Prosciutto e formaggio ... e calcio(仮)

イタリアのサッカークラブ・パルマを応援する方向にはあったブログ

Mercato(107:UFFICIALE、A.Preiti 1/3)

2013-11-30 19:19:19 | パルマ・移籍関連
CrotoneでプレーするMastrianiの出場記録を見ていたんですが。
これを書いている段階で出場は僅か4試合。先発フル出場は1試合だけです。
しかも…その4試合全てでCrotoneが負けている。。全部で5敗なのでね、やくB(ry
同じCrotoneに移籍したIshakはここまで2Gol、Bidaouiも3Golくらい決めているのかな。差がついてますね。
そういえば前CapitanoのMorroneはLatinaで14試合に出場し3Gol&giallo6枚といろんな意味で元気一杯なようです。
LatinaはParmaが保有権を持つIacobucciやBroscoもコンスタントに出場機会を得ているようで、
しかも昇格組ながら上位につけています。実はLatina、スタートダッシュに失敗していたんですけどね。





▽公式発表
Fondi所属のVictor De Lucia(Portiere)を"titolo definitivo"で獲得。
同じくAniello Matrone(Centrocampista)を同上。
Maccarese Giada所属のVittorio Attili(Attaccante)を同上。
Inter所属のGeremy Lombardi(Centrocampista)を"prestito"で獲得。
ここでは下部組織に加入した4人の若者についてまとめて。
De Luciaは1996年生まれのItaliano。彼にはPremier方面からも誘いの手が伸びていたらしい。
Primaveraでは既に何度も起用されているが、これを書いている段階では印象的な活躍を見せられていない。
Attiliも1996年生まれのItaliano。彼は確かG.Giannichedda(Ex-Calciatore)が指導していたんじゃないかな。
(※インタビュー記事を作っていたけど散逸したのでorz)彼もPrimaveraで何度か出番を貰っている。
3人目のMatroneは1998年生まれのItaliano。完全移籍で獲得したMatroneはAllievi Bに配属されている。

最後はLombardi。このブログでも既に何度か名前が出ているし、ひょっとするとインタビュー記事の方がこれよりも
先にアップされているかも知れない。彼は1996年生まれのItalo-Dominicano。中盤で攻撃的な役割を担う。
形式は借り受けではあるが、彼は2年前までParmaに在籍していたので正確に言えば“復帰”となる。
4人ともParmaで大きく羽ばたいてもらいたいものである。
[Poscritto]インタビュー記事はまた別の更新で。





▽移籍関連談話
10月初旬に行われたA.Preiti(Direttore Area Tecnica)へのロングインタビューより。前編。
Parmaの現状について- ポジティブなものであると言えますね。3試合で5P、しかもCatania・Firenzeという“危地”での
2試合を含めての結果ですから。自分達の武器である技術レベルの高さを示すことが出来ている点も好材料ですね。
最初の数試合は『ちょっと運に恵まれていないな』という印象もありましたが、今は自信を持って前に進んでいけます」
物の見方は人それぞれだが、Fiorentina戦の前・後半は“良い前半戦”“酷い後半戦”となった昨季の戦いぶりとかなり
似ていたように思われるのだが?-
それは少し大袈裟に過ぎるのではないでしょうか。前半のParmaが相手を上回って
いたことには同意するのです―試合を支配していたとさえ言えます―が、後半はFiorentinaが調子を上げてきたんです。
順位表の上につけるにはそれだけの理由があるわけで、その力に私達は苦しめられました。ただセットプレーのチャンスを
生かしていれば2点差を付けられていたと思いますし、そうなっていれば試合展開は全く違ったものになっていたでしょう」

Parmaは直近の180分間で6つのGol―ただしそこにAttaccantiの名前はない―を挙げ同時に5つのGolを奪われた。
Amauri(Attaccante)G.Paletta(Difensore)の2人を欠いた―前者に関しては“真の”Amauriをと言うべきか―影響は
どれほどあると考えているか-
Golが生まれていないだけで、Amauriは開幕から彼本来の姿を見せていると思います。
また全く取り上げられていませんが、R.Palladino(A)が月曜に見せたパフォーマンスは好材料です。Raffaeleには今後
多くのチャンスが与えられるでしょう。またA.Cassano(A)も試合毎に調子を上げています。彼ら以外にもN.Sansone(A)
S.Okaka Chuka(A)の2人がいます。これだけの陣容を揃えていれば、他者を羨む必要はありませんね。Palettaですが、
その重要性は誰もが知ることです。彼には一刻でも早く復帰してもらいたいですし、そうなれば状況は変わるでしょう」

多くの人達からJ.C.Obi(Centrocampista)の状況について質問を受けたこととは思うが、本格的な戦列復帰はまだ先の
ことになりそうか-
コンディションは改善しつつありますし、近いうちに戻って来られるでしょう。長期間の欠場があったので、
“本調子”までには時間が掛かるでしょうが。Obiの特長はParmaの中盤で独特な存在感を発揮すると期待しています」
序盤戦における好材料の一つは、M.Cassani(D)のパフォーマンスが向上していることではないか。Fiorentina戦でも
前半はMVPと言えるほどの活躍を見せていた。昨年の成績(※FiorentinaとGenoaで計13試合に出場。そのうち先発は
7試合)
を踏まえれば、彼の獲得は優れた洞察力のなせる業ではないか?-
それは私でなくP.Leonardi(A-Delegato)
功績です。彼はCassaniがJuventusの下部組織にいた頃からの知り合いですから。Terzinoとしての印象が強く近年は
中盤でも起用されているCassaniをDifensore Centraleとして起用する案を一貫して支持したのもLeonardiなんです。
彼の“見る目”が正しかったと言うことですね。もちろん、彼だけでなくMattia本人にも賛辞を贈らなければなりませんが」

Convocati(Campionato、vs Bologna)+Commento(L.Apolloni 1/2)

2013-11-30 01:23:45 | パルマ・NEWS
▽第14節・招集者
Bologna戦に向けての招集メンバー23人は以下の通り。
Portieri…A.Mirante、P.Bajza、M.Coric
Difensori…M.Cassani、D.Mesbah、A.Lucarelli、M.Gobbi、Felipe.D.B、P.F.Mendes、M.Kone、Y.Benalouane、G.A.Paletta
Centrocampisti…J.A.Valdes、M.Parolo、J.C.Obi、G.Munari、A.Acquah、M.Marchionni
Attaccanti…J.L.Biabiany、Amauri.C、R.Palladino、N.D.Sansone、A.Cassano


Gargano(C)Rosi(D)の2人は出場停止処分。Okaka(A)Galloppa(C)Pavarini(P)は故障のため招集外。
その他、先程行われたPrimaveraの試合に調整出場していたObiがまた負傷退場したらしい。
ということなので、もしかすると試合までにPrimaveraから誰かが代わりに緊急招集される可能性もある。

