桜川小学校(春日部市)校庭の桜一本伐採で祭祀、5月2日に見送りましょう(2011.4.30)

2011-04-30 23:34:05 | Weblog

*春日部市立桜川小学校の校庭には、ぐるりと桜の木(今年の入学式の411日撮影)

 2年前だったか、3年前だったか、桜川小学校の校庭の桜が道路拡張に伴って伐採される計画が聞こえてきました。入学式や進級の校庭に咲く、忘れられない思い出になる桜です。

*この道路が、向こう側に延伸し、左手の桜の木を伐採して道路を拡幅する計画でした。

<ほんとに最後の春には、桜を見おさめるお花見をしよう>と誰かれなく話していました。役所に聞いても、いつも“まだ決まっていません”でした。地域の皆さんやPTAさんから“桜を伐らないで”の声も上がっていったようでした。
 
それから、小学校では地域の人たちと校庭で“お花見会”を開くようになりました。

 そんな中に、道路拡幅は、歩道部分に桜の木を残して実施することに見直されることになったと聞きました。
 
今年2月の、南桜井駅北側・南側整備計画説明会でも、明確に説明されました。<南西角の一本だけは交差点の関係で、きらせれてもらいます>と。
 工事は数年先のことだな、と感じていたのです。
 
今年も4月になって、いつもの真っ白な満開を迎えました。

 先日、突然みゅーこさんからメールが届きました。
<皆さま、地域の情報として、桜川の桜についてです。ついに桜川小学校13番の桜が伐採されます>


◎13番桜伐採・抜根における祭祀
日時 5月2日 (月) 午後1時30分~
場所 桜川小学校校庭
神主 春日部八幡神社 小島氏
目的 八方除け祈願及び工事安全祈願
玉串 学校先生方 市役所職員 生徒の代表者 大垣建設

<道路工事業者からのお知らせを学校より頂きました。お清めが20人分用意してあるようですが、これは余裕があれば保護者もという程度です。もし、興味があれば『13番桜』の伐採を見届けてください。なお13番桜ですが、取り木に成功したようです>

*右手前の桜が、13番桜で切倒されます。

 小学校校庭の桜の木一本が伐採されます。たったそれだけのことですが、その桜の最後を見送る儀式に、立ち会ってみるのもいいか、と思っています。

 桜の木に、お酒を飲ませて、その日に一気に切り倒すかもしれません。よく知りません。太めの枝の一本をもらって帰るのもいいな、と思ったりします。


和幸楽器のエレクトーン・アンサンブルの祭典で、ウチの孫らの演奏を楽しむ(2011.4.29)

2011-04-29 23:27:50 | Weblog

*グループ名は、ジョイフル・キッズ(越谷の小学校3、4年 のグループ、演奏曲は“ノートルダムの鐘”。

 ゴールデン・ウィークに入りました。今日429日は、“みどりの日”だったのだが、いつの間にか“昭和の日”にかわっています。なんで変えたのでしょうね。昭和の時代は、天皇誕生日だったのです。113日は、戦前は“明治天皇の日”だったですが、今は“文化の日”です、“昭和の日”って時代に逆行みたいです。

 まあ、お休みであれば、理由はなんでもいい。

 もっともワタシは毎日が大型連休ですが、周りが休みの日は気分が違います。

 今日は、孫も出演する“エレクトーン・アンサンブルの祭典、いやコンテスト”です。



*まだ、ちゃんと足が届かない3年生です。いつもの普段着スタイルがいい。

 まずまずの楽しい演奏でした。本人は“ボクの音が聞こえなくて”とベテラン風な感想。皆と一緒のステージでは、自分の音がとれない、ワタシもステージでいつも思う永遠の課題です。コンテストの結果は、後で各教室で発表されるとのことでした。 

*グループ名“イスパニア・5”同じ北島祐子先生が指導。 

 

【おまけ】  

*会場は、さいたま市北区のノースプラザです。さすが埼玉県の県庁所在地さいたま市です。図書館、ホール、公民館(?)の素晴らしい複合施設でした。


追悼“キャンディーズのスーさん”、見事なおしまいに涙ボロボロ(2011.4.27)

2011-04-27 11:00:46 | Weblog

*朝日新聞2011年4月26日付朝刊 

 一昨日425日の夕7時のNHKニュース。キャンディーズの田中好子さんの葬儀が放映されました。故人がはっきりと死を感じている日の、327日の言葉が流されました。涙ぼろぼろになりました。なんという見事な言葉なのだろう、なんという見事な最後だろう、と感じました。

 

【おまけ】

*この頃、ワタシより若い人の死にやりきれない気持ちを持ちます。知人であろうがなかろうが、無念さを思うのです。流されたテープの“もう少し・・したかった、・・したかった”のリフレイン、くりかえしに無情を思います。

*キャンディーズの三人が“ランさん、ミキさん、スーさん”と呼びかけあっていることにも感動を覚えました。
*キャンディーズ世代ではありません。スーちゃんのカラーがブルーということも知りませんが、ワタシが生きてきた背景にキャンディーズが流れていたのだと明確に意識します。

*ネット上から録音を聞くことができますが、ここでURLを書くことはやめておきます。


“原子力明るい未来のエネルギー”原発誘致に頼った県行政、町行政(2011.4.25)

2011-04-25 22:14:58 | Weblog

*〝原子力の明るい未来のエネルギー”(双葉町)

 311大震災大津波は自然災害、天災です。“つながろう!東北”の気持ちはワタシにもありますが、福島第一原発事故は人災です。今や想定を超えた・・というのは通用しません。世間はもう完全に人災と断定しています。だからやりきれません。

