旅に出た。
写真は山口県萩市の「松下村塾」。江戸時代末期(幕末)に吉田松陰の伯父、玉木文之進が自宅で私塾を開いたのが始まりで、後に外伯父の久保五郎左衛門が継ぎ、やがて当時27歳だった松陰に継がれた。長州萩城下、松本村の下にあったから松下村塾(しょうかそんじゅく)というのだそうだ。
「松下陋村と雖も、誓ってこの国の幹とならん。」松本村は小さい村だが、必ずこの国の幹となる、という松陰の教えは、やがて日本を主導する逸材を数多く輩出した。松陰の教えをwebで検索してみると沢山出てくるが、2つほど紹介してみよう。
「宜しく先ず一事より一日より始むべし」(吉田松陰)。
「人を観察するのは、その人の目によってするのである。胸の中が正しいか、正しくないかは、瞳がはっきりしているか、暗いかによって分かるものである」(吉田松陰)。
さて、今回の日替わりはこんな書き出しで始まったのだけれども、Gikoohファミリーは26日(水)~27日(木)と1泊2日で、中国33観音巡礼の旅に出掛けきた。
お寺は聖域だから、ひと時でも身心を置けば魂の浄心へ繋がる思いになれる。逆に汚れた場所に身を置けば、どんな人でも次第に染まっていくものだからGikoohは訪ねる場所には常に注意を払っている。
今回は第18番札所「宗隣寺」(山口宇部市)、第19番札所「功山寺」(山口下関市)、第20番札所「大照院」(山口萩市)、第21番札所「観音院」(山口萩市)の4ヶ寺を巡ってきた。Gikooh達が訪ねた宇部市周辺は、24日前後に通過した台風15号の影響がそこここに色濃く残っていた。宗隣寺様の境内も大木の倒木こそ気にならなかったが、看板の倒壊や、枝葉が激しく散る様子に自然現象の恐ろしさ感じた。それでも、平素から浄化されている境内は清々しく、お寺の方の慈悲に接していると心洗われる思いがした。その他のお寺も、何百年という歴史は重く、清々しい雰囲気は一緒で良かった。どんな時代にあっても、様々な時代を見つめてきた寺の存在は地域になくてはならないコミュニテーなんだと、改めて感じた。
一方、Gikooh達の旅は、巡礼がメインでありながら松下村塾を見学したり観光も兼ねている。松下村塾に身を置けたことがGikoohにとっては新鮮で、短い時間に多くのことを感じた。「宜しく先ず一事より一日より始むべし」。人生どの場面においても大切な心構えである。
今、政界で重要審議が行われている「安全保障関連法案」。ここまで世論が反発しているのだから、一度廃案にして練り直すのが本義だと思う。途轍もなく慈悲深い松陰先生ならば、恐らくそうすると思う。物事はもっと深く見ねばならないし、今の人達は「この美しい日本を後世に繋ごう」と深く考えていない傾向が強い。原発にしても、後世のことを考えればあり得ないし、あってはならない。動かさざるを得ず、表面に出来ない理由があるとも見て取れるが、平和主義の智慧ある人が政界を導いて欲しいと切に願う。
それから次回の機会に紹介するが、ある萩焼作家さんを訪ねてきた。昔からの伝統工芸を踏襲した萩焼も好きだが、Gikoohは現代風も好きなので、「え~これが萩焼!?」という萩焼を次回紹介したいと思う。
写真は山口県萩市の「松下村塾」。江戸時代末期(幕末)に吉田松陰の伯父、玉木文之進が自宅で私塾を開いたのが始まりで、後に外伯父の久保五郎左衛門が継ぎ、やがて当時27歳だった松陰に継がれた。長州萩城下、松本村の下にあったから松下村塾(しょうかそんじゅく)というのだそうだ。
「松下陋村と雖も、誓ってこの国の幹とならん。」松本村は小さい村だが、必ずこの国の幹となる、という松陰の教えは、やがて日本を主導する逸材を数多く輩出した。松陰の教えをwebで検索してみると沢山出てくるが、2つほど紹介してみよう。
「宜しく先ず一事より一日より始むべし」(吉田松陰)。
「人を観察するのは、その人の目によってするのである。胸の中が正しいか、正しくないかは、瞳がはっきりしているか、暗いかによって分かるものである」(吉田松陰)。
さて、今回の日替わりはこんな書き出しで始まったのだけれども、Gikoohファミリーは26日(水)~27日(木)と1泊2日で、中国33観音巡礼の旅に出掛けきた。
お寺は聖域だから、ひと時でも身心を置けば魂の浄心へ繋がる思いになれる。逆に汚れた場所に身を置けば、どんな人でも次第に染まっていくものだからGikoohは訪ねる場所には常に注意を払っている。
今回は第18番札所「宗隣寺」(山口宇部市)、第19番札所「功山寺」(山口下関市)、第20番札所「大照院」(山口萩市)、第21番札所「観音院」(山口萩市)の4ヶ寺を巡ってきた。Gikooh達が訪ねた宇部市周辺は、24日前後に通過した台風15号の影響がそこここに色濃く残っていた。宗隣寺様の境内も大木の倒木こそ気にならなかったが、看板の倒壊や、枝葉が激しく散る様子に自然現象の恐ろしさ感じた。それでも、平素から浄化されている境内は清々しく、お寺の方の慈悲に接していると心洗われる思いがした。その他のお寺も、何百年という歴史は重く、清々しい雰囲気は一緒で良かった。どんな時代にあっても、様々な時代を見つめてきた寺の存在は地域になくてはならないコミュニテーなんだと、改めて感じた。
一方、Gikooh達の旅は、巡礼がメインでありながら松下村塾を見学したり観光も兼ねている。松下村塾に身を置けたことがGikoohにとっては新鮮で、短い時間に多くのことを感じた。「宜しく先ず一事より一日より始むべし」。人生どの場面においても大切な心構えである。
今、政界で重要審議が行われている「安全保障関連法案」。ここまで世論が反発しているのだから、一度廃案にして練り直すのが本義だと思う。途轍もなく慈悲深い松陰先生ならば、恐らくそうすると思う。物事はもっと深く見ねばならないし、今の人達は「この美しい日本を後世に繋ごう」と深く考えていない傾向が強い。原発にしても、後世のことを考えればあり得ないし、あってはならない。動かさざるを得ず、表面に出来ない理由があるとも見て取れるが、平和主義の智慧ある人が政界を導いて欲しいと切に願う。
それから次回の機会に紹介するが、ある萩焼作家さんを訪ねてきた。昔からの伝統工芸を踏襲した萩焼も好きだが、Gikoohは現代風も好きなので、「え~これが萩焼!?」という萩焼を次回紹介したいと思う。