Bolognaの招集者も発表された。A.Diamanti(A、Bologna)は出場微妙と聞いていたが、ちゃんと含まれている。
また今回のDerbyで笛を吹くのはM.Irrati(Arbitro)に決まった。Irratiは今季これが6試合目。
耳慣れない名前だと思ったら、Parmaの試合を裁くのは土曜の試合が初めてのことのようだ。

個人的に明日は3-5-2回帰じゃないかと思っていて、前日会見でDonadoni(All.)もその方向で話している様子。
ただDonadoniの場合は試合前にこういうことを言うとむしろやらないような印象があるのだが(笑)
一方のBolognaは3-5-1-1で間違いないと思う。…たぶんね。





▽各談話
L.Apolloni(Allenatore、ND Gorica)、先月第2週半ばの談話より。途中まで。
Goricaの滑り出しは完璧とは言えなかったが、(Italiaから)新しくやって来たgiocatoriも徐々に"Campionato Sloveno"に
慣れてきたようで、Goricaの順位も少しずつ上昇してきている。何か1つ後悔があるならば、それは本拠地でKrkaに敗北
(※0-1)では?あれがなければ首位Mariborとは1P差の好位置につけていたはず(※ただしMariborはGoricaよりも消化
試合が1つ少ない)
昨季から大きく陣容が入れ替わったこと、そして開幕後にも相当な数の加入者がいたことの2点を
踏まえれば、一定の“順応期間”を要するのは仕方ないことです。私達はその中で、まず結果ではなくてパフォーマンスの
向上と継続性を追求してきました。幾らかの勝点を落としたのは成熟の欠如が原因で、これは身につけるべきものです」

今季のGoricaは非常に多くのgiocatoriを抱えている。どうも若手はなかなか出場機会を得られていない傾向にあるが、
そんな若者の中にも明るい未来を感じるような存在はいるか-
少し認識の違いがあるようですね。私は年齢で起用を
決めたりはしていません。しかし若いが故に試合に出るための準備が出来ていないというケースはどこのclubにおいても
あることでしょう。そういうgiocatoreは―たとえ未来を照らす才能を持っていたとしても―起用するわけには行きません。
逆に今は出場機会が少なくとも、日々の練習にきちんと取り組み向上が見て取れる者には必ずチャンスを与えますよ」
では今出場機会を得ているものの中で、『彼ならばParmaでプレーする準備が出来ている』とあなたが感じる者はいるか。
もしいるのならここで何人か名前を挙げてほしい-
G.Misuraca(Centrocampista、Gorica)は目立った活躍を見せています。
過去には挫折も経験したようですが、全く新たな世界に飛び込んでそこによく適応していますよ。彼はもっと高いレベルで
プレーするための準備が出来ています。その他ではG.Lapadula(Attaccante、Gorica)M.Coda(〃)も良いものを持って
いると感じますが、ただ前者に関しては少々腹立たしく思う部分もあるんです。何故なら、ほとんどの試合で彼は自分の
才能を十分に発揮仕切れていないからです。才能だけならSerie Aに値しますが…現状のままではまだ厳しいでしょう」

次はParmaについて。ここ4試合無敗を続ける事からも分かるように、少しずつ調子を上げ先のことを考えられるように
なってきたのでは-
確かにParmaのgiocatoriはよくやっています。新加入の面々も組織の一員としてしっかりと機能して
いるようですね。開幕してしばらくの間はR.Donadoni(Allenatore、Parma)にとっても苦しい時間が続いたと思いますが、
その中で幾つかのチャレンジをして、既存のgiocatoriと新しいgiocatoriを上手に共存させる道を見出しまたようですね」
さて、日曜には"Trofeo del Centenario"が開催されるが、これにはあなたも参加するのか?- はい、もちろんですとも!
みなさんにParmaの歴史を振り返ってもらう、そして私自身も振り返ることが出来る機会を得られてとても嬉しく感じます」
Parmaの歴史を紡いできた名手達と"E.Tardini"のピッチで再共演を果たすことになるわけだが- わくわくすることでは
ありますが、ただ他の多くの人達と違うのは、私は今も定期的に"Tardini"を訪れていることです。実はこの前の日曜も
Sassuolo戦を観戦していたんですよ(※"Campionato Sloveno"は大抵土曜の夜に開催されているため試合の日程が
かぶらない)
。振り返ってみれば、Parmaで過ごした時以上の美しい記憶を私は他で作ることが出来ませんでしたから」

Notizie(P.Leonardi、Cina、…)+Commento(M.Guardalben)

2013-11-29 23:57:46 | パルマ・NEWS
▽最近の話題より、幾つか。
ここ2週間くらいのトピックスから、特に気になるものを幾つか。
ちゃんとした記事はいずれ作ると思いますが、そうならない可能性もあるので…とりあえず。

=== Direttoreの去就 ===
来夏の離脱が確実視されるA.Galliani(Vice-Presidente)の後任候補の1人に挙げられているとか、
Gallianiの後任となる(かもしれない)D.Prade(Direttore Sportivo、Fiorentina)の後釜としてのFirenze行きとか、
その他いろいろと噂は出ている。Milano行きにそんなに現実味があるとは考えていないが、
以前ほどPresidenteに引き止めようとする勢いが感じられない(消極的、ではないのだが)点が気になる。

=== Cina資本への身売り ===
Presidenteが以前からCinaでの活動を行っていることやE.THohilのInter買収から出た噂だと思われる。
"Centenario"関連事業への取り組み方を見ても、Cina資本取り込みを考慮に含めることはあったとして
PresidenteがParmaの売却を検討しているとはとても考えづらい。
本業の方の経営が悪化しているならともかく、そういった話題も目にしていないし、深く考える必要はなかろう。

=== "Formica Atomica"の帰還? ===
J.Biabiany(Attaccante)S.Giovinco(A、Juventus)のと交換案が、最近の噂としてある。
…ということだけお伝えして、この件についての見解はまた別の更新で。

=== 早期復帰? ===
来年2月頃にD.Galloppa(Centrocampista)が戦列復帰できるのでは、という見解があるようだ。
右膝を傷めたのが7/31だったので、時期的な問題としては一応ありうる。
ただ個人的には急いで・無理して復帰してもらいたくない。靭帯断裂による長期離脱はこれで3度目なので。
それはそれとして、彼に関しては来夏で切れる契約をどうするのかというデリケートな問題もある。





