Prosciutto e formaggio ... e calcio(仮)

イタリアのサッカークラブ・パルマを応援する方向にはあったブログ

Commento!(A.Burzoni、M.Scavone、F.Pia)

2017-12-31 21:11:01 | パルマ・談話関連16-17
2017年も駄文と偏った見解を垂れ流してしまってどうもすみませんでした(白目)
…いや、ブログ読者様には本当に悪かったと思っているんだよ(遠い目)

ということで、2018年も「もう少しだけ」宜しくお願いします。





▽昨季のCoppa Italia di Lega Pro・第2戦談話より・その07
試合後のA.Burzoni(Presidente - P.Piacenza)の談話より。
試合を振り返って- 先日、“今季のCampionatoに向けて”…ということで私はこう言った。『P.PiacenzaのTifosiはそれ
ほど多くはない。だが人数を誇ってみても仕方のないこと。Stadioには数は少なくとも心からCalcioを楽しむ人達が駆け
付けてくれている』…と。今日の試合はこのクラブに、そしてPiacenzaの街にとって“名刺代わり”となるようなものだった。
私は今大きな満足感を覚えている。私達は互角の戦いを繰り広げる2つの集団の姿を観たよ。そして最後に努力が
報われたのはP.Piacenzaだった。私達は今後も今日のような落ち着きを胸に秘めて戦い続けなければ。重要なのは
選手達がまとまってプレーし、それをF.Pea(Allenatore - P.Piacenza)がサポートすること。Peaは私が心からその就任を
望んだ指揮官なんだよ。今日はR.Rossini(Centrocampista - G.Erminio→PP)が非常に良いプレーをしたし、A.Pesanti
(Attaccante - Albinoleffe→PP)
はそのクオリティを示し、G.Cavalli(C - Cuneo→PP)の活躍は感銘を受けるほどだった」




試合後のM.Scavone(Centrocampista)の談話より。
これは予想外の敗北であり、また内容的にも必ずしも妥当な結果ではなかった…- Parmaは特別に危険な場面も
ないまま試合をコントロールしていましたし、勝つチャンスもありました。しかし最後に失点を喫したのも事実です。失点は
いずれも"Palla inattiva(※セットプレー)"からのものでしたから、何故失点してしまったのかを技術スタッフと一緒に検証
して理解していくつもりです。“大怪我”をしたわけではありませんし、正しい冷静さでそれを理解していきます。結果には
傷ついていますが、今は直ぐに頁を閉じることですね。Parmaが何より重視すべきはCoppaではなくCampionatoですから」

Parmaは何度か決定機を作ったが、それを得点には結び付けられなかった。懸念はないか?- 決定機を無駄にしたと
言えばそうですが、問題視はしていません。今はコンディションが万全ではないですが、今後コンディションが向上すれば
身体だけでなくて“頭”も楽にプレー出来るようになります。そうなれば自ずと失敗は減るでしょう。そしてそれは“時間の
問題”なのではないかと。僕らは自分達がどれだけの力量と賢明さとを備えた集団であるかをちゃんと知っていますから」
Parmaの"gruppo"における立ち位置について- 良い感じです。十分に調和の取れた集団になっていると思いますね。
多くの入れ替わりがあったのでお互いのことをよく知って、連携・プレーのメカニズムを向上させる必要がありますが。“真の
Parma”が姿を現すのはもう少し先になります。それまでには多くの作業を行っていかなければなりません。ただ僕自身は
それほど心配してないんです。正しい姿勢で練習や試合に取り組み続ければ、きっと良い結果が出ると信じているので」

しかしながら、このCoppa Italiaでは敗退することになった。それも事実だ- 敗北は歓迎出来ません。当然のことです。
Parmaは“試合をコントロールする”という点では十分に上手くやれていましたよ。僕はP.Piacenzaが能動的に決定機を
作り出した場面を思い返すことが出来ませんし。最後は相手のカウンターから…失点のリスクを回避すべくFalloで流れを
切ったのですが、結果的にはそこから失点してしまいました。それでも必要以上に危機を煽る必要性はないはずです」
今日の自分自身のパフォーマンスをどう評価しているのか?- 僕は選手の中でも“最善の状態を見付けるまでに少し
時間が掛かるタイプ”だと認識しています。ですから“真のScavone”を皆さんに披露するのはもう少し先になるでしょう」

E.Calaio(Attaccante - Spezia→Parma)はデビュー戦で直ぐに得点を決めて見せた- Calaioは確かな実力を持つ選手
ですし、どのカテゴリーでも多くの得点を決めてきました。Rigoreの場面にも彼のクオリティが示されていたと思います。ただ
L.Apolloni(Allenatore)はCalaio以外にも高水準の実力を備えた複数のAttaccantiを起用出来る状態にありますから」
次の土曜にはCampionatoの開幕が迫っている。あと6日しかないが- 明日から(開幕戦で対戦する)Modenaのことを
考え始めるでしょう。今日まではP.Piacenzaのことを考えてきましたが、明日からはCampionatoに頭を切り替えますよ」




F.Pea(Allenatore - P.Piacenza)の試合後談話より。
試合を振り返って- 結果には一切の重要性を感じない。私達が目指したのは実戦を通じてのコンディション向上と
“チームスピリット”の醸成。後者は残留のために絶対に必要なものだ。勝敗は最後の最後に決したが、あれは向こう
だけでなくこちらにも起こり得るもの。まあ…たまたま良い方向に転がってくれた。今日は4-3-1-2で試合に臨んだが、
試合の進め方はまだ改善すべき点が多い。困難に直面することは分かっていた。…今後に向けては?選手達には
その誰もが“主役”になる可能性がある。彼らは必要性だからここにいるわけで、Rosaに不要な選手などいないんだ。
彼らがピッチに立つ時には、たとえそれが誰であっても、常に『Squadraを手助けしよう』とする姿勢を示す必要がある」

Mercato(135:Giugno-Luglio 06、D.Faggiano 2/2)

2017-12-31 08:00:00 | パルマ・移籍関連17-18
▽6月第4週から7月第1週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その06。

== 6月第4週・中盤(2) ==
Alessandria公式発表 「クラブはPillon(All. - Alessandria)との契約を延長しない」

Salernitana公式発表 Sprocati(A - Salernitana)の保有権買い取りOPを行使した」

"Gazzetta dello Sport" 「Pillonの後任にはStellini(All. - Ex GEN/Prim.)の起用が有力だ」

Ternana公式発表 「"Universita N. Cusano"がクラブの新しい所有者となった(※Ternanaは深刻な経営難によって
            来季のSerie B登録が難しい…との報道も出ていたが、これで最悪の事態の回避に見通しが)


