Prosciutto e formaggio ... e calcio(仮)

イタリアのサッカークラブ・パルマを応援する方向にはあったブログ

Commento!(D.Consolaro 2/2、K.Zommers、A.Galassi 1/2)

2017-07-13 20:28:37 | パルマ・談話関連15-16
▽一昨季第31節関連談話・その03
3月第1週半ばにラジオ出演した際のD.Consolaro(Direttore Genetale - AltoVicentino)の発言より。後編。
Parmaについて- 強い印象を与える存在だ。Serie A・Serie Bといった高いカテゴリーで生活してきた彼らが、Serie Dと
いう低いカテゴリーに適応するのは決して簡単なことではない。プレースタイルは娯楽性に欠けるものの、効率性は極めて
高い。攻撃陣にはY.Baraye(Centrocampista)のように決定的な仕事の出来る選手を擁しているが、彼をサポートする
人材も豊富で、『誰か一人を抑えればそれで良い』という集団ではない。残念ながらAltoVicentinoはその反対だ。私達は
優れたプレーを見せられるが、勝点に直結する様な局面で確実に得点を奪えてはいないんだ。そうした局面でParmaの
ように振る舞えていたらもう少し勝点も多かったはずなのだが。スタイルを変える気はないが、改善すべき点はあるだろう」

今後の日程・対戦相手について- Campionatoに関して言えば、私達とParmaのそれとはかなり似ている。だからその
点で大きな違いが出るとは思われない。だがAltoVicentinoにはCoppa Italiaもあるので、その分消耗は多くなるだろうか」




3月第1週後半に行われたK.Zommers(Portiere)の当番会見より。
Under-21 Lettoneに初招集されたことについて- 招集されてとても嬉しい。Nazionaleで他のPortieriのプレーを観察
するのは勉強になるだろう。Allenatoreに対して自分の価値を示すことが出来ればそれも良い経験になる。実は今回の
発表よりも先に(Lettoniaの)Federazioneから打診があったので、自分が招集されることは知っていた。その時に彼らに
伝えたのは『Parmaの日程を最優先に考えたい』ということ。Nazionaleではまだ“年少者の1人”に過ぎないわけだから」
今月開催の"Torneo di Viareggio"への招集に関しては、人によって可否の見解が異なっている。君自身はどう解釈
しているのか-
それは僕にも分からない。現実問題として、Nazionaleに招集されればViareggioでプレーするというのは
相当に無理のある話。怪我をしないことが大前提で、日曜の試合後に一度クラブの関係者と話し合いすることになる」

水曜の試合でAltoVicentinoは勝利した(※第30節、AV 3-2 Legnago)。彼らの“息遣い”を感じている?- 暫定的な
こととはいえ、勝点が接近したのは確かだ。今後の展開がどうなるかはまだはっきりしていない。外から見ていれば非常に
面白く感じることだろう。僕らは残り試合で自分達が何をすればいいかを知っている。Parmaには『今季のCampionatoで
優勝する』という大きな目標がある。Parmaが本来のポテンシャルを十分に発揮出来るなら、僕らはきっと優勝している」
ここまでにParmaが喫した失点の数は僅か12点。これは国内のみならずEuropaでも一番少ない部類だろう。自分でも
手応えを感じているのか-
そういう記録を残せているのは素晴らしいことだし、嬉しい。簡単に出来ることではないから」

開幕からここまでの間にこれほどの成長を遂げる…と君は予測していたか?- 僕は常に『成長したい』と願っているし、
そのための努力もしている。これはこれから先も変わらないだろう。重要なのは、“Squadraとともに”成長していくことだ」
上位カテゴリー…例えばSerie Bのクラブから『来季からうちでプレーしないか?』と誘われたら君はどう返答するだろう-
今は“Parmaの一員であること”を大切にしたい。去就は今季終了後に判断することになるだろうけど、希望は残留だ」
母国LettoniaのメディアもItaliaでの君の活躍に関心を寄せ始めているようだが、その辺りはどう受け止める?- うん、
『君の記事を書きたい』という人にも会った。『自宅で家族や友人と一緒に…』ということで、いい感じで話せたと思うね」