▽"Trofeo del Centenario"関連談話
M.Guardalben(Portiere、Svincolato)、10月第2週末の談話より。
Parma在籍時の思い出、そして90年代のParmaについて- Societaからのサポートも含め、プレーする上で素晴らしい
環境が整えられていたな。在籍するgiocatoriのほとんどはNazionaleへの選出経験を持っていた。俺自身はCoppa Italiaで
プレーしたけれどCampionatoでは基本的に控えだった。Parmaは規模の小さなclubだったが、どんなコンペティションでも
常に上位に進出していたよ。足りなかったのはScudettoくらいものさ。チャンスもあったけど、結局上手くは行かなかった」
ただあなたのParmaでのキャリアにはG.Buffon(P、Juventus)が立ち塞がった- “間違った時期に正しい場所にいた”
そう言われてしまうのかもしれない。でも実際には俺はラッキーだったと思ってるんだ。Gigi(=Buffon)はそれこそ絶対的な
存在だった。彼と一緒に練習するだけでも得るものは大きかったし、逆に俺が彼に与えていた部分も何かしらはあると
思っている。GigiがTorinoへ移籍する時は『チャンスが来た!』と喜ぶよりも『おいおい、出て行くなよ』って感じていたよ。
Gigiと一緒に仕事が出来るという幸運を感じていたのは何も俺だけじゃなくて、C.Ancelotti(Allenatore、R.Madrid)
L.Thuram(Ex-Calciatore)もそうだったろう。誰もが単なる仕事仲間という関係を超えて強い絆で結びついていたんだ」

C.Tanzi(Ex-Presidente/Parma)期のParmaとT.Ghirardi(Presidente)期のParma、その違いとは- よく似ているとも
言えるし、同時に全く違うとも言えるかな。一番の違いは資金力。Tanziは豊富な資金を投下して強力な・素晴らしい
Squadraを作り上げた。当然目指すものも大きかった。現在のParmaには"grande club"に伍するような資金力などない。
ただPresidente Ghirardiは彼なりのやり方で素晴らしいSquadraを作ろうとしている。今のParmaの武器は“熱意”であり、
明確なる強化プロジェクトだ。この2つによって実力のあるgiocatoreを迎え入れることに成功している。特に後者の部分に
おいては、P.Leonardi(A-Delegato)を招聘した効果が大きい。彼は毎年のように新たなる才能を発掘しているからね」
Parmaが迎え入れた“実力のあるgiocatore”の1人であるA.Cassano(Attaccante)については- Antonioのことなら
知っているよ。彼は凄いgiocatoreでありいい奴でもあるんだが、ただその心内を他人には見せないから、それが理解され
にくさに繋がっているんだろうな。ただ、ピッチでのAntonioに不可能はないんだ。きっとTifosiにも受け入れられると思うよ」

Mercato(106:Acquisti? o Cessioni? 4/4)

2013-11-29 00:11:22 | パルマ・移籍関連
▽10月以降の移籍関連のまとめ・その4
10月半ばから今月上旬に掛けてのParmaに絡んだMercatoでの動きをまとめて。
ちなみにこの原稿を書いたのはNapoli戦の前のこと。Sansoneの出番は…どうなる?



- Amauri Carvalho(Attaccante) -
今月初旬にMLS(Toronto/New York)からオファーがあったようだ。
Amauri本人は否定しているものの、G.Pocetta(Agente)がオファーの事実を認めている。

第12節終了段階で未だ無得点と全く結果が出せていないAmauri。
Societaが新たなAttaccanteの確保に動いているのは当然で、その成果次第では放出の可能性もありうる。
ただああ見えてもAmauriは控えへの降格を理由にゴネるタイプではないので(少なくとも昨季はそうだった)、
冬の補強に関係なく残留する可能性も十分あるという見方も出来るだろう。


- Jonathan Biabiany(Attaccante) -
いつもの"Tuttosport"を中心に「JuventusがBiabiany獲得に向けてかなり動いている」との報じられている。
10月第3週前半の"Tutto"は「JuveはS.Padoin(C、Juve)の保有権+F.Peruso(D、Juve)の共同保有権という
条件でParmaに対してBiabianyの共同保有権を手放すように求める意向を持っているようだ」
と報道。
同月下旬には「場合によってはS.Giovinco(A、Juve)が候補リストに名前を連ねる可能性もある」との一部報道も。
11月第2週前半(※Juve戦数日後)の"Tutto"はA.Conte(All.、Juve)はParma戦を経てBiabianyをTorinoへ
呼びたいとの意思を更に強めた。彼はG.Marotta(DG、Juve)に対して『Parmaとの話し合いを行って欲しい』と要請。
これを受けてMarottaはP.Leonardi(AD、Parma)との会談をセッティングするために動いている」
…と報道。
同州後半には"Goal.com"が「JuveはParmaに対し、Biabianyの交換要員としてPeruso・Padoin・M.Motta(D、Juve)
O.Bouy(C、Juve)の4人を提示したが、しかしParmaはMottaにはまったく関心を示さなかった」
などと報じている。

…などと9行に渡って書いてきたが、まあこの辺りの・この段階での報道を真剣に考える必要はないと思う。
"考えるにも値しない”部分も大きいが、それはそれとして(苦笑)
基本"Provincia"においては良いGiocatoreを・良いGiocatoreであるほど長く留めておくことはできないものだ。
ただParmaの場合は自転車操業を強いられるほど経営的に追い込まれてはいないので、若干の余裕はある。
それを踏まえた上での売却のタイミングを考えるとすれば「戦力的に代わりが利く・代役のメドが立っている」
「本人に移籍の意思がある」の2点を満たすことが必要条件となるだろう。

Biabianyの場合はどうか?彼ももう一度"grande club"へ移籍して活躍したいという気持ちは持っているものの、
ただ「今直ぐ」「何が何でも」というほどの強固な意志を持っている訳ではない。
また代役という部分においても、おそらくDonadoni(All.)Rosi(D)をBiabianyと同じ役割で起用することはあるにしても
“同じ役割で起用”と“代役が務まる”が等号で結ばれないことは、Parmaの試合を観てきた方ならお分かりだろう。


- Giampaolo Pazzini(Attaccante、Milan) -
11月第2週前半、A.Cassano(A)G.Pazzini(A、Milan)に対して『Parmaで一緒にプレーしないか』と誘って
いるようだ。CassanoとPazziniは非常に仲の良い友人であり、Sampdoria時代にはこの2人が原動力となって
Champions League予選の出場権を獲得するなどピッチの上でも結果も残している。現在Pazziniは故障からの
回復途上にあるが、M.Balotelli(A、Millan)及びA.Matri(〃)の存在を踏まえれば、戦列復帰を果たしてもMilanで
どこまで出場機会を得られるかは疑わしい。ParmaにはAmauri(A)がいるものの、彼には良いオファー(※MLS??)が
届いており、それに応えれば財政面の強化と同時にPazziniのポジションを空けることが出来るはずだ」
と報道。
Pazziniは1984年生まれのItaliano。エリア内に常駐してGolを奪うことに特化したCentravanti。

報道内容の真偽の程度はともかくとして、こういう報道が出たこと自体が好ましいことではない。
全てを鵜呑みにすることはないにせよ、AmauriがCassanoに対して多少の不信感を抱くことになったとしても
不思議ではない…と思う。結果を出せないまま、少しずつ出場機会が減ってきている現状があるだけにね。
Pazziniに関しては、Cassanoとは合うかもしれないがParmaのスタイルに合うとはあまり考えていない。


