勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

ハロウィンパーティに参加

2011-10-31 22:08:40 | Weblog
朝は墓地供養に出掛け、その後は茶道の稽古があった。午後からは来客やliveの準備をした。少しずつ少しずつ会場が出来上がっていくたびに、当日が待ち遠しく思える。

夜は、家内の従妹夫妻のお宅へ家族でお邪魔し、ハロウィンパーティーを楽しませて頂いた。温かなファミリーに接し、また他のファミリーとも色々なお話が出来て心地良い空間を満喫出来た。昨年に続いて今年も参加させて頂き、有難かった。

明日からは本格的に会場の準備に取り掛かる予定だ。
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香合シリーズ(2)

2011-10-30 22:32:10 | Weblog
午前中は法事があった。法事の後にはお斎(おとき)といって、施主が参列者に対して食事の席を用意される慣習がある。近年は時代の流れで料亭へ出向くことが多くなった。

Gikoohが勝福寺へ入山してしばらくは、料理は仕出しでもお寿司はご家庭の手作りだった。それぞれの地区には、その場を取り持つご婦人がいてお寿司の味付けも決まるのだが、それがとても人情味というか人の温もりが感じられて良かった。近年になって、自宅でお斎をしても手作りのお寿司は殆ど姿を消し、時代の流れを感じている。

今日はご自宅での法事、お斎、そして久々に手作りのお寿司を戴いた。お皿に盛りつけられたお寿司を戴きながら、その準備過程が目に浮かんで有難い気持ちになった。施主様に、祭壇の故人様に感謝の念を抱きながら、充実した1日を過ごさせて頂けた。

さて、香合シリーズの第2話目は桜製の香合。(欅かも知れない。)これは他のお寺さんの本堂で落慶法要があり、その時に記念品で戴いたものだ。大きさとか、深さとか、手に持った感じがとても優しく、常によく使う香合の1つだ。
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香合シリーズ(1)

2011-10-29 22:49:56 | Weblog
午前中は法事があった。座敷から苔むした庭を佇んでいると、植栽と山石の配置が絶景で、家督を代々継がれるからこその構えが維持されるのだと思う。今日は天候にも恵まれ、秋爽やかな好季のなか追善供養を行うことが出来た。

さて、香合シリーズの初日は桑製の「八角香合」。大分以前にも紹介したことがあるが、木工芸家の林鶴山さん(岡山の重文)に依頼して、制作して頂いた第1号だ。現在では県南を中心に数十個ほど世に出回っていると思うけれど、美的に優れた逸品だと思う。
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香合シリーズ

2011-10-27 21:54:20 | Weblog
28日(金)深夜24:15~24:50までRSKテレビの「ユタンポ」という番組内で、勝福寺のライブ情報を取り上げて頂くこととなり、jazzピアニストの森田真奈美さんも出演される予定だ。11月4日の開催まであと1週間ほどになった。今回のライブには色々な思いを込めている。是非、大勢の人に聴いて頂ければと願っている。

ところで、写真はGikoohの香合。香合は香木を刻んだ刻み香、練香、丸香など御香を入れる大切な道具の1つ。大切な道具故に、凝った香合も多い。

Gikoohも香合好きで、勝福寺の什物、記念品の頂き物、自ら求めたものを含めると20個位はあると思うけれど、その中から不定期連載で1点づつ計10点ほど紹介していきたい。次回は中心に置いてある八角香合から始めたいと思う。

明日28日はお不動様のご縁日。午前10時からの護摩供を行います。
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28日深夜、RSKテレビにて

2011-10-26 21:33:11 | Weblog
10月26日は「原子力の日」らしい。未来の地球を想う心があるのか、目先の生活を優先させたいのか、仏教で説く十善戒を多方向から照らし合わせてみても無い方が望ましい。

今日は掃除に仏具磨きと如常の1日。仏具は録画しておいたテレビを観ながら磨いた。先日から「TBS開局60周年記念 日曜劇場・南極大陸」が放送されていて、その第2話を観た。とても見応のある興味深い内容になっている。次回、第3話は30日の放送予定で録画予約をしているのだが、Gikoohは第1話を録り忘れて見逃している。このブログをご覧のお方で第1話を録られている方おられませんか?

ところで、今週28日(金)深夜24:15~24:50から「ユタンポ」(RSKテレビ)で、勝福寺のLIVE情報を取り上げて下さることとなった。有難い。
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先輩のお寺で法要本番

2011-10-25 21:17:51 | Weblog
19日付のブログで、法要の勉強会のため、兵庫県にあるお寺へと書いていたが、昨日24日に法要が修された。厳かな雰囲気については19日に書いているので割愛するが、思い出に残る良い法要となった。お寺の歴代先師尊霊を供養し、新たに晋山して住職となられた先輩が同寺の護持と、仏法興隆のためにご活躍されることを祈らせて頂いた。

さて、今日は来客や掃除といった如常の1日。LIVEに向けて会場の準備も少しずつ進めている。
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檀務の週末

2011-10-23 16:51:30 | Weblog
土曜、日曜と法事や仏教講話など少々多用になっていたけれど、ようやく落ち着いた。どちらのお宅へ伺っても、ご先祖を大切に思われる気持ちが伝わってきて有難い。亡くなった後もちゃんと追善の供養をして頂けるご先祖様は常々幸せだと思う。