3年後の自分の姿を予想出来る?- Parmaの一員としてSerie Aでプレーしていたい。これはあくまで希望だけど」
未来の姿を想像するのは楽しいことだが、しかし日曜にはV.Castelfrancoとの試合が控えている。準備は順調に進んで
いるのか?-
僕らとしては出来る限りの準備をしておきたいと考えている。前回の対戦(※第12節、CAS 0-0 PAR)
どんなことが起きたか…みんな覚えているから。結果は分からないけど、厳しく困難な試合になるのは間違いないだろう」




3月第1週後半のA.Galassi(Direttore Sportivo)の談話より、前編。
Parma1913のスタートを振り返って- 夏の段階で自分が幾つかの嘘をついていたことは認めなければいけない。それは
先行きを不安に思う心がそうさせたものだ。私達は他のクラブより遅く始動したし、Serie Dで起用が義務付けられている
"Under"の選手への知識不足もあった。クラブは『1997年生まれで確かな実力を備えた若者を確保する』とぶち上げた。
しかしその年代でレギュラーが務まるような選手を見つけるのは極めて難しいことだ。実際にはそういうPortiereを見つけ
られたし、他のセクションでも―予想以上に―優れた選手を確保出来た。自分の想像以上に事がうまく運んでくれた」

話を続けて- “優れた選手”の具体名?挙げる・挙げないで差し障りが出かねないので。だが敢えて挙げるならば、
A.Lucarelli(Difensore)だ。ピッチの内と外とを問わず選手達の基準点になっているから。彼は長年Serie Aでプレーを
続けていて、高レベルでの経験値は所属選手の中で抜けているが、しかし今なお子供のような情熱を忘れていない」

N.Scala(Presidente)について- 私は彼のことをよく知らなかった(※Galassiは現役時代にParmaに所属していたが、
ScalaがAllenatoreに就任したのは彼がクラブを去った後のこと)
が、彼がParmaで築いてきた歴史のことなら知っている。
L.Minotti(Resp. Area Tecnica)からはScalaへの高い評価を耳にしていた。だが実際一緒に仕事をしてみると私自身も
幾つかの“発見”をすることが出来たね。Scalaは謙虚で立派な人物だ。Calcioの世界で彼は多くのことを成し遂げたが
しかし実績を鼻にかけるような真似は一切していない。Scalaもそうだが、このParmaにはたくさんの“嬉しい驚き”がある。
選手達はピッチの内外を問わず仲が良い。その他M.Ferrari(Vice Pres.)は現場と執行部との間をうまく取り持っている」

Mercato(010:Febbraio-Febbraio 07、D.Galloppa)

2017-07-13 07:30:00 | パルマ・移籍関連17-18
Mercatoが開くたびの恒例行事でこの夏もまたやっていることなのだが、

「Gilardinoは構想外になっているor所属先がない」という報道
「GilardinoはParma復帰を望んでいる」という報道
「ParmaはGilardinoの獲得に動いている」という報道
Parma関係者の「戻って来たいなら扉は開いているが、こちらの提示する条件を飲めないなら…」という発言
「Gilardinoの復帰が近付いている」という報道
「Gilardinoは○○に移籍しました(と契約しました)」というお知らせ


ちなみにGilardinoがMercatoが開いている最中にParma復帰を望む発言をしたことは、
少なくともこの数年では一度もない。つか、開いてないと時でもなかったような気がする。
まあ… 夏と冬の風物詩 という考え方も出来なくはないのだが、
毎度の空騒ぎなのでもう少し各方面が自重できないものかというのが正直なところではある。