- Fabio Quagliarella(Attaccante、Juventus) -
1983年生まれのItaliano。得点感覚に優れたCentravanti。幾つか細かい噂が出ていた。
Quagliarellaの移籍先に何度もParmaの名前が挙げられるのは、彼とP.Leonardi(A-Degato)とが個人的に
仲が良いという理由が一番だろう。昨冬にはI.Belfodil(A、現Inter)との交換が成立しかけてもいた。

…で、この冬にQuagliarellaが加入する可能性があるのか、だが。
何しろ彼はどこからも欲しがられる“人気株”なので基本的にはまず来ないと思っていた方がいい。
ちなみに本人は、このままJuveでのキャリアを続けていくことが第一希望のようだ。


- Nicola Sansone(Attaccante) -
10月第3週後半の"Gazzetta dello Sport"が「Torinoが冬のMercatoでSansoneの獲得を狙っている」と伝えた。

基本的には「 Sansoneを ほうしゅつ しますか? 」 → 「 はい 」 → 「 なんと ばかなことを! 」で終了なのだが、
ただ怪我もあった(らしい)とはいえここまで出場機会は非常に少なく、また今後もそれが増える見込みがないので
Sansone(及び彼のAgente)の側から移籍を求めてくる可能性がないとは言えない。
また今夏の動きから見ても、P.Leonardi(AD)が条件次第でOKを出すのは確実(もっともSassuoloほどのry)。

RISULTATO(Campionato、13-14^13giornata 2/2)

2013-11-28 11:13:20 | パルマ・試合関連13-14
▽第13節・試合結果詳報(後編)
(承前)


それでは、個人の評価も。
Mirante…Napoli戦のMVPはCassanoだが、彼の活躍が勝利を引き寄せるきっかけを作ったのは確か。
Cassani…やはりTerzinoに入った方が動きが良い、、ように感じるのだが。どうだろう?
Lucarelli…昨季はパフォーマンスの質が落ちて「限界?」と思っていたが、ここまで良い働きをしてくれている。
Gargano…強行日程が心配されたがフル出場。運動量と守備力で大きく貢献した。
Parolo…悪い出来ではないのだが、Golがないと物足りなく感じるのが恐ろしい。Paroloなのに(笑)
Sansone…今季初の先発&フル出場。遅くはなったが、ここからがスタートだ。
Paletta…10分に満たないながらも漸くの今季初出場。Parmaに関わる誰もがこの日を待っていた。
B.Dzemaili…何か秘密兵器扱いのようで、温存されたままだった。プレーを観れなくて残念。



試合全体を振り返ると、今季初採用の4-3-3が良く機能していた点がやはり目立つ
ただこれがParmaにとっての“最適解”かどうかを判断するのは時期尚早だろう。自陣に引いてスペースを潰してくる
相手にはNapoli戦と同じやり方は出来ないし、BiabianyとSansoneが務める両翼は攻守両面で機能すること、
そして相応の運動量が求められるが、2人以外にこの役割を務められる存在が見当たらない点が大きな問題だ。

それでも、この試合で結果と内容とを両立させられた点は今後に向けても非常に大きい。
選手達には相当に自信になったことだろう。自信がプレーに反映されてくれば同じプレーにも違いが出てくるし、
そうなれば試合結果も変わってくるもの。Napoliで浮上のきっかけを掴んだのは間違いない。

そのためにも、次のBologna戦は重要な意味を持つ。
ここで勝てば今季初の連勝になるし、何よりNapoli相手の勝利が偶然の産物でなかったことの証明になる。
Derbyと言えば今年5月の試合では0-2で負けているわけで、"Tardini"での連敗は絶対に許されない(本当に!)
6位のVeronaとは6P差だが、18位(※降格圏)のSampdoriaとも6P差ということも忘れてはいけない事実。
確実に勝利を掴んで自分達の手で明るい未来を切り開いて欲しい。頑張れ!!





▽第13節関連談話・その1
R.Donadoni(Allenatore)、Napoli戦後の"Mediaset"での談話より。
試合を終えて- 大変に喜んでいるよ。選手達は大きなことを成し遂げてくれた。彼らは賞賛を受けるに値する!」
Napoliのような相手に対しては臆することなくプレーする必要がありますが、今日のParmaの姿はまさにその通りでした-
今日は(これまでの2人ではなく)3人のAttaccantiで戦ったが、そこからも“まず守備ありき”でなかったことは分かるだろう。
選手達がよくやってくれたと私は強調したいね!苦しい時間もあったが、歯を食いしばって頑張った。Napoliに何度かの
チャンスを与えはしたが、しかし守備組織は乱れなかった。今日のParmaは勝利に値したし、火の打ち所がなかった」
ポゼッションで上回っていたのはNapoliですが、しかし不思議なことに、ParmaはNapoliに何度かカウンターを食らっても
いました-
まだまだ我々には“甘え”があるということだ。そうした部分を改善していければ得られる勝点も変わってくる」

前半45分は自陣に釘付けになる時間が長かったように思います。前線のA.Cassano(Attaccante)にとっては面白みに
欠ける時間が続いたわけですが?-
ParmaにおけるAntonioは度々"ciliegina(=ケーキ飾り)"と表現されるが、cilieginaは
土台の上に載って初めて意味を成す…ということをAntonioも理解している。Antonioが正しい姿勢でいる限り、仲間達は
喜んで彼の為に力を振り絞りまたピッチを走り続けるだろう。今日の試合では我々のポテンシャルを十分に発揮出来た」
CassanoはBrasile行きの飛行機に搭乗出来るでしょうか?- その答えは簡単だ。今の彼はNazionaleでなくParmaの
ことを考えている。今後もそうあって欲しいし、そう考えることがむしろBrasile行きに近づくのではないかと私は思っている」


試合後のDonadoniは今までで一番笑顔が多かったような気がします。やっぱりね、笑顔はいいものですよ。

RISULTATO(Campionato、13-14^13giornata 1/2)

2013-11-28 00:33:44 | パルマ・試合関連13-14
▽第13節・試合結果詳報
●Napoli 0-1 Parma○
Marcatore…81':Cassano
Portiere…Mirante
Difensori…Cassani(71' Benalouane)、Lucarelli、Felipe、Gobbi
Centrocampisti…Marchionni(75' Acquah)、Gargano、Parolo
Attaccanti…Biabiany(86' Paletta)、Cassano、Sansone
Panchina…Bajza、Coric、Mendes、Mesbah、Mauri、Munari、Valdes、Amauri、Palladino
Ammoniti…Gargano(70' #4)、Benalouane(74' #3)
Espulsi…nessuno
[Napoli]Reina、Maggio、Albiol、Britos、Armero、Behrami、Inler(87' Zapata)、Callejon、Pandev(68' Hamsik)(76' Mertens)、Insigne、Higuain
Amm…Higuain(45')、Britos(79')   Esp…nessuno

Arbitro:Paolo Silvio Mazzoleni


敵地"San Paolo"でNapoliに勝利!第9節・Milan戦以来約1ヶ月ぶりの白星となった。
また、今季敵地で行われた試合としても待望の初勝利(※1勝2分3敗)となっている。
第13節を終えて4勝4分5敗の勝点13、Atalanta・Udineseと並び9位Tにつけている。


