寓居人の独言

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記憶に残っている映画(69)「イルカの日」

2017年05月27日 14時27分15秒 | 寓居人の思い出話

 チンパンジーやゴリラなどの霊長類の研究は、京都大学が

有名ですね。チンパンジーやゴリラを研究対象に選んだのは

両者ともに高い知能を持っていると推測されたからです。

「イルカの日」という映画は、知能の高いイルカに言葉を教

えている研究者とイルカの心の交流の話です。イルカと対等

に会話ができる日を夢見て懸命に言葉を教えている内にイル

カが少しずつ言葉を覚えていき、研究者の言うことを理解で

きるようになると、それを悪事に利用しようとするグループ

が現れます。人間に意思が通じるようになったイルカに大統

領暗殺を命じるという設定で話は進行します。

 知能の高い動物を殺してはいけないという団体がのほんの

イルカ漁を批判したり、捕獲を妨害したりしています。しか

し今の世界では、細工の知能を持っているとされる人間が、

同じ人間を殺していますね。しかも何も悪事に荷担したとい

えない一般人をです。そうかと思うと人を殺すための道具、

つまり武器を開発しそれによって世界を恐怖に陥れている国

もあります。その国をまた利用しようとする国もあるようで

す。人間は世界をどう指定と思っているのでしょうか。使い

切れないほどの富を抱えることも 富を持っている他人を殺

傷してもそれを奪いたい。あるいはすべての国を自分と同じ

考え方の国にしたい。と考えるのですね。無意味だと思わな

いのでしょうか。そういう考え方に拘っていれば、いつかは

破滅のときが来るのは、歴史が証明しています。何故人は、

先人達の失敗を繰り返すのでしょうかね。

 かって、私は若い人たちに人間の世界から争いをなくすこ

とができるかと問うたことがありました。

 人間の愚かな行動をどこで断ち切るかが今後の世界のあり

方を決定する最も重要な問題です。ほとんどの人はその方法

を理解しているはずですが、自分一人では何もできないと感

じてしまうのですね。勇気を出して自分のできる方法で、欲

望渦巻く世界を争いのない世界にしたいものです。

 そのためにイルカの協力を願うのは一つの方法ですね。

 イルカに悲しい鳴き声を上げさせないようにしたいもので

すね。


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