Prosciutto e formaggio ... e calcio(仮)

イタリアのサッカークラブ・パルマを応援する方向にはあったブログ

Mercato(208:Dicembre-Dicembre 04、W.Mattioli)

2017-03-28 20:30:40 | パルマ・移籍関連16-17
▽12月第2週から12月第3週までの移籍関連の発表・情報・噂・発言などのまとめ。
その4。

== 12月第2週・中盤(2) ==
"Tuttosport" 「今冬にBacca(A - MIL)が去る場合、MilanはGabbiadini(A - NAP)の獲得に乗り出す」

Andrea Costa(Difensore - Empoli)
次の週末に迫ったBologna戦(※Serie A第16節)について- Bolognaは一定の水準を維持してきた立派なクラブだ。
そして私にとって古巣でもある。再会は素晴らしい。Donadoni(All. - BOL)との再会も私にとっての喜びだ。Parmaでは
―良くも悪くも―滅多に経験出来ないような時間を共有した。そして彼が立派な指揮官であることは言うまでもない。
もちろん、Martusciello(All. - EMP)も立派な指揮官だ。彼はどのようにプレーすればいいかを私達に教えてくれている」


"Corriere dello Sport"
Pioli(All. - INT)にとっての優先課題は守備の強化。一方でSocietaは今冬に放出する選手のリストアップを開始」

"Corriere dello Sport" 「Milanには“1億euroの投資”が待っている」

"Corriere di Bologna" 「Bolognaの今冬の補強方針は『Destro(A - BOL)の孤立を解消する人材の確保』だ」

その他メディア 「ParmaはSeck Ndiagaを選手登録した。Ndiagaは1999年生まれのCentrocampistaで、14歳の時に
         Italiaにやって来た。彼は3ヶ月前にParmaを訪れ、練習に参加しながら許可が下りるのを待っていた」


Bolognaメディア
Saputo(Pres. - BOL)がItaliaにやって来る。補強戦略の話し合いが目的で、Donadoniの続投にも前向きな姿勢」

Luigi Apolloni(Allenatore - Ex Parma)
Lapadula(A - MIL)の活躍について- Lapadulaはハードワークを通して自らの才能を表舞台に出してきた」

その他メディア 「FAはCellino(Pres. - Leeds.U)に対して18ヶ月の活動停止処分を下した」

Nantes(Francia)公式発表 「クラブは新しい指揮官にS.Conseicao(All. - Ex V.Guimaraes)を迎えた」

Leonardo Simplici(Allenatore - Spal)
Vagnatiの残留について- Vagnatiの存在は私達にとって重要なので、彼の選択を嬉しく思っている。微力ながら私も
彼の残留のために働いてきた。クラブ首脳は彼の力量を評価している。彼の残留はSpalの更なる強化に繋がるだろう」


Teramo公式発表 「TeramoはNofri Onofri(All. - Teramo)を解任した。後任にはZauli(All. - Ex Teramo)が復帰する」

"Tuttosport" 「TorinoはAcquah(C - TOR)の代役を探している。候補者の中にはPoli(C - MIL)の名前も」

Daniele Faggiano(Direttore Sportivo - Parma1913)
Squadraの現状について- Sudtirol戦(※第17節)で重要なのは『勝ったという事実』だ。これを続けていきたい。ここに
くるまで、そして今も順位表に目を通してはいない。私達には他に直視すべきものがある。今で言えば、次のTeramo戦
(※第18節)を考えるべき。私はこれから“自分の色”を与えていく。一ヶ月でSquadraの問題点が何かを話せるだろう」






▽移籍関連談話
12月第2週前半のW.Mattioli(Presidente - Spal)の記者会見より。
残留で決着したD.Vagnati(Direttore Sportivo - Spal)の去就問題について- Davideに対してParmaがオファーをして
きたのは彼がこのクラブで優れた仕事をしてきたことが他クラブの関係者の目に届くほどのものになっているということだろう。
それは至って自然なことだ。ただ、そのこととParmaが彼を引き抜くために講じた“やり口”とは全く別の話だ。私はそれを
正しいものだとは考えていない。何故なら、どこかの選手もしくは重役を呼び寄せたいのであれば、その時は“表門”から
コンタクトを取るべきだからだ。それだけではなく、彼らは事実でないことをさも事実であるかのようにしてメディアに流した」

話を続けて- Davideはオファーを受けてから答えを出すまでに多少の時間を必要としたが、ただ彼を責めるわけには
行かないだろう。『VagnatiがParmaへ移ろうとした』…という事実は存在しない。今回の一件はむしろ私達の関係性を
強固にするものであり、私達は今後も一緒に仕事を続けていく。またこれまで金銭に関する問題が発生したこともない」

更に話を続けて- 今回は『一刻も早く過去の栄光を取り戻したい』と願う名門クラブからのオファーを受けたわけだが、
しかし“それ以上”でも“それ以下”でもない。もちろんDavideはそれに返答しなければならなかった。彼はまだまだ若く、
当然野心も持っている。"Calcio Italiano"でも重要な位置を占めてきたクラブから必要とされてしばらくの間悩むのは
それほどおかしなことではないだろう。しかし彼はオファーがあった事実をすぐに私に伝えて、“太陽の下で”自らの去就を
明らかにしようとした。“暗闇に紛れて”こそこそ行動したわけではない。私はこの事実を高く評価しているんだ。『今回の
一件で関係が強固になった』とはそういう意味だ。Davideは常に正しく、また模範的に振る舞っていたと認識している」

Commento!(F.Lauria 2/2、L.Apolloni)