その他メディア Faggiano(DS)D'Aversa(All.)は市内のBarで来季の構想についての“極秘会合”を行った」

記者会見にて、Marco Ferrari(Vice Presidente - Parma1913)
Parma1913の全株式の過半数以上がCinesiに譲渡されることについて- 高いカテゴリーでは瞬時に問題を解決する
資金力を持つ大口株主がいるのは当然。このクラブを設立した企業家達は私も含めて本業を抱えており、こちらだけに
関わってはいられない。だから長い時間を掛けて新しい経営パートナーを探していた。Jiang(Patron - Desports)は実に
立派な企業家であり、信頼に値する人物。運営面では継続性が重視される。Cinesiは現スタッフを高く評価している」


Reggiana公式発表 Tosi(Ex DS del Lentigione)がDirettore Sportivoに就任する」

"SKY"にて、Antonio Cassano(Attaccante - svincolato)
自身の現状と、今後に- 早くピッチに戻りたい。幸せを感じられるクラブを見つけられれば。幾らかの動きはあるから。
…Verona?今年1月に打診はあった。…Parma?Parmaからのオファーはない。未来を報酬で決めることはないから」


Benevento公式発表 「Sassuoloから借り受けていたChibsah(C - Benevento)の保有権を買い取った」

"Gazzetta dello Sport"
「MilanはConti(D - ATA)の獲得に近付くが、そもそも彼はDarmian(D - Manchester.U)の獲得失敗時の代案だった」

Padova公式発表 Bisoli(All. - Ex Vicenza)が新しい指揮官となる」

"Sportitalia" 「BeneventoはCoda(A - Salernitana)の獲得に関して関係者との合意に達した」

その他メディア 「SalernitanaがEdera(A)の獲得を検討しているようだ。ただし、今のところは具体的な動きなし」

"Sportitalia" 「JuventusはN'Zonzi(C - Siviglia)の獲得に向け先方に『3200万euro+出来高』の条件を提示」

"Mediaset" 「Contiの獲得に際して、Milanは2人の人的補償を含めることで金銭支出を抑えることを狙っている」

"Sportitalia" 「MilanのCuadrado獲りはMontella(All. - MIL)の意向。Juveは2500万euroから交渉開始の予定」

"Corriere dello Sport" 「Bernardeschiは『Firenzeを離れてTorinoへ行く』と決断した」

"Gazzetta dello Sport" 「Milanの次なる一手。MontellaはDonnarumma説得のために彼の自宅を訪問した」

"Sportitalia" 「前線の補強に積極的なParmaは今度はK.Cisse(A - Benevento)に目をつけたようだ。Parmaは
         彼の獲得に向けて圧力を強めているが、SalernitanaやV.Entellaなどの存在も忘れるべきではない


"Corriere di Bologna" 「今季の補強と予算について話し合うためSaputo(Pres. - BOL)がやって来る」





▽移籍関連談話
6月第3週末の"SKY"でのD.Faggiano(Direttore Sportivo)の談話より。後編。
あなたはTrapaniで仕事をしていた時に、クラブをSerie Aまであと一歩まで導いた(※その一年後にはLega Pro降格の
憂き目を見てもいるが)
。Parmaでも同じことを繰り返せるかも知れない-
同じでは“足りない”でしょう(笑)冗談はさて
おき、Parmaには『何が何でも結果を出せ!』という命令もなければその必要性もないんですよ。私達はクラブとしての
地位を確立し、過去のプログラムを全て捨て去って再構築を行う必要があります。Parmaのような都市のクラブにとって
Serie Dからの連続昇格を成し遂げるのはそう簡単には達成出来ない快挙ですからね。しかし急激な浮上の中で取り
こぼしたものもあるでしょう。私達は慎重に振る舞わなければなりません。その先には素晴らしいParmaが存在しますよ」

Lucarelli(Difensore)とは去就について話したのか- まだ話はしていませんが、Alessandroは全てにおいて称賛に値する
人物ですね。彼はSquadraの牽引者であり、怪我を抱えながらクラブの昇格のためにプレーしました。私は彼の“魂”を
高く評価していますし、Squadraに力を与えられる存在です。話をするのはこれからですが、全ては彼の意向次第です」

Commento!(F.Pia 2/2、E.Calaio)

2017-12-30 20:10:00 | パルマ・談話関連16-17
▽昨季のCoppa Italia di Lega Pro・第2戦談話より・その06
試合当日(※開始前)F.Pea(Allenatore - P.Piacenza)の談話より。後編。
Squadraの状態について- 夏に陣容が一新されたので、出来るだけ多く選手達が一緒にプレーする機会が欲しい。
この試合は相互理解を深める意味で重要なステップだ。ハードなメニューを消化したので動きが重いのは仕方がない」

先週の試合後、M.Franzini(All. - Piacenza)は『前週のParma戦より今日のP.Piacenza戦の方が数多くの困難に直面
した』と語りました。彼の言葉は自信になったのではありませんか-
試合にはそれぞれ独自の“物語”がある。その全ては
試合への取り組み方で変わるものなんだ。P.Piacenzaは数多くの若者と数名の“熟練工”によって構成されるSquadraだ。
技術・戦術面を云々するよりも“チームスピリット”や献身的な姿勢が重要。それらを欠いてしまっては話にならないから」
2週間前のParmaとPiacenzaとの試合は御覧になりましたか?もしそうなら、あなたはそこからどんなヒントを得ましたか-
Parmaの試合はPiacenza戦だけでなく(前週に行われた)Alessandria戦(※Amichevole)も観た。Parmaにはカテゴリーを
超越するほど優れた・高いクオリティを備える選手達がいて、個性も備わっている。優勝を目指して作られた集団だな」

P.Piacenzaは今季のLega ProでGirone Aに入りましたが、Parmaとの同居を避けられたことを喜んでいますか?それとも
CampionatoではParmaとのDerbyが戦えないことを残念に思いますか?-
私は3つのGironiすべてが高い競争力を要求
されると考えている。どこに入っても困難は存在していて、名の知られた幾つものクラブが主役の座を勝ち取るべく多額の
投資を行っているんだ。組み分けへの不満はないな。Parmaが入らなくてもGirone Aには手強い相手がたくさんいるから」
それでは、Girone Bで優勝にもっとも近いのはどのクラブだと考えますか?- 今言ったように、高いレベルにあるクラブは
幾つも存在している。どこが勝つにせよ最後までもつれるだろう。現時点でParmaなりどこなりを優勝候補として挙げる
のは容易いが、どの年にもCampionatoには常に“驚き”が存在しているもの。例えば…Pordenoneであるとか。名前は挙げ
ないが、それ以外のクラブにも可能性はあるだろう。確かなのは『Campionatoで楽に勝てる試合などない』ということだ」




