▽昨季第14節関連談話・その5
†11月第3週後半に行われたL.Cacioli(Difensore)の当番会見より。
「水曜のLegnano戦(※第13節)では累積警告の影響で試合に参加出来ませんでしたが?- 試合に参加しないのは
辛かった。特にその前の日曜の試合(※第12節、V.Castelfranco戦)が幾つもの意味合いで苦さの残るものだったから。
同僚でもありまた友人でもあるC.Longobardi(Attaccante)の怪我は大きな打撃だった。この試合では何枚ものgialloも
貰ってもいた。私達は内容的には勝利に値していたが、実際には1Pしか持ち帰ることが出来なかった。それでも水曜の
試合で勝利して多少悔しい気持ちは晴れただろうか。ここからは厳しい3試合が待っている。まずは日曜の試合からだ」
「それでは、気持ちの切り替えは出来たのですか?- ああ。悔しい気持ちが全く残っていないわけではないがね」
「San Marino戦(※第14節)からの(上位クラブとの対戦が続く)3試合をどのように展望しますか- そのどれもが厳しい
試合になるだろう。もっとも、私達は決して強敵と言えないCastelfrancoにも勝てなかったがね…。それはさて置いてだ。
私が思うに、その中でもっとも厄介なのはSan Marinoだろう。彼らは勝利への強い欲求を持って試合に臨むはずだから」
「Legnano戦では流れの中からでは初めての失点を喫しましたね。あなたはその場にはいませんでしたが- Legnano戦が
“そのタイミング”だったのだろう。これでこの先に私がそういう形で失点に関与しても目立たずに済む(笑)冗談はさておき、
もし失点せずに終われていたなら、3-0で最高の形だったと思う。それまでに既に勝負は付いていたからもったいなかった」
「San Marino戦に関して、試合開催地を巡る論争が勃発していました。Spogliatoioでもその話題は出ていましたか?-
その話題には全くと言っていいほど興味がなかった。ピッチに立つ選手はプレーのことだけ考えていればそれで事足りる。
個人的には(通常の開催時間である)日曜に試合が出来るのは嬉しいこと。それは応援してくれるTifosiも同じだろう」
「San Marinoからは『Parmaには(試合開催に)協力しようという姿勢がなかった』との声明を発表しました- 私は自分の
ことを考えるので手一杯。彼らは『Parmaは我々を恐れている』とも言ったようだ。それが正しいかはすぐに分かるだろう…」
「日曜からの3試合の結果は今後の行方にどれほどの影響を与え得るものですか?- 何とも言えないが、小さくはない
影響が出るだろう。ここまでParmaはかなりの勢いで勝点を稼いでいる。このまま最終節まで進めば96~97Pを獲得する
計算だ。しかし他のクラブも頑張っているので、そう簡単には行かないだろう。それでもこの3試合に3連勝すれば有利に
なるのは確かだ。まずは次の日曜に控えているSan Marino戦のことだけを考えるべきだ。全てはそこから始まるのだから」
「San Marino戦から一つずつ謙虚な姿勢で臨むということでしょうか- LegnanoはParmaに対して“バリケード”を築くこと
なく対峙した。それに対してParmaは最初から『良いプレーをしたい!』という強い意志を持ってプレーをしていた。そして
―これは隠すことではないが―"Tardini"の(良質な)ピッチも味方をしたよ。(V.Castelfranco戦が行われた)Carpiのピッチ
(="Sandro Cabassi)は全くそれとは異なる状態だった。“バリケード”を築かない相手にはクオリティの違いが明確に出せる」
「日曜のSan Marinoは“バリケード”を築いてParmaの行く手を阻もうとするのでしょうか- もしSan Marinoがそうするなら、
AltoVicentino・Imolese・D.Rovigoも同じことをするだろう。彼らは優れた選手を擁する。90分間守ってばかりはいられない」
「M.Pera(A - D.Rovigo)とは定期的に連絡を取っているのですか?- 最後にPeraと話をしたのは1ヵ月半ほど前のことだ。
丁度彼が膝の怪我から回復した頃のこと。どうもそこからは絶好調のようなので、Parmaとの試合では休養を取ることを
お勧めしておく(笑)私にとっては尊敬できる友人。その力量からすれば今季も20~25得点は堅いね(※Peraは昨季に
Riminiで35試合出場・30得点を記録してRiminiのLega Pro昇格に大きく貢献した。今季も既に10得点を挙げている)」