2017-03-28 07:00:00 | パルマ・談話関連15-16
▽昨季第20節関連談話・その02
1月第1週に行われたF.Lauria(Attaccante)へのインタビューより。後編。
2016年にあなたが願うこととは- 前半戦のような感じで1年間を終えられれば…と思ってる。もちろん、妻や子供達が
元気で過ごせるようにとも願っているよ。後半戦でも同じように勝ち続けられれば、きっと彼らも長くこの街で暮らせるわけ
だから…(夏の契約更新・再契約に向けて)Societaを納得させられるようなパフォーマンスは見せられると思っているよ」
Collecchioでは現在でもトライアルが続いている。この補強戦略をあなたはどう受け止めているのか- Societaは最初
からそういう方法で選手を獲ろうと考えていたみたいだ。まあ…良いやり方なんじゃない。失敗する確率は減らせるから」

Spogliatoioでの結び付きがもっとも強いのは誰か?- F.Corapi(Centrocampista)は加入前には名前しか知らなかった
けれど、選手としてもまた1人の人間としても驚かされることが多かったね。"Ciccio"はピッチの外でも良い雰囲気を持って
いるんだ。そしてA.Lucarelli(Difensore)は凄く控えめな人だ。"Ale"はSerie Aで数多くの経験を積んできた選手だけど、
彼はSerie Dというまったく新しい現実に素早く対応して見せた。これはなかなか出来ることじゃないと思っているんだよ」

私が驚いたのはD.Giorgino(C)だ。彼ほどの存在感を示せる選手がSerie Dにどれだけいるだろう?あなたはどう思う?-
ここ数年のCalcioは少し変わって来た…僕はそう思っているんだよ。能力主義・結果主義が少し弱まって、どのクラブも
若い選手達をピッチに立たせるようになった。これにはLegaが新規則を導入したことが影響をしている。この変化によって
若者が機会を得る一方で、実力・実績のある選手が弾き出されている側面もあるけど。A.Galassi(Direttore Sportivo)
Giorginoについて尋ねられた時、僕は『(獲得は)疑う余地のない名案だ』と答えたよ。Lega Proでは不運だっただけさ」

今季のGirone Dの結末は既に確定したと言えるだろうか?- いや、まだだね。後半戦は常に前半戦より難しいもの。
残留を目指すSquadreとの対戦では更に厳しい試合が待っていると思う。だから7P差あっても“安全圏”とは言い難い。
優勝を逃すとすれば『ライバルが良い成績を残すこと』『Parmaがミスを犯すこと』の2つが条件になるだろう。最近の試合
では僕らも“成熟”を示せている。これから数多くの困難が待っているとは思うけれど、自分としてはポジティブに考えたい」
最後の質問。2016年はどんな年になるだろう?- 僕としては『Fabio Lauriaが大活躍する1年』になれば十分さ(笑)」




1月初旬に行われたTuttocuoio戦後のL.Apolloni(Allenatore)の談話より。
試合を振り返って- 結果は常に重要なものですが、それを別にしても選手達はこの試合の意味というものをよく理解
していたと思います。この姿勢は好ましいものですね。私達はいつでも今日の試合のようにプレーしなければいけません」
前半のParmaにはほとんどピンチが訪れなかったし、また後半には8~9人の"Under"がピッチに立っていたにも関わらず
プレーの質が大きく損なわれることがなかった-
Parmaには興味深い若者が何人もいる…私達はこれまでにもそう言って
きたはずですよ。大切なのは正しい精神でピッチに立つことです。私達は一つのSquadraとして正しく機能していました」

故障から回復してきた選手達に実戦で“慣らし運転”をさせるには良い機会だった- そうですね。故障していた選手の
コンディション向上もありますし、彼らが必要とされる時に最善の状態で居られるためにも意味ある機会だったと思います」
D.Traykov(Centrocampista)は15分ほどの出場で負傷退場となった。彼の状態は?- 『刺すような痛みを感じた』との
ことです。おそらくは彼が以前に傷めていたのと同じ箇所(※足)の痛みが再発したのではないかと私は推測しています」

今日の試合は(翌週水曜に行われる予定の)Arzignano戦(第20節)に向けての“予行演習”という意味合いもあった
のでは?-
私はその試合で誰がピッチに立つのかをまだ決めていません。今後の練習の様子を見たうえで判断します。
Y.Baraye(C)はコンディションが万全ではなかったので、大きな怪我になるのを避けるために先発起用はしませんでした」
先発をしたF.Corapi(C)は30分程度でPanchinaに下がったが、この交代も故障予防の観点から行ったものなのか?-
予定の交代です。Corapiは諸事情でParmaを離れていて、今朝飛行機で戻ってきました。練習には参加しています」

クリスマス休暇明けの選手達の状態について- かなり良い状態にあると言えますね。それは練習中の選手達の表情
からも読み取ることが出来ます。彼らは最大限の力で取り組もうとしていますし、最大限の注意を払おうともしています」
水曜日の試合には何かしらの罠が潜んでいるのだろうか- 全ての試合には何かしらの落とし穴があり得ると言えます。
全ては私達がどんな姿勢で試合に臨むかという点に依存します。まずは各個人、そして集団として意識をしなければ」

新しい年が始まった。あなたが2016年に願うことは何か?- 私はどの年にもその時自分がやろうとしていることが上手く
行くようにと願います。このクラブが国内は勿論、国外でも重要な存在に戻るために一つ一つ積み重ねていくつもりです」
今日のParmaには最良の状態で機能するためのオートマティズムが存在していたようだ- “プレーすること”を志向する
クラブとの対戦は私達にとってもまた観客の皆さんにとってもより良いものです。私達は常にプレーを創り出そうと試みては
いますが、毎回必ず上手く行くわけではありません。選手達は目前の状況を的確に読み取って、局面を打開するための
突破口を見出さなければいけません。しかしながら私達が正しい姿勢で試合に臨みさえすれば何も問題はないのです」