▽一昨季第31節関連談話・その03
†3月第1週半ばにラジオ出演した際のD.Consolaro(Direttore Genetale - AltoVicentino)の発言より。後編。
「Parmaについて- 強い印象を与える存在だ。Serie A・Serie Bといった高いカテゴリーで生活してきた彼らが、Serie Dと
いう低いカテゴリーに適応するのは決して簡単なことではない。プレースタイルは娯楽性に欠けるものの、効率性は極めて
高い。攻撃陣にはY.Baraye(Centrocampista)のように決定的な仕事の出来る選手を擁しているが、彼をサポートする
人材も豊富で、『誰か一人を抑えればそれで良い』という集団ではない。残念ながらAltoVicentinoはその反対だ。私達は
優れたプレーを見せられるが、勝点に直結する様な局面で確実に得点を奪えてはいないんだ。そうした局面でParmaの
ように振る舞えていたらもう少し勝点も多かったはずなのだが。スタイルを変える気はないが、改善すべき点はあるだろう」
「今後の日程・対戦相手について- Campionatoに関して言えば、私達とParmaのそれとはかなり似ている。だからその
点で大きな違いが出るとは思われない。だがAltoVicentinoにはCoppa Italiaもあるので、その分消耗は多くなるだろうか」
†3月第1週後半に行われたK.Zommers(Portiere)の当番会見より。
「Under-21 Lettoneに初招集されたことについて- 招集されてとても嬉しい。Nazionaleで他のPortieriのプレーを観察
するのは勉強になるだろう。Allenatoreに対して自分の価値を示すことが出来ればそれも良い経験になる。実は今回の
発表よりも先に(Lettoniaの)Federazioneから打診があったので、自分が招集されることは知っていた。その時に彼らに
伝えたのは『Parmaの日程を最優先に考えたい』ということ。Nazionaleではまだ“年少者の1人”に過ぎないわけだから」
「今月開催の"Torneo di Viareggio"への招集に関しては、人によって可否の見解が異なっている。君自身はどう解釈
しているのか- それは僕にも分からない。現実問題として、Nazionaleに招集されればViareggioでプレーするというのは
相当に無理のある話。怪我をしないことが大前提で、日曜の試合後に一度クラブの関係者と話し合いすることになる」
「水曜の試合でAltoVicentinoは勝利した(※第30節、AV 3-2 Legnago)。彼らの“息遣い”を感じている?- 暫定的な
こととはいえ、勝点が接近したのは確かだ。今後の展開がどうなるかはまだはっきりしていない。外から見ていれば非常に
面白く感じることだろう。僕らは残り試合で自分達が何をすればいいかを知っている。Parmaには『今季のCampionatoで
優勝する』という大きな目標がある。Parmaが本来のポテンシャルを十分に発揮出来るなら、僕らはきっと優勝している」
「ここまでにParmaが喫した失点の数は僅か12点。これは国内のみならずEuropaでも一番少ない部類だろう。自分でも
手応えを感じているのか- そういう記録を残せているのは素晴らしいことだし、嬉しい。簡単に出来ることではないから」
「開幕からここまでの間にこれほどの成長を遂げる…と君は予測していたか?- 僕は常に『成長したい』と願っているし、
そのための努力もしている。これはこれから先も変わらないだろう。重要なのは、“Squadraとともに”成長していくことだ」
「上位カテゴリー…例えばSerie Bのクラブから『来季からうちでプレーしないか?』と誘われたら君はどう返答するだろう-
今は“Parmaの一員であること”を大切にしたい。去就は今季終了後に判断することになるだろうけど、希望は残留だ」
「母国LettoniaのメディアもItaliaでの君の活躍に関心を寄せ始めているようだが、その辺りはどう受け止める?- うん、
『君の記事を書きたい』という人にも会った。『自宅で家族や友人と一緒に…』ということで、いい感じで話せたと思うね」
「3年後の自分の姿を予想出来る?- Parmaの一員としてSerie Aでプレーしていたい。これはあくまで希望だけど」
「未来の姿を想像するのは楽しいことだが、しかし日曜にはV.Castelfrancoとの試合が控えている。準備は順調に進んで
いるのか?- 僕らとしては出来る限りの準備をしておきたいと考えている。前回の対戦(※第12節、CAS 0-0 PAR)で