 311から間がない頃、NHKのニュースのような番組に、双葉町の看板というかゲートに、原発と一緒にいこうとの町の決意を表した映像がよく登場していました。

町民の気持ちだから、このブログにその写真を載せたいと思って、テレビ見ながらデジカメを用意していたのですが、320日頃から全然見なくなりました。

 ひょっとして、<今となっては、ふさわしくない、まずい>の気持ちがNHKに働いたのかもしれません。

 でも、その看板は、町と町民の姿勢をわかりやすく示した写真です、百聞は一見にしかず、です。

 こういう時のネット頼みです。いくつか出てきました。

*“原子力正しい理解で豊かなくらし”

*〝原子力明るい未来のエネルギー”

 福島第一原子力発電所の1,2,3.4号機は大熊町に、5,6号機が双葉町にあります。この種のゲートは、双葉町ばかりのようです。

 

 原発を持ってこようとしたのは、1960年代初め、福島県です。その原発を、双葉町と大熊町の建設することをすすめたのは、町民でも町でもない、もっと上位の力・機関でしょうが、両町議会は、全会一致で決定しています。

 1960年代は、あちこちの海を埋め立ててコンビナート作りが真っ盛りの時期です。すでに原発計画があったのです。高度経済成長戦略に乗り遅れた福島県といえるかもしれません。

 従って、最近の全国の市町村で起きている“まちおこし”とは、ちょっと違うようです。

 今、全国的に、高齢化、税収不足から、まちに活力を持たせるため、企業誘致や大型商業施設誘致合戦です。それでも、本質は同じでしょう。原発誘致です。県行政も、町行政も、原発誘致に成功したといえるでしょう。

 全国の原発は、過疎地にあります。過疎地は、地域振興に原発に頼ったのでしょう、頼らざるをえなかったのでしょう。

 たしかに、県も市町村も国からの多額の特別交付金がでます。地方税の税源にもなるでしょう。豊かな町になったでしょう。福島県や佐賀県では、原子力発電所の稼働にかかる県税として“核燃料税”も果たしていると報道されています。これは、ある意味、危険リスクの代償の性格もあったでしょう。

 

 その町あるいは福島県にしてみれば、原発誘致は失敗失政といえるように思うのですが、今、原発事故になってさえも、そう簡単には言えないのでしょう。誘致から50年もたっているのです。 

*“地球にやさしいエネルギー原子力、人にやさしい大熊町”(大熊町) 

*“原子力郷土の発展豊かな未来”と掲げてあります(双葉町)、今となっては、空しいスローガンです。いつまでも取り壊すことなく“記念物”として保存されるでしょう。

 原子力発電は国策です。いつの間にか国策になっていました。国民の意思であったのかどうかは、疑わしいですが、国策だったのです。

 

 【おまけ】 

*日経ビジネスの広告、日本経済新聞2011年4月25日朝刊5面

*東電の罪と罰、原発の歴史は「ウソ」と「ごまかし」の連続。週刊誌ではあるが、日経ビジネス(4月25日号)です。ここまで、大胆な見出しでいいのかなあ

*事故前には、このような記事、安全性を疑う記事には、電気事業連合会が徹底的に抗議書を送りつけてきたようです。それは「報道統制」を思わせたといいます。その抗議の恐れがなくなったのかもしれません。
*今、原発が安全だと思っている人は誰もいないでしょう。

 

【おまけー2】

*雑誌「世界」(岩波書店)は一貫して、原発に警告してきました。最新の5月号も、すぐに買ってしっかり読みました。ここでは、事故前の1月号に載っている、福島原発を誘致した“双葉町”についてのルポルタージュを紹介します。
*タイトルは、「原発頼みは一炊の夢かー福島県双葉町が陥った財政難」、岩波書店は、事故後にネットに無料公開を始めました。
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2011/01/pdf/skm1101-3.pdf

 


春日部の藤まつり、空も人も晴れやかでした(2011.4.24)

2011-04-24 20:57:18 | Weblog

 *朝日さわやか連の女踊りさんが、公園で練習をしています。

 春日部市は藤の花の町、藤の花の咲く季節に藤まつりです。

 今日は朝からすっきり晴れた快晴です。この頃うっとおしい毎日を過ごしているワタシも、三味線片手に勇んで出かけます。

 春日部駅西口の藤通りは、人また人の波です。阿波踊り・朝日さわやか連の踊りを前に三味線をかかえます。一時間ほど弾きっぱなしの三味線の役目が終わったのが2時頃です。それから、歩道脇に並んだ市民コミュニティグループの屋台をブラブラとウィンド・ショッピング、というか、あちこちに5人程の知人が開いているブースを訪ねるツアーです。立ち食いをし、お付き合いにカンパのお煎餅を買い、そこそこお喋りをします。募金箱はありますが、大震災のことなど、誰も思っていないような、はしゃいだ笑顔の人の波でした。

*パレードが行く、庄和地区の川辺小学校マーチングバンド

 

【おまけ】

*この藤まつりの市役所内の担当部課は、市民参加推進課さんです。この頃、時々お話する市民参加推進課の皆さんの顔もありました。ご苦労様でした。大変だったでしょう、お疲れさん、です。


ソングス フォー ジャパンのCD販売開始、次は、ジャズ フォー ジャパン(2011.4.23)

2011-04-24 18:48:29 | Weblog

*左;3・11=Songs for Japan、右;9・11=AMERICA

 ソングス フォア ジャパン(東日本大震災支援)のCDがamazonから、今日(4月24日)送られてきました。この米国ミュージシャンによるCDが新聞に載った日、ネットからダウンロード販売が始まった3月27日に、amazonに注文していたものです。今や全国のレコード(CD)屋さんで販売開始されたことでしょう。