試合後のE.Calaio(Attaccante - Spezia→Parma)の会見より。
前半の早い時間に交代したのは良くないことが起きたからか?今はどんな状態なのか- あの場面ではハムストリングに
不快なものを感じたので『ここで無理をして悪化させるよりは…』と交代する道を選んだ。ああいう形になったことで心配
するのは当然だが、私自身は深刻な怪我だとは考えていない。疲労の影響だろうが、明日検査を受けることになった」

多くの決定機を作り出したあなたが退場するまでは互角の展開だった。だがF.Evacuo(A)M.Nocciolini(A)は決定機を
尽く無駄にして…-
それは一面の事実だ。向上すべき点は山のようにある。多くの選手は良い働きをしていたと思うし、
Campionatoに向けてということで言えば、この試合は間違いなく役に立つだろう。失敗から学んで少しずつ自己を改善
出来るのが私達人間なのだから。今のParmaはCampionatoに焦点を合わせて作業を続けている。負荷の掛かる練習を
消化してきた影響で足はまだ重い。だから今日の試合は“モーニングコール”として受け止めるべき。万全のコンディション
とは言えない時期にこうした失敗をすることは珍しくない。私は今日の敗戦を“警報”として解釈すべきではないと思う」
今日のParmaにはいったい何が欠けていたのか?- ふむ。良い意味での狡猾さが足りなかったし、注意欠陥も散見
された。『試合への準備が足りなかった』と批判する人もいるだろうが、必要以上の脚色は必要ない。Calcioではおよそ
60%の試合が"calcio piazzato"によって勝敗が決定するらしい。ではそこで生まれた“60%の敗者達”の全てが準備が
足りなかったのかと言えば、そうではないはず。単なる“しゃっくり”を必要以上に恐れる必要はないんじゃないか。私達は
毎日の練習にこれまで以上の姿勢で取り組む必要があるだろう。そこで自信をつけてCampionatoに突入して行きたい」

Rigoreの場面については- Felice(=Evacuo)との連携の中で、突進した私と相手のDifensoreとが接触して生まれた。
あそこでは『得点を決める絶好機だ』と思っていて、Rigoreを貰いに行った意識はなかったね。『出来れば流れの中で決め
たかった』とも思うが、仕方がない。あれだけの決定機を作っていたわけで、Parmaは少なくとも引き分けには値していたと
思うので正直言ってこの結果は残念。私達はこの試合から学ぶ必要がある。95分でも集中力を切ってはいけない…と」
あなたはParmaの成長度をどう見ているのか- 私はParmaに来たばかりだが、選手達は気力が充実していて団結も
している。また熱意もある。Campionatoを戦っていく中でTifosiに喜びを与えていきたい。論理的に考えて現在の私達は
ベストコンディションではないが、それでも土曜日のModenaでの試合(※今季開幕節)に向けた準備は整っているから」

おそらく後半のParmaは引き分けで満足している(※引き分け以上なら勝ち抜けだった)ように感じたが?- それには
同意しない。おそらくは戦術的選択の結果、もっと言えば(得点が必要な)相手に攻撃を仕掛けさせようとしていたのだ
ろう。私達はどの試合でも常に勝利を目指してプレーするが、“守ってからのカウンター”を選択肢から外すわけじゃない」
Campionatoではこれまで以上に(Parmaと並ぶ優勝候補の)Veneziaを警戒することになるだろう- これは加入会見
でも言ったことだが、Campionatoで困難が待ち受けているのは間違いのないことだ。多くのクラブが戦力値を高めているし、
San BenedettoやTeramoでの試合ではどのクラブも苦戦を強いられている。優勝は簡単なことではないよ。どのクラブも
Parmaが相手となれば2~3倍の力を出してくるだろう。私達は常に謙虚に・集中して、ハードワークをする必要がある」

Commento!(L.Apolloni 2/2、F.Pia 1/2)

2017-12-30 08:00:00 | パルマ・談話関連16-17
ご存知のように(たぶん)、MelandriやBarayeの中盤への配置転換はあっという間に頓挫することになる。





▽昨季のCoppa Italia di Lega Pro・第2戦談話より・その05
L.Apolloni(Allenatore)の試合前日会見より。後編。
P.Mazzoccghi(Centrocampista)の状態はどうですか- 彼は怪我から完全に回復して、全体練習にも合流済です」
最近のAmichevoliで、あなたは何人もの選手を適性のない役割で起用していました。これはどういう意図で行ったこと
なのですか-
Parmaの選手達には“品質”そして“可用性”が備わっているんですよ。私の見解では、M.Messina(D)
D.Melandri(Attaccante)は瞬く間に新しい役割を理解しています。そして、こうした試みは“彼らのため”でもある…とも
言えるでしょうね。何故ならば、数多くの役割を任せられる選手はその分だけ出場機会を得やすくなるものだからです」

今季は昨季からModuloを変更しました。成功していたものに手を加えた理由はどこにあるのですか?- 私は私が起用
可能な選手の特性に応じて選択を行います。これまでに私が特定のModuloに拘泥したことがあるでしょうか?そうした
事実はありませんね。試合を御覧になった方は御存知でしょうが、私は試合中にもModuloの変更を行っているんです」
多くの人達が『F.Evacuo(A)のコンディションが上がっていない』と指摘しています- Feliceのようにフィジカルを武器とする
選手にとっては珍しい状況ではありません。しかしながら彼はとても熱心に練習に取り組んでいて、そこに“手抜き”などは
一切存在しません。そうした声は全く気になりませんし、実際私は彼がやるべきことを全てやってきたことに満足している
んですよ。Feliceは一年を通して戦い続ける上で必要な“燃料”を十分に蓄えることに成功した…それが私の見解です」

Coppaで次の段階に進むには、明日の試合で引き分ければそれで十分です。選手達にはどう話をしていますか?-
私は常に勝利を目指してピッチに向かいます。引き分けを目指したことはありません。選手達には『自分達の持っている
才能を十分に引き出して、自分達がやってきたことに継続性を与えなさい』と伝えています。彼らがピッチの上で優れた
パフォーマンスを披露すれば、そこに結果がついてくるのは当然ではないですか。私達は常に“完璧な成功”を目指して
いるんですよ。『そこそこの成功を得られれば良い』などとは考えません。私の辞書に“満足”という言葉はないですから」
背番号を与えられなかったC.Longobardi(A)は放出されるのですか- 私達は彼の状態やあらゆることに対して査定を
続けています。これまでに徹底的な分析を行っているわけではありませんが、彼の今後の可能性は一つではありません。
道は幾つもあります。この先"Giocatore bandiera"の規則が正式に適用されれば、Parmaの可能性は広がるでしょうし」