「Riminiで一緒にプレーしていたPeraのことをParmaに推薦することはしなかったのですか?- いや、それはしていない。
そういう話があったとは聞いているが。それに私はCalciatore、プレーすることだけを考えていたい。実際、それは相当に
ストレスの掛かることなんだ。だからこの先に現役を退いても、AllenatoreやDirettoreとして働きたいとは思わないね(笑)」
†11月第3週後半のNapoliメディアでのC.Jorquera(Centrocampista - Bursaspor)の談話より、前編。
「Italiaでの経験を振り返って- 素晴らしいものだったよ。(所属した年の)Parmaが難しい時期に直面していたのは事実。
でもNapoliとの試合(※昨季第35節)ではPunizioneから美しい得点を決められた。それだけで全てがチャラになるくらいに」
「TurchiaとItalia、それぞれ異なる世界- 両国は全く異なる哲学で物事が動いている。ここでは戦術面の要求が少ない
けれど、"Calcio Italiano"ではそれこそが重要視される要素だ。Super Ligの方が楽しさや美しいプレーは多いと思うよ。
でも“一握りの規模の大きなクラブ”と“そうでないクラブ”との戦力差は歴然としている。Serie AはSuper Ligよりもその差が
小さくて、どの試合も気が抜けない。Turchiaでは元気に過ごせているよ。僕の中でのItaliaの位置づけは変わらないけど」
「Italiaでの思い出について- 素晴らしい思い出はありすぎるくらいにある。ここで一つ二つ述べると不公平になってしまう
くらいにね。ピッチの内外を問わず快適に過ごせていた。逆に思い出したくない記憶の話をするのは簡単。それは勿論、
昨季のParmaで明らかになった一連の問題だ。詳しい話は割愛するけれど、“異様な状況”が存在したのは確かだね。
残念な結末を迎えてしまった。Parmaは決して小さなクラブではないし、立派な歴史も持っているというのに…。本当に
罪深いことだよ!残念なことに僕ら選手の立場ではその結末を回避することは不可能だった。それでも新しいクラブが
立ち上がったのは良いことだ。新経営陣が少しでも早くクラブを“値する場所”に戻すことを願うよ。Tifosiのためにも…」
†11月第3週後半に行われたL.Cacioli(Difensore)の当番会見より。
「水曜のLegnano戦(※第13節)では累積警告の影響で試合に参加出来ませんでしたが?- 試合に参加しないのは
辛かった。特にその前の日曜の試合(※第12節、V.Castelfranco戦)が幾つもの意味合いで苦さの残るものだったから。
同僚でもありまた友人でもあるC.Longobardi(Attaccante)の怪我は大きな打撃だった。この試合では何枚ものgialloも
貰ってもいた。私達は内容的には勝利に値していたが、実際には1Pしか持ち帰ることが出来なかった。それでも水曜の
試合で勝利して多少悔しい気持ちは晴れただろうか。ここからは厳しい3試合が待っている。まずは日曜の試合からだ」
「それでは、気持ちの切り替えは出来たのですか?- ああ。悔しい気持ちが全く残っていないわけではないがね」
「San Marino戦(※第14節)からの(上位クラブとの対戦が続く)3試合をどのように展望しますか- そのどれもが厳しい
試合になるだろう。もっとも、私達は決して強敵と言えないCastelfrancoにも勝てなかったがね…。それはさて置いてだ。
私が思うに、その中でもっとも厄介なのはSan Marinoだろう。彼らは勝利への強い欲求を持って試合に臨むはずだから」
「Legnano戦では流れの中からでは初めての失点を喫しましたね。あなたはその場にはいませんでしたが- Legnano戦が
“そのタイミング”だったのだろう。これでこの先に私がそういう形で失点に関与しても目立たずに済む(笑)冗談はさておき、
もし失点せずに終われていたなら、3-0で最高の形だったと思う。それまでに既に勝負は付いていたからもったいなかった」
「San Marino戦に関して、試合開催地を巡る論争が勃発していました。Spogliatoioでもその話題は出ていましたか?-
その話題には全くと言っていいほど興味がなかった。ピッチに立つ選手はプレーのことだけ考えていればそれで事足りる。
個人的には(通常の開催時間である)日曜に試合が出来るのは嬉しいこと。それは応援してくれるTifosiも同じだろう」
「San Marinoからは『Parmaには(試合開催に)協力しようという姿勢がなかった』との声明を発表しました- 私は自分の