Gikoohは11月4日のLIVEに向けて少しずつ準備を進めている。今週から当日までの間に地元のテレビや新聞でもご紹介頂ける予定なので有難い。Gikooh自身が何故お寺でのLIVEに拘るのかが明確となった今年、勝福寺LIVEは10周年を迎えた。当初からの気持ちが基にあって、その答えが後からついてきた結果かも知れない。

何かに始める際には、その意味とか答えが自身でも明確に出ない場合がある。継続は力なりというけれども、続けて行くうちに目的が顕わとなったような気がする。

今回のLIVEは度々ご紹介させて頂いているジャズピアニストの森田真奈美さんによるピアノトリオ。とてもメッセージ力があって、音楽性に富んでいて、元気があって、尚且つ繊細なので、お楽しみ頂けるのでは。森田さんの音楽(報道ステーションのop)は土曜以外毎日テレビで聴けるけど、生はもっと素晴らしいと思う。
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備中神楽を観覧

2011-10-21 23:13:43 | Weblog
毎月21日はお大師様のご縁日。勝福寺では山門に幟を立て、お膳をお供えし、お大師様を拝する。真言宗の人はお大師様の遺徳を偲び、その御教えを実生活に生かせるように心新たにされたい。

今日は草刈りと本堂掃除をするなど如常の1日。夜は、地元の神社でお祭りがあったので出掛けてきた。この神社では毎年今の時期に「備中神楽」が奉納されている。小雨のなか実に多くの見物客で賑わっていた。Gikooohも神楽が好きなので、今日の日を楽しみにしていた。
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森田真奈美さんのLIVE

2011-10-20 22:08:43 | Weblog
11月4日の勝福寺LIVEに向けて少しずつ準備を進めている。午前中は窓拭きと網戸を何枚か洗った。当日ご来る山のお客様は悠然な空間で第一線の音楽を聴いて心身の活性を願っている。もう1つは、森田真奈美さんの音楽の波長がご本尊を通して全国の被災地へ届くことを念じ、この度のLIVEに臨みたいと思っている。

色々なお寺を訪ねていると、(例えが適切でないかも知れないが)ここのご本尊様は活動しておられるな、寝ておられるな、ということが伝わることがある。お寺を訪ねた参拝者は様々な願い事をするが、仏様の活動が静止されていると参拝者の念が積年のうちに仏様ご自身の循環を悪くし、そのことが寺の雰囲気にも影響を及ぼしているのではないかと思う。これは住職の仏様を想う気持ちと行動が大切なのだろう。

さて、ご本尊を通して勝福寺LIVEの音楽を被災地へというのは、活動される仏様は無数の光明を発しており、それが届いた被災地、そこで懸命に生活され働かれる人達の運気を上げる一助となることをGikoohは信じて疑わない。だからこそ勝福寺LIVEでお招きするゲストは、神仏をも感化させるような本物に拘り続けている。機会があれば是非一度足を運んで欲しい。ゲストの森田真奈美さんは報道ステーションのOPテーマ曲や、Jazzのスタンダードもご披露下さる予定なので貴重な一夜となりそうだ。

午後からはGikoohの幼馴染の友人が仕事の合間に立ち寄ってくれた。彼は福祉の世界の第一線で活動する人であり、周囲の期待も大きのではと見受けている。何でも無理の言える友人が来てくれたので、ここぞとばかりにグランドピアノの移動を手伝ってもらった。今、ピアノは舞台(客間)の袖(隣の客間)に控えている。
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Gikooh、法要の練習へ

2011-10-19 22:01:15 | Weblog
朝、檀務で石塔の撥遣作法を修させて頂いた。石塔を移動させたり、墓地の工事を行う場合はこの撥遣の所作をしてから着工するのが常だ。雲一つない秋晴れの爽やかな空気を感じながら心地良くお勤めをすることが出来た。

さて、午後からは兵庫県のお寺に出掛けた。7/7のブログで少しご紹介をさせて頂いているが、ここのお寺のご住職はGikoohの高校時代からの先輩にあたる。今年、機縁熟して晋山され住職という重責を引き継がれた。この度、先輩と法縁の深い人達で記念法要を厳修させて頂く運びになり、今日はその勉強会が開かれた。そして、勝福寺と同じ結集寺院のご住職に先輩の友人がおられ、今日は行動を共にさせて頂いた。このお寺のご住職もGikoohの高校時代からの先輩で、平素から何かと縁深いお付き合いをさせて頂いている。

Gikoohは法要の勉強会もさることながら、山々に囲まれた本堂は清浄で雰囲気の良さに圧巻された。建物も勿論そうだが、ご本尊がよく拝まれている証に感じることの出来る凛とした空気、そして閑かな空間をくゆる沈香の香煙、薄暗い堂内を粛々と照らす燈火等、とても清らかな気持ちになれる。法要当日が楽しみだ。

勝福寺の境内では今日も庭木の剪定が行われている。頭の散髪と一緒で、綺麗に整えられた植木は清々しい。
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