いやー、これはもう「参った」と言う他ないだろう。若干(…何か間違いでも?)辛口な論調が基本の当ブログだが、
"San Paolo"での完封勝ちを受けてもなお「あーだこーだ」と批判を書き連ねるようならもうやめてしまえばいいのさ。
…まあ、今後の為に幾つかの指摘はしていくけどね(やっぱりかw)

まず驚いたのが先発の布陣。木曜夜にItaliaに戻ってきたばかりのGarganoに加えて、Sansoneが待望の今季初先発
しかもここまで3-5-2(3-3-2-2)で一貫していたModuloがこの日は4-3-3(※実質は4-1-4-1)だったのだ。
"difensa a 4"は右からCassani-Lucarelli-Felipe-Gobbiの並び。中央に左利きの2人が並ぶ形となった。
そして"tridente"は右からBiabiany-Cassano-Sansone。この組み合わせについては先日にアップした考察の中で
触れていたものの、こんなに早く、いや実際に目の前に現れたことには大きな驚きがあった。


試合開始。前述の通り、ParmaのModuloは4-3-3。ただしNapoliに自陣でボールを動かされると両翼の2人が引いて
スペースを埋めていた。この形は今季ここまで一度も試されていなかったが、急造の割にはしっかりと機能していた。
まあ“急造”とは言っても昨季までは4-3-3がベースだったわけだし、おそらくは中断期間に時間を掛けて取り組んだの
だろうが、それにしても約2週間の休みを有効活用して結果に繋げたという点は評価されていいだろう。

今季初の"difensa a 4"は良く機能していたと思う。ボールを持っていた時間が長かったのはNapoliだが、
それは最初から織り込み済みだったはず。45分を通しての守備の安定度は13試合の中でもかなり高い方だった。
エリア左でのFelipeの凡ミスからHiguain(A、Napoli)に狙われるが、これはMiranteがクリア。右サイドを崩されエリア内で
これもHiguainに上手く持ち出されるが、この場面もMiranteが弾き返す。この2度の好守はParmaに流れを引き寄せた

攻撃面はどうだったか。こちらは2人のAlaの機動力を生かそうとしていた。BiabianyとSansoneは右と左を入れ替えたり、
また中央に入ったりとポジションチェンジを繰り返すだけでなく、相手にボールが渡れば速やかに帰陣して守るなど
攻守両面で良い働きをしていた。Sansoneはエリア内でフリーになった場面もあったが、しかしシュートは枠に飛ばず。
中央に入ったCassanoは、中央を基本としながらもサイド(特に左)に流れてボールを受ける場面が目立った。
良いパスも幾つか出すもどれも微妙に合わず得点には繋がらず。しかし基準点の役割は果たせていた


前半はスコアレスで折り返す。満点ではないものの、Napoli相手に敵地で戦っているのだから十分合格点だろう。
しかし問題はこれから先。Parmaが後半に失点を重ねているのはJuve戦(だったっけ)のレビューでも触れた通り。
ここから集中力を切らすことなく守り抜くことが出来るか。そして勝利を目指して動いてくるであろうR.Benitez(All.、
Napoli)
に対してDonadoniはどのように対応していくのか。後半の注目点はこの2点だった。


結論から先に言ってしまえば、Parmaは後半も失点しなかった。その上でGolを挙げた。立派なものである
守備に関しては、「危ない!」と感じたのは僅かに2度。Insigne(A、Napoli)にCassaniとGarganoが2人まとめて
交わされてエリア内に侵入された場面と、Mertens(A、Napoli)のPunizioneがTraversaの上っ面を叩いた場面だけ。
Portiere+Difensoriだけでなく中盤の3人(+Biabiany&Sansone)が守備面で良い働きをしていた。

一方の攻撃面は。こちらは今一つ攻め手を欠いた印象。特にSansoneはスペースを埋めるなどの守備の仕事で
手一杯…という印象で、持ち味とする積極的な仕掛けが後半にはほとんど見られず。その辺りが少々残念。
光っていたのはCassano。前半は主に左に流れていたが、後半は右やや後方に引いてきてボールを受けると、
そこを基点にドリブル・パスを仕掛けていた。最低でもFalloを貰って次に繋げていた点は地味に評価が高い
48分には右サイドで粘ってニアに低いクロスを入れたが、絶好のチャンスにフリーで放ったFelipeのシュートは枠を(ry

そして81分の決勝点もCassanoからだった。右サイドでボールを受けるとドリブルで駆け上がると右足を一閃!
名手Reina(P、Napoli)の反応も及ばず、ボールはPortaの左隅へと吸い込まれていった。
ドリブルの際には両脇をBiabianyとSansoneが一緒に駆け上がっていたのだが、エリア付近でNapoliのDifensoreが
Biabianyへのパスを警戒して僅かに外に意識が行ったその瞬間を逃さず右足を振り抜いたCassanoの“技あり”。


まあこうして書いていくと褒めるところしかないわけだけども、修正すべき部分がなかったわけでもない。
前述した幾つかのミス以外にも、Gobbiはクリアを相手に渡していたし、Cassanoもバックパスをまた相手に渡していた。
途中出場したBenalouaneは入って3分であっという間にGialloを頂戴。ミスが少なかったわけではなかったのだ。
しかしそれでもParmaは失点はしなかった。それは誰かがミスをしても誰かがカバー出来ていたから。
Squadra全体として集中力が途切れていなかったということだ。それはここまで実現できていなかったことでもある。


Donadoniの采配について。ここまで書いてきたことからもわかるように、試合への準備という点では満点
相手への対応に関しては…Hamsik(C、Napoli)の怪我という要素はあったものの、特に問題はなかったかな。
対応を要求される場面が訪れなかったのは確かだが、そうなったのは事前準備がしっかり出来ていたからでもあるし。
選手交代については…Cassani→Benalouaneの入れ替えに必然性はそこまで感じなかったものの、守備固めとしては
一応理解できる。Acquahの投入は特に問題ない。Biabiany→Palettaは…うーん、ちょっとよく分からないな。
何故だか知らないが、Palettaは中盤の底に入っていたし。もし同点にされていたら槍玉に上がっていたかもね。。



(※…ということで、今回も試合レビューは後半へ続く。)

Commento!(D.Mesbah 2/2、G.Pocetta、Felipe.D)

2013-11-27 22:33:44 | パルマ・その他
▽第5節関連談話・その5
D.Mesbah(Difensore)のAtalanta戦後の記者会見より、残り部分。
ところで今夜は後半途中にAmauri(Attaccante)が退場しました。何が起きたのでしょうか- あの時は彼のちょっと後ろに
いたんだが、特に注意を払ってなくてね。パッと見た時には"cartellino rosso"が提示されていた。彼が早く戻ってくることを
願うね、Amaは俺達にとって大事な存在だから。彼は賢く成熟した人間だから、何か余程腹に据え兼ねることがあったの
だろうけど…。とにかく、早く出場停止から戻ってくるのを願っている(※結局Amauriは2試合の出場停止処分を受けた)

