隣りの吉田日記

レーサーが周りの景色気にしたらぶつかって死ぬよ

この子にしてこの親あり

2004-09-24 | 家族+さくら(猫)
今日は朝から憂鬱、昼から赤点先生の息子のせいで学校へ呼び出しだ。
一応全員三者面談はあり時間を選べるが、赤点組は有無を言わさず1時半集合。

午前中、同じ高校に息子をやってるM本さんからメ-ルがくる。
彼女は最初に勤めた会社の後輩で、たまたま息子同士が同じ高校に入学してから
又繁盛に連絡を取り合うようになった仲だ。

入学当初は成績が良かった彼女の息子も赤点呼び出し組になったらしい。
慣れてる私と違い心細そうだ、気の毒に。
突き放すように、とことん息子をけなしまくる話に笑いが止まらず、M本さんの息子への
深い愛情を感じた。

校門で同じ中学出身のM田君と会う。
私を見つけるなり「僕は日数が足りないんです」あっそうですか、家は皆勤賞ばい。

教室の入り口で今度はM田君の母と会う。
こちらもいきなり「うちは出席日数が足りなくてねぇ・・」親子似てんな~。

赤点取りすぎで進級危ぶまれるのと、出席日数が足りなくて危ぶまれるのとどっちが
いいか?留年したら会う人会う人「出席日数がねぇ・・」と言わんといかんぞ。
めんどくさくないか?

全員同じ教室で教務主任て人に脅され励まされ、その後各担任といよいよ三者面談だ。

待ってる間息子が「担任て28才らしい」としきりに言うので珍しいなと思っていたら
なるほど、どうみても35はいってる、ものすご老け込んでいる先生じゃんかわいそう。

とりあえず神妙に先生の話を聞く、隣で息子は「ハイッ!ハイッ!」と空しい返事を
繰り返している。その返事この場限りのものだと母はわかっている。
あんたねぇ黙っていたらものすごく頭良さそうに見えるんだけどねぇ。

頑張ります頑張らせますで終わり立ち上がる時、不意に私は先生に言いたくなった。

この子はですね先生、小2まで普通より勉強できたんですよ、でも2年生の終わりに
アデノイドができていた為、滲出性中耳炎になり全身麻酔で耳の手術をしたんです。
その後から何か違うんですよね、全身麻酔がいけなかったんですかねぇ。

冗談は通じそうになかったんで言わなかったが。
全身麻酔とはいわないが小2の時何かが変わってきたのは確かだ、息子も感じている。

私がよく使う、宇宙人にチップをうめられたのか?と言うと「それそれ!」と真剣な
顔でうなずいた。←中2の頃・・・。

それならそれで、なして宇宙人、出来が悪くなるチップなわけ?

教室を出たらのん気な親子はスコ-ンとさっきの話を忘れた。
部活を途中で抜け出して、又戻る息子の後ろ姿に「部活頑張ればいいじゃん」と
つぶやくのであった。
コメント
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