 収録曲やダウンロードの方法は、このブログに書いています。

http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20110327

 このCDを買うことで東北の被災者に募金できるわけです。

 大震災被災者支援に、ワタシにできることは他には何もありません。 

*Jazz for Japanも予約しました。

 もう一枚、今度は、ジャズ・マンが、ジャズ フォー ジャパン(東日本大震災被災者支援CD)を出します。

【収録曲】

CD1
1.処女航海 Mayden Voyage (ハービー・ハンコック)
スティーヴ・ガッド(ds)、トム・スコット(sax)、ビリー・チャイルズ(p)、ネイザン・イースト(b)、エヴェレット・ハープ(sax)
2. シュガー Sugar (スタンリー・タレンタイン)
エヴェレット・ハープ(sax)、クラレンス・マクドナルド(p)、レオン“ンドゥグ”チャンクラー(ds)、デヴィッド・T・ウォーカー(g)、デル・アトキンス(b)
3. ソー・ホワット So What (マイルス・デイヴィス)
スティーヴ・ガッド(ds)、トム・スコット(sax)、ビリー・チャイルズ(p)、ネイザン・イースト(b)、エヴェレット・ハープ(sax)
4. ソフィスティケイテッド・レディ Sophisticated Lady (デューク・エリントン&アーヴィング・ミルズ)
クリスチャン・マクブライド(b)、ビリー・チャイルズ(p)
5. フットプリンツ Footprints (ウェイン・ショーター)
リッキー・マイナー&トゥナイト・ショウ・バンド:マーカス・ミラー(b)、ウェイン・リンゼー(p)、ポール・ジャクソン・ジュニア(g)、テディ・キャンベル(ds)、デヴィッド・デローム(el-p)、ケヴィン・リチャーズ(perc)、レイモンド・モンテリオ(tp)、ミゲル・ガンデルマン(ts)、ギャレット・スミス(tb)、ランディ・エリス(as)
6. ワーク・ソング Work Song (ナット・アダレー)
ジョージ・デューク(el-p)、スティーヴ・ガッド(ds)、トム・スコット(sax)、ビリー・チャイルズ(p)、ネイザン・イースト(b)

CD2
1. この素晴らしき世界 What A Wonderful World (ボブ・シール、ジョージ・デヴィッド・ワイス、ロバート・バード)
クラレンス・マクドナルド(p)、レオン“ンドゥグ”チャンクラー(ds)、デヴィッド・T・ウォーカー(g)、マーカス・ミラー(b)
2. ミスターP.C. Mr. P.C. (ジョン・コルトレーン)
デロン・ジョンソン(p)、ラリー・ゴールディングス(org)、チャック・ベルゴーファー(b)、ピーター・アースキン(ds)
3. 身も心も Body & Soul (エドワード・ヘイマン、ロバート・サウアー、フランク・アイトン、ジョニー・グリーン)
マーカス・ミラー(b、b-cl)、ハーマン・ジャクソン(p)
4. コールド・ダック・タイム Cold Duck Time (エディー・ハリス)
ボニー・ジェームス(sax)、松居慶子(p)、リッキー・マイナー(b)、トム・ブレクトレイン(ds)、デヴッド・ペイチ(el-p)
5. ウォーターメロン・マン Watermelon Man (ハービー・ハンコック)
クラレンス・マクドナルド(p)、レオン“ンドゥグ”チャンクラー(ds)、リー・リトナー(g)、マーカス・ミラー(b)、ケニーG(ss)
6. インヴィテーション Invitation (ケイパー・ブロニスロウ、ポール・フランシス・ウェブスター)
ピーター・アースキン(ds)、クリスチャン・マクブライド(b)、ビリー・チャイルズ(p)
7. カンタロープ・アイランド Cantaloupe Island (ハービー・ハンコック)
アレックス・アクーニャ(ds、conga)、アルフォンソ・ジョンソン(b)、ハーマン・ジャクソン(p)、クラレンス・マクドナルド(el-p)
8. アイム・グラッド・ゼア・イズ・ユー I'm Glad There Is You (ジミー・ドーシー、ポール・マデイラ)(配信アルバムには未収録)
ボブ・ジェームス(p)

【おまけ】

*3月27日に、このブログに書いた、ソング ス フォー ジャパンの紹介記事には、驚くほどのアクセスがありました。今でも、かなりのアクセスがあります。

http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20110327

*ネットでダウンロード販売から購入が早いといわれても、やっぱり、少し待ってCDを買うのです


大震災激励、ズービン・メータのN響“第九”、NHK放映を録画したかった(2011.4.19)

2011-04-19 17:45:51 | Weblog

*朝日新聞2011年4月18日夕刊

 まあ、あまりテレビを見ないのです。ニュースだけでしょう。このところ大震災大津波それに原発事故で、NHK全番組がニュースです。消せなかったのです。たぶん状況は、そんなに変わっていないのでしょうが、だんだんと通常番組に戻りつつあります。

 この間の日曜(17日)夜、いささか“仕方なく”教育テレビのN響アワーを選びました。先週、確かベートーベンの5番“運命”と予告していたように思いましたが、第九合唱付きでした。

 私は、ときどきエセ・クラシック好きになりますが、第九は、この町でも<第九を歌う会>をやらないかなあと思うほど、もうポップス感覚で聞いてきました。

 