P.Piacenzaとの試合で先発する11人と一週間後のModena戦(※今季開幕戦)で先発する11人は同じだと考えていて
いいのでしょうか?-
明日誰が先発するかはその時になれば分かるでしょう。それは練習での様子から私が導き出した
“答え”です。頭の中には既にアイデアがありますが、これまでに何度も言ってきたように、私は選手達が私を良い意味で
困らせてくれるように…と願います。私が選手を起用する基準は一つではありません。常に数多くの要素を考慮しながら
選択をしているんです。仮に誰かが集中力を欠いているようなら、私は直ちに・断固その選手を“除去”することでしょう」
E.Calaio(A - Spezia→Parma)は明日先発しますか- Emanueleは試合に出られる状態ですよ。最高の状態ではあり
ませんが、100%でプレーしてくれるでしょう。一方でCaniniの場合はEmanueleとは話が異なります。昨季の彼は移籍先の
Ascoliで十分な準備も出来ないまま試合出場を強いられてコンディションを崩し、その影響が今もなお残っているんです」

昨季末の時点では、『来季のParmaは4-3-3へ移行するだろう』と噂されていました。その噂は根拠のあるものだったの
でしょうか?-
そんな話をした覚えはありませんね。ただModulo変更のアイデアが既に昨季の段階で浮かんでいたのは
事実です。今季は3-5-2で一年を始めましたが、『このModuloは今後も変更をされない』と私が言ったことはありません」
"Under"の選手の獲得を検討していますか?たとえば、現在CollecchioではG.Li Muli(C - Piceno→svin.)がトライアルを
受けています-
Parmaには既に優れた才能を持った若者が何人もいますが、私達は常にMercatoに目を光らせていて
また"Under"の選手を注視してもいます。私達はしっかりと周囲を見渡しています。現時点でLi Muliは最高の状態には
ありませんが、彼がその才能を示していることも事実ですね。私達は彼を評価し、全てのスタッフと共に判断を下します」

Caniniが獲得された現在でも、まだ“左利きのDifensore Centrale”がSquadraに必要なピースだと考えていますか?-
在ればそれに越したことはありませんが、必須な補強ではないですね。ParmaにはCaniniとA.Lucarelli(D)が居ますから」
少し話を戻しますが、あなたが採用するModuloは対戦する相手によって変化しますか?- そうですね。しかし何よりも、
その時に起用が可能な選手達の特質によって変化すると考えます。私は最高の状態で試合に臨もうとしているんです」
P.Piacenza戦の後はModena戦。Campionatoの開幕がすぐそこに迫っています- 私達は一つ一つの試合毎に物事を
考えていく必要があります。この瞬間は日曜の試合に集中をして、それが済んで初めてModenaのことを考えられます」




試合当日(※開始前)F.Pea(Allenatore - P.Piacenza)の談話より、前編。
数時間後に迫った試合に向けて- 有用なものになるだろう。試合の中で私達は“より良い形”を見出していく必要が
ある。まだCampionatoは開幕していないが、Parmaは既に自己が十分確立された集団で、非常に明確な目標を持つ。
それは言うまでもなく、優勝だ。私達の目標はそれとは全く異なる。いまは適切なバランスを見出せればそれで十分だ」
Campionatoの開幕はまだ先ですが、それでも公式戦は公式戦です- それは確かに。だが先程も言ったように、私達と
Parmaとでは目標も戦力値も異なっている。私達は自分達のスタイルでプレーし、今出来る最善を尽くすように試みる。
だが今日の目的は結果ではない。戦術や連携の熟成度合いやフィジカルコンディションを確認することが主目的となる」

Mercato(134:Notizie、Giugno-Luglio 05)

2017-12-29 23:51:24 | パルマ・移籍関連17-18
リアルタイムでは2017年最後の更新ということで、ありがとうございました…と。
だらだらと“辞める辞める詐欺”みたくなってますが、それでも確実にに規模の縮小はしています。
まあ、この先もたまに覗いて「あーこいつ相変わらずだな」と半笑いになってもらえればそれで結構なのでね。
ということで、皆さん良いお年をお迎え下さい。m( _)m





▽移籍関連情報を中心とした(比較的)最新の話題より。
○現地水曜夜に行われたSpezia戦(#21)は0-0での引き分け。
これによりParmaは前半戦を5位で終えた。ちなみに、首位はPalermoである。

○上記Spezia戦でGagliolo(D)Dezi(C)が負傷交代。
ただし重傷ではなく、来月20日に始まる後半戦への影響はなさそう。またその頃にはCalaioも出場可能になっている
はずだが、この先に予想される“愚かな出費を伴うことのない的確な補強”後にも彼が出番を得られるかは知らない。

○River Plate(Argentina)でPresidenteの選挙が行われ、現職のD'Onofrio(Pres. - River)が再選。
これにより、対立候補を支持していたCrespoの古巣復帰やクラブ間の提携の話も(当面)立ち消えとなった。

Crespo(V-Pres.)が今度はMilanで働く可能性について『扉は開かれている』と発言する。
"Desports"のParma1913への“資本参加”においてCrespoが果たした役割は大きい、とされている。実際のところ
両者の仲介にどこまで彼が関わっていたのかは全く明らかにされていないのでよく分からないのだが(実はそうなのだ)、
もしかするとCrespoは『"Desports"のことが正式に決まって一区切り』と考えているのかもしれない。2ヶ月前くらいの
インタビューでの『肩書はあるが、特定の役割を任されているわけではない』との発言も示唆を含むと言えばそうかな。

○Interに対してPinamonti(A - INT)Karamoh(〃)の借り受けを打診。
「DSが交渉を行った」との報道が出ているが、加入の可能性はほぼない。前者に関してはVerdiなどの獲得交渉に
おける交換要因の候補になっていて、それらが破談となった場合に初めて加入可能性が出てくるが、Serie Bに送る
ほどPinamontiへの評価は低くない。また後者に関しては、出場機会は少ないがInterが保有権を持っていない。

Vacca(C - Foggia)Falco(A - Perugia)を巡る状況について。
今季で満了となる契約の延長交渉が進展せず、Foggiaの関係者は「本人は移籍を望む」と発言。『ParmaはVacca
獲りに積極的で、BarillaやMunariを交換要員として提示』との報道もあったが、Bariが複数年契約で合意した様子。
またFalcoも『Parmaが長期間追いかけてきた』とされている選手だが、こちらもAvellino行きが濃厚になっている。

○その他、入る方向で噂が出ていた名前は。
Vucinic(svin.)・Spano(Reggiana)・Empereur(Foggia)など。

○その他、出る方向で噂が出ていた名前は。
Barilla(Avellino、Catanzaro)など。

○昨季在籍していたEdera(A - TOR)が得点を重ねている。
CampionatoのLazio戦に続いてCoppaのRoma戦でも得点して、Torinoの2つの勝利に貢献している。
昨季のParma(とVenezia)ではほとんど出場機会を得られずにいた選手だったが。「Napoliが興味」との噂も。





