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今の日本では、年齢を重ねるとともに歯が悪くなるというイメージがあります

2018-10-22 14:25:09 | 日記
虫歯や歯肉炎、歯周病などにより痛みが出たり不調を感じてから歯科医院に訪れていませんでしたか?
実は痛みを感じて歯科医院を訪れたときにはすでに重症という場合がほとんどであり、一度削った歯は元には戻りません。お口のトラブルが発生する前に原因を作らないよう予防することが大切です。
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今の日本では、年齢を重ねるとともに歯が悪くなるというイメージがあります。通常、人間のお口の中には28本の歯がありますが、現在の日本では80歳で残っている歯の本数は平均でたったの5本です。それに対して北欧では80歳で平均20本です。ではなぜこのような差があるのかというと、日本人の頭の中に「歯医者は歯が痛くなったら行くところ」という考えがあるからです。外国と大きな差がついた最大の原因はそのような日本人の意識からくるものなのです。

虫歯
虫歯を作り出す細菌は食物などに含まれる糖質から酸を作り出します。その酸により歯が溶けた状態が虫歯です。お口の中では脱灰といって歯を溶かす作用と再石灰化といって歯を作る作用が交互に行われます。しかし、細菌から作られた酸により歯を溶かす作用ばかりが働いてしまうと、元の状態に戻すことができなくなります。これが、虫歯の始まりです。

歯周病
歯周病とは、歯の周りにある歯周組織が歯周病菌に感染することで、歯茎が腫れたり、歯茎から出血したり、最終的には歯を支えている骨が溶けて歯が抜け落ちてしまう病気の事を言います。毎日きちんと歯ブラシをしているから大丈夫と思っている方がほとんどだと思います。しかし、歯ブラシを一生懸命しても歯石(歯垢が唾液のカルシウム成分を含み固まったもの)とバイオフィルム(台所の三角コーナーにできるぬめりのようなもの)は落とすことができないのです。どちらもお口の中にある細菌のかたまりで、これらは歯科医院できれいにしてもらう必要があります。歯周病の恐ろしい点は、初期・中期には痛みをあまり感じることがなく症状がどんどん進行していきます。痛みや腫れが出てくるのは末期になってからで、それまでほとんど自覚症状がありません。
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歯周病と全身のつながり
近年、歯周病がさまざまな全身の病気に関与していることがわかってきました。
歯周病を引き起こす歯周病菌は、腫れた歯茎から血管に入り血流を介して全身に運ばれます。その結果、例えば「糖尿病」では血糖値を下げるホルモンの働きを邪魔するので症状が悪化します。また、「脳梗塞」では歯周病の人がそうでない人の2.8倍なりやすいという報告もあります。その他にも、「口腔ガン」「心筋梗塞」「肺炎」なとがあります。歯周病を長期間放置するとこれらの病気のリスクを高めることになります。早期に治療をしましょう。

虫歯は歯が溶ける病気ですが、歯周病は骨が溶ける病気なのです。

2018-10-22 11:52:04 | 日記
【ほとんどの大人がかかっている病気です】
35~44歳の人ではおよそ81%、45~54歳では85%の人が歯周病にかかっています。 
つまり、ほとんどの大人が程度の差はあっても、歯周病にかかっているといっても過言ではありません。
(厚生省歯科疾患実態調査1993年より)

【歯周病は、歯を失う大きな原因の一つです】
歯を失う原因の第1位は虫歯ですが、歯周病も虫歯の次に歯を失う大きな原因になっています。特に40歳あたりからは、歯周病の比率が高くなってきます。
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【歯周病は、歯を支える周りの組織に起こる病気です】
歯の周りには、歯を支える様々な組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)があります。歯周病は、これらの組織が細菌に感染して起こり、次第に歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けていく病気です。
虫歯は歯が溶ける病気ですが、歯周病は骨が溶ける病気なのです。