 このテレビ放映は、指揮者ズービン・メータの大震災後の日本への思いが実現した“特別なコンサート”だったのです。

 そんなことも知らずに、パソコン叩きながら聞き流していました。第1楽章と第4楽章だけだったのですが、その力強さに、気持ちがのめり込んでしまっていったのです。テレビ放映の交響曲に、こんな風に思えたことはなかったかもしれません。

 翌(18)日の朝日新聞夕刊は、<「東京・春・音楽祭」の最終日(4月10日)に、震災の影響で中止になったオペラ会場(上野)で、自らが企画したチャリティ公演だった>、<2300席を埋めた観客全員が立ち上がり、舞台からオーケストラが引き揚げた後も、言葉を送り続けていた>と、書いています。

 

再放送は、第1楽章~第4楽章の完全版で4月24日(日)朝5時頃~だったかな、 NHK-BSでやると言っていたと思います。

 

【おまけ】

*地震でくずれ落ちたのではありません。

*Video録画すればよかった、と思ったのです。といいながら、その4、5日に前に家人から発せられた“片付け指令”の第一に持ち出されたのが“Videoテープ”の山でした。“録っても観ることなかったでしょう!!!”がついていました。確かにその通りでした。今、このトシになったら、もう100%観ないでしょう。

*それでもテープのラベルに買きこんでいるタイトル、番組名を見ていると捨てる気になりません。本と一緒です。なんとかDVDに焼きなおそうか、と思ったりします。そんな手間と時間をかけても、観ないことは分かりきっているのです。


放射能汚染検査しているなら“生活クラブ生協”の食材に安心するのです(2011.4.18)

2011-04-18 09:19:01 | Weblog

*今日の桜;春日部市旧庄和のヤオコー前のしだれ桜、今が盛りです。

 昨日、春の日曜日だというのに朝5時起きでした。ウチの団地の“古紙など回収日”で、830分に古新聞を出すまでにスクラップを終えなければなりません。通常、切り抜く記事は、読んだ時に赤鉛筆でチェックしているのですが、切り抜くのは回収日の直前です。311日の大地震大津波があって、赤鉛筆チェック記事が多いのです。

 いつもの日曜の朝は、630分のラジオ体操も女性の掛け声です、7時半ごろには落合恵子さんがDJの“絵本の部屋”と続きます。

 落合恵子さんが小雑誌に、新聞記事のスクラップのことを書いていました、<・・・エネルギー問題に限らず、沖縄を思うときも、憲法を考えるときもまた。山口県の「祝島自然エネルギー100%プロジェクト」を報道する新聞記事を旅行カバンに入れて、明日は沖縄へ向かう>と。

*落合恵子さんがスクラップしたのは、この反原発行動を続けている“祝島”の新聞記事でしょう

 同じ“朝日新聞の切り抜き”を、ワタシもこのブログで書いています。
 http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20110408 

 その雑誌は、生活クラブ生協が出している“生活と自治、4月号(通巻504号)”です。今月号の【特集】は、<暮らしと電気・エネルギー>ですが、311日の大地震大津波とそれに続く“福島原発事故”は、出稿後のようで、全くふれていません。

 ワタシのウチは、埼玉生協と生活クラブ生協の“荷受け場”です。毎日の食材購入を主として生協に頼っていることは、昔からのことで、家人が決めたことで、ワタシはよく知りません。どちらの生協も、食材が届く時“ニュースレター”ついていて、ワタシもざっと目をとおします。

*生活クラブのニュースレター(2011年4月)
 
今日は、生活クラブニュース(生活クラブ連合会)201147日号にあった<東京電力福島第一原子力発電所事故に関する見解>の話です。

 生活クラブ生協の食材は、安全な食材であるという認識を持っていますが、今回の放射能汚染の恐れのある地域からの食材(消費財)供給にどう対応するか、を説明しています。

(1)牛乳、農産物、畜産物、水産物の放射性物質<セシウム(137134)、ヨウ素>の検査をして公表する。
(2)
1989年のチェルノブイリ原発事故時、国は「輸入食品の暫定基準値1㎏あたり370ベクレル」と定めていたが、生活クラブ生協は、「放射線セシウムについて国の10分の1の値である37ベクレル」という厳しい自主基準で運用してきた。しかし、福島原発事故の今、自主基準運用をせず、国の暫定基準に基づく運用する。自主基準の適用を徹底すれば、今後食材の供給が出来なくなることも予想されることを、理解してほしい。やむをえない対応策です・・・・。

 ワタシの住む町、春日部は、千葉県、茨城県、栃木県の県境です。福島原発事故と比較的至近です。日常生活に全く影響がないとは考えられません。野菜、魚、牛乳といった食材の供給地は、もっと影響を受ける場所にあるでしょう。

 政府発表で不可解なのは、“ただちに問題があるというのではありません”の“ただちに”と、問題ありとする野菜と同じ産地の“他の野菜”が、なぜ問題ないのか、はっきりしない点です。検査してOKなのか、検査していないだけなのか、はっきりしないのです。
 風評であたふたするワタシら住民を烏合の衆扱いにしますが、発表だけでは信じられないと考えての行動です。行政がかねがね市民に求めていた“自助努力”なのかもしれません。

*3月19日~4月4日の放射能測定検査結果が載っています。測定は、放射能汚染食品測定室と(財)日本食品分析センター

 だから生活クラブ生協の食材に、このようなお知らせと<検査結果>がついていることだけで、その安全に対する姿勢を思って、安心するのです。

【おまけ】

*新聞の天気図を見るように、<各地で観測された大気中の放射線量>図を見ています。今日の新聞では、4月17日午後の測定値は、さいたま市;0.059(毎時マイクロ・シーベルト)、つくば;0.16、小山;0.09 だから春日部市は、0.07ぐらいと推察します。