最後はMondialiの話題を。Algeriaの本大会出場を賭けたplay-offの開催日が迫ってきています。試合のことについて
考えていますか?その結果次第では、あなたのキャリアも大きく変わる…-
Mondialiでのプレーをずっと待ち望んできた。
そのことは否定しない。ただ、今の俺がプライオリティを置いているのはParmaなんだ。Nazionaleのことは招集されてから
考えればいいだろ。Algeriaの一員としてプレーすることも凄く誇らしいことだ。要は目の前の試合に全力を尽くすっていう
ことなんだよ。あと10日間はParmaでのプレーに集中する。その後はBurkina Fasoを打ち倒すことだけを考えていくから」




G.Pocetta(Agente)、Atalanta戦2日後の談話より。
Atalantaとの試合でParmaは今季初勝利を挙げたが、それは苦しみを伴う勝利だった。何故ならAmauri(Attaccante)
残り時間を30分以上を残した段階で退場してしまったからだ。AmauriとA.Garvasoni(Arbitro)との間には何があったのか?
そして非はどちら側にあるのだろうか?-
AmauriがArbitroに抗議したことに問題があったのだと思いますね。Garvasoniは
いつも試合を裁くように規則を適用して判断を下したのでしょう。とはいえ、この一件はもう済んでしまったことですから…」
最近"Ama"とは話をしていたのか?- ええ、言葉を交わしてはいましたよ。ただ水曜の夜以降にAtalanta戦のことや
退場のことについて話してはいません。彼は出場停止処分によってしばらく試合に出られないこと・仲間を助けられない
ことにとても落ち込んでいました。ですが起きてしまったことは仕方ないので、私達は前を見て進まなければなりません」

開幕からGolを挙げられていない精神的な苛立ちが今回の退場劇に繋がったのではないのか?Amauriはどの試合でも
周囲のために身体を張る役割をこなしているが…-
彼の実力は皆さんも知る通りですし、その奮闘振りも同じでしょう。
確かにここまでGolはありませんが、私はそんなに心配していませんね。時間の問題…そのように捉えています。Amauriと
一緒にプレーするのはA.Cassano(A)です。才能豊かな彼が背後からサポートするわけですから、何も心配いりませんよ」
AmauriはSpogliatoioにおけるリーダー格だ。彼は今後、あるいは既に同僚に謝罪したのか- 先程言った通りこの件に
関して話をしていないので断言は出来ませんが、その性格を踏まえれば何も声を掛けていないということはないでしょう」





▽第8節関連談話・その1(+"Trofeo del Centenario"関連談話)
Felipe.D(Difensore)、先月第2週後半の談話より。
日曜には"Centenario"の記念試合が行われるが?- 私にとってZe Maria(Ex-Calciatore)は"phenomeno"でした。
彼は能力も高かったですが同時に際立った冷静さが特徴的でした。その他ではC.Tafarel(〃)のプレーもよく見ました。
彼は"Calcio Brasiliano"の歴史を彩る1人であり、傑出したアスリートでした。日曜に彼らに会えるのは楽しみですね!」
今年はParmaにとっても特別な年になる。"Spogliatoio"でもそういった雰囲気は漂っていたり感じたりはするのか?-
大事な1年なのは分かっています。Parmaは立派なclubですし、しかも創立百周年という節目の年に当たるんですから」

Parmaは開幕から苦しいスタートを切ったが、その後回復した。その間に何があったのか?- A.Cassano(Attaccante)
素晴らしいプレーで仲間に力を与えてくれました。日曜はその象徴的な試合だったと思います。何か問題が起きたとして
私達にはそれを解決する"gruppo"がありますし、勝利への“飢え”もあります。それらすべてが力になっていったのでしょう」
R.Donadoni(Allenatore)は『Parmaが目指すのは残留などではない。常に改善・進歩を続けることだ』…と語っていた。
あなたは毎日そうしたものを感じるか?-
Misterの考えに同意します。私達は常にモチベーションを高めているべきで、
毎週日曜には『勝つんだ!』という信念を持ってプレーすべきです。それには裏づけとなる日々の積み重ねが大事です」

次の試合はA.Mandorlini(All.)が率いるVeronaが相手だ- 彼らはとてもよくやっていると思います。またVeronaも熱気に
満ちているようです。個人的には元同僚のRomulo(C、Fiorentina→H.Verona)が気になりますね。彼も開幕から好調な
ようですからね。またJ.M.Iturbe(A、H.Verona)は強力なpuntaですので、素早く対応しなければ危険に晒されるでしょう」
ところで、今週日曜の"E.Tardini"には試合を見に行くのか?それとも他の過ごし方をするのか- 残念ですがStadioに
行きません。個人的に幾つか解決しなければならない問題があるので。忙しさに感けて放置していたものですから…」

News(Movimenti、Orario)+Commento(A.Benarrivo)

2013-11-27 00:11:22 | パルマ・NEWS
▽動静(11/04~11/16)
11/04(月):2日連続の休養日。
11/05(火):いつも通りCollecchioにて、11時からLazio戦に向けて再始動。
       まずは室内で軽く身体を動かし、その後はボールポゼッションをテーマとした練習を行った。
       Galloppa(C)はリハビリ、Pavarini(P)は安静、そしてPaletta(D)Okaka(A)の2人は別調整が続く。
11/06(水):この日も11時から。負荷のかかる走力強化のメニューをこなした後、ボールポゼッションをテーマとした
       技術・戦術トレーニングを行った。右太腿に軽度の痛みを訴えたBiabiany(A)が別調整に。
11/07(木):14時半から、非公開での練習を行った。故障者の状況は前日に同じ。
       Mondiali予選の関係でGargano(C)がLazio戦に出場しないことがSocietaから発表される。
       その他、夜に予定されていたDonadoni(All.)が出席しての“ファンミーティング”が急遽中止に。
11/08(金):11時から練習。この日は戦術面のトレーニングに時間を割いたようだ。
       Biabiany、そしてPalettaがようやく全体練習に復帰する。いつ以来だろう…。
11/09(土):14時半から、非公開で練習を行った。GarganoがNazionale招集のために離脱。
11/10(日):15時から、"Tardini"でLazio戦。1-1で引き分け、これで4試合連続で勝利なし。

11/11(月):休養日。Parolo(C、Italia)など、Nazionaleに招集された面々が離脱。
11/12(火):休養日。BiabianyとMelli(TM)はParmensiとのイベントに出席。
11/13(水):再始動。この日のトレーニングは9時15分からと15時からの2部構成。午前中はジムワークを行い、
       午後からはPrimaveraとの練習試合を行った。Lazio戦で負傷退場したObi(C)はその治療に専念。
       同じくPalladinoは治療とプールでのリハビリを行う。またOkakaがランニングを開始している。
11/14(木):この日も前日と同じ2部構成。午前中はフィットネステスト、午後からは技術・戦術セッションを行う。
       なお、フィットネステストにはGalloppaも参加していた。
11/15(金):15時から。この日はジムワークのみを行い、ピッチでの練習を行わなかった。
       PalladinoとOkakaの2人が全体練習に復帰。なおPavariniは依然安静を強いられている。
11/16(土):この日は10時から練習を行った模様。

