ふうてんの猫の猫耳東風的フリチベ生活

働きながら和製MBAと工学博士取得をしていた自称苦学生バックパッカーの日記。
今は学位もとって大阪で技術戦略考えてます

引きこもり平均30才越え 社会の引きこもりの高齢化を示しているとは限らない(統計に騙されすぎ)

2008年04月11日 | 格差社会を考える
引きこもり 平均年齢30歳超す
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=457064&media_id=2

 全国引きこもりKHJ親の会(奥山雅久代表)の会員を対象に毎年行われている調査で、引きこもり状態にある人の平均年齢が初めて30歳を超えたことが分かった。新たに引きこもりとなる若年層がいる一方で、長期間にわたり引きこもりから抜け出せない30~40代の層が確実に増えている実態が浮き彫りになった。

 境泉洋・徳島大学准教授らが、会員を対象に07年11月~08年1月、記入方式でアンケートし、331人の回答を分析した。

 それによると、引きこもり本人の平均年齢は30.12歳で、男女別では男性30.35歳、女性は28.87歳。最年少は13歳、最年長は52歳で、引きこもり期間は平均8.95年、最長は25年だった。

 同会の会員を対象とする調査は02年から毎年行われており、平均年齢は02年が26.6歳、前回調査の06年は29.6歳で、上昇を続けている。親の高齢化も進んでいる。平均年齢は父親が63.23歳、母親が58.28歳だった。

 「家族から見て引きこもり本人が要望している支援は何か」という問いでは、「経済的支援」が最も多く50%以上で、「カウンセリング」や「医師の診断」を上回った。自由記入欄には、「安心して死ねる体制を整えてほしい」「社会保障制度を確立してほしい」など自身の死後を不安視する声が目立った。

 奥山代表は「本人と親の不安が家庭の破たんにつながり、親殺しや心中、自殺などの最悪な事態が出始めている。何らかのセーフティネットがあれば、安心感にもつながる」と訴えている。

 同会では、ファックス(048・758・5705)で相談を受け付けている。【市川明代】


この記事で30歳超えて引きもこりってどうよ
という意見が多くて、僕も激しく同意

先日も母親が働けというので殺したヒキコモリのニュースがありましたが、まぁなんか、頭悪そうです
# 母親殺したら引きこもりできないじゃん

で、このニュースを読むと

「 同会の会員を対象とする調査は02年から毎年行われており、平均年齢は02年が26.6歳、前回調査の06年は29.6歳で、上昇を続けている。親の高齢化も進んでいる。平均年齢は父親が63.23歳、母親が58.28歳だった。 」

とあるわけで、親が高齢化が進んでいる
ということは、あるときにヒキコモリ連合として結成した会が、毎年確実に年齢を重ねていった結果として、親もヒッキーも年齢があがった 
というだけで、社会全体のヒキコモリが高年齢化しているという話にはならないんだよね

これって統計学でいうところの母集団に偏りがあるわけです
ある年に結成した組織の構成員の平均年齢が30歳を超えたというのは、単に、組織が老化しただけです

みんな統計に騙されすぎ

ガンダムファン 30代に
とかと同じ理屈である年に流行ったとか、ある年に結成したというバイアスがかかれば、こうなるのは当たり前。
あと10年もすると、40代ヒッキーって日記がかけるよ。 10年先にmixiがまだあればね。

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