どんなことが起きたか…みんな覚えているから。結果は分からないけど、厳しく困難な試合になるのは間違いないだろう」
†3月第1週後半のA.Galassi(Direttore Sportivo)の談話より、前編。
「Parma1913のスタートを振り返って- 夏の段階で自分が幾つかの嘘をついていたことは認めなければいけない。それは
先行きを不安に思う心がそうさせたものだ。私達は他のクラブより遅く始動したし、Serie Dで起用が義務付けられている
"Under"の選手への知識不足もあった。クラブは『1997年生まれで確かな実力を備えた若者を確保する』とぶち上げた。
しかしその年代でレギュラーが務まるような選手を見つけるのは極めて難しいことだ。実際にはそういうPortiereを見つけ
られたし、他のセクションでも―予想以上に―優れた選手を確保出来た。自分の想像以上に事がうまく運んでくれた」
「話を続けて- “優れた選手”の具体名?挙げる・挙げないで差し障りが出かねないので。だが敢えて挙げるならば、
A.Lucarelli(Difensore)だ。ピッチの内と外とを問わず選手達の基準点になっているから。彼は長年Serie Aでプレーを
続けていて、高レベルでの経験値は所属選手の中で抜けているが、しかし今なお子供のような情熱を忘れていない」
「N.Scala(Presidente)について- 私は彼のことをよく知らなかった(※Galassiは現役時代にParmaに所属していたが、
ScalaがAllenatoreに就任したのは彼がクラブを去った後のこと)が、彼がParmaで築いてきた歴史のことなら知っている。
L.Minotti(Resp. Area Tecnica)からはScalaへの高い評価を耳にしていた。だが実際一緒に仕事をしてみると私自身も
幾つかの“発見”をすることが出来たね。Scalaは謙虚で立派な人物だ。Calcioの世界で彼は多くのことを成し遂げたが
しかし実績を鼻にかけるような真似は一切していない。Scalaもそうだが、このParmaにはたくさんの“嬉しい驚き”がある。
選手達はピッチの内外を問わず仲が良い。その他M.Ferrari(Vice Pres.)は現場と執行部との間をうまく取り持っている」
†3月第1週半ばにラジオ出演した際のD.Consolaro(Direttore Genetale - AltoVicentino)の発言より。後編。
「Parmaについて- 強い印象を与える存在だ。Serie A・Serie Bといった高いカテゴリーで生活してきた彼らが、Serie Dと
いう低いカテゴリーに適応するのは決して簡単なことではない。プレースタイルは娯楽性に欠けるものの、効率性は極めて
高い。攻撃陣にはY.Baraye(Centrocampista)のように決定的な仕事の出来る選手を擁しているが、彼をサポートする
人材も豊富で、『誰か一人を抑えればそれで良い』という集団ではない。残念ながらAltoVicentinoはその反対だ。私達は
優れたプレーを見せられるが、勝点に直結する様な局面で確実に得点を奪えてはいないんだ。そうした局面でParmaの
ように振る舞えていたらもう少し勝点も多かったはずなのだが。スタイルを変える気はないが、改善すべき点はあるだろう」
「今後の日程・対戦相手について- Campionatoに関して言えば、私達とParmaのそれとはかなり似ている。だからその
点で大きな違いが出るとは思われない。だがAltoVicentinoにはCoppa Italiaもあるので、その分消耗は多くなるだろうか」
†3月第1週後半に行われたK.Zommers(Portiere)の当番会見より。
「Under-21 Lettoneに初招集されたことについて- 招集されてとても嬉しい。Nazionaleで他のPortieriのプレーを観察
するのは勉強になるだろう。Allenatoreに対して自分の価値を示すことが出来ればそれも良い経験になる。実は今回の
発表よりも先に(Lettoniaの)Federazioneから打診があったので、自分が招集されることは知っていた。その時に彼らに
伝えたのは『Parmaの日程を最優先に考えたい』ということ。Nazionaleではまだ“年少者の1人”に過ぎないわけだから」
「今月開催の"Torneo di Viareggio"への招集に関しては、人によって可否の見解が異なっている。君自身はどう解釈
しているのか- それは僕にも分からない。現実問題として、Nazionaleに招集されればViareggioでプレーするというのは
