昨日うかがった茶会で出た
こちらのお菓子の銘は
「のりこぼし」とのことです。
でも「のりこぼし」は一般には
http://kamunagara.com/bun/norikoboshi.html
こんなふうな作られ方です。
茶の湯でいわれる約束とはだいぶちがった形ですね。
席主がそういうのですからそうなんだといわれても
これはやはりのりこぼしにはならないと思います。
おかしなお話。
教え子の結婚披露宴にでました。
彼らは祖父母にも感謝の花束を贈っていました。
先月、息子の友人が急逝しました。
浪人してまで入った念願の学舎で…おそらくは自ら命を絶ったと思われます。
直前の成人式にやってきて少し弱音を吐いていたようですが
門限までに帰ると言い残して帰って行ったのが最期だったようです。
「頼まれて生まれてきたんじゃない」と口にする若者が良くいます。
そんなとき、親は泣くのみでしょうか。
いや「なら、今一度、母の胎内にもどりなさい」とおっしゃるがよいと思います。
祖父母までいとおしむ新郎新婦。
そこまでお育てになったご両親の偉さです。
こんな詩を見つけました。
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命のリレー 中村 叶
あなたに父と母がいました
現在もいるかもしれませんし
死別したり 生別したりしたかもしれません
でも あなたの父と母が現在どうであれ
父と母がいたことに変わりはないのです
そして、父と母がいなかったら
あなたは産まれなかったのです
以下略