*庄和浄水場の水道水の放射性ヨウ素も、毎日の測定データが載っています。16日の採水からは検出されなかった。
*この、しだれ桜も、春日部市の南桜井駅北口再開発計画で、存在継続が微妙な場所にあります。


まず黙とうして、ジャズデイ春日部2011春が始まりました(2011.4.16)

2011-04-17 05:38:13 | Weblog

 *“がんばれ東北、がんばろう日本”とステージに掲げてジャズデイが始まりました。ステージには、ドリーム・スイング・キングダム。

 わが町、春日部にも待望の春です。晴れです。ワタシも久しぶりの“野外活動”です。決められた集合時間の1時間半も前から、会場の公園に出かけました。

 すっかりジャズデイの準備はできています。いつもの実行委員の連中に、“開いてくれた”ことを感謝しながら“開けたこと”を喜び合います。

 大震災支援の募金活動をしていくこと、節電に協力してステージ照明はなし、計画停電や余震への対応など準備して開催にこぎつけたのです。11時の開場で、すぐにお客さんがどんどん入ってきます。

 12時少し前に、開会のあいさつ、そして東北関東大地震大津波の犠牲者に黙とうします。そしてジャズデイのステージが始まります。

*春中チャレンジャーズのステージ

 トップは、春日部中学吹奏楽部です。さすが、マーチング・バンドで日本一レベル校です。中学生の可愛らしさあふれる演出もあって、楽しいステージでした。

 その次、私ら、スウィング・ベアーズ。伝統あるビッグバンドと紹介され、それなりに演奏、あっという間におわりました。

*スウィング・ベアーズのステージ(知人から送られてきた写真です)

スウイングベアーズ~ピテカントロピスの動画がネットに流れています。

http://www.ustream.tv/recorded/14057467

 

その次は、岩槻から初登場のピテカントロプスさん。重厚なサウンドでした。若い女性メンバーが多いのにです。

*ピテカントロプスさんのステージ

 そしてジャズデイかすかべのレギュラーバンド、ドリーム・スイング・キングダムさん。

 もう、その頃には、私らのメンバーは、ゆったりとジャズの時を楽しみます。酩酊ウトウト状態の人も。日差しは、もう初夏でした。

*アルトサックスさんの背中で眠っているベイビー。ワタシは、こういう**さんに、いいねえと思うのです。

*ドリーム・スイング・キングダムのステージ最後は、いつもゲストとの共演です。今日は、楽しくSING SING SINGでした。

 ゲストは、後藤雅弘さんとスイング・オールスターズです。何をやったんだったかな。思い出しています。

♪オン ザ サニーサイド ストリート♪世界は日の出を待っている♪ラバー カムバック トゥ ミー♪キャラバン・・・♪千の風にのって♪上を向いて歩こう・・・♪茶色の小びん♪この素晴らしい世界に♪聖者の行進・・・。 

 終演の430分すぎまで、いい空気の一日を過ごせました。たぶん今日、集まって下さった人たちは、皆そう思ったでしょう。大地震大津波のことなんて忘れていました。実行委員の皆さん、お疲れ様でした、ありがとうございました。

*今日の映像は、↓にあります。

 http://www.jazzdaykasukabe.com/digest/2011haru

 【おまけ】

*今日、朝11時19分、会場の公園で、地震を受けました。3月11日以来、初めて、外に立っていて地震を受けました。揺れるというより、ドーンと真下に落とされた感じを持ちました。

*東武野田線ストップ、メンバーの到着がぎりぎりになりました。ドリキンのいつものテナーとギターさんが間に合わなかったようです。

*夕刻7時のニュースでの、今朝の地震です。震源(×)は、太平洋上でなく、ここ春日部に非常に近い所でした。

 【おまけー2】


ジャズデイ春日部、いよいよ、4月16日(土)12時スタート(2011.4.15)

2011-04-15 16:47:31 | Weblog

 *今日の新聞折り込み広告に、ジャズデイかすかべのお知らせと、風評被害に負けないで、地元の野菜を食べましょうとスーパーかすみのチラシ。

 

“東日本大震災復興を支援しよう!Jazz dayかすかべ2011春”いよいよ本番です。

このところぐっと暖かい。明日416日(土)もお天気は大丈夫です。桜吹雪の中に公園ピクニック・コンサートが始まります。

 

 11時には、公園をぐるりと取り囲む商店会の屋台村が準備を整え開場です。毎回、皆さんの出足は早いのです。むろん席は前の方から埋まっていきますが、後ろの方のテーブル席がいい、屋台に近いし。焼き鳥、もつ焼き、しゅうまい、焼きそば、ざる蕎麦、などなど。

<震災に負けるな!がんばろう日本!>日本赤十字社の募金コーナーもできます。

 開演12時です。地元バンドは30分~40分ずつ演奏

♪春日部中学吹奏楽部;数々のコンクールで輝かしい成績を誇る“春中”です。吹奏楽部チャレンジャーズはマーチングの全国大会への出場など日本全国にその名をとどろかせています。

*スウィング・ベアーズ

♪スウィング・ベアーズ;1988年に旧庄和町で、地元のジャズ好きが集まって結成。結成23年になる伝統あるビッグバンドです。ジャズデイかすかべには毎年出演しています。

♪ピテカントロプス;岩槻で結成してまだ4年目です。自慢は、チームワークとコンマスです。コンマスはアマチュアバンド界の重鎮であり巨匠である“羽田弘”さんです。

ドリーム・スイング・キングダム

ドリーム・スイング・キングダム;ご存じ、春日部の社会人バンド。2000年に日本工業大学BJPフルバンドサークルのOBが中心になって結成。ジャズデイかすかべは第1回から全て出演のレギュラーバンドです。