ちなみに、13日に行われた試合は2-0でPrima Squadraの勝利。控えクラスが多く出場したようだ。





▽TIM CUP 2013-2014日程
少し伝えるのが遅れたが、Coppa Italia・Varese戦の日程が発表されているのでここでも。
開催日は12月3日・試合開始時刻は現地21時(※日本時間翌日朝5時)となっている。

Derbyが今週土曜(11/30)の開催なので、中2日。だからDerby先発組の出場は正直厳しいかな。
この前は中2日での2試合に連敗したし、Donadoni(All.)も大幅なturnoverを行うはず。
ただBologna戦で出場停止のGargano(C)Rosi(D)の2人は起用できるし、次のInter戦(12/08)に向けても
火曜→日曜の中4日ならGarganoを連投させられるのは大きい。…Rosi?それは知らない。

Turnoverの採用は濃厚だけれどCoppa Italiaだからといって手を抜いてもらっては困るし、VareseにはSerie Bで
得点ランキングの首位に立つL.Pavoletti(A、Varese)なんて存在もいて結構厄介そうな印象を受ける。
出場するであろう控えメンバーにはここでいいところを見せてアピールして欲しいものである。





▽"Trofeo del Centenario"関連談話
A.Benarrivo(Ex-Calciatore、Parma)、先月第2週の談話より。
今季のParmaについて- Parmaは『素晴らしい1年にする』という明確な目標と目的意識とを持ってCampionatoを
開始しました。“違い”を作り出すことの出来るA.Cassano(Attaccante)を筆頭に、技術レベルの高い人材を獲得して
います。Cassanoはよくやっていると思いますが、今はSquadra全体が上手く回っていて特定の個人の力に頼らなくとも
勝点を稼ぐことが出来ています。何か懸念があるとすればAntonio(=Cassano)ですね。彼が“暴発”しないように注意を
払っておくことは今後も必要でしょう。ただ総じて言えば、今季のParmaは強豪を脅かす力を備えていると思いますよ」

"Centenario"については- Parmaは大きな価値を持つSocietaです。数多くの勝利を手にしたParmaに在籍出来た
ことを私は誇らしく思っていますよ!国内外で強さを示すことが出来ていた90年代の強さをParmaが再び取り戻すことを
心から願っています。"sette sorelle"の一角に数えられたあの当時のParmaはどこが相手でも決して恐れはしませんでした」
その当時のことで後悔があるとすれば- Campionatoで優勝できなかったことですね。私達も優勝を目指していましたし
実際それを狙える位置につけたことも何度かありましたが、結局はそのためのクオリティが足りなかったんだと思います。
もう少し運がこちらに味方していれば…と思うこともありますが、ここぞという大事な試合での失敗も繰り返しましたから」

Mercato(105:Acquisti? o Cessioni? 3/4)

2013-11-26 21:16:11 | パルマ・移籍関連
▽10月以降の移籍関連のまとめ・その3
10月半ばから今月上旬に掛けてのParmaに絡んだMercatoでの動きをまとめて。



- Francesco Lodi(Centrocampista、Genoa) -
1984年生まれのItaliano。このRegistaに関しては、Genoa戦(※第10節)が行われる前後に噂が出ていた。
今のところはMilan・Fiorentinaなどがのclubがオファーを出す用意があるようだ。そういったライバルを出し抜くためには
“MilanoやFirenzeに行くよりもParmaに来た方が出場機会が多い”とアピールしていくことが不可欠になる。

J.A.Valdes(C)の去就が不透明な今、ParmaがLodi獲得を真剣に考えている可能性は決して低くないだろう。
GenovaではG.Gasperini(All.、Genoa)の構想から外れており、今冬の移籍は確実な情勢。
個人的にはParmaにとってLodi獲得のメリットは決して小さくないと考えている…が。


- Marco Parolo(Centrocampista) -
10月末の"Mediaset"が「LazioがParoloの獲得を検討している」と報じ、また今月第2週前半のRomaメディアは
「RomaもParoloに関心を寄せている。ここでもLazioがライバルになるようだ」などと報じている。
Romaに関しては同週後半に「交換要員としてMarquinho(C、Roma)を放出する用意がある」との報道も。
また今月上旬には地元(※もちろんParma)メディアが「MilanがParoloの獲得を検討しているようだが、
ParmaはParoloに1000万euroの値札をつけるなどMilanに対して徹底抗戦の構えだ」
との記事を出している。

なお、先月末に取材を受けたP.Leonardi(AD)は以下のように発言している。
どうやらLazioがParoloの獲得を検討しているようだが?- そのような話はどこからも聞いたことがありません。
彼の評価額?それを示すことはしませんし、その必要もないでしょう。私はこの話題に全く興味がないんです」


Paroloはトップレベルでのキャリアはそこまで長くないものの、年齢は28歳とそれなりに重ねている。
今がGiocatoreとして脂の乗っている時期であり、商売をしたいなら他の“人気商品”に比べると時間的制約がある。
とはいえParoloがピッチで果たしている役割の大きさは言うまでもなく、また今がお買い得に働いてくれている時期で
あったりもする(※これについては別の更新で触れる)ので、この冬にあわてて放出する意味はまったくない。
ついでに言えば、Parolo本人にもこの冬に移籍する考えはない様子である。


- McDonald Mariga(Centrocampista、Inter) -
10月下旬に「Marigaは来年1月にInterを離れることになるだろう。予想される移籍先は2つ。国内であればParma、
そして国外であれば実弟が所属するSouthampton(Inghilterra)になる可能性が高い」
との複数報道が。

Marigaの説明は…今更不要かな。現在は怪我も完全に治っているようだが、Milanoでは出番がなさそう。
来年1月の復帰に関しては―本当にフィジカル面での問題がないなら―もちろんウェルカム。
ただSouthamptonには資金力で勝てないし、Marigaに「弟とプレーしたい」という意志があるならノーチャンスか。
書き忘れていたが、Marigaの弟はV.Wanyama(C、Southampton)である。


- Alexander Merkel(Centrocampista、Udinese) -
10月第3週のUdineメディアが「Atalanta・Parma・Watford(Inghilterra)の三者がMerkelの獲得を検討」と報道。
その報道を受けてO.Damiani(Agente)「Merkelにとって今の状況は残念なものだが、指し当たって目指すのは
ここで指揮官の要求をクリアしていくことでもある。ただ才能のある子なので、より出場機会を得られるよう可能性を
模索してもいく。…Watford行き?G.Pozzo(Pres.、Udinese)が保有するclubだから、可能性はある。実際この夏
にも話はあった。その時は本人がUdineでのプレーを望んだので移籍は実現しなかったが。ただもしこの冬に移籍する
ことになるとしても行き先はItalia国内だろう。残留・移籍の両面でいろいろ模索していくつもりだ」
と方針を明らかに。

