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今生の希望・・・それはすべて打ち砕かれねばならぬ・・・絶望の底にこそ・・・人は真の希望でおのれを救う事ができる」(加賀美陸名言集より)
という事で、めでたくご子息・加賀美新様はガタックの資格者となられました。その死と再生を見事に描いた(皮肉なしに)感動エピソード第22話でした。あらすじにつきましては公式サイトをご参照下さい。
今回の山場は何といっても加賀美のガタック変身でしょう。その山場を後半で描き切るために、コントは前半に集中させてありました。で、これが絶品

ビストロ・ラ・サルを貸切っての「おぼっちゃま君誕生会」。いそいそと飾り付けをするじいや。それを不満げに見るメイド服姿のひより。
「何者なんだ。あのじいさん。」
「おれが世界の宝なら、あの人は人類の宝・・・とでも言っておこう。」
相変わらず、天道君の言う事はわけが分からないね。でもまあ、天上天下唯我独尊男が一目置くほどの人物とは、何者か・・・確かに気になります。
そして誕生会の主役登場。
「ほう、これだけこじんまりとした誕生会は、俺の飼っていたうさぎの誕生会以来だ。」(神代剣名言集より) 言いたい放題ですな。
この後も、天道と神代、じいやのトリオ漫談『三すくみの敬意」やら、神代とひよりの「コマァグゥレ」漫才など盛り沢山の宴会芸が続々披露され、最後は影山君のバースデーソングで〆。
「今日は素敵な誕生日




こんなに素敵な誕生会なのに、加賀美君が欠席では、イマイチ盛り上がりません。その頃、彼は病室で上司の励ましを受けていました。
「加賀美・・・確かにお前は馬鹿だ。だが、俺はそんな馬鹿が嫌いじゃない。正しいと思ったら、ひたすら前に突っ走れ!それでこそ、加賀美新だ!」(田所修一名言集より) さすが、田所さん、加賀美のことをしっかり理解していますね。
こうして、加賀美は突っ走る事になりました。マコト少年を助けるべくワームの巣くう工場に突入し、結局自分の信じたものが幻影でしかなかった事を知ります。そして絶命。そんな加賀美にベルトを装着する謎の男。こうして加賀美は復活を果たしガタックに変身する事となりました。生まれ変わった加賀美が「人間不信」の塊と化すのかと期待(!)したのですが、違いましたね。マコトの姿をダブらせるワームに攻撃の手を緩めてしまいます。そんなガタックを爆炎から守って死んでゆくマコト・ワーム・・・
「甘いな、相変わらず。」
「俺は俺にしかなれない・・・でも、これが俺なんだ!」(加賀美新名言集より) 第4話を思い出させるエピソードでした。
それにしても、子が子なら親も親ですな。わけが分かりません。
「モーツァルトだったね?」
「は?」
「死者のためのミサ曲を作りながら・・・彼は死んだ。だが、その曲が彼を殺したのか、それともその曲への執念が彼を生かしたのか・・・」
「つまり、ガッタクはもろ刃の刃、ご子息の命を奪いもすれば、救いもすると・・・」
「モーツァルト!」
でも、ゼクトの幹部になる条件がはっきりしましたね。加賀美陸の迷言を翻訳できる事、ですな