▽6月第4週から7月第1週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その05。

== 6月第4週・中盤(1) ==
その他メディア 「ParmaはLa Mantia(A - P.Vercelli)の獲得を検討している」

Siciliaメディア 「ParmaはGladestony Da Silva(C - Messina)の獲得に乗り出しているようだ。Da Silvaの保有権は
         Cataniaが持っているが、C.Lucarelli(All. - Catania)が彼を評価しない場合は弟の居るParmaに…」


"Sportitalia" 「NapoliはMario Rui(D - ROM)からNapoli移籍への同意を得た。後はクラブ間での交渉を残すのみ」

Gabriele Gravina(Presidente - Lega Pro)
Parmaの優勝で幕を閉じたSerie B昇格POについて- あらゆる観点で『素晴らしい大会だった』と証明された」

Bologna公式発表 De Maio(D - FIO)はBolognaの一員となった」

"Tuttosport" 「JuveはDe Sciglio(D - MIL)獲得が有力に。Neto(P - JUV)は交換要員としてMilano行きも」

"Gazzetta dello Sport" Dani Alves(D - JUV)Guardiola(All. - Manchester.C)の元に馳せ参じるだろう」

"Tuttosport" Lichtsteiner(D - JUV)は放出要員となっているが、本人は残留を望んでいる」

"Il Secolo XIX"にて、Michele Troiano(Centrocampista - Virtus Entella)
自身の去就について- 私はChiavariに留まりEntellaの一員としてプレーし続けたい。Societaは今季終了直後に
契約を延長してくれている。いろいろ噂がある中でそうしてくれたことには感謝しているし、それが彼らの意思を示して
いるだろう。Presidente達からも『Mercatoに出すつもりはないから』との言質を貰っているんだ。…Parmaからの打診?
評価されているのは嬉しいことだが、私が所属しているのはEntellaであり、私はParmaでなくEntellaのためにプレーする」


"Gazzetta dello Sport"
Bernardeschi(C - FIO)争奪戦はInter・Juvenの一騎打ちの様相。Fiorentinaは4000万euroの補償を求める」

Commento!(L.Saporetti 2/2、G.Martinez、L.Apolloni 1/2)

2017-12-29 08:00:00 | パルマ・談話関連16-17
▽昨季のCoppa Italia di Lega Pro・第2戦談話より・その04
8月第3週後半に行われたL.Saporetti(Difensore)の当番会見より。後編。
君のような若い選手達にとって今季はどんな一年になるのだろうか- 年齢や実績に違いはあっても、競争する上では
同じスタートラインに立たせて欲しい。それと同時に、僕らは毎日の練習の中で進歩・進化を示していかないといけない」
Centraleとしては、昨季は前にL.Cacioli(D - Matelica)が立ちはだかっていた。彼は去ったが、しかし今度はM.Benassi
(D)
M.Canini(D - Ascoli→Parma)との競争に勝たなければピッチには立てない-
僕のような若い選手にとってそれは
決して悪いことじゃないさ。経験豊富な選手達から学ぶことはたくさんある。最初は“下”に居ても、試合を重ねれば…」

Forliとは今季も同じカテゴリー・同じGironeに配属されることになったが、彼らとの対戦ではDerbyのような感覚を感じて
いるのか?-
正直言って、それはない。CesenaのSettore Giovanileには居たけど、Forliに対してそういう感覚はないな」
指導者としてF.Inzaghi(Allenatore - Venezia)そしてS.Nava(All. - Milan/Berretti→Milan/Primavera)は君にどれほどの
影響を与えたのか?-
InzaghiとはMilanで2年間一緒に居た。とても優れた指導者だよ。だからVeneziaの指揮官として
ピッチで再会出来るのは嬉しいことさ。またNavaは守備能力の成長を手助けしてくれた。彼の存在は僕の中で大きい」

憧れる・理想として描くDifensoreは誰か?- そういうことは考えないな。G.Chiellini(D - Juventus)A.Bonucci(〃)
ことは凄く好きだけど、それはそれとして、憧れの眼差しで見つめたりとか“自分の理想像”と考えるDifensoreはいない」
今季のCampionatoに向けて、『このクラブとの試合は特に注意が必要だ』と思う相手はいるだろうか?- 恐れるような
相手はいない。全ての試合が魅力的で危険なものになるだろうけど、特別に恐れるような相手もなければ試合もない」
現時点でSquadraはどの程度まで仕上がっているのだろうか?- かなり良いレベルに仕上がっていると感じているんだ。
僕らはしっかりと練習に取り組んでいたし、重い負荷のメニューもこなしてきた。『お楽しみは、これからだ!』って感じさ」

昨季は全てをゼロから始めることになった。それでは、今季はどうか?同じ気持ちで取り組んでいるのか?- 一年前を
振り返れば、やっぱり何もないところから一つの"gruppo"を作り上げるのは決して簡単なことじゃなかった。この夏は既に
昨季に作り上げられた“基礎部分”が存在している。新しくやって来た選手達が溶け込みやすい状況が作り上げられて
いたと言えるだろう。新加入の面々もそして昨季から引き続いてプレーしている面々も、現状には満足しているんだよ」
今季も得点を決めたいという思いは持っているか?『もう一度"Rovesciata"を決めたい』と…- それはまあ、チャンスが
あれば得点は決めたいさ(※彼は昨季第8節・Ribelle戦で"Rovesciata"、つまりバイシクルシュートで決勝点を挙げた)




試合前日のG.Martinez(Attaccante - P.Piacenza)の談話より。
古巣・Parmaとの対戦を翌日に控えて- 一番思い出深いのはAllievi時代かな。Scudettoを獲得したり、良い思い出が
たくさんあるからね。ParmaではH.Crespo(Allenatore - Ex Modena)F.Pizzi(Resp. Settore Giovanile)を始めとした多くの
指導者との出会いがあった。そしてParmaではJ.Mauri(Centrocampista - Milan)A.Cerri(A - Cagliari→Spal)と一緒に
プレーした。クラブの施設は立派なものだったよ。でも僕にとってParmaは“過去の頁”だから。1年前から僕はP.Piacenzaと
いうクラブの・“家族”の一員になったんだ。このクラブは素晴らしい。どこが素晴らしいかを一言で言うのが難しいほどにね」

話を続けて- 明日はParmaとの試合で、その一週間後には(Campionatoの)Alessandria戦が待っている。いよいよ、
新しい一年が始まるんだ。ParmaもAlessandriaも強豪と見なされる存在ではあるけれど、『恐ろしい』とかそういう感覚を
持つべきじゃない。それでも自分達のベストを尽くさなければ勝つ可能性は生まれてこないだろう。いずれにしても、その
どちらもが素晴らしい試合になるはずさ。彼らとの対戦を通して、一年の早い時期に自分達の“現在地”を推し量れる
という点でも意味がある。ここまで続けてきた準備が“本物”か、それとも“偽物”だったのか…それを理解出来るんだよ」




