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2/25ダイブログ

2018-02-25 16:33:10 | ダイビングログ
今日は「琴浦・小間方面、新谷岬」でダイブをしました。
(スタッフ・本間が更新)

水面水温:9℃、水底水温:9℃、透明度20m前後でした。

朝は厚い雲に覆われ、雪も舞う冷たい空気。
でも昼前から青空と日差しも見られ、春らしさの感じられた1日でした。
透明度は今だ良好!
ただ水温は9℃台まで低下していて、中層にサルパ類が増えてきたので、春濁りも目前です。

1ダイブ目は「小間」方面へ、ホテイウオの抱卵を見にいきました。
もう幼魚も見られているようですが、まだ抱卵は続いていました。
体がボロボロになっても抱卵続けているホテイウオ。健気です!!
水温低下で魚群は減りましたが、ウミウシ類は確実に増えています。
可愛いアリモウミウシ類のペアが見られました。

2ダイブ目は、今年の初ボートダイブで「新谷岬」へ。
透明度良くて、海底から立ち上がるウォールの地形が雄大に見られます。
その壁面につくオノミチキサンゴ・ムツサンゴなどが、ポリプを開いて花畑のようでした。
魚群は少な目ですが、時折ホッケや産卵期のクダヤガラ(群れ)が見られました。
近年個体数の減ったミズダコも出てましたね。

10℃を下回ることの少ない佐渡の海では、最低ランクとも言える水温です。
キンキンに冷えてる感じですが、海の環境にとっては大切な水温低下なので、この状況を歓迎したいと思います。
強烈な春濁りになる可能性もありますが、生物達のブルームが巻き起こってくるからです!!

見られた生物⇒

ホテイウオ(抱卵)、ホッケ、クロダイ、メジナ、スズメダイの群れ、クダヤガラの群、ウミタナゴ、イソハゼ、イチモンジハゼ、キヌバリ、チャガラ、サビハゼ、ニシキハゼ、メバル、コケギンポ、ヒメギンポ、ヘビギンポ、ハオコゼ、スイ、アイナメ、クジメ、アサヒアナハゼ、アナハゼ、キヌカジカ、トビヌメリ、カワハギ、アミメハギ、クサフグ、マフグ、

アメフラシ、クロヘリアメフラシ、ウミナメクジ、ホウズキフシエラガイ、アズキウミウシ、アリモウミウシの仲間、スギノハウミウシ、アオウミウシ、シロウミウシ、オトメウミウシ、ジボガウミウシ、エムラミノウミウシ、アカエラミノウミウシ、オトメウミウシ、コザクラミノウミウシ、

マダコ、ミズダコ、ミサキコウイカ、サザエ、メガイアワビ、クロアワビ、コシマガリモエビ、サラサエビ、モエビの仲間、ウミカラマツ、オノミチキサンゴ、ムツサンゴ、タコノマクラ、トゲモミジガイ、モミジガイ、アカヒトデ、イトマキヒトデ、マボヤ、アカシマコブウミシダ、シマウミシダ、ウテナウミシダ、









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