Merkelは1992年生まれのTedesco。攻撃力が持ち味のCentrocampista Centrale。
十代からMilanでプレーし将来を嘱望されていたものの、故障癖などもあってここまでは開花に至っていない。
今夏のMercatoでも最終盤に名前が上がっており、全く興味がないわけでもないのでは。
ただ“ポジション”“欠点”“Donadoni(All.)の起用傾向”を踏まえると、Societaが本気で獲得に動くとは考えづらい。


- Alan(Attaccante、Salisburgo) -
本名はAlan Douglas Borge De Carvalho、通称"Alan"。1989年生まれのBrasiliano。
今季に入って国内及びEuropa LeagueでGolを量産していることから注目を集め始めている…とのこと。
Alanに対してはParma以外にもLazioなどが関心を示しており、市場評価額は500~600万Euroのようだ。

Austriaのレベルと、ELでSalisburgoが組み入れられたGironeの面子を見る限り…どうかね。
当たる可能性もなくはないだろうが、500万払って当てに行くなら他にもっと良い選択肢が存在するだろうし、
また掘り出し物として獲得するのならば500万の出費は今のParmaではありえない。…以上。

Mercato(104:Acquisti? o Cessioni? 2/4)

2013-11-26 00:57:16 | パルマ・移籍関連
▽10月以降の移籍関連のまとめ・その2
10月半ばから今月上旬に掛けてのParmaに絡んだMercatoでの動きをまとめて。
「その2」以降では、Italia及びEuropa各国の最上位カテゴリーでプレーする面々を取り上げていくことにする。



- Nicolo Cherubin(Difensore、Bologna) -
10月第2週後半の"Tuttosport"が「Bolognaとの契約延長交渉が難航しているCherubinに対して、
Parma・SampdoriaそしてGenoaの三者が興味を示す。特にGenova勢の関心度は高い」
と報道している。
Cherubinは1986年生まれのItaliano。本職はCentraleだが、Terzinoとしてもプレー出来る。

高さ以外に際立ったストロングポイントはないものの、かといって致命的な欠点もない印象。
後ろの枚数が足りていないのなら重宝するタイプだが、今のところ獲得の必然性はあまり感じられない。


- Pontus Jansson(Difensore、Malmoe) -
11月初旬のInghilterraメディアが「Aston VillaがJanssonに対して強い関心を抱いている」と報道。
Janssonは1991年生まれのSvedese。彼については何度も取り上げているので説明は不要かな。
Parmaは以前から彼に興味を持っていて、そのプレーを継続的にチェックしている。今夏の加入も囁かれていた。

実際の話、A.Villaがこの1月に本気で獲得に動くようならそれを阻止するのは難しいだろう。
A.Villaは夏のMercatoでJ.Okore(D、A.Villa)の獲得に470万euroを支払っている。
彼らがJanssonのために幾ら払うかは分からないが…300万くらい出されると厳しいんじゃないだろうか。
Parmaが「この冬はDifensore Centraleを補強しなければ」と考えていればまた違うのだろうが…。


- Francesco Renzetti(Difensore、Cesena) -
約1年前の冬に噂に上っていたRenzettiの名前が再び浮上しているようだ。
11月第2週半ばに「昨冬にParma移籍に近づいていたRenzettiだが、その時はParmaがD.Mesbah(D)を獲得した
ために移籍が成立しなかった。しかしMesbahは出場機会の確保を求めており、もしも彼が移籍した場合には
その後釜としてRenzettiが迎え入れられる可能性はある」とCesenaのメディアが報道していた。

Renzettiは1988年生まれのItalianoで、RuoloはTerzino Sinistra。
この報道後Algeriaが来年のMondilali出場を決めており、Algeriaの一員であるMesbahがより良いコンディションを求めて
Parmaを(一時的に)去る意志を固めることはありうるだろう。もっとも今のところは移籍の意思を示していないが。
なお、Renzettiには昇格組のLivornoが強い関心を示しているようだ。


- Bryan Cristante(Centrocampista、Milan) -
10月第4週末の"SKY"は「構想外のCristanteが冬のMercatoでParmaに移る可能性は大いにある」と一報。
しかし翌週の"Sportitalia"は「Milanは来年1月にCristanteを他clubへ貸し出すことを考えているが、
Parmaはその獲得を検討していない。またCristante本人もParma行きに興味を示していない」
と上記報道を否定。

11月に入ると、「Chievo・Parma・Romaの三者がCristante獲得を検討しているようだ」との報道が。
同月第2週半ばにはG.Riso(Agente)「Cristanteはあちこちから高い評価を受けているが、Mercatoが再開する
までには2ヶ月近句あり、議論をするにはまだ早い。私は彼がMilanoで仲間を助けることができると考えている。
その一方で“出場機会の確保”は軽んじてはならない要素だ」
と冬の移籍に向けて含みを残す発言をしている。

Cristanteは1995年生まれのItaliano。AzzurriniではUnder-19のカテゴリーでプレーしている。
Milanではともかくとして、将来的にはAzzurriの中核を担う1人になれる可能性を持った真の有望株である。
“Parma行きに興味なし”というのはあくまで報道であって本人発言ではないので、取り敢えずはスルーする。
もし実際にCristanteを獲得出来ればちょっと興奮するだろうな。ただ、妙な条件を寄越すようなら要らないけど。


- Issam El Adoua(Centrocampista、Levante) -
El Adouaは1986年生まれのMarocchino。Nazionaleへの招集経験もある(2試合)。
Levanteでは体格(190cm)を生かしDifensore Centraleとして起用されているが、本職はMediano。

実はEl Adouaの名前がParma絡みで出たのは今回が初めてではない。実は今夏にも噂は出ていた。
昨季まで所属していたGuimaraes(Portogallo)との契約が満了することでParma加入?との報道だった。
彼はその報道の直後にSpagnaに移籍してしまい、当ブログ的には記事を作ったものの本当にお蔵入りに。。
新天地では活躍できていないようだが、もし放出するとなればLevanteは200万euroは欲しいらしい。
…さて、今回はどうなるんだろうか。


- Pajtim Kasami(Centrocampista、Fulham) -
1992年生まれのSvizzero。母国ではUnder-21 Nazionaleにまで選出されている。
サイズとテクニックとを兼備しているようだ。以前Palermoに所属していたようだが、プレーする姿は記憶にないなあ。
10月第3週半ばの"Goal.com"が「JuventusがKasamiの獲得を考えているようだ。但しKasamiは出場機会の
確保を求めており、Juveは保有権を獲得後にParmaかSassuoloに貸し出すことになる可能性も」
と報道した。

“Albaniaの血を引くMediano Svizzera”という一点には個人的に興味を惹かれるが…どうなのかね。
…あ、Fulhamならこの夏に対戦していたか。どっちにしてもプレーする姿は(ry