▽2月第3週から2月第4週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その07。

== 2月第4週・前半(2) ==
"Gazzettino"にて、Giorgio Perinetti(Direttore Sportivo - Venezia)
0-1で敗れたVenezia戦(#26)後にLovisa(Pres. - Pordenone)が『Veneziaからは何のインパクトも受けなかった。彼らが
首位にとどまり続けることはないだろう』と発言したことに-
Presidente Lovisaの予測には同意する。これまでにも言って
きたが、Serie B昇格の大本命はParmaだ。私達はこの段階でなおそんなクラブよりも上位に位置していることを非常に
名誉なことと感じている。もちろん、私達が今季のCampionatoで優勝するための努力を最後まで放棄することはないが」


"Tuttosport"
「Palermo戦(※Serie A第25節)の最中にAllegri(All. - JUV)と口論に及んだBonucci(D - JUV)に罰金処分が」

Melfi公式発表 「クラブはBitetto(All. - Melfi)を解任した。後任にはDiana(Ex Calc. del PAR)が就任する」

"Tuttosport"
Bernardeschi(C - FIO)Kessie(C - ATA)だけではない。Milanの獲得希望リストには延々と名前が記されている」

Latina公式発表 「V.Rocchiが新しいPresidenteとなった(※RocchiはLatinaにとって今季5人目のPresidenteである)

その他メディア
「Sassuolo・Spal・ParmaはM.Ciurlanti(D - Ribelle)の獲得を目指す。Ciurlantiは1999年生まれのTrerzino Sinistra」

"Sportitalia" 「NapoliがKessieにオファーを出す用意。注目すべきは彼がNapoli行きを好ましく受け止めている点だ」

Parmaメディアにて、Alessandro Lucarelli(Difensore)
将来へのプランは持っているか- 候補は幾つもあるが、“具体的な何か”と言えるようなものはまだ分からない。おそらく
このクラブに“背広組”としてとどまることになるだろう。もっとも現時点で私の頭は100%現役のCalciatoreとしてのものだ」


"Corriere dello Sport" Berlusconi(Pres. - MIL)は"Presidente onorario"としてのクラブ残留を拒否する意向だ」

"Tuttosport" 「昨年11月の就任以降にPioli(All. - INT)が稼ぎ出している勝点はMourinho(All. - Manchester.U)
         InterでScudettoを獲得した時に得ていた勝点のペースを上回っている(※13試合で10勝1分2敗)


"Corriere dello Sport" 「Sarri(All. - NAP)De Laurentiis(Pres. - NAP)Riena(P - NAP)の処遇を巡って対立」

"Tuttosport" 「Milanは前線の補強候補としてAubameyang(A - Dortmund)Morata(A - R.Madrid)の名前を」

"Gazzetta dello Sport" 「Milanは夏のMercatoの資金として1億euroを準備している」

"Corriere dello Sport" Saputo(Pres. - BOL)がItaliaにやって来る。今後に向けて幾つかの点を明確にするために」

"Gazzetta dello Sport" 「Messinaは今日にもPlasmati(A - svin.)と契約を結ぶことになりそうだ」





▽移籍関連談話
2月第3週後半のCarraraメディアでのD.Galloppa(Centrocampista - Carrarese)の談話より。
Calcioの世界について- この世界は皮肉なものだよ。どんな選手でも必要とされているのはその能力であって、人格
じゃない。誰もが“商品”として扱われているんだ。何かが間違っていた場合、クラブは他の“商品”を選択して、要らなく
なったものは放棄される。信頼出来る人たちもいないわけではないけれど、結局は自分次第という側面が強い。何かが
あった時にまた一から再出発するのは、とても困難な作業になる。Carraraに来て、僕は真剣かつ健全に強化を進めて
いるクラブと、善い人々ばかりで構成されたSpogliatoioに出会った。ここは再出発をするには最高の環境じゃないかな」
自身の現状については- コンディションはずいぶん良くなっている。またピッチに戻れる日も確実に近付いているよ!」