L.Apolloni(Allenatore)の試合前日会見より、前編。
翌日の試合に向けて- Coppa Italiaで良い結果を出し続けることは、勝ち抜けにおいても大切ですしまたSquadraに
おいても重要なことだと認識をしています。選手達にとっては自らの力量をアピールするための絶好の機会でもあります」
Squadraはまだ“慣らし運転”の段階だと思いますが- ここまでの選手達の動きは良いです。彼らは毎日の練習にその
身を捧げていますよ。彼らは正しい歩みを続けてきましたが、大切なのはここからです。これまでの作業を実際の試合で
“果実”として収穫しなければ。選手達は誰もがよく練習に取り組み、哲学を理解し、試合に出られる状態にあります」

所属選手の全てが起用可能なのですか- ええ、その通りです。ただし全ての選手が100%の状態ではありませんが」
それでは、数日前に加入会見を行ったM.Canini(Difensore - Ascoli→Parma)はピッチに立つのですか- 私は彼と話を
しました。明日の試合での先発はありません。それは彼が幾つかの理由から小さな困難を抱えているためです。とはいえ
試合出場は可能ですよ。私は彼を段階的に起用しようと考えています。これは昨季のAscoliの失敗を避けるためです」

Commento!(F.Barbetti、L.Simonetti、L.Saporetti 1/2)

2017-12-28 18:18:18 | パルマ・談話関連16-17
▽昨季のCoppa Italia di Lega Pro・第2戦談話より・その03
8月第2週後半のF.Barbetti(Vice Presidente - Gubbio)の談話より。
Lega Proの今季日程の発表を受けて- 刺激的なカレンダーになりました。強い相手とも遅かれ早かれ対戦するわけ
ですから、当たる順番はさして重要ではありません。現実的には、Gubbioは地に足をつけて少しでも余裕を持った形で
残留を決められれば十分とすべきでしょうね。序盤戦でG.Magi(Allenatore - Gubbio)がSquadraの“オートマティズム”を
見つけ出さなければなりません。Gubbioにとっては新しいカテゴリーへの挑戦です。未経験の選手やスタッフが多いので
まずはLega Proという世界に慣れることですね。選手達は“Serie B-2”とも称される、レベルの高い世界に直面をする
ことをしっかりと認識しておくことです。Padova・Parma・Reggianaといった上位を争うであろうクラブのことはそれほど意識
する必要はないでしょう。Gubbioとは目的が違いますから。私達としては一つ一つの試合を大切に戦っていくことです」




8月第3週半ば頃に行われたL.Simonetti(Centrocampista)の当番会見より。
Squadraの現状について- Ritiroではとても良い形で調整を続けられました。“脚のスタミナ”も十分付いたと思います。
今週日曜のCoppa Italia・Pro Piacenza戦、そしてその次の週から始まるCampionatoに向けての準備は整っていますよ」

昨季と比べてピッチレベルではどんな変化が起きているのか?- まず何より、moduloが変更されました。僕らは3-5-2に
チャレンジをしていますが、これは昨季のParmaでは一度も採用されたことがないものです。Ritiroを通して準備は進めて
きました。Parmaの選手達は新しいmoduloに適応するための能力であるとか、特長を備えている…と僕は考えています」
君は自分がInternoとしての特質をより備えていると感じているのか?それとも『守備陣の前方でプレーしたい』と考えて
いるのか?-
これまでのキャリアでMezz'alaとしてプレーしてきましたが、Medianoの位置でもプレーすることは可能です」

昨季(のSerie D)と今季(のLega Pro)の大きな違いの一つは"Under"を巡る規則の有無だ。君を含めた若い選手には
厳しい状況が待っている。それをどう受け止めているのか-
悲観的には捉えていません。出場機会がこれまでより少なく
なることは覚悟していますが、“健全な競争”が存在する限りはチャンスがあるはずです。若手選手にとってLega Proで・
Parmaの様なクラブでプレーするのは名誉なことだと考えるべきですし、そうであるなら、試合でも練習でも自らのベストを
尽くすべきでしょう。試合でL.Apolloni(Allenatore)から指示が出た時に常に準備が出来ているようにしないといけません」

昨夏と比較して、Campionatoに向けた準備の進捗状況に違いがあるだろうか?- そうですね、1年前よりも良い形で
練習に取り組めていると思います。違いと言えば…そう、今夏の方がより“頭を使う”必要のあるメニューが多いですね」
この夏のMercatoでは多くの選手が加入したが、その中で君が一番強い印象を受けたのは誰か?- それならE.Calaio
(Attaccante - Spezia→Parma)
です。直ぐに“レェヴェルが違う”ことに気付きました。彼はどのプレーも簡単にこなします」

3-5-2(のMezz'ala)ではこれまで以上に積極的な攻撃参加とその際の貢献が求められる。これは君が得意にしている
ことではないか-
そうですね、攻撃参加は大好きです。得点を決めたいですし、エリアの外からも積極的に狙いますよ」
昨季(の4-2-3-1)と比べて、今季採用されている3-5-2にはどんな長所・短所があるだろうか?- 僕の見解としては、
昨季よりも両翼(の守備)が手厚くなった印象です。カウンターアタックを仕掛ける機会も増えました。その一方、前線は
“人口密度”が減りました。自分達がボールを保持している時間帯での攻撃の組み立て方を詰める必要がありますね」

今季もApolloniは私達を驚かせている。それは何人もの選手を本来のものではない役割で起用している点だ。もしも
君が中盤以外で起用されるとすれば、前線で起用されたいかそれとも後ろで起用されたいか-
それはMisterが決める
ことでしょう。思うに、現代のCalcioでは複数の役割をこなすことの必要性や重要性が高まっていると言えるでしょうね」
緊急の場合にはPrima PuntaとDifensore Centraleのどちらをやってみたいか?- 選べるのであればDifensoreです」

中盤は昨季と比較してもっとも改編度が低かった部門だ。それだけCentrocampistiが良い働きをしていたということでは
ないか-
中盤の選手はそのほとんどが再契約されました(※契約を結ばなかったのはW.Rodriguez-C、svincolato-のみ)
この事実は僕らがやってきたことへの賛辞に等しいものです。そして新しくM.Scavone(C - P.Vercelli→Parma)のような
優れた選手が加入しました。Campionatoでの優勝を目指す僕らにとって、間違いなく大きな戦力となってくれるでしょう」




8月第3週後半に行われたL.Saporetti(Difensore)の当番会見より、前編。
昨季のParmaはCampionatoで優勝したが、残念ながら君は怪我のために終盤戦には出られなかった。現在は健康を
取り戻したように見える-
ピッチに戻って来られて嬉しい。Ritiroの最初の方は問題があったけど、今ではもう大丈夫だ」