ことを考えるので手一杯。彼らは『Parmaは我々を恐れている』とも言ったようだ。それが正しいかはすぐに分かるだろう…」
「日曜からの3試合の結果は今後の行方にどれほどの影響を与え得るものですか?- 何とも言えないが、小さくはない
影響が出るだろう。ここまでParmaはかなりの勢いで勝点を稼いでいる。このまま最終節まで進めば96~97Pを獲得する
計算だ。しかし他のクラブも頑張っているので、そう簡単には行かないだろう。それでもこの3試合に3連勝すれば有利に
なるのは確かだ。まずは次の日曜に控えているSan Marino戦のことだけを考えるべきだ。全てはそこから始まるのだから」
「San Marino戦から一つずつ謙虚な姿勢で臨むということでしょうか- LegnanoはParmaに対して“バリケード”を築くこと
なく対峙した。それに対してParmaは最初から『良いプレーをしたい!』という強い意志を持ってプレーをしていた。そして
―これは隠すことではないが―"Tardini"の(良質な)ピッチも味方をしたよ。(V.Castelfranco戦が行われた)Carpiのピッチ
(="Sandro Cabassi)は全くそれとは異なる状態だった。“バリケード”を築かない相手にはクオリティの違いが明確に出せる」
「日曜のSan Marinoは“バリケード”を築いてParmaの行く手を阻もうとするのでしょうか- もしSan Marinoがそうするなら、
AltoVicentino・Imolese・D.Rovigoも同じことをするだろう。彼らは優れた選手を擁する。90分間守ってばかりはいられない」
「M.Pera(A - D.Rovigo)とは定期的に連絡を取っているのですか?- 最後にPeraと話をしたのは1ヵ月半ほど前のことだ。
丁度彼が膝の怪我から回復した頃のこと。どうもそこからは絶好調のようなので、Parmaとの試合では休養を取ることを
お勧めしておく(笑)私にとっては尊敬できる友人。その力量からすれば今季も20~25得点は堅いね(※Peraは昨季に
Riminiで35試合出場・30得点を記録してRiminiのLega Pro昇格に大きく貢献した。今季も既に10得点を挙げている)」
「Riminiで一緒にプレーしていたPeraのことをParmaに推薦することはしなかったのですか?- いや、それはしていない。
そういう話があったとは聞いているが。それに私はCalciatore、プレーすることだけを考えていたい。実際、それは相当に
ストレスの掛かることなんだ。だからこの先に現役を退いても、AllenatoreやDirettoreとして働きたいとは思わないね(笑)」
†11月第3週後半のNapoliメディアでのC.Jorquera(Centrocampista - Bursaspor)の談話より、前編。
「Italiaでの経験を振り返って- 素晴らしいものだったよ。(所属した年の)Parmaが難しい時期に直面していたのは事実。
でもNapoliとの試合(※昨季第35節)ではPunizioneから美しい得点を決められた。それだけで全てがチャラになるくらいに」
「TurchiaとItalia、それぞれ異なる世界- 両国は全く異なる哲学で物事が動いている。ここでは戦術面の要求が少ない
けれど、"Calcio Italiano"ではそれこそが重要視される要素だ。Super Ligの方が楽しさや美しいプレーは多いと思うよ。
でも“一握りの規模の大きなクラブ”と“そうでないクラブ”との戦力差は歴然としている。Serie AはSuper Ligよりもその差が
小さくて、どの試合も気が抜けない。Turchiaでは元気に過ごせているよ。僕の中でのItaliaの位置づけは変わらないけど」
「Italiaでの思い出について- 素晴らしい思い出はありすぎるくらいにある。ここで一つ二つ述べると不公平になってしまう
くらいにね。ピッチの内外を問わず快適に過ごせていた。逆に思い出したくない記憶の話をするのは簡単。それは勿論、
昨季のParmaで明らかになった一連の問題だ。詳しい話は割愛するけれど、“異様な状況”が存在したのは確かだね。
残念な結末を迎えてしまった。Parmaは決して小さなクラブではないし、立派な歴史も持っているというのに…。本当に
罪深いことだよ!残念なことに僕ら選手の立場ではその結末を回避することは不可能だった。それでも新しいクラブが
立ち上がったのは良いことだ。新経営陣が少しでも早くクラブを“値する場所”に戻すことを願うよ。Tifosiのためにも…」