松伏町の田園ホール・エローラで、一昨年3月以来、2度目の“地球のステージ”が行われ、知人たちと出かけました。昨日2月26日のことです。
*ステージを終わって。桑山紀彦さんと左にキーボードの石橋優子さん(切れてしまっていますが)。
<地球のステージ>というライブ・ステージは、医師・桑山紀彦さんが海外で医療支援活動をしながら撮影した映像と、その地での、人と人との体験を詩情豊かに歌い上げていきます。イラク、ソマリア、旧ユーゴスラビア、カンボジア、東ティモール、パレスチナで見た、紛争や貧困の中でいきる人間、中でも、明るく、たくましく生きる子どもたちの姿を、そのまま伝えていきます。
ついこの間(2009年)1月末には、イスラエルの爆撃のさなか、パレスチナ・ガザ地区で続けられた医療支援活動ことは、数多くのメディアにより何度も報道されました。
一昨年(2007年)3月に、私が、誘われて初めて観た<地球のステージ>は、埼葛地域のPTA役員さんらが実現したステージで、会場は、隣町・松伏町の田園ホール・エローラでした。
それから3度、今回で5度目の<地球のステージ>を観ました。 今、<地球のステージ>には、5部+アルファが、あるようです。今日は第1部の公演です。大学生(医学生)・桑山紀彦さんがインドをはじめ、世界中を歩き、次第に、海外での医療支援活動を始めることになったいきさつから入ります。
そうして、今回のステージの最後は、先日のイスラエルによる空爆のパレスチナ・ラサ地域での医療支援の日々がスクリーンに映され、歌われていきます。戦争・恐怖の深いトラウマを抱えて生きていく子どもたちへの思いを訴えました。桑山医師が持つ強く持続する意思が感動を呼びます。
世界の多くが非難したイスラエルによる空爆・攻撃でした。外国報道機関の入国が制限されていた時期でもあって、日本のメディアは、医療活動に併せて桑山医師の現地レポートに期待し、報道したのです。
【おまけ】
* 公演前のランチは、遠来の友人・清里のプルメリアさんをまじえて、<地球のステージ>クラス会風になりました。
* 私は、知らなかったのですが、アエラ(Aera)の最新号(2009.3.2号)に、桑山さんが寄稿されていました。プルメリアさんがコピーしてくれていました。
* いつも一緒の友人たちは、今日も、東ティモール産をコーヒーをフェア・トレードで扱う、とても美味しい<エルメラ・コーヒー>の試飲サービスを、会場のエローラでやって人だかりを呼んでいました。
*今、当地・庄和町では、かなりの雪が降っています。今シーズン初めてです。