昨日は卒業式でした。
卒業式にはよくお赤飯が配られますが、
あれを「弁当」と間違える子どもたちがよくいます。
人生の節目にあたる式の時に配られる菓子を式菓子といいます。
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私が以前に勤めた学校では自前のたんぼで餅米を作っていたので
その赤飯を配ってましたが、食べかすが式後の教室に散乱していました。
本来は自宅に持って帰り、家族とともに祝いの心で食べるものなのです。
結婚式の口取りも同じ意味ですね。
ものを分け合って食べる風習は、
もしかすると人間にしかないかもしれません。
そういう意味を伝えていくのも伝統的な言語文化の教育の一つではないでしょうか。