【歯周病は、生活習慣病です】
人は母親の胎内では無菌ですが、成長、発育過程で菌の感染を受けます。歯周病の直接の原因は、このようにして感染した細菌です。しかし、同じように感染した人たちが同じように歯周病にかかるわけではありません。 そこには、外的要因として個々のライフスタイルが密接に関係しています。 不潔、食生活の不摂生、喫煙などの悪いライフスタイルのために体の抵抗力が低下することによって発症し、進行してしまうと考えられます。

歯周病を治療していくには時間もかかりますし、症状が進行していれば最悪、治療の甲斐なく歯 が抜けてしまうこともありますので、歯周病はとにかく予防が大切なのですが、それでも日本人の多くが歯周病になってしまうのが原状です。 では残念ながら歯周病になってしまった場合はどのような治療を行っていくのでしょうか? 

もちろん一口に歯周病といっても原因、症状を悪化させている原因は1人1人異なりますので、歯周病を治療していく前に検査を行い、1人1人に適した治療を行っていく事となります。患者様のお口の状況はお一人毎に異なっていますので、生活習慣から個別に正確に把握し、歯周病検査を通し原因を分析し治療方針決定。担当歯科衛生士がマンツーマンで歯周病治療に、またその後のメインテナンスケアにあたります。
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プラークコントロール
歯周病予防、治療共に基本となるのが『プラークコントロール』です。プラークコントロールとは歯周病の原因である『歯垢(ぷらーく)=歯周病菌』の増殖を抑えることに重点を置いた予防、治療法で、正しい歯の磨き方や歯間ブラシ、デンタルフロスなどを使用してプラークコントロールをする事が歯周病予防、治療の基本なのです!

お口のことで気になることがある方、ご不安な方、まずはお気軽にご相談下さい

2018-10-22 11:10:38 | 日記
半年や1年などというものも珍しくありません。定期検診は、年齢や症状、歯磨きの善し悪しによりますが、小児は3ヶ月に1回、成人は6ヶ月に1回行います。歯の病気の原因は、歯に付いた歯垢(バイオフィルム)と歯石です。歯垢(バイオフィルム)と歯石さえきれいに取っておけば、絶対に虫歯や歯周病にはなりません。虫歯や歯周病は100%予防できるのです。歯周病は「沈黙の病気」と呼ばれ、自覚症状が無いままに進行していきます。歯医者に行くのは「歯が悪くなってから」と考えている方もいらっしゃると思いますが、 ご自身で気づいた時には、歯の周囲を支える骨がボロボロになっているケースも少なくありません。
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お口のことで気になることがある方、ご不安な方、まずはお気軽にご相談下さい。
「8020運動」とは、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という、1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している運動です。20本以上の歯があれば、ほぼ支障のない健康的な食生活が送れると言われています。運動開始当初は80歳~84歳の8020達成率は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、厚生労働省の調査(2005年(平成17年)歯科疾患実態調査)によると、21.1%、85歳以上でも8.3%にまで伸びてきています。ちなみに60歳~64歳で20本以上の歯がある確立は運動開始当初の40.1%から 70.3%まで伸びており、確実に自分の歯を保っている方が増えています。

スケーリング(歯石・歯垢除去)
スケーラーという器具を使用し、歯や歯周ポケット内に付着した歯石やプラーク(歯垢)を除去することです。歯石や歯垢は虫歯菌・歯周病菌の巣窟で、放置しておくと繁殖していき、歯や歯の周りの骨をボロボロにします。プラークはブラッシング(歯磨き)で取ることができますが、歯石になってしまうとスケーリングするしかありません。スケーリングをするためだけでも、定期的に歯科医院へ通うことをおすすめします。
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フッ素塗布
フッ素には歯の表面を強くする性質があるため、歯にフッ素を塗る(塗布)ことで、虫歯を予防します。お口の状態によって塗布の回数や効果は異なりますが、1年に2~4回塗布することで20~40%程度の虫歯予防効果があるとされています。乳歯の前歯が生える1歳頃から永久歯が全て揃うまで、定期的にフッ素塗布を継続して受けていただくと、虫歯予防に特に効果的です。塗布後20~30分はフッ素をなじませる必要があるので、食べ物や飲み物を口にしないようにしてください。