相当に無理のある話。怪我をしないことが大前提で、日曜の試合後に一度クラブの関係者と話し合いすることになる」
「水曜の試合でAltoVicentinoは勝利した(※第30節、AV 3-2 Legnago)。彼らの“息遣い”を感じている?- 暫定的な
こととはいえ、勝点が接近したのは確かだ。今後の展開がどうなるかはまだはっきりしていない。外から見ていれば非常に
面白く感じることだろう。僕らは残り試合で自分達が何をすればいいかを知っている。Parmaには『今季のCampionatoで
優勝する』という大きな目標がある。Parmaが本来のポテンシャルを十分に発揮出来るなら、僕らはきっと優勝している」
「ここまでにParmaが喫した失点の数は僅か12点。これは国内のみならずEuropaでも一番少ない部類だろう。自分でも
手応えを感じているのか- そういう記録を残せているのは素晴らしいことだし、嬉しい。簡単に出来ることではないから」
「開幕からここまでの間にこれほどの成長を遂げる…と君は予測していたか?- 僕は常に『成長したい』と願っているし、
そのための努力もしている。これはこれから先も変わらないだろう。重要なのは、“Squadraとともに”成長していくことだ」
「上位カテゴリー…例えばSerie Bのクラブから『来季からうちでプレーしないか?』と誘われたら君はどう返答するだろう-
今は“Parmaの一員であること”を大切にしたい。去就は今季終了後に判断することになるだろうけど、希望は残留だ」
「母国LettoniaのメディアもItaliaでの君の活躍に関心を寄せ始めているようだが、その辺りはどう受け止める?- うん、
『君の記事を書きたい』という人にも会った。『自宅で家族や友人と一緒に…』ということで、いい感じで話せたと思うね」
「3年後の自分の姿を予想出来る?- Parmaの一員としてSerie Aでプレーしていたい。これはあくまで希望だけど」
「未来の姿を想像するのは楽しいことだが、しかし日曜にはV.Castelfrancoとの試合が控えている。準備は順調に進んで
いるのか?- 僕らとしては出来る限りの準備をしておきたいと考えている。前回の対戦(※第12節、CAS 0-0 PAR)で
どんなことが起きたか…みんな覚えているから。結果は分からないけど、厳しく困難な試合になるのは間違いないだろう」
†3月第1週後半のA.Galassi(Direttore Sportivo)の談話より、前編。
「Parma1913のスタートを振り返って- 夏の段階で自分が幾つかの嘘をついていたことは認めなければいけない。それは
先行きを不安に思う心がそうさせたものだ。私達は他のクラブより遅く始動したし、Serie Dで起用が義務付けられている
"Under"の選手への知識不足もあった。クラブは『1997年生まれで確かな実力を備えた若者を確保する』とぶち上げた。
しかしその年代でレギュラーが務まるような選手を見つけるのは極めて難しいことだ。実際にはそういうPortiereを見つけ
られたし、他のセクションでも―予想以上に―優れた選手を確保出来た。自分の想像以上に事がうまく運んでくれた」
「話を続けて- “優れた選手”の具体名?挙げる・挙げないで差し障りが出かねないので。だが敢えて挙げるならば、
A.Lucarelli(Difensore)だ。ピッチの内と外とを問わず選手達の基準点になっているから。彼は長年Serie Aでプレーを
続けていて、高レベルでの経験値は所属選手の中で抜けているが、しかし今なお子供のような情熱を忘れていない」
「N.Scala(Presidente)について- 私は彼のことをよく知らなかった(※Galassiは現役時代にParmaに所属していたが、
ScalaがAllenatoreに就任したのは彼がクラブを去った後のこと)が、彼がParmaで築いてきた歴史のことなら知っている。
L.Minotti(Resp. Area Tecnica)からはScalaへの高い評価を耳にしていた。だが実際一緒に仕事をしてみると私自身も
幾つかの“発見”をすることが出来たね。Scalaは謙虚で立派な人物だ。Calcioの世界で彼は多くのことを成し遂げたが
しかし実績を鼻にかけるような真似は一切していない。Scalaもそうだが、このParmaにはたくさんの“嬉しい驚き”がある。
選手達はピッチの内外を問わず仲が良い。その他M.Ferrari(Vice Pres.)は現場と執行部との間をうまく取り持っている」