そして今季はLega Proでの挑戦となる。昨季からの変化は感じているか- ああ、もちろんさ。練習風景を見て、そこに
いる顔ぶれを眺めるだけでもすぐに分かるよ。紅白戦でF.Evacuo(Ataccante)M.Nocciolini(A - Forli→Parma)そして
E.Calaio(A - Spezia→Parma)と対戦するだろ?それは僕のような若い選手にとって素晴らしいし、ワクワクもすることだ」

攻撃陣はこの夏のMercatoで大きく入れ替わった。その中でもっとも大きなインパクトを受けた選手は誰か?- Calaioは
『これまで対戦してきたAttaccanteとは違う』と感じたな。速さと強さ、そして敏捷性を備えたとても優れた選手と感じた」

Mercato(133:Giugno-Luglio 04)

2017-12-28 08:08:08 | パルマ・移籍関連17-18
▽6月第4週から7月第1週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その04。

== 6月第4週・序盤(4) ==
Stefano Compagni(Vice Presidente - Reggiana)
新体制となったReggianaはCampionatoでも・昇格POでも上位に入ったが、しかしSerie Bへは進めない。そして来季は
ParmaとのDerbyも実現しない-
結果としてはLega Proに留まることになったが、可能性が残されていたのは一週間も
前のことではない。Campionatoでの成績は開幕前の期待を上回るものだった。苦しい時期が訪れていたことを考えれば
評価に値するだろう。それでもAlessandria戦(※B昇格PO・Semifinale)での敗北を消化するには多少の時間が必要だ」


Leonardo Bonucci(Difensore - Juventus)
今季のCL・FinaleのReal(Spagna)戦の"Intervallo(※ハーフタイム)"において、JuveのSpogliatoioには“何かしらの
問題”が起きていたのでは?-
あの夜のCardiff(Galles)の"Intervallo"で俺達が言い争いをした…という事実はない
(※Bonucciには早い時間帯に警告を受けたり出来の悪かった選手を糾弾し口論になっていた、との報道があった)


Carrarese公式発表 「クラブの新しいAllenatoreとしてBaldiniが就任することになった」

"Tuttosport"にて、Alessandro Lucarelli
ParmaがSerie B昇格を決めて- 私はSerie Aに行くことを夢見ている。契約は今季限りだが、来季もプレーしたい。
クラブと話し合うだろう。土曜の話(※Alessandria戦後の会見での『去就は未定』との発言)は過去のものだ。私はまだ
プレーしたい。2年前…"Licenza UEFA"の失効に始まり、そして最悪の結末を迎えた。最初は『30万euroの支払いが
なかっただけ』と説明していて、給料も支払われていたが、私はおかしな空気を感じ取っていた。それからの成り行きは
誰もが知る通り。私はParmaと運命を共にしてSerie Dへ降りた。Serie Bではない。Serie Dだ。Serie Dのような場所に
適応するのは大変だったが、しかしクラブへの強い帰属意識が勝利をもたらした。ここまでの道程は長く険しいものだった。
去年の秋にScala(Ex Pres. del PAR)達が去ったことには寂しさも感じたが、それは成功のためには必要な衝撃だった」


Napoliメディアにて、Daniele Faggiano
ParmaのSerie B昇格について- 今季は非常に長く、また疲労・消耗を強いられるものでもあった。Serie Bには過小
評価することなく、謙虚な姿勢で臨むだろう。私達がSerie Aについて話すことはない。来季はParmaにとってSerie Bへ
の適応期間だ。…Napoli?Giuntoli(DS - NAP)との関係は良好であり、今後幾つかの交渉が行われる可能性はある」


"Sportitalia" 「NapoliはMario Rui(D - ROM)の獲得へ加速。既に選手からの移籍への同意を取り付けた」

その他メディア 「BeneventoはCoda(A - Salernitana)の獲得を目指す。また、Sampも彼に関心を寄せている」

"Sportitalia" 「JuveがBernardeschi(C - FIO)の獲得に4500万euroを提示も、Fiorentinaの要求は5000万euro」

"Sportitalia" 「MilanはCuadrado(C - JUV)の獲得に向けての調査を開始した」

"Corriere dello Sport" 「"Matuisi"(※Matuidi-C、PSG-がJuveへの移籍を承諾したことに)

Andrea Gabrielli(Presidente - Cittadella)
来季のSerie Bについて- 来季に良い結果を出したいと願うなら、どのクラブにもこれまで以上に努力することが要求
される。私達としてもそのために出来ることはやっていくつもりだが…Serie Aから降格してきたEmpoli・Palermo・Pescaraと
Lega Proから昇格してきたCremonese・Foggia・Parma・Veneziaはいずれもが名門クラブであり、競争は相当厳しくなる」


"Gazzetta dello Sport" 「MilanはDonnarumma(とRaiola)の出方を窺っている」

"Corriere della Sera" 「Chelsea(Inghilterra)がBonucciとA.Sandro(D - JUV)の両獲りを画策している。もしこれが
              現実のものになれば、それはJuveが誇る"Il Muro(=The Wall)"に大穴が開くことを意味する」


"Corriere di Verona" 「新任のRomairone(DS - CHV)Paloschi(A - ATA)を復帰させるべく動いている」

"Corriere della Sera" 「GigioとMilanとの間には水面下での何らかの動きが行われているようだ」

"Corriere dell'Umbria" 「VeneziaとParmaの戦いは終わらない。彼らはM.Valjant(D - Ternana)の獲得を巡って争う」

"Gazzetta dello Sport"
「InterはDi Maria(C - PSG)獲得という夢のシナリオを諦めていない。またLucas(C - PSG)獲りの可能性も探る」

Commento!(L.Apolloni 2/2、B.Tedino)

2017-12-27 19:18:17 | パルマ・談話関連16-17
▽昨季のCoppa Italia di Lega Pro・第2戦談話より・その02
8月第2週末のAlessandria戦後のL.Apolloni(Allenatore)の談話より。後編。
試合後、AlessandriaのPanchinaでは何が起きていたのか?- 常にそうしている通り、P.Braglia(All. - Alessandria)の元へ
握手を求めに行きました。そこでPanchinaにいた誰かがM.Fissore(Difensore - Alessandria)の行為を正当化するような
ジェスチャーをしたので私は怒ったのです。私は全ての対戦相手に対して敬意を欠くような行為をすることはありませんが、
しかし競技とは関係のない部分で正当性を欠くような行動をとる人間に対しても同じように振る舞うことはしませんので」

