明日への道標~みんなが幸せになるために

さあ、また書き始めよう。どうしても伝えたいことがあるから。

英語は中学からが良い

2006-02-27 | 教育
>小学校の英語教育、教研集会でも賛否両論
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060227i105.htm

基本的に私は小学校で英語はやるべきでないと思っている。

よく、アメリカの子供は小さいうちから
英語を浴びるように聞いて英語ができるようになるのだから、
日本人の子供にも早くから英語を聞かせれば
出来るようになると勘違いしている人がいる。

確かに、母国語くらいの密度で聞けばそうなるだろうけど、
学校で週に数時間やるくらいじゃ、そんなの全然ダメだって。

それで、もし母国語みたいに時間が掛けられないのならば、
あとは、少ない時間で効率よく覚えるしかない訳で、
そのためには、一通りの文法なども理解できる
一定の論理的な思考力が必要になる。

それならば、中学に入ってからで丁度いいではないか。

もし、小学校で中途半端な英語をやる時間があるなら、
それよりも、国語や算数をキチンとやって、
物の考え方や論理的思考力を磨いておいた方が
よっぽどよい。

だから、小学校の英語など即刻廃止して、
国算などの主要教科のウエイトをもっと増やすべきだ。

一方で、中学に入った後であるが、
せっかく英語を本格的に始める時期なのに、
今や公立の中学校では英語の授業は
週に3回というのが標準らしい。

逆に、この時期こそもっと英語をやらせるべきだろう。
仮に週休2日を維持するとしても、
週5回は英語の授業をやって、
徹底的に英語の基礎を叩き込むべきだ。

訳の解らない「総合」の時間を削って、
英語に充てたらいいだろう。

今、私立では週に6時間、7時間の英語の授業が
ある所まである。

このままでは、公立と私立の教育格差はますます拡大し、
「生まれ」によって得られる機会の差がどんどん大きくなる。
それがあまり進めば社会は活力を失ってしまう。

と、ちょっと、話が広がってしまったが、
小学生での英語は無くす一方で、中学以降の英語は
ドラスティックに増やすべきだというのが私の考えだ。

とは言っても、だいたい世の中は、
いつも私の考える反対に進むんだけど。

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