♪スペシャル・ゲスト“後藤雅弘スイングオールスターズ”

後藤雅弘;クラリネット

後藤千春;ピアノ

鈴木正規;トランペット

阿部 寛;ギター

小林正人;ベース

楠堂浩巳;ドラムス

会場;春日部駅西口中央第4公園(春日部駅徒歩5分)

むろん入場無料

主催;ジャズデイかすかべ実行委員会【春日部TMO(春日部商工会議所・春日部市)・春日部西口商店会】

 

【おまけ】 

*今日15日金曜の午後、会場準備が始まっていました。 

*今日の桜;ジャズデイかすかべの会場の公園の桜は、おおかた散っていました。それでも私らスウィング・ベアーズは、“さくら さくら”を演奏します。やっと来た、春だから!


自粛やめて呑気に、白洲正子<自然への祈り>展へ(2011.4.14)

2011-04-14 12:36:16 | Weblog

*世田谷美術館(2011.4.13)で、

 大震災から1か月、テレビ>新聞から、ようやく雑誌が出てきました。論客の長めの、深い洞察を読むことができるようになりました。

 読んでいて、原発を推進してきた連中、経産省、原子力安全委員会、専門家=学者、安全保安院、彼らがどのように推進してきたかに気づき、だんだん不信感、それ以上に怒りに近い感情が湧いてきます。

 そのことを“このお遊びブログ”に書き始めて、・・馬鹿馬鹿しくなったり、まともなメディアに、まともな原稿を書くべきだと思ったりしています。

 それで、やめた、やめたと、昨日(13日)は呑気に“お花見気分”で、東京に出かけました。家人さんが行きたがっていた展覧会に行きました。 

*ロビーも節電で薄暗い。

 世田谷美術館の“白洲正子「神と仏、自然への祈り」展”です。

 国宝だの重要文化財だのを売り物にしているわけではありません。ワタシが子どもの頃に遊んでいたお宮やお寺に普通にあった神や仏が並んでいるように思えます。その頃、お宮やお寺の奥深くに鎮座されていたわけでなく、脇のちいさな祠(ほこら=小屋)の格子の中に、吹きさらっしの小さな神や仏です。ワタシは、それを覗くのが、けっこう好きでした。

 そういう神や仏を、心の芸術として、随筆に書かれた、世に出されたのが白洲正子さんです。見事な人生、生涯、生き方だった、と感じます。

 後年過ごされた邸宅“ぶあいそう=武相荘”にも出かけたことがあります。http://blog.goo.ne.jp/geibunkyou/d/20071123 (ここに書いています) 

*満開の桜の下で大勢さんがお昼のお花見をやっていましたが、これは、くぬぎの木です。

 世田谷美術館は2回目です。20年ぶりかも知れません。さすが世田谷区です。見事な公園=砧(きぬた)公園でした。都会なのに広い市民のための自然空間です。わが町より、はるかに自然を感ずることができます。

*現代の野仏でしょうか。お地蔵様のように、だれかが首にスカーフを巻きつけてあって、それが色あせて、野仏のようです。用賀駅からの道端にありました。

【おまけ】
*家人の主目的は、銀座の鳩居堂に行くことでした。ワタシには、何年ぶりかの銀座でした。

*軒に鳩の飾りがある鳩居堂です。

*昨日、地下鉄の中で余震に遭遇しました。10時半ごろでしょうか。地下鉄は急停車し3分程停まりました。乗客の誰もが黙っていました。 

*今日の桜;ウチの団地の中の公園です。枝が伸びるとすぐに切る住人がいて貧弱です。“桜 切る馬鹿、梅 切らぬ馬鹿”これ内緒です。


埼玉県議選の投票率29.52%、私の住む東14区(春日部市の一部も含む)(2010.4.11)

2011-04-11 18:12:48 | Weblog

*南桜井駅前(旧庄和町)での候補者の選挙カー。

 誰が読んでいるかわからないブログで宗教や政治の話はタブーです。でも禅の話とか大きな木に神を感じると書いてきました。今日は埼玉県議会議員選挙の話です。投票も開票も済んでいますから問題ないでしょう。

 ワタシは、選挙の投票に行くことは義務のように思っていますし民主主義の根幹だと思っていますから、100%とはいえませんが、それなりに考えて投票してきました。ところがです。埼玉県議選に誰を投票してきたか、全然覚えがないのです。

“どうだったかな”と考えこんでいたら、同じ町に住む知人が教えてくれました。この町には“県議選はなかったのだ、12年間無投票当選が続いていたのだ”と。

 

 まさに埼玉県“郡部”のスタイルだったのです。今は堂々の春日部市ですが、北葛飾郡庄和町です。これは、言うのも恥ずかしいド田舎選挙だったのです。

 5年前に春日部市になりました。でも選挙区はそのままです。

 昔のままの、埼玉県の東の端、江戸川沿い、北から、杉戸町+旧庄和町+松伏町=東14区です。

*東14区は、埼玉県の東のはずれです。
*氏神様境内の集会場が投票所(この看板の管理は春日部市選挙管理委員会のようです)

 

 今回は選挙になりました。有権者が9万人にいても定員は1名。候補者3人、①現県議さん(自民党)②現杉戸町議さん(立ち上がれ日本推薦)③NPO代表者さん(無所属)です。公明党さんも共産党さんも、なしです。

 しかも、3人とも杉戸町の人です。“どうした庄和町”“どうした松伏町”と思ってしまうのです。

 