Calcioの話題に戻ろう。中盤と前線の連携に関しては今後の進展が求められるのではないか- 連携不足は当然の
ことで、何も特別なことではありませんよ。Squadraはまだまだ建設途中の段階。E.Calaio(A - Spezia→Parma)が初めて
(Parmaの選手として)ピッチに立ちましたが、中盤から前は未確定要素が多いです。選手達はお互いのことを知り理解
しなければなりません。それでもピッチに立つ選手達の姿勢は良いですね。今日の試合にしても、90分間に渡り大いなる
覚悟を示し続けました。私達は高水準のSquadraを建設したいと考えますから、幾つかの動きに関しては考えなくても
自動的に出来るほどに完成度を高める必要があります。今日は一定の力量を備えた相手に良いテストが出来ました」

Angoloから喫した失点については- 後でその場面の映像を見直して、対策を練っておく必要があるでしょうね」
今日のY.Baraye(A)はアグレッシブにプレーしたが、しかし彼は時に怠惰な姿を見せることもある- Yvesが常に自らの
実力を発揮しようと心掛けて日々取り組むことが出来るのであれば、彼はこのクラブにとって重要な選手となるでしょう。
ここしばらくの間は練習にも非常に良い形で取り組んでいますし、今日の試合でもパフォーマンスとは関係のない要素に
心を奪われることなく良いプレーを見せていました。今後もそうでなければなりませんし、彼にはまだまだ改善すべき点が
残されています。もし2ライン間で相手のマークを振り解く動きが出来るようになれば、彼は危険な存在になるでしょう」

今日のD.Melandri(A)はMezz'ala―これまでに前例のない位置だ―として起用された。あなたは今後彼をあそこで起用
していくつもりなのか?-
Danieleにはその位置でも優れたパフォーマンスを行う能力とクオリティが備わっています。だから
私はそうして起用しているんですよ。そしてもちろん、彼はMezzapuntaやTrequartistaとしてもプレーすることが可能です」
金曜日にBergamoからM.Canini(D - Ascoli⇒Atalanta)がやって来ることが発表された。これでRosaは完成されたのか?
それともまだ足りない要素があるのか-
Caniniについては『才能ある選手・立派な人間が加入した』と認識しています。
彼はSquadraに“プラスアルファ”をもたらしてくれる存在であることを私は知っていますよ。Rosaは完成形に近いとは思い
ますが、これまで私はMercatoに関して常に“静か”にしてきました。メディアに対して『何が足りない』『誰を補強すべき』
などと言ったことは一度もないでしょう。私にとってはピッチの中で起こることだけが重要で、そこにしか興味はないんです」

Campionatoの初戦はModenaで行われる。あなたにとっては“古巣”のクラブだが?- Modenaでは素晴らしい2年間を
過ごしました。その点で、彼らと初戦を戦うことへの思いはありますね。Modenaでは絶望的な状況からクラブを残留に導く
ことが出来ました。残念なのは、出場停止(※"Poule Scudetto"での退席処分による)でPanchinaには入れないことです」
ParmaのTifosiには"Alberto Braglia(※Modenaの本拠地)"への来場を呼び掛けたいか?- いいえ。わざわざ私が
呼び掛けるまでもないでしょう。Tifosiは彼らの熱意がピッチの選手達にどれだけ多くのものを与えるかを知っていますよ」




8月第2週末の"Corriere di Veneto"でのB.Tedino(Allenatore - Pordenone)の談話より。
今季のLega Proでは年末(※12/26・30)にも試合が組まれていることについて- Lega Proが『選手・クラブ関係者と
その家族との繋がりを引き裂いてやるぞ!』と考えているのであれば、これは実に正しい日程だ。Natale(※クリスマス)
翌日に試合を行う…率直に言って、私にはわけがわからないよ。発表された日程に従えば、私達は12月25日の朝に
練習を行って、その日の午後の早い時間には(試合が行われる)Gubbioへの長距離遠征に出発しなければならない」

話を続けて- 何を言わんとしているか、分かるだろう?私の見解では、神聖なる一日に触れて“犠牲”を作るべきでは
ない。Nataleもその一つだ。神聖な日はそのままにしておかなければならない。しかしLega Proが決めたことを守るなら、
私達は家族と心静かに挨拶をする機会さえ失ってしまう…その期間に試合をしない場合は別日に行う必要があるが
それは年が明けてからやれば良いだろう。『そんなことは絶対に出来ない』と言うだけの根拠は私には見当たらないな。
仮に少々厳しい日程をこなすことになるとしても、家族や愛する人と一緒に過ごす時間は何物にも代えがたい喜びを
私達に与えてくれるはずだ(※Tedinoとは対照的に、A.Galassi-Direttore Sportivo-はこの日程に賛意を示していた)

RISULTATO(Campionato - 20g)+Convocati(Campionato - 21g)

2017-12-27 07:23:15 | パルマ・談話関連16-17
▽第20節・試合結果詳報
△Bari 0-0 Parma△
Marcatore…nessuno
Portiere…Frattali
Difensori…Iacoponi、Di Cesare(80' Sierralta)、Lucarelli、Gagliolo
Centrocampisti…Scozzarella、Dezi、Scavone(89' Barilla)
Attaccanti…Insigne、Baraye(86' Siligardi)、Di Gaudio
A disposizione…Dini、Nardi、、Germoni、Ramos、、Corapi、Munari、、Frediani、Nocciolini
Ammoniti…Petriccione(B 30')、Scavone(P 33' #4)、Tonucci(B 42')、Cassani(B 65')、Sabelli(B 66')、Scozzarella(P 84' #4)
Espulsi…
Arbitro:M.Piccinini


"San Nicola"でBariに引き分ける。2試合連続無失点で、第17節からの連続無敗記録を「4試合」に伸ばした。
第20節を終えての成績は9勝5分6敗・勝点32。順位は3位→4位になったが、首位Palermoとの勝点差に変化なし。

指揮官からすれば大いに満足の行く結果なのでは。故障明けのDi Cesareを80分で引っ込めたのが最初の交代で
後の二つは終了間際。どうみても勝利や得点を狙いに行っている形での交代ではないからね。「引き分けで十分」と
いうところに無失点まで付いてきたのだから、指揮官からすれば十分に満足の行くパフォーマンスだったのではないか。





▽第21節・招集者
Spezia戦の招集メンバー22人は以下の通り。
Portieri…A.Dini、P.Frattali、M.Nardi
Difensori…V.Di Cesare、R.Gagliolo、S.Iacoponi、A.Lucarelli、J.Ramos、F.Sierralta
Centrocampisti…A.Barilla、F.Corapi、J.Dezi、G.Munari、L.Scaglia、M.Scavone、M.Scozzarella
Attaccanti…Y.B.Baraye、A.Di Gaudio、M.Frediani、R.Insigne、M.Nocciolini、L.Siligardi


Calaio(A)Mazzocchi(C)Germoni(D)などが招集外となった。
一方SpeziaではGilardino(A - Spezia)が招集外となった。
なおこの試合ではRiccardo Ros(Arbitro)が笛を吹くことになっている。