クール・ランニング
cast >> Leon, Doug E. Doug, Malik Yoba, John Candy, Raymond J. Barry, Peter Outerbridge ...
music>> Hans Zimmer
director >>Jon Turteltaub
soundtrack >>
1988年、カルガリー冬季オリンピックで世界中に注目されたチームがあった ーーー それは冬季オリンピック史上初の、雪も氷もない “南国ジャマイカのボブスレー・チーム”。彼らの実話を基に映画化した、愉快で心「暖まる」スポーツ・コメディ。監督はジョン・タートルトーブ( "INSTINCT" )。
ジャマイカの陸上競技 100m の有力選手デリース(レオン filmography )は、オリンピック出場を目指して練習に励んでいた。しかし不運にも最終選考会で転倒に巻き込まれ、夢を絶たれてしまう・・・。が、どうしてもあきらめきれない彼は "ボブスレー" のことを知り、常夏の南国ジャマイカ始まって以来の "冬のオリンピック" 出場を思いつく。早速彼は幼なじみでお調子者のサンカ(ダグ・E・ダグ "Shark Tale" ← バーニーの声)や、転倒事故で同じく夢破れたユル(マリク・ヨバ "Why Did I Get Married?" )とジュニア(ロール・D・ルイス)を巻き込んで、過去に2度 "金メダル" に輝いたアメリカ人選手アーブ(ジョン・キャンディ "1941" "The Blues Brothers" )をコーチに招いて練習を開始。彼らは雪と氷の世界で、クールでホットな “ジャマイカ旋風” を巻き起こすことができるのか・・・・・?
どちらかというと暗く辛い「スポ根映画」になりがちな話を、南国特有の軽快さを活かし、レゲエのリズムに乗せて爽快に描いています。ボブスレーについて何も知らない彼らが、徐々に友情を深め成長していく姿は、周囲の人々の関心を “好奇 ”から “好感” へと変えていく・・・笑っちゃうけど、ホロリときます。過去の不名誉を抱えながらも選手たちを導くコーチ役を好演したJ・キャンディは、本作公開後 43歳の若さで他界しています(残念)。
ちなみに本作は、同じく実話に基づいた作品 "Remember The Titans" 同様、ディズニー作品。音楽を担当したハンス・ジマーは、'94年『ライオン・キング』でアカデミー賞作曲賞とゴールデン・グローブ賞音楽賞をダブル受賞するなど、賞レースの常連。作曲活動に加え、『ドリームワークス映画音楽部門』の代表も務めています。
"The Harder They Come" から「21年」・・・感慨深いなぁ。
ちなみに "I Can See Clearly Now" は、ジョニー・ナッシュのカヴァーです。
関連本 >> 『クール・ランニング物語 ジャマイカ・ボブスレーチームの軌跡』… 本作のモデルとなった名選手が語る真実の物語
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