 今は春日部市ですが、取り残された気分です。

 春日部市=東8区は、有権者16万人で定員3名。候補者も、①自民党現職②民社党現職③公明党④共産党⑤現市議(無所属・市議会主流派)の5名。まさに都市型の布陣です。

*埼玉県全体の投票率は39.54%で全国最低です(グラフの左端は71年で62.26%です。この長期低落の理由は県民の意識だけの問題でなく制度の問題でしょう)

*朝日新聞2011年4月11日朝刊13面

 

 東14区の投票率は29.52%、埼玉県下で低い方から2番目です。多くの人が投票に行かなかったのです。ワタシの住む旧庄和町だけの投票率は知りません。25%ぐらいでしょうか。
 春日部市=東
8区は、39.97%(約40
%)です。旧庄和町は、参加意識が低いといわれそうです。
 まあ、そうでしょうね、でも・・・ねえ。

  合併5年半、まだ、ままこ扱い気分です。選挙区割りを早く直すべきでしょう。春日部市との一体感は生まれません。

 もっとも市町村合併後の、こんな話は全国いたる所にあるようです。
“何か問題ありますか?”と聞かれて“いや、別に・・・”となりますが。

 

<参考(4月13日)>

①東14区町別投票率;杉戸町(35.01%)、旧庄和町(27.29%)、松伏町(23.70%)

②埼玉県議選投票率のワースト3

 ・東11区;28.36%(三郷市)

 ・東14区;29.52%(春日部市の一部、杉戸町、松伏町)

 ・東12区;31.96%(久喜市の一部)

 

【おまけ】

*今日の桜は、春日部市立桜川小学校の校庭の桜(旧庄和町)。今日は、入学式でした。


春、春日部の空、写真展、ララガーデン、市民活動センター(2011.4.10)

2011-04-10 19:12:23 | Weblog

 *Hiroki IMAIさんとMasanori MITSUYOSHI

さんの写真展は、4月11日(月)まで、です。

 世の中、今、大震災ウツというのがあると聞きました。被災者でもないのにです。バンドの練習のおりアルトサックスさんがNHKのテレビばっかり見ていちゃだめよ、話してくれました。

 それで今日は外に出ます。春日部の街中に賑わいを求めてクルマをだしました。

 同じ町のRikaさんのブログに、<ララガーデンでやっている写真展<春日部の空>に“いつも見ている風景”がありますよ>と。それで、まずララガーデンにクルマを停めます。

 写真展<春日部の空>は、2階のコミュニティ・ルームです。

*写真展の“写真を撮ることは一般的に禁止です”許可がおりません。これはイントロ部分です。無断撮影です。

 

 春日部の、空の写真です。雲の写真です。“あれっ”と思うのは、わが町、江戸川堤防での空です。撮影場所が書かれています。Rikaさんのブログに時たま登場する風景と同じです。“撮影場所;西金野井”です。ここには広い空があります。何とはなしに見ている空ですが、こうして並ぶと気持ちがなごみます。色鮮やかに切り取っています。

 ふたり展のようですが、今日の店番さんとちょっと立ち話します。若い世代が、春日部で写真展を持ってくれることに、すごくさっぱりした気持ちになりました。

*こちらは、ワタシの作品“春日部の空”です。ララガーデン駐車場から工事現場です。

 

 それから、正確にはその前にです。写真展の開場は11時でした。10時にクルマを停めてすぐに、近くの昭和楽器に行きます。416日の“ジャズデイかすかべ”のポスターをもらうためです。震災騒動(いや影響)でやる・やらないがなかなか決まらなくて、わが旧庄和エリアにはポスターが届いていないのです。
 ステージまわりの世話人・北川専務としばらく話します。
ララガーデン隣に、秋にオープンする“1000人のホールのある施設”“市民活動センター”におよび、オープニング・イベントをはじめとして、この地域の賑わいためにやっていきましょう・・・と。

*埼玉県東部地域振興ふれあい拠点施設(この長い名前が現在の正式名称)の輪郭もできてきました。

 9月末に“建屋(たてや・・・いかんこの言葉は、原発を思い出します)は完成、10月から内装に入り、オープンは10月下旬でしょうか。1000人ホールの11月分からの利用申し込み受付が始まっています。埼玉県の広報紙(4月号)にも、市の広報かすかべ、にも載っています。

 

【おまけ】 

 

*4月16日(土)のジャズデイかすかべのポスターです。<東日本大震災復興を支援しよう>とワッペンが貼ってあります。

*12時スタートです。1番は春日部中学吹奏楽部。2番がワタシら“スウィング・ベアーズ”です。1時少し前から演奏でしょうか。うまい春中の後で、ちょっと苦しい・・・かな。一曲目は、春だから“さくら、さくら”をやります。会場のいつもの公園の桜がもってくれるといいのですが。

 

*今日(4月10日)の桜は、いつもの図書館の桜です。昨日の強い風のせいか、春日部の桜は散り始めています。


弐千円札2枚が古本屋に売ることを頼まれた本にはさまっていた(2011.4.9)

2011-04-09 22:50:11 | Weblog

 *親だからネコババできないでしょう。

 もう随分前のこと、320日に息子の引っ越しを手伝いに行って、アパート6年間の沈殿物と一緒に200冊ぐらいの本を持ち帰りました。
 処分を頼まれていて、翌日、春日部のブックオフに
150冊ほど持ち込みました。3360円になりました。1冊20円です。まあ、そんなもんだろうとは思っていて、息子の仕事デザイン関係の本は、価値のわかってくれる千駄木の古本屋にでも持ち込もうと思っていて50冊ほど残していました。

