寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

笹木恒子さんが逝ってしまいました

2019年06月23日 23時06分53秒 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、中学の同級生のNさんと電話で話をしました。喜寿の記念同期会を松島の

ホテルで行ってから5年ほどの時間が経過しました。同期会で会った友人達はだん

だん人数が減っていき、寂しい限りです。もう会うことも少なくなったので電話で

話をするのが楽しみになりました。

 Nさんのとの話は小学校や中学校の話で盛り上がりました。恩師達の消息や同級

生の思い出話は、悲しいことが多くなりましたが懐かしくもありました。その中で

笹木恒子さんが亡くなったという話がありました。笹木さんは秀才肌の人でした。

筆者が宮城県のS村に移住し、転居手続きにいった役場の前で初めてあった人です。

当時はお人形さんのような可愛い人でした。しかし彼女が話す言葉は理解できませ

んでした。それが方言だと言うことを知るには少し時間が必要でした。方言にはそ

の後も理解に苦しみましたが、S村の新しくできた友人達の方が私に合わせてくれる

ようになりました。高校を卒業してからほぼ毎年開かれた同期会には筆者はあまり

出席できませんでしたが、最後の会には出席できました。そこで笹木さんとお会い

できるかと期待していたのですが、体調が悪いとかで出席されず残念でした。

 笹木さんは、病院に入っていたようですが、仲間と合唱を楽しんでいたと言うこ

とでした。思い出はたくさんありますが、機会ができたら書くこともあるかと思い

ます。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *

 話は変わりますが、本年9月中に2冊目の小説が大手の出版社から出版されるこ

とになりました。少々長い作品になってしまいましたが、高校生の勉強する意味と

努力法についてそして素晴らしい人との出会い、愛を育てていった話を書きました。

人が生きていくためにはいろんな人たちとの出会いを大切にすることメインテーマ

にしました。総ページ数約700ページ弱ほどになってしまいました。

 原稿を読んで下さった方々は、高校生に是非読ませたいと言って下さいました。

お世辞にしても嬉しいことです。次回作品はSF小説にしました。人類の行く末を

テーマにした作品にしたいと思います。(20190624)

 

 

 

 

 

 

 

 


山根子典子さんが逝ってしまいました

2019年06月04日 22時42分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

山根子典子さんが逝ってしまいました.

 同窓会報が送られてくると、訃報の欄を初めに見てしまうのは恥ずかしいと

思いますが仲間に聞くと同じことを言っているので少し安心しました。山根さ

んの訃報を見たのは昨年になりますが、山根さんにはいろいろお世話になった

ことを紹介したいと思います。その前に教育的なことを少し紹介しましょう。

学生時代有機化学の実験の際に失敗したことがありました。実験の指導書に

書いてあったある合成実験で ”酸を入れると猛毒のガスを発生するので絶対

に酸を入れて”ここで改行されていたことをうっかりして酸を入れてしまうと

ころでしたが、周囲の仲間がそれに気付いて慌てて止めたことがありました。

このことが教訓となって指導書は最後までよく読んでから実験を始めること

が実施されるようになりました。もう一つの例は丸底フラスコの中に薬品を

入れて反応させる実験でしたが、昼休みに実験を始めていたのですが、なか

なか反応が始まらないのでどうなっているのかと上から覗いたのです。運悪

くそのとき激しい反応が起きて彼女の顔面に薬品がかかってしまいました。

そのために彼女の顔はケロイド状になってしまいました。ちょうど私が近く

にいたので彼女を抱えて水道蛇口の下に持って行き鼻をつまめと言って顔を

流水でしばらく洗いました。そして救急車で病院に運ばれていったので傷は

ほとんど残らず元のようにきれいな顔に回復しました。化学実験はちょっ

とした不注意によって思わぬ事故につながることがあります。指導者の方

々そして実際に実験を行う方々、十分な準備をしてから実験を始めましょ

う。こういうことは実験だけに限りませんが。  山根さんは私と同じよう

な考え方をすることが解りました。私は親に ”自分がやられて嫌なこと

を他人にするな”と言われて育ちました。山根さんは逆に ”他人にお世話

になったことがよほど嬉しかったと見えて困っている人がいるとお世話を

するようになった”ようです。この例はまだ当事者が生存しているので書く

ことを控えますが、私の場合と表現がまるで逆なのも面白いですね。山根

さんの方が積極的だったといえるようです。   山根さんは就職してからも

きちんとした仕事をするので、絶対的な信頼を受けていました。もっと親

しくお付き合いさせていただきかったと残念に思います。

 遅ればせながら、山根さんのご冥福をお祈りします。


ドラマ「Dr.コトーの診療所」を見て

2019年06月04日 11時14分25秒 | 日記・エッセイ・コラム

ドラマ「Dr.コトーの診療所」を見て

 最近のドラマは、過激な表現が多くなっていますね。もしかしたらそれが

社会に影響しているのかもしれません。あるいはその逆という方もいるでし

ょう。私たちは報道によってしか社会でどんなことが起きているかを知るこ

とができませんが、なぜか人間性を欠いた事件が多くなってきたように見え

ます。 登校途中の児童生徒に包丁を持って次々に刺していくという事件が

最近発生しましたね。この事件では二人が亡くなり多数の幼稚園児が被害を

受けました。なぜこんな事件が起きるのでしょうか。最大の原因は、やはり

政治の不透明感にあるのでは無いでしょうか。その中で、日本人の雇用を放

っておいて、外国人の雇用を推進するという。その理由は、日本人を募集し

てもあまり応募してこないからと理由付けする。なぜ応募しないかについて

考えてみると、仕事量に見合った賃金が支払われないからと言うことのよう

ですね。かなりきつい労働をしても生活が楽にならないからです。そのため

に結婚して子供ができると言うことも含めた将来の展望が全く見えないから

でしょう。社会から他人に被害を与える内容を無くすために、TV番組から

殺伐なシーンを無くすあるいは少なくする努力をしていただきたいと思いま

す。

 さて表題のTVドラマは現在再放送されているどらまですが、なかなか

面白いと思いました。離島の診療所へやってきた外科医のコトーの日常を描

いているのですが、前僕な島民とのやりとりがあり不信感を抱いていた人た

ちが少しずつ信頼していく様子がよく出ています。Dr.コトーは真剣に島民の

健康を見守りながら自分の人生をしっかり見ていくことが私たちの共感を呼

ぶのでは無いでしょうか。このようなドラマが増えると社会も住みやすくな

っていくのでは無いかと思います。(2190604)