父帰る

4/26に家を出たお父さんは4/28には帰ってきた。普通の出張だった。

お父さんが帰ってこないと一番くつろいでいるのは、さくらだ。
リビングでごろごろしてると（私もか）さくらは少し開けた玄関から
誇らしげにかべちょろを加えて帰ってきた。

リビングに放すと、ちょいちょいと右手でかべちょろをつついて動かす。
尻尾が半分のかべちょろはちょろちょろと動きさくらを喜ばす。

あーよかったねーさくら、遊び相手が出来て、そしてお父さんが出張で。
かべちょろはだんだん弱ってきたのか弱ったふりなのか、よろよろと
ピアノの下に逃げ込む。さくらはピアノの下を覗き込み手を突っ込み
しばらく遊んでいた。

そのうちテーブルの上に上る。食べかけのおかずが入ってるお皿のにおいを
嗅ぐ。少し舌を出して舐めたりする。なんだかさくらも天敵のお父さんが
帰ってこないことを知ってるみたいにやりたい放題だ。

それは多分いつも以上に私がたしなめないからかな？
私はやりたい放題のさくらをずっと見ていた。見てるだけで面白いのにな。

お父さんは意地悪ばかりする。通りがかりにさくらを足先でイイイーッと
つねって見たり、さくらと目が合うと必ず「なんや！？」と聞く。

前世で、一人と一匹は何かがあったに違いない。

TVのチカラ

昨日の夜の７時過ぎにお父さんから電話がある。

「これから着の身着のままで東京に行かんといけんくなった！」
「ふーん・・大変やね」

電話切った後、もくもくと又妄想が始まった。

『失踪・・・かもしれん』

木の実ナナ、ではない、着の身着のまま出張なんて聞いたことがない。

高橋秀樹に励ましの言葉をかけられ、さくらを抱いてカメラに向かって
涙声でお父さんに話しかける私を想像した。

お父さん何か事件に巻き込まれたのかいな？グスッ
でも声は妙に明るかったし。

今日はすっかり忘れていたけど曼谷でランチ食べてたら思い出したので

家のお父さん失踪したかもしれん、でも明るかったと教えたら、店主が
「それは、これ、これよ～」と幽霊みたいな格好をした。

あれは女性のジェスチャーのつもりだったのかな。

夕方、サニーで買い物しながら「心配になって夕方１度メールしてみたんです」
と言わなくてはいけないので一応メールしてみた。

ほどなく携帯が鳴り
「もう一泊せんといかんくなった」

　・・・・・・

「そのまま来たからお金がないけん（渡してないしね）今ここに持ってるカードの
　通帳にいくらか入ってる？」

　・・・・・・

事件に巻き込まれたのかもしれん！明日帰ってくるかなー。

お久しブリーフ

下記の日記を最後に更新滞っていると、私がいつまでも息子と離れてメソメソしてると
思われてないか心配になったのと、Ｊ子さんのセクハラメールが怖くなり更新します。

行くつもりはなかった息子の入学式も下の日記の有様の両親は「やっぱ行こか」と
２週間ぶりに息子に会いに行ったところ、もはやすっかり田舎合宿みたいな生活に
なじんでいる息子を見て一安心でした。

しかし、４月になってもつながらないままの携帯に少し頭にきて、何の罪もない
ボーダフォンの案内係のお姉さんにチクチク控えめに文句の電話をし、窓にペタと
貼る外の電波を拾う室内アンテナがあるのを教えてもらい、付けてなんとか携帯は
つながるようになったけど。

いざつながってみても、これとて用事はないし。とりあえず、それほど知りたくも
ないどうでもいい事をメールで聞いても、見透かされたように絶対その答えは返ってこない。

その代わり「さくらに会いたい」とか「さくらの画像を送って」だのメールをよこすので
お父さんは「ダンボールに入れてさくらを送ってやれば」と言う。

ペット可のアパートなら送ってあげてもいいけどね。宅急便ではダンボール開けた時
うんこまみれになって飛び出してくるやろう。

と、私の方も息子のいない生活にすぐ慣れてしまったのでした。


それと、更新を鈍らせてた原因に娘の中学校名と部活名の２本立ての検索で訪ねて
くる人が続いてたので少し憂鬱だったのです。そんなに毎日検索するくらいなら
「お気に入り」でも入れてけろ。

別に知り合いに読まれてもかまわないけど、一番怖いのは娘です。お母さんは
こんなバカな日記をつけてる、それも私の事も書いてる！と怒られそうですもの。
ああ、いいネタになったのにな娘は。

ちなみに息子にも娘にもお父さんにもブログ始めた時はわざわざブログを開けて、
お母さんはこんな事始めたよって教えたのに３人とも「ふーん」って感じで誰も
読んだりしてない。

まあ私も、山川の母ちゃんのブログなんて見たくないだろうし。てなわけで家族の
事書きたい放題だったけど娘に関しては少し控えることにした。
ついでに娘に関する記事は見れないようにした。

あー残念、いろいろあったのにな、娘ネタ。