 先日その残った本をパラパラめくっていたら、新品の弐千円札が2はさまっていました。

“おお・・・・”でした。ブックオフに売ってなくてほんとによかった。

 弐千円札って、使いにくいものです。

 どの本にはさまっていたか、今となってはわからないのですが、最近のことではないでしょうし、78年前の学生時代に“はさんだ”としたら、たぶん貴重な4000円だったでしょう。

 まあ、この弐千円札の発行ってなんの意味があったのでしょうね。西暦2000年に沖縄サミットの記念だったようですが。紙幣ですよ、なんか意味があったからやったのでしょうが、国民のためには何にもならない、国の遊び国の無駄づかいだったでしょうね。

 ずっと昔、お釣りに弐千円札をもらった時、トランプの“ババ”をひいたような気持ちでした。すぐに手放していました。

 自動販売機には使えないし、今ならコンビニででも出したら、お嬢さんにあからさまに嫌な顔をされるでしょうね。

 こうして使われない紙幣は、日本銀行が“まる得”するんでしょうか。

 そのうちに貴重になるぞ、値が上がるといって、使われないテレホンカードで、NTTが大儲けをしたのと同じですね。

 

【おまけ】

*ヤオコー午前10時30分の納豆の棚

*今朝10時半ごろ、近くのスーパー・ヤオコーに行きました。納豆がありました。“おかめ納豆”がありました。もちろん買いました。震災の影響も少しずつ治ってきているのです。夕方に行って納豆が買えるかどうかは知りません。

 

*今日4月9日夕刻、正風館です。桜やっと満開。


反原発の島(瀬戸内・祝島)の「電力は自前で」つくるという今年1月の新聞記事(2011.4.8)

2011-04-08 14:58:37 | Weblog

 *朝日新聞2011年1月19日付朝刊。このブログで<  >の文章はこの記事からの引用です。

 福島第一原発の事故が起きる前、今年119日の朝日新聞記事をスクラップしていました。
 <瀬戸内海に浮かぶ人口500人の小さな島、山口県上関町の祝島で、エネルギー自給率100%をめざす野心的なプロジェクトが始まる。約4キロ対岸で進む中国電力の上関原発建設計画に28年間ほぼ島ぐるみで反対を続けた島民と東京の環境NGOが手を組んだ。実現に向けた組織を立ち上げ、企業やアーティストらの協力で資金を広めく集める計画だ>

 ワタシは、岡山県で育ちました。高校生のころは2年間、広島県の大崎上島で、毎日瀬戸の海の中で暮らしていました。それから、水島(岡山県)、福山(広島県)の海を埋め立てたコンビナートも知っています。ただ必ず海に隣接することになる原子力発電所が瀬戸内海にできないことを願っていました。海が美しいからということでなく、人間の住む瀬戸内海に作るという乱暴なことはしないだろうな、とも思っていました。

 中国電力は日本海側の島根原発(1974)選びましたが、四国電力は、端の方ですが瀬戸内海に作りました。伊方原発(1977)です。
*祝島の漁業への補償金は10億円だったが。
 そうして今、中国電力が計画している(来年20126月着工、183月営業運転予定)、上関原発は、生活の海の真ん中です。

*祝島

 原発による“町おこし”“県おこし”ためでしょうか。ネットの例えばウィキペディアから、推進派、反対派の激しい攻防を読むことができます。山口県行政と上関町行政は、この場合は首長、議会ですが、“地域の発展のために原発誘致は不可避の立場”です。ある意味、国策です。原発に限らず、このような対立は、全国いたる所であります。

<県知事は、200810月に予定地の海面埋め立てを許可し、中国電力は0912年に国に原子炉設置許可を申請、同年10月からは海面埋め立て工事に着手したが、島民らの反対運動で中断。109月から試みているが、作業台船が予定地に向かうたびに漁船団が海上で抗議して、埋め立て工事は進んでいないのが現状だ>

<ただ祝島は海底ケーブルで届く中国電力の電気を使っており、反対運動への批判もある。「自然の力でエネルギーを自給できたら」との機運が島民の間で高まり・・>
ということのようです。

 1982年以来「自然とともに生きる生活を守りたい」と島民の多くが反対を貫いてきた。総額10億円を超す漁業補償金の受け取りも拒否してきた>のです。

 持続してきた志の強さを思います。
 そうして、ゼッタイ安全といわれてきた福島第一原発に事故が起きたのです。

*事故後の3月15日付の日本経済新聞

事故後の上関原発に関する動きは、このブログが詳しい。
http://blog.shimabito.net/

反対の立場<祝島>のホームページは、
http://www.iwaishima.jp/

推進の立場<上関>のホームページは、
http://kaminoseki.jp/

*3月11日の東北大地震で被災した子どもたちと保護者を祝島が受け入れる(朝日新聞2011年3月25日付朝刊)

【おまけ】
*ワタシも、原発はいらない、ハンタイの気持ち以上に、非常時に備えて屋根の上にソーラーパネルをのせようと本気に思っています。ただ、今の太陽光で集めた電気を売ってお金を節約するという考えで、単独での自家利用ができないのでなく、自家利用を中心にした太陽光利用を考えています。

*大げさに言えば、原子力利用をやめて、各自各家が電気を自己調達、自給自足することは、電気の地産地消につながるかもしれません。

【おまけー2】

*福島原発を誘致した“双葉町”についての、ルポルタージュが、雑誌「世界」2011年1月号に載っています。タイトルは、「原発頼みは一炊の夢かー福島県双葉町が陥った財政難」、岩波書店がネットに無料公開しています。
http://www.iwanami.co.jp/sekai/2011/01/